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03.24
Sat
がれきを九州まで運び焼却する事が「絆」ではないと思うわたしは
なんとか、少しでもきれいな土地を日本に残したいと思い九州地方の状況を下記のブログに載せました。
安心できる食べ物と逃げる場所を残して欲しい!とても気になる「九州地方各県の瓦礫受け入れ」

沖縄にもがれきが運ぼう!ということは以前から聞いていましたが、
これ、どうやって運ぶんですか?
自衛隊の飛行機?大型船舶??

沖縄の方々と避難された方が、
がれき受け入れ阻止に、とても力を注いで下さっている様子が分かる記事です。

私はがれきの広域処理には反対です。

震災がれき 広がる反対 市民団体「ほかの支援を」
琉球新報 2012年3月24日

県や那覇市、南風原町など一部市町村が、被災地からのがれき処理受け入れに前向きな姿勢を示していることを受け、
受け入れ反対を求める動きが活発化している。

県外からの避難者も加入する市民団体が23日、那覇市、南風原町を相次いで訪問。
「子どもたちを守ってほしい」と受け入れないよう申し入れた。

那覇市、南風原町在住の母親たちが、がれき処理以外の形で被災地の支援を考える会を24日にも立ち上げる。
一方、長男の尿から放射性セシウムが検出されたため沖縄に一時、保養に来た岩手県の女性は
「がれきの受け入れはやめてほしい」と切実な声を残し帰郷した。
 
23日に那覇市役所、南風原町役場を訪ねたのは「てぃんふぁ沖縄未来にいのちをつなぐ会」の約20人。
南風原町役場では、高江洲あやの共同代表が、城間俊安町長に要請書を手渡した。

メンバーは
「がれきの安全性が確保できない」と主張。南風原町から仲井真弘多県知事に撤回を要請するよう求めたほか、
避難者の受け入れ継続など、ほかの形での支援策を提案した。
 
城間町長は
「最初からノーではなく、被災地を救う気持ち、人助けが基本だ。
きちんとチェックし、汚染されていないものを受け入れることが基本」との見解を述べた。
 
同会は
「安全を吟味して禍根を残さないように、情報共有の場所をつくってほしい」と求めた。
 
那覇市役所では、那覇市環境部の石川清秀副部長が対応。
「市長はまだ受け入れるとは言っていない。住民合意や安全性、施設への影響を確認しないとできないというスタンス。
新しく作られた法律を確認している状態。国の要請文も届いておらず、動く段階にない」と述べるにとどめた。

24日には赤嶺志奈子さん=那覇市=らが呼び掛けて
「がれき処理以外の形で被災地を支援したい沖縄のママたちの会」(仮称)を発足させる。
2市町の母親たちが集まり、がれき処理受け入れ反対の立場から、首長や議会議員らに働き掛ける会になる見通し。
赤嶺さんは「沖縄がほかにできる支援の方法を考えたい」と話した。

ーーーーー

誰にでも理解できる「瓦礫の広域処理が許されない12の理由」から

10~12の理由

(10)沖縄だからこそ可能な、被災地支援の可能性がある。
沖縄は放射性物質の降下が少ない、日本でも有数の清浄な土地です。
沖縄は、放射能フリーの県産農産物の増産、健康食品の開発・増産、保養地の整備、
避難者の受け入れなどを通して、被災地復興を支えることができます。

(11)瓦礫の受け入れは、沖縄県民重視の政策とはいえない。
広域処理は、県内の産廃業者にある程度の利益をもたらしますが、
一般県民はリスクと不安を背負い込むだけで、ほぼ何も利益がありません。
瓦礫受け入れは沖縄のイメージダウンにつながり、
観光業、県産農産物、健康食品の需要も、減じることでしょう。

(12)那覇・南風原クリーンセンターでの瓦礫焼却には、作業員や住民の健康および、
   メタルやスラグの汚染による経済的損失に関して、膨大なリスクが伴う。
同クリーンセンターは人口密集地区にあり、
近隣には学校や病院が複数あって、事故が起きたときの被害は甚大です。
また、同クリーンセンターの焼却灰からは、メタルとスラグがリサイクルされ、
年間1億3000万円の収益をもたらしています。
しかし、瓦礫が焼却されると、それらの汚染度を調査する必要性が生じ、
かりに汚染が発覚した場合は、売却できなくなります。


そして、城間町長は「きちんとチェックし、汚染されていないものを受け入れることが基本」とおっしゃっていますが、

(3)放射能汚染検査には不備があり、安全性を確保できない。
現状の放射能汚染検査はγ線核種のみが対象で、
毒性の高い放射性プルトニウム、ストロンチウムなど、α線核種とβ線核種の測定は、ほとんどなされていません。
γ線核種も、検出下限値の切り上げや測定時間短縮によって、不検出になりえます。
しかも、瓦礫の汚染調査はサンプル調査であり、実際の汚染度より低く試算される可能性があります。
安全性アピールのパフォーマンスとして、
瓦礫に空間線量計をかざし、上昇が見られないと主張されることがありますが、
瓦礫の汚染度は空間線量計では測定できません。

汚染されているかいないかは、後にならなければ分からないと私は思います。



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comment 3
コメント
産廃ゴミに不法投棄はつきもの。
瀬戸内海の、香川県豊島が好例です。
岩手・宮城から九州・沖縄に運搬する途中で、汚染がれきが海洋投棄される可能性だってあるわけだ。
ボンゴレロッソ | 2012.03.24 21:25 | 編集
瓦礫ではなく、避難家族の受け入れ支援。
安全な食の供給支援。
本当にもっともで、すばらしいと思います。
少しでも多くの人を、少しでもきれいな場所で受け入れ支援をし、
まだ残っている人には、特に学校給食になど、確実に安全な食の供給。
それが日本が生き残れる、これ以上事態を悪化させない唯一残された方法でしょう。

瓦礫を受け入れないのが、復興を妨げる非国民だなどという、いつの時代のどこの国のプロパガンダなのかと疑いたくなるような恥ずかしいことは、もうやめていただきたい!!
自分だけ助かっても仕方が無い。ならば、みんなで健康害して、共に苦しんで死んでいこう!と言っているようなものです。
復興どころか、国全体の衰退プロパガンダにしか、私には感じられません。

原子力ムラの狂気に屈してはいけません!!
Blue Dolphine | 2012.03.25 01:16 | 編集
51番目の衆には先の大戦末期からの老舗がいて、52番目はつい最近出し抜かれてしまったので、後塵を拝して53番目となるべく、「(財布と通帳わたすだけじゃダメで、見た目の太りすぎもいやみたいだから)がんばってスリムアップしま~す」と、必死に手を振りつつ人減らしにまい進しているのがいまのこの邦の管理者たち。そんな彼らが熱心に振っている“絆”の旗は、だれもが知っているように、個人間の愛情レベルでのみ生きてくる「きずな」とは似て非なるもの。そのニセ絆の旗には“鬼綱”(きづな)と書くべきである。
敦賀福一 | 2012.03.25 10:14 | 編集
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