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[再稼働]大飯原発視察その1「視察の現場・電力不足の根拠・二次評価って?」 古賀茂明氏3/20報道ステーション(動画・内容書き出し)

私が今、どうしても最優先に阻止したいもの
それは「原発の再稼働」と「がれきの広域処理」です
再稼働に関しては、野田が政治的判断で再稼働を決めると豪語しており、
首相、官房長官、経済産業相、そして原発事故担当相のたったの4人で
日本の未来を左右することを決めてしまうというのです。
日本は何時から、独裁国家になったのでしょうか?

大飯原発を視察した結果の報告です。
原発を稼働したいがために
原発以外の電気を供給する事に対して何の手も打っていない関西電力の姿がはっきり分かります。

電力会社は電気を供給するのが仕事。
なのに、この一年間何をしていたのでしょうか?

原発の再稼働の事しか考えていないようです。


再稼働目指す原発で見たものは 古賀茂明2012年3月20日

20120320 再稼働目指す原発で見たものは 古賀茂明 投稿者 PMG5


大阪市は関西電力の筆頭株主です。
そして今大阪のスタジオで、画面に映っていらっしゃる古賀茂明さん。
元経産官僚、現在フリーの古賀さんですが、
古賀さんは大阪の府市統合本部の特別顧問、電力改革担当です。
そこで、ぜひ伺いたい事があります。
中継で結ぶ前に、今日の動きとしてですね、関電の大飯原発を府市統合本部の方々が視察しました。
一体何のために行ったのか、そして何を見たのか、からお伝えします。


大阪の委員が視察
再稼働目指す原発で見たものは



再稼働を目指す関西電力の大飯原発に
橋本大阪市長のブレーンの面々が視察に訪れた。

関西電力大飯原発 鈴木聡所長:あの、隠したいわけではありません

大阪府市統合本部 古賀茂明特別顧問:カメラじゃなくていいと言っているんです。

橋本市長のブレーンたちは原発視察で何を見たのか?
着々と再稼働に向けての手続きが進む関西電力の大飯原発

大阪視察大飯原発11

大阪府と大阪市によるエネルギー戦略会議
その委員たちが、今日視察に訪れた。
視察は最初の確認事項から、互いにけん制する言葉のやりとりで始まった。

古賀:それで、我々が撮影できる部分と、しちゃいけない部分というのは、どういうふうに分かれているんですか?

関電:
あの、発電所の中の核物防護に関する部分については撮影できない事になっております。
もう、それだけなんですが、いろんな処に核物防護の施設がありますので、
当方の社員をずっと随行させますので、その場所で「ここを撮ってくれ」というのは、
当方のカメラで撮影させて頂きますので、それでお願いしたいと思います。

古賀:あの、ルールでは、我々はいいけど、記者はいけないというルールになっているんですね?

関電:そうです。あの、自由には撮れないという事です。

古賀:
いやいや、撮るんじゃなくて、入って取材です。
我々とのやりとりを、プレスの方にもみていただきたいんですけど、それはいいんですか?

視察に関しての内容や会話を記録したいと話す古賀特別顧問に対して、
見せられない部分もあると主張する関西電力。


古賀:
要するに、撮らせたくないという事であれば、そう言っていただいていいんですけれど、
せっかくの機会ですよ、これは、関電さんにとってはね。
府民、市民に自分たちがいかにいろんな努力をしているかと、
それから我々がいろいろと質問する事に、いかに前向きに答えて下さっているかっていうのを
PRする機会だというふうに捉えていただいて、
でもやっぱり隠した方がいいという事であれば、
それはそれで、私は仕方がないと思います。



つづきは続きを読む





今回は筆頭株主である大阪市による、株主提案に向けての現状確認のための視察だ。
原発の再稼働に関して橋下大阪市長は、先日このように発言している。


2012年3月16日

橋下:
再稼働するんだったら、そこまでのきちんとした、その手順を踏んで、
国会議員のみなさんはね、現実の生の住民のみなさんにどう説明するかということよりも、
天下国家を論じて、原発の再稼働の問題を語りますから、
ま、そういう事で、多分、これ、今のこの手順で再稼働に踏み切ったら、
僕は大変なことになると思いますけどね。


今日の視察へ警備上の制限がある中での実施となった。
ここは、福島第一発電所の事故を受けて、
原子炉から離れた高台に非常用の発電機が設置されている。
その後ろには・・・崖

大阪視察大飯原発12

古賀:
この、このなんて言うの?山っていうか崖みたいななのは、絶対に崩れないという事になっているんですね。
震度7ぐらいの地震がきても大丈夫?っていう、

関電:700ガルの地震動に対しても十分余裕がある斜面の安全性を確認しております。


佐藤:これだけの勾配っていうのはちょっと・・
古賀:これね、何でこんなところに置くんだろうね?

大阪府市統合本部 佐藤暁特別参与:
これ以外にもさらにガスタービン(非常用電源)をやると、将来考えていると?

関電:そうですね、考えています

佐藤:それは場所としてはどこか?

関電:ああ、まぁ、現在検討中です。

佐藤:検討中ですか

この後視察チームは3号機の施設の中へ向かったが、撮影はここでストップがかかった。

大飯原発では津波に見舞われた際に海水が入らないよう、建屋の扉を改良するなど対策を取っている。
さらに視察に先駆け、福島第一原発の事故と同じ状況を想定した大規模な防災訓練も(18日)

発電量の半分近くを原発に頼ってきた関西電力。
再稼働に向け必死に安全性をアピールする。
大飯原発の3号機と4号機については
今月中に原子力安全委員会がストレステストの1次評価について確認する。
最も再稼働に近い原子力発電所だ。
ただ、その安全性にお墨付きが与えられたわけではない。


2月

原子力安全委員 斑目春樹委員長:
安全宣言的なものを、あの~、この、え、
たとえば一次評価だけで、やる気なんかは全くございません。
二次評価まで終わらないといけないと思っている。

事実上再稼働の条件となっているい一次評価。
原子炉や配管のデータをコンピューターに打ち込み、どの程度の揺れや津波に耐えられるかを見るものだ。

大飯原発(3号機)では設計する際に想定した揺れの1.8倍の地震と、11.4メートルの津波までなら、
メルトダウンに至らないという評価結果が出ている。

これに対して二次評価では、メルトダウンが起きた場合にどのような対策が取られているのかまでも含め、
より、厳しく安全性が審査される。

全ての原発が対象になっているが、未だに評価結果を提出した原発は無い。


視察終了後ー

視察を終えて関西電力との意見交換の場が設けられた

古賀:
いろんな努力をされているというのはもちろんわかったんですけれども、
結局どんなにがんばったところで、ここ半年~1年位でですね、
充分な安全対策までは、ま、出来ないという事は非常によく分かった
、というのが私の感想です。

他の委員たちは視察を終えて何を感じたのか。

飯田哲也特別顧問(環境エネルギー政策研究所所長):
実際に「百聞は一見にしかず」という事で、ストレステスト一次評価合格の、ま、実態というかですね、
ストレステストでやったことの範囲が分かる事でですね、
それで、確認できていないという事も分かった

重箱の隅と言いますかね、起きたことに対しての事後的な対策でしかなくて、
本当に、その事故を防止できるというような、
ま、なんていいますかね、ストレステストの枠組みに、なっているわけはないということは、
今回の視察ではっきりと確認できたというふうに思います。


ーースタジオ

大阪視察大飯原発13

古舘:
大阪ABCのスタジオに古賀茂明さんがいらっしゃいます。
古賀さん、よろしくお願いいたします。

古賀:よろしくお願いします。


関電が「この夏の14%電力不足になる」という根拠は?

古舘:
あの古賀さん、主に二つどうしてもお伺いしたいんですね。
一つ目はですね、関西電力は今年の夏、ま、去年並みの気温だったとしてですね、
およそ14パーセントの電力不足になってしまうということが、
この原発の再稼働のですね、一つの根拠のような事になっているんですが、
その14パーセントの不足っていうものに関するデータ。
このあたりが私にはよく分からない、根拠が。
そこを教えて下さい。

古賀:
はい、これは、ある意味全く意味の無い数字でありまして、
関西電力自身認めているんですけれども、
去年と同じように供給すると。
原発だけは止めます。
需要は去年と同じ、供給も原発以外は去年と同じと、機械的に計算をした、それだけの数字です。
ですから、これ自体は何の意味もないんですね。

じゃあ、本来やるべきことというのは、
火力だとか、揚水発電とか、自家発電とか、あるいは他電力からの融通とかですね、
そういったものを全部積み上げて、どこまでいけるのかと、供給の方がですね。
それから、一方で需要の方を、ま、ピーク時が問題なんですけれども、
ピーク時を下げるためにどれ位の事が出来るかというのをやって、初めて数字が出てくる訳ですね。

たとえば需要を抑えるために、我々の方から、
ピーク時の電力料金をあげるという事は考えているんですか?という事をこの間質問させてもらいましたけれど、
関西電力は「一切考えていない」と、いうことをおっしゃっていますし、

いま、いろんな取り組みが始まっています。
たとえば、NTTとオムロンさんが開発した、
電力使用の状況が見えるためのメーター。
こんなのも売り始めたんですが、
やってみたら、もう、すぐ10%位の節電というのは簡単にできる、という実績が出ているんですが、
そういうものを本気で進めようというような事もこの中には全く入っていないと。ということで、

本当だったら今やっていないとこの夏には間に合わないんですけれども、
それを全然やる気が見えないまま、数字だけ出してきた。

なぜかというと、
原発がもし無しのままですね、この夏乗り切れたっていう事になってしまうとですね、
関電は11基現在原発を持っていますけれども、
これは今まで大事な資産だったんですけれども、
これが、廃炉も含めてですね、全部コスト、お荷物になってくるということになります。
経営に大変な打撃を与える。

で、みんなが本気でですね、この夏節電してしまって、乗り切れるっていう事になれば、
今後売り上もっと、もっと、下がってしまうという事になりますね。
ですからこれは経営上非常に問題になるという事ですから、

結局のところ「もう、足りないぞ」っていうことで、脅しをかけて、原発を何とか動かしてですね。
そうすると電力がじゃぶじゃぶの状態になりますから、
このままどんどん使って欲しいと。
そうすると、売り上げも伸びますし、ま、企業としては安泰だと、

そういう事を狙っているんじゃないかな、って
本音がですね、透けて見えるなっていう気がしました。


二次評価ってどうやって出すの?

古舘:
それから古賀さん、もう一つ。
あと、1分少々しか時間が無くなってきたんですけど、
ストレステストに関して、この1次評価というのはコンピューター上のものですね。
特にわからないのは二次評価。
これはシビアアクシデント、原発事故なんかのあらゆることを想定して出すと言っているんだけども、
「いったいどうやって出すんだ?」というのが、根本が分かっていない、正直私は。教えて下さい。

古賀:
そうですね、そもそもですね、安全基準自体が意味の無いものだと、あの斑目委員長が言っているんですね。
そこから本当は始めなければいけないんですが、
ま、100歩譲って、ストレステストで意味があるとしてですね、二次評価をやらなくちゃいけない。
二次評価というのはですね、事故が起きるっていう前提で、
その起きるとしたら、そういうルートで起きるのかという事を全部洗いだしてですね、
これは、単に津波地震だけじゃなくてですね、テロとかですね、
そういった事も含めて、あるいは人為的な火災ですとか、そういった事も含めて全部のことを評価し直してですね、
出来るとしたら、何から、それを全部やるという事なんですが、
まだ全然行われていません。

基準自体がそもそも意味が無くなっている上に、
斑目さん自身も二次評価までやらなければ意味がないよ、と言っているんですが、
これ自体もまだ行われていなくてですね、
一次評価、まだ半分のところで強行しようとしている。

しかもこれ、政治がやろうとしているんですね、
政治家が政治的判断でやってしまおうと。

これはいま、世界的に非常に問題になっています。
日本の事をですね、「こういう専門的な判断を、政治家がやるんですか?」と。
「そんな事は絶対にいけないでしょ?」というふうに言われているんですね。

国民から見ても、全然納得できない。
こんな中途半端な事で安全宣言して、強行するなんて、納得出来ないし、
世界から見ても、全く世界標準から外れていると。


ま、そういうとんでもないことが、今、進みつつあるという事だと思います。

古舘:
流されてはいけないなという事がひしひしと伝わってきます。
古賀さんありがとうございました。





[再稼働]大飯原発視察その2”注目点”「疑問・矛盾・見切り・危ない・問題・無防備」 
古賀茂明氏3/20CAST(動画・内容書き出し)


再稼働についての東京新聞の社説3/22

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