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03.26
Mon

斑目春樹
原子力安全委員会は、
「安全性の確認を求められているのではない」
根拠になるもなにも、再稼働の是非の判断は、
原子力安全保安院のほうが責任を持ってやることになっています。



斑目委員長は、自信のある事にはスラスラと答えていますが、
答えにくい事にはあ~、えー、その~、・・・と。
心の動きを感じる事が出来るので、
読みにくいと思いますが、そのまま書きました。

質問者もどこのメディアがどのような質問をするのかというところも興味深かったので、
報道の名前を入れました。



原子力安全委員会による、第15回臨時会議後の記者会見

00:28
NHK(オカノ)の質問

●1次評価の結果、解釈について、
保安院が結論として出している福島のような地震津波が起きても炉心損傷には当たらないとするのか?

斑目春樹:
緊急安全対策として取った色々な対策というのは、
発電所、外部からの支援なしで対処する時間的余裕というのを長くする効果は十分あるという
その前に書いてあるシナリオというのが海水ポンプがやられてしまって、そのために
全交流電源喪失に至るというシナリオでやって、それを直接的に防護する、
きん、対策とはなっていないというそういう意味でございます。
もうちょっと補足して下さい。

久木田豊:
いま委員長がもうしたとおりで、あのあの~、詳しく見ていただければ分かると思いますけど、
津波については4.65mで、地震動については1.78位ですか、っていうもので故障するという、
そういった過程になって
緊急安全対策によって、その数値は変わるものではないという、そういう、結論になっています。

●つまり保安員が結論として出している福島のような津波で炉心損傷は起きないという結果とは相反する回答?

久木田豊:
今言ったのは、炉心損傷に至り得るようなシナリオとしての全交流電源喪失の発生の条件については、
緊急安全対策によって変化はないわけですけど、
緊急安全対策というのは全交流電源喪失が生じた時の対策として考えられている。
その事については一定の効果がある事は示されていると、そういうことです。

●緊急安全対策が示された事はひとつの重要なステップとありますが、
安全委員は「妥当」という判断でよろしいのでしょうか?

斑目:
妥当というふうな書き方はこの中には一切していないとおもいます。
我々は妥当性という事に関してはですね、Yes or No みたいな白黒つけるようなものではないと思っております。
我々は、保安院がやったことに対してですね、
この部分は確かにそうですね、と、
しかしながら、さらにこういう事をやって下さいということを書きくわえている形になっている訳です。

●全体的な結論の表現として、文言が非常に難しいとか、専門的だとか、あるいは書き方も非常に抽象的であって、
この結論を見て地元の自治体からは、
結局だれが責任を持って今回の大飯原発の2基について安全性が確認されたかどうかっていうのが
はっきり分からないという意見が相次いでいるんですが、委員長はどうお考えですか?

斑目:
我々はですね、安全性の確認を求められているとは思っておりません。
あくまでも、我々がやったのはですね、
総合的安全評価というのをしっかりやって下さい」と、保安院に求めたのに対し、
1次評価の結果というものが出てきたと。
で、それに対して、我々としてはこういう見解であるというものをまとめたというものです。
緊急安全対策やシビアアクシデント対策を取られていますから、
ある意味で安全性が・・あの、それなりに高まっているということは、
あの、えー、最初から原子力安全委員会としては認めている訳です。
しかし、やっぱり安全性というのは、「いろいろな対策を取ったから」というものだけで判断するものではなくて、
「総合的にみなければいけない」と思っている訳でして、
あの~、えー、それに対して、えー、
非常に簡略的な方法で一次評価が出てきた、ということ。なので、
それに対しては二次評価に向けていろいろと、意見を付けさせていただいたという事です。

●ちょっと、このストレステストの結果とは切り離して考えていただきたいんですけれど、
大飯原発の2基について、斑目先生は2基の再稼働について、
技術的に今の緊急安全対策も含めて、動かせるような対策が取れているとお考えでしょうか?

斑目:
これはあくまでもですね、定期検査中のプラントの再稼働という事については、
判断は、保安院。の、所掌です。
したがって、保安院の方で的確に判断されるべきものというふうに考えているという事です。

(※完全に責任逃れに入っている・・・)

●科学者の立場として、技術的な緊急安全対策によって、
現時点で動かしても大丈夫と?そこだけ、科学者としての立場からお聞かせいただけますでしょうか。

斑目:
あの、科学者の立場と言いますけれども、
わたし、いま原子力安全委員長をやっていますので、
原子力安全委員長としての見解というのは、ちょっと、この場では差し控えさせていただきたいと思います。







06:55
東京新聞(サカキバラ)の質問

●報告書を一読して、先ほどの質問にも出ましたが、
保安院の審査結果を良しとするのか、ダメとするのか、
はっきり分からないというような内容だと私は解釈したんですが、
どうしてこんな、まどろっこしいような書き方になってしまったんでしょうか?

斑目:
ですから、要するに全て、ある意味で、Yes,Butナニナニなんですね。
ですから、あの、例えばですね、今回の簡略な方法とはいえですね、
緊急安全対策により、プラントの頑健性が、あー、ある程度、えー良くなったという事が、評価できたという事は、
これは良しとすると。
ただですね、そういう、かん、簡略な評価だけではなくてですね、
もうちょっとその、えーー、実力値をちゃんと見るような、現実的な評価をやって下さいよ。
というようなのが後ろにくっつく。
あの、たとえばP3~4にかけて、色々書いてあるのは、みんなその、
ある意味ここにはYesが書いてあって、その後3.3のところにButナニナニが入っていると。
そういうふうにお考えください。

●ある意味前向きな言葉というのは「緊急安全対策の効果を示された事は、一つの重要なステップ」
という記述の、この「重要なステップ」という言葉に込めた思いというか、それを・・・
重要なステップっていうのはある意味「途中」「経過」ということなんでしょうか?

斑目:
あの~、我が国はですね、ある意味ずーっとシビアアクシデントというものをですね、
あの、「起こり得ないもの」だというふうに考えて、
あの~おー、対処してきた  (※想像力の無いバカな国だ)
それがま、今回の事故が防げなかった最大の理由だと思っています。
で、えー、緊急安全対策を取った。
で、さらに、今度、こういう、その、えー、えぇー総合的安全評価、
あの、非常に、あの、簡略なものだとは思いますけれども、
を、始めた。
これはもう、ヒジョ~に大きな一歩で、
あの・・・是非もこれはこれから先もやり続ける、
さらに二次評価、えー・・・継続的評価を、やっていただきたいと思っています。

●原発再稼働に向けた技術的安全作業はこれで終わりですが、
で、総理、閣僚による政治判断に移るんですが、
今回の報告書もですね、政治判断の材料になるとおもうんですが、
使われる側としてはですね、ま、いま、どんな思いでいらっしゃるのか、
この報告書が政治判断の材料になる事に対して、

斑目:
あの~若干分かりにくいというご指摘も先程ありましたけれどもですね、
我々としては、あのぉ、えーー、
要するに、あの、えーーー、
ま、科学者、として、えーーー、
えーー、述べなければいけないこと、は、すべてここで述べた、という事ですので、
ぜひあの、えーーー、
規制行政庁であるところの、原子力安全保安院の方で、
えー、これをしっかりと、あの~解釈してですね、対応にあたっていただきたい
そういう事でございます。10:13

●2月20日の定例会議後の会見で、斑目委員長は安全評価に対して、
「絶対安全とか十分安全とかいう気はないが安全性がどれくらいのレベルにあるかという事は示す」と
「あとは国民の判断にゆだねる」というふうにご発言されているんです。
で、今日の報告書を読んでもですね、いまいち、
大飯3,4号機の安全性がどれぐらいのレベルであるかっていうのが分からないんですが、
今、大飯の安全性というのはどのくらいのレベルにあるとりかいすればいいんでしょうか?

斑目:
えーっと、ま、結局何回も同じ事の繰り返しになるとおもいますけれども、
緊急安全対策、を取った事でですね、それなりの手当ては出来ているという事だけは評価します。
ただですね、やっぱりその、総合的安全評価という意味はですね、あの、えー、

もっと踏み込んだ、現実的な評価をやって頂きたい、とは思っていると。いうことです。


11:15
ニコニコ動画(七尾)の質問

●今回の書類を見ると、本来は求められていない二次評価に向けた意見等が、
全体の9ページ中5ページ、半分以上占めているんです。
あと、「一つの重要なステップ」という言葉も二次評価の調整を指摘しているようにみえるのですが、
これは二次評価の必要性を裏打ちしたメッセージと考えていいのでしょうか?

斑目:
まさにその通りで、昨年の7月6日に原子力安全委員会が、総合的安全評価の実施を求めた時はですね、
まさか、こんな1次評価2次評価に時間がかかるとは、全く思ってもいなかった訳です。
今現在も、原子力安全員会は3月末をもって、廃止されることになっていると理解していますけれども、
その場合にはやっぱり、二次評価に向けてのメッセージをしっかりと残しておくべきであるという事で、
ルールに書かさせていただいたという事でございます。


●今回再稼働に向けての初めての評価な訳ですが、
やはり、委員会としては、これは納得できるものが出せたんでしょうか?
それとも「本当にこれでいいのか?」という、そういう疑問符が付くような形での評価だったんでしょうか?

斑目:
結局、簡略的であるという事についてはですね、
いたしかたないという面がある事はある程度は認めるもののですね、
是非、今後はもうちょっと、ちゃんとした実力値を評価するものみたいなですね、
現実的な評価をしていただきたいと思っております。

●一方で地元は安全性を求めているんですけれども
今回の委員会の評価というものは、こうした地元や国民のニーズに対して、何を答えたのか?
という点に対して教えていただきたい。

斑目:
何回も申し上げているように、原子力安全委員会は、
「安全性の確認を求められているのではない」と思っています。

あくまでも総合的安全評価の、しかもその一次評価の、
結果についての確認を求められているもので、
それに対して答えたという事だけ
だと、理解いただきたいと思います。

●そうすると、今回の作業というのは国民に対してではないという事ですね?

斑目13:51
ま・・・「国民に対してじゃない」と言われちゃうとアレなんですが、
あの、当然、政府の方からの求めに応じて、えー、我々なりにしっかりと書いたつもりでございます。

14:03
産経新聞(イトウ)の質問
再稼働32324

●今日の一次評価の確認をもって、現在安全委員会に残されている最後の懸案が終わったわけなんですが、
いろいろご苦労も多かったと思いますけれど、一仕事終えたその心境をお聞かせいただきたい

斑目:
ま、一仕事終えたのはひとつの事実なんですけれども、
実は、あの、え~っと、えー、
これは、あの~果たして、、大飯の3,4号の、あの~、総合的安全評価、一次評価の、
んー、確認の、えー、えー、に対する見解として書くべきかどうか、あー、ちょっと迷ってですね、
かなり、あの~、今後の、その、継続的改善あたりについて、
あの~、えー、削除した部分が沢山ございます。
要するに、あの~、えー、今回の事故が防げなかった大きな理由っていうのも、
継続的改善が進まなかった、あの、最新知見の反映というのが、なかなか、あの~行われなかった、あーという点。
このあたりが、本当は最大なものだと思っております。
で、あの~、え、そういう意味ではですね、えーまだまだそういうものをきっちりと起こしていくという、
やり残したことがあるなという、思いが強いと、いうことでございます。

※あの~、えーを省いて分かりやすく今の言葉を書く下記の通り

大飯の3,4号の、総合的安全評価、一次評価の、確認に対する見解として書くべきかどうか、ちょっと迷ってですね、
かなり、今後の継続的改善あたりについて、削除した部分が沢山ございます。
要するに今回の事故が防げなかった大きな理由っていうのも、継続的改善が進まなかった、
最新知見の反映というのが、なかなか行われなかったという点。
このあたりが、本当は最大なものだと思っております。
そういう意味ではですね、まだまだそういうものをきっちりと起こしていくという、
やり残したことがあるなという、思いが強いということでございます。


●検討会から今日の臨時会議まで、傍聴者からの怒号が飛び交うような異常な状態に置かれていますが、
あんな中で委員長はどんな気持ちで議事を進めていらっしゃったのか、
すでに委員長は精神的に限界とおっしゃっているわけですけれども、
これでますます速くおやめになりたくなったような、そんなような御心境はいかがでしょう?

斑目:
いずれにせよ今現在、私の理解では3月末をもって安全委員会は廃止されるということは、
そこが一つの区切り妥当とは思っているということでございます。

●政府は当初から、一次評価を原発再稼働の条件とすると言ってきた。
で、安全委員会、斑目委員長は、一次評価は再稼働の判断をするものではないと再三言ってこられたわけです。
政府と安全委員会の間にストレステストに関する考え方が、の齟齬(そご・食い違い)があったとみえるんですが、
そういう状況下の中での作業というのは非常にやりにくかったんではないかと思われるんですが、
いかがですか?

斑目:
政府の考え方と齟齬があったかどうかと言われるとですね、必ずしもあるとは思っていません。
昨年の7月6日に安全委員会の方で総合的安全評価を実施して下さいというふうに申し上げたところですね、
ま、あの、一次評価二次評価と分けてやる。
で、一次評価を運転再開に結び付けて考える。
これは、あの、あくまでも政府の方のご判断で、
その事について、なんら、安全委員会としては意見を申し述べるつもりもございませんし、
そういう立場でもないと思っておりますので、必ずしも齟齬があるとは思っていません。

●明らかに、その、一次評価が再稼働の条件に使われる訳ですけれども、
それについてプレッシャーをお感じになったりそういう事はなかったわけですか?

斑目:
実際に、その~、なんていいますか、えーー、
これがどういうふうに使われるかという事につては、
これは、あの、あくまでも政府の方で判断されると考えていますので、
我々としては、正直なところをルールを書いたということでございます。

18:00
毎日新聞(オカダ)の質問

●継続的な改善について、
大飯3,4号だけではなく、全国の原発に対して文書を別に作るという事も考えておられましたが、
それをせずに今日の会見で出されたのはなぜですか?

斑目:
継続的改善とか最新知見の反映というのは、
あのー、えー、ええっと、その、なんて言ったらいいのかな、
あの~、んーー、いま、国会に提出されている制度改革ともかなり結びついているところもありますので
あの~、ええーっと、どこまで書いたらいいのかという事で、若干悩ましいところもあったので、
これはこれで、後1週間しかないんですけれども、出来る限り、やりたいなと思っているところです。
ただこれ、あの、・・・安全委員5人の中で、まだ議論もしていませんので、
あの~、ちょっと、あのー、・・実際どうなるかはわかりませんけれども、
あのー、えー、えーー、できたら、やりたいと思っております。

●今日の見解を出す前に委員の中では議論はされなかったんですか?

斑目:
ええっとですね、今回の、えっと、作文。
この、我々なりの見解の、文章を作るにあたってですね、
えーっと、是非こんなことも盛り込みたい、こんなことも盛り込みたいという意見は沢山出てございます。
で、その中で、これはさすがに大飯3,4号の、え~、一次評価、に対する見解としては、
あの~、外れてるなというのを、ちょっと、外してございますので、
えっと、それを今後どう扱うかという事を、これから、安全委員の5人の中で話し合っていきたいと思っています。

●・・・今日の見解を出す前に一般的な継続的な改善について、現段階で意見をまとめるという
お考えは持っていなかったと?

斑目:
意見交換会で、かなりその継続的改善という事についてもですね、取り上げるべく、議論をしてきたんですけれども、
意見交換会の方もじつは、あの~、えーーっと、もう、ちょっと開く機会もないまま、
あのー、えー、終わってしまっているという状態なんです。
で、あの、まあ、えー、ちょっと、このあたりは、私の一存だけでは答えられない。
原子力安全委員会っていうところは合議制ですので、
ちょっと、これから是非、どうするかということは、あの、議論したいと思います。

●今日の文書の中では二次評価に向けて、留意事項をいろいろ列挙されていますけれど、
これは、二次評価まで実施して下さいと求めているものと理解していいのか?

斑目:
二次評価をやるにあたって、こういうことも念頭に置いて下さいという事の意味です。
この中には、実はですね、これを二次評価までにやれと言ったら、難しいんじゃないかというような項目も入ってます。
入ってますけれども、それをやっぱり念頭に置いてやってもらわなければいけないというような形で、
少し整理させていただいたという事です。

●これは、二次評価でやって下さいというのは、安全委員会として求めて、
その要求は規制庁にも、引き継ぐ考えですか?

斑目:
はい、ある意味ではこういう文書をまとめたという事は、今後の規制庁でも、
ある程度尊重されるんではないかと期待しているところです。


22:01
北海道新聞(スドウ)の質問

●継続的改善とか、最新知見の反映について、思いはあったけれども、結局盛り込まなかったと。
具体的にどういう項目を盛り込もうと思ってやめたのか教えて下さい


●安全委員会の活動が3月末で終わるんだという認識という事ですが、
伊方以降保安院がストレステストの妥当判断した物も、
安全員会としてはもう受ける事は無いという理解でいいですか?


斑目:
えーっと、前の方の質問は、え--っと、ちょっとすみません

久木田:
先ほども委員長からありましたように、その、外部の専門家との意見交換会の中で、
継続的改善のその具体的な、内容については、あの~、議論しております。
それから、一昨年の12月にまとめました、原子力安全委員会の基本方針の中でも、
それに関連する内容が入っているはずです。
で、今回の事故を踏まえて、従来から我々が考えていた、
原子力の安全確保、あるいは安全規制についてのさ
まざまな考え方というのを書きとめたいというふうに考えている訳ですけれども、
時間の関係がありますので、どこまでできるかというのはこれから相談したいというふうに考えております。


斑目:
それから、後の方の質問でございますけれども、
あの、今現在原子力安全委員会の方に、何か、の、要請があるわけでは全然ございませんので、
あの、えー、えー・・・、
特に今、今の時点では、私から申し上げる事は何もございません。

●要請があれば検討の余地はあるという事ですか?

斑目:
ん~っと、全く仮定の話しになってしまいますけれども、
今現在、原子力安全委員会は3月末をもって廃止されるという状況でございます。
で、その状況で、しかも、まだ要請が来ていないという、状況だと、いうことなので、
我々としてはこれ以上何も申し上げる事は無いという事になります。


24:41
フリーランス(カミデ)の質問
再稼働32325


●一般の国民が関心を持っているのは、
これまで安全委員会が助言したという事が根拠になってOKになったという事が、
国会や閣僚の人達の説明にも使われているんです。
今回も大飯の再稼働がOkになるんじゃないかという事は多くの方が関心を持っていると思います。
もし、実際にこれでOkになって、今回の安全委員会の意見がそれの根拠にされた場合、
どういうふうに考えますか?

斑目:
根拠になるもなにもですね、えーっと、ま、あの、再稼働、の、是非の、判断というのは、
これは原子力安全保安院のほうが責任を持ってやることになっていますので、

我々の文書をもちろん参考にしていただくのは結構ですけれども、
しっかりとやって、あ、しっかりとした判断をしていただければ、それで結構だと思っております。

●2月15日に国会の福島第一原発事故の調査委員会がありました。
そこの参考人として述べられている事で、
「これだけ世界的に迷惑をかけた国としては、最高の安全基準を造る場基、国際的責任がある」っていうことを
はっきりと答えられたんですね。
その精神から見ますと、今日の中にもちりばめてはいるんですけれど、
はっきりと「やはり大飯原発は今の段階では再稼働するべきではない」
とおっしゃった方がいいんじゃないかと思いますが
、いかがですか?

斑目:
あの~、再稼働をするべきか、やめた方がいいかという判断をする立場にない
という事を申し上げたいと思います。

●最終的には、これはあくまでも「政府の責任だ」っていう事ですか?

斑目:
あの、原子力安全保安院が技術的にしっかりとした判断をして頂ければ結構だと思っております。


●再稼働するべきかどうかという見解をお示しになる事は、ないですか?

斑目:
はい。
再稼働については原子力安全保安院が責任を持って判断していただきたい。
これが原子力安全委員会の立場です。

●どういう判断ですか?

斑目:それについては原子力安全保安院の方に聞いていただきたいと思います


27:00
?新聞(オオヤマ)の質問

●まとめの部分で一次評価はこうこう、二次評価はではこういう事は与えないというふうに、
一次と二次で別れて書かれていますが、、
もともと斑目委員長は総合的な安全評価を求めていたということなので、
このまとめの部分も総合的な評価としてどうなのかという事での見解は示さないんですか?

斑目:
あの、ですから二次評価を、あの・・ですから、すみやかに、えー、実施、していただきたいと、ここに書いてあるわけで、
ぜひ、あの~、二次評価を、速やかに実施していただきたい。
で、あの、総合的安全評価っていうのは、一次と二次と、両方行われないと、総合的評価ができませんので、
あの、まずはとにかく二次評価をやっていただくという事を、求めているという事でございます。

●今回のこのペーパーですと、二次評価について要望している部分が多いんですけれども、
それでは、具体的に一次評価で不足している部分などは無かったのですか?

斑目:
えっと、最初っから申し上げているようにですね、簡略的な手法を、あの~、用いているが為にですね、
あのー、えーー、これでは、まだ、あの、ちゃんとした評価になっていないなと思うところは、多々ございます。
あの、えーっと、たとえばですけれど、
4ページめ目、成功パスでの・・・あ、その前の2番目の二重丸ででもですね、
こういうシナリオを道程していると、こういう事自体は、ま、あの~重要度の高いシナリオなので、
「結構だと思う」というふうに原子力安全委員会は認めるわけですけれども、
あの、え~、シナリオの頑健性ということからいうとですね、
この一本のパス、これ、ようするに、え、ええーっと、
冷却系がダメになったために、非常用DGがダメになって、SBOに至るというシナリオですけれども、
あの、えぇーっと、そのシナリオ以外のシナリオとかも、いろいろと考えていただきたいというのが、
この裏にあります。
それから、あの、えーーっと、成功パス。次の、ま、あれ、もう、
成功パス、うーー、そ、そ、の、可能性を高める効果を持つというところは評価するんですけれども、
あの、えー、ある意味では、その成功パスを、一つに絞らないでですね、
えっと、他のもっと現実的な対策での、成功パスみたいなものもちゃんと評価してもらいたいと考えています。
そういうふうに、ま、あの、
全部Yes,Badナニナニ。という形になっているという事でございます。

●今回の検討会の議論の過程で、新たにわかった事、
保安院の審査過程で、冷却材資料の漏洩対策が遅れた理由などが取り上げられて明らかになったというような、
そういう趣旨の事が書かれているんですけれども、
例えば今回の検討会でこういうことのように新たに明らかになったようなものとか、
問題点として新たに上がってきたという事はありますか?

斑目:
えぇーーーっとですね、あの、ここ、これに書いてある事は、
もちろん保安院の方の意見聴取会で明らかになった事ですね。
え・・・・・っと、ま、・・・多々あったと思います・・・すみません、
ちょっと久木田委員助けて下さい。

久木田:
細かいところについてはあったと思いますけれども、
我々も保安員の方の意見聴取会の資料等を事前に見て、そのうえで確認できない質問をしていますので、
そういう意味でダメ押し的無確認というものは出来て、
でもちろんその、大きな意味での新たな発見と言いますか、
そういうものは特になかったというふうに思っています。

●それから、7ページの6ポツ目で
成功パスの地震動の上限、および津波の高さの上限は、
緊急安全対策前と大差ない結果となっているとなっていて、
8ページめのまとめでは、緊急安全対策の一定の効果が示されたとなっていて、
緊急対策前の方を見ると、大差ない結果となっているので効果がないとも見えるんですけれど、
これは、効果があるという事なんですか?それとも効果がないという事ですか?


斑目:
えーっとですね、これは二つありまして、
一つは、たとえば、ですけれども、
耐震性からいきますとですね、緊急安全対策を取らなくても1.79倍だったんだっけ?
ちょっと忘れましたけれども、それが、たとえば1.8倍になったという事で、
ある意味では大したことがないようにも取れるんですが、
逆に、それは、あくまでも、・・んー、設計許容値で判断しているので、
実力値はずっと上にある、と思っています。
そういう意味ではですね、もうちょっと現実的な、実力値による評価をやってもらえば、
あのう、えー、もっとはっきりと効果が出てくるので、是非、今後はそういう評価もしていただきたいということです。

●ありがとうございます

(今の答になっていたのですか?私にはよく理解できなかったw)

32:20
ブルームバーグニュース(イナジマ)の質問

●何人の方かが質問されていたように、非常に文章が分かりにくいというのがあるんですが、
斑目さんの答えを聞いていると、政府や保安院が判断というのをたびたびおっしゃっていて、
言い方が悪いですけれども、責任逃れの言葉にしか聞こえなくて
そもそものはなしになりますが、仕組み論として、
保安院と安全委員会の関係というのは、
いろんな原子力にかかわる問題をダブルチェックするというというのが本来の趣旨だと思うん
ですけれども、
そちらについての見解を聞かせて下さい

あと、斑目さんがさっきから現実的評価が必要だとおっしゃっていますが、
じゃぁ一次評価というのは現実的な評価ではないという事なのでしょうか?

先ほどから何度か、簡略的な評価たという事をおっしゃっていますけれども、
その簡略というのは現実的な評価とは少し意味が違うようにも感じるのですが、
その辺についてお願いします

斑目:
えーっと、
ひとつはですね、ダブルチェックがどれだけ有効か、という事については、あの~、
えーっと、まぁ、あの、えーっと、
特段何か申し上げる気はありませんけれども、
あの、あくまでも、現地のウォークダウンですね、
現地の調査まで行って、しっかりと、確認行為を行ってきたのは、
これは、あの、原子力安全保安院の方だと思っております

我々は、保安院の確認について、さらに確認するということなので、
えっと、あの、ある意味では、あの、
責任逃れとおっしゃられるかもしれませんけど、限界があるという事をご理解いただきたいと思います。

それと、後ですね、現実的な評価をぜひお願いしたいと思っているのはですね、
今回は、もう、あの、ある意味では、えーー、あの、
データがないから、これだけの加速度になったらきっと壊れるだろうということで、
そしたら、それはもう、使えないものというふうに判断がされてしまっているわけです。
で、こういう事をやっているとですね、ん、これで出来たシナリオというのは、ほんとうは、あの~、
そんなことは、ない、ないよと。
そんなギリギリ、そんな値では決して壊れないよ、というふうに現場の人が思いこんでしまう可能性がある。
そうなるとですね、また変な安全神話が生まれかねない。
そういう意味ではですね、まさに、本当の意味での相対的なぜい弱性がどこにあるのかという事を、
しっかりと、事業者自身が把握して、頑健性を高めていく。
それの、んー、ための手段として、この、総合的安全評価を使っていただきたい、という訳で、
あの、そういう、現実的な評価だとか、実力値の評価だというのが、
重要なのはそこにあると我々は考えています。

●先日の国会の事故調の中でも、斑目さんは
本来の安全を高める一義的責任は事業者にあるという事をおっしゃっていて、
今回の福島の事故で、それが失敗した挙句に、こういう事態になっている訳で、
それもあって、規制庁が作られるという流れになっているんですよね。
そういう意味で、いま、いくら移行期とはいえ安全のダブルチェックをする役目を負っている安全委員会の方々が、
また、事業者の方に責任を任せる、また、政府の政治判断に任せる。
という姿勢で果たしていいのか?という批判が、当然出てくると思うんですけれども、
それから、
規制庁はすぐにできないで予定がずれ込んでくるという報道もありますし、
3月末に任期が切れるからというような、投げ出し方でいいのかとおもうんですが、
それについてのご見解はいかがですか?

斑目:
あの、我々はその件に関しては、まさに、あの、えーっと、検討の遡上に乗っている訳ですね。
で、検討の遡上に乗っている人間が、
何か申し上げるという事は、これは差し控えるべきだというふうに考えています
ので、
あの、申し訳ございませんけれども、あの、えーー、えーー、あの、あの、コメント差し控えさせて下さい。


36:42
共同通信(タケオカ)の質問

●海水ポンプからSPOになって、炉心損傷になるシナリオに絡むところなんですけれども、
緊急安全対策にはそうしたシナリオによる炉心損傷の発生の防止は求められていない、という理解でいいですか?

斑目:
え!?あ・・・ちょ、ちょっと・・久木田さん


久木田:
3月31日に出された緊急安全対策に対する支持というのは、
津波等によって、全交流電源喪失、あるいは最終・・喪失が起こった時の対策として、
もろもろ、実行するように、そういう対策で出されたもので、
防止という観点はそこには特には含まれていないという事です。

●発生後の対策で会って発生を防ぐものではないと?

久木田:
基本的にはそうですね、たとえば外部電源の補強とかですね、
そういうものについてはもちろん防止の効果があるわけですけれども、
今回の一次評価の中ではそういうものは効果としては現れてこないと、
ま、簡略な評価であるという事は、一因となって、効果としては現れてこない。
ですから緊急安全対策というのは、
基本的には発生後の対策というふうに、一次評価の中では現れてくると、いうことです。

●えっと、理解が悪くて恐縮ですけど、炉心損傷以降の対策?

久木田:
そうではなくて、炉心損傷になるような可能性がある事態が起こった時の対策で、あのー、
対策というのは別に炉心損傷防止するために効果的な対策、そういう事です。
放っておけば炉心損傷になるようなシナリオであるけれども、、それに対して、
緊急安全対策で取られているような設備対応等で、炉心損傷を防止すると、そういう事になります。

●委員長は一次評価と二次評価では検討の深さが大分違うという事をおっしゃられていました。
科学者としての立場で構わないんですが、二次評価も含めた評価をする前に再稼働しても安全なのか
について率直なご見解をお願いします。

斑目:
先ほどの質問と全く同じ回答になります。
ようするに安全性の評価というものは、これは、原子力安全保安院が一義的な責任を持っていますので、
しっかりとを指導して判断していただきたいと思います。

●一次評価だけでは安全性の確認は不十分だという認識は、今現在も変わらないですか?

斑目:
安全性の確認という事について我々は何も発言してございません
あくまでも、総合的安全評価としては一次評価では不十分ですと申し上げているんです。



39:53
フリーランス(木野)の質問

●そしますと、これは総合的安全評価になっていないという事だと思うんですけれども、
今回の評価というのは、いったい、どういうふうに考えればいいんですか?

斑目:
あのですね、えっと、総合的安全評価、
あの、たとえばヨーロッパなんかではストレステストという形で言われている物にかなり似ていると思いますけれども、
これは、もう世界的な動きとして、「もうやるべきだ」という、話になっているものですよね。

で、これを、
だいたいこれだけの事故を起こしたわが国でやらないということは、
これは許されない事だというふうに思っております。
したがって、あの、えー、是非、今後二次評価まで含めてやって頂きたいというのが、原子力委員会の
あの・・見解です。

●現在は、とりあえず保安院は一次評価だけで判断しようとしているjんですけど、
そういう意味で「は許されざる事」をしているという、理解でいいですか?4057

斑目:
世界的に見てですね、ストレステストと運転の再稼働とを結び付けている国は、多分無いと思います。
ですから、それはそれで、ひとつの政治判断としてなされることについて、
原子力安全委員会として何か申し上げる気はございません。
しかし、あくまでも、原子力安全委員会としては、
総合的安全評価というのをちゃんとやって欲しい。それに尽きます。

●安全委員会としては助言を求められた際に、それを、その助言に回答するという役割の他にですね、
自主的に提言していくような事も出来ると思うんですけれども、
その辺に関しては、今後、今後と言ってもあまり時間は無いと思いますけれども、
たとえばこういうストレステストの事、あるいは安全性の評価に関して、
自主的に政府あるいは保安院の方に提言をしていく備えはありますか?

斑目:
まさに、本日出した見解が、それになっていると思うんですね。
ですから、今まで一次評価というものを原子力安全保安院でやられた、と思いますけれども、
それではやっぱり、あの、えーー、世界的に納得を得られるものではないでしょうと
是非、こういう深さまでやっていただきたいという事を、ある意味では提案したというふうに考えてございます。


42;30
テレビ朝日(マナベ)の質問

●今日、一般の傍聴者に関する臨時会開催の告知を何時にどのような形でされたか、委員長は把握していますか?

斑目:えーーっと、11時だと思うんですけれども、・・・すみません、11時でよろしいですよね。

委員:11時ちょっと前にはホームページに出ていました。

●原子力安全委員会は基本的にはですね、
一般の傍聴者も入れて、フルオープン
で行われていると思うんですが、
これだけ注目が高い今日の臨時会を、そのタイミングで発表したという事に関して、
これは充分であったと委員長は思っていますか?

斑目:
慣行としてですね、午後開く時には11時に発表するという事でやっていますので、
何ら今回特別な処置を取ったとは思ってございません。

●では、昨日の会見でも「明日やりますか?」という質問が出たんですが、
あの時点で告知するという事は考えられなかったんでしょうか?

斑目:
あの、あの時点で、ではですね、本当に決まっていなかったんです。
で、あのー、ええーっと、今日の朝、最終的なこの文書の確認をして、
「やりましょう」という事になってございますので、
あの、えー、これは、あのー、えー、・・えー・、
別に、あの、昨日ごまかしたとか、そういう事ではないというようにご理解下さい。


44:04
読売新聞社(タカダ)の質問

●3大臣ペーパーにおいて、「安全委員会は一次評価の保安院の審査を確認する」という部類になっていますよね。
ここは、安全委員会も合意しているんですよね?

斑目:ええ、あの、そ、ご・・合意しているというというか、一次審査の結果を、確認したというふうに思ってございます。

●それで、今まで再三おっしゃっている「二次がないと不十分だ」というご発言のところなんですけれど、
二次評価も12月末に出るという当初の予定だったとして、
一次評価はさらにもっと前に出ていたはずだったとすると、
やっぱり一次評価だけで評価せざるを得なかったんではないでしょうか?

斑目:ご質問の趣旨が・・・

●二次が出る前に、安全委員会として確認をしなければいけなかったんですか?

斑目:え?、ですから確認した訳ですけども。

●ですんで、その段階でやっぱり不十分だったんだという話になったという事ですよね。

斑目:
私が申し上げているのは、原子力安全委員会が昨年の7月6日付けの文書で求めた、総合的安全評価というのは、
これはあくまでも一次評価二次評価合わせてのものであって、
一次評価のところから、まず出してくるという、こういう計画については原子力安全委員会も了承してございます。
したがって、今回、それについて確認させていただいたということです。

●ですんで、この時期になって、二次評価がないと不十分だという話になってきたところが、
いまいち私には理解しにくいところなんですが、
それは、充分に、秋口ぐらいからご説明いただけても良かったんじゃないかなという気がするんですけど。

斑目:
えっと、あの、
昨年の7月6日付けで求めた「総合的安全評価」というのは
これは、我々の考えでは一次評価と二次評価と合わせたものだと思っている訳です。
ただし、一次評価と二次評価と分けてやるというふうに計画がでてきたので了承した。
だけども、「二次評価まで、当然やって下さいますよね」、と。
わたしどもとしては、
我々が、昨年の7月6日付けの文書で求めた要求には「まだ答えられていないと考えている」、という事です。

●すると、3月末で安全委員会が終わるという、
今の現状に於いて、二次評価が出ていないという事に対するご見解を、ここ2,3か月でおしゃっているという事ですか?

斑目:
まあ、あの・・・そ、そうご理解いただいても結構です。
とくに、あの、原子力安全委員会自体が廃止されてしまいますので、
是非、二次評価の時には、こういう事に注意して、選んでやって下さいねという事を、
本日書いて示したという事です。


47:11
フラーランス記者(カミイデ)の質問

●3月31日で原子力案銭員会が業務を終了するという事は、
法的な根拠とか、そういうものはどういうふうになっているんでしょうか?

斑目:
あのー、一つはですね、今国会に提出されている、あの~、法案の中で、
原子力安全委員会は3月31日付けを持って・・・と・・・しっかり書いてあるかな?
廃止するというような法案になっているという事です。

●その法案はまだ通っていませんよね

斑目:ですから国会に提出されているという事です。

●それが根拠ということですか?

斑目:
ええ、それ以外に我々は、えっと・・なにも・・・あの、知らされていない。
という事は、一応現在の政府の考え方はそうだというふうにしか考えられないという事です。

●いままでの質問を聞いていますと、二次評価の問題についても非常に強調されている点を考えるとですね、
今の段階では、この大飯の問題については、とてもOKとは言えないというふうにも読み取れるんですけれども、
いかがですか?

斑目:
ですから、大飯の問題ついては、
規制行政庁であるところの原子力安全保安院の方でしっかりとご判断いただきたい。
これが原子力安全委員会の基本的立場です。



48:43
フリー(木野)の質問

●先ほど、今日の告知が11時数分前に出ていたという事ですが、確実ですか?
私が12時過ぎにホームページを見た時にはまだ出ていなかったんですけれども、

委員:
いや、私、11時に出ると言うつもりで見てたら、ちょっと前にはすでに出ていたので、
11時数分前には確実に出ていました。

●出てました?は~ん・・・

委員:はい

●分かりました、それは何か確認できるものはありますかね?
いや、ちょっと、それで、実は1時前後ぐらいに、あらためて見たら出ていて、
最後に見たのは12時過ぎで出ていなくてですね、
今日午前中、朝から見ていたんですけれども、出ていなくて、
何故急に出たのかなと思ったんですが、時間は確実ですか?

再稼働32326


委員:
私が見た時には11時に出ると思って、2,3分前に見たら、すでに出ていたので、
「ああ、出てるな」と・・・認識していますけれど。


事務、担当者からお答します。
時間としましては、11時55分から56分のあたりに出ておりました。
あ、ごめんなさい、10時ですね、10時55分から56分の間に出ておりまして、
正式な時間が知りたいという場合にはちゃんと履歴が残っておりますので、
その課の方に後でお問い合わせいただければお答えいたします。
お知らせしてお答えいたしますのでお問い合わせください。


50:11
ニコニコ動画(七尾)の質問

●今後の事。
今回の資料を政治判断を行う4閣僚に、4大臣に直接ご説明をするようなスキームにはなっているんでしょうか?

斑目:
あの~、これは、あのー、求められたら、なにか出ざるを得ないかもしれませんけれど、
今現在はなにも聞いてないという事です。

50:44
時事通信(カンダ)の質問

●先ほどから二次についての不十分さについての質問が出ているが、
当初、一次と二次に分けて行うという時に、了承されたとおっしゃいましたが、
これだけ不十分な一次評価というものを分けてやるという事を了承された理由は何だったのか?
また、その当時と今とでは、一次評価に対する見方とか、そういうものが何か変わっているのですか?

斑目:
あの~・・・どう言ったらいいかな、
あの、えーっと、
と・・・当時はですね、まさかこんなに時間がかかるとは思っていないんですよ。
で、あの、一次評価っていうのはサッ!ってやるので、
えーーっと、ま、あの、「設計許容値等を判断基準にしますよ」という事で了承してしまった。
で、それが今頃になって出てきたという事については、
「遅いなぁ」という気持ちは相当あります。

●二次評価に関してもですね、12月という年限が区切ってある訳で、
そういう意味では、何も一次評価を先にやらせる必要もなかったわけで、
その辺を委員会として指摘されなかったのは、どうしてですか?

斑目:
あの、あくまでも、原子力安全委員会が7月6日に出した要請に対して、
原子力安全保安院の方から「こうやりたい」と言ってきて、
えー、それで、どうしてもだめな理由がない。
で、と、当然、あの、一次二次の順でちゃんと行われるだろうと考えたので、了承したという事です。



ーーーー

この会見を最後まで書き出してみて思ったのは、
原子力安全委員会って何のためにあるんだろう(。◔‸◔。)?? 

・・・っていうことです。

何の権限も持たず、責任も無く、
じゃぁ、何で二重チェックだなんていうんだろうか?

もう3月末で解散だからと、責任感がなさすぎです。
っていうか・・・安全委員は、いても無意味だったのかな?保安院が全部決めるんだから。


もっと、専門家としてちゃんと自信を持って、保安院や政府に意見を言えばいいのに
だらしない
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comment 2
コメント
↑で、ググってやってつかあさい。

>もう3月末で解散だからと、責任感がなさすぎです。

8月からな~んも変わってません┐('~`;)┌
ボンゴレロッソ | 2012.03.26 14:26 | 編集
| 2012.03.26 19:55 | 編集
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