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03.28
Wed

今日の東京新聞朝刊で見つけた二つの記事です。

菅前首相 「脱原発議連」を設立
東京新聞 2012年3月28日 朝刊

菅直人前首相ら民主党の有志国会議員が、
原発のない社会への道筋を示す勉強会「脱原発・ロードマップを考える会」を設立する。
二十八日に約三十人が出席して準備会合を開く。
野田政権が、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働など原発依存に傾斜するのにブレーキをかけるのが狙い

「考える会」は総電力量に占める再生可能エネルギーの比率などを年次的に計算し、
脱原発の実現に向けた行程表を作成。
再生エネへの投資や、廃炉にかかる費用など経済的影響も検討する。

菅氏は首相在任中、脱原発に意欲的だったが、退陣後は表だった動きを控えてきた。
だが、なし崩し的な原発再稼働容認や、原発存続路線がとられないよう、議連をつくって政府に訴えることにした。


「考える会」には、
江田五月元法相、民主党エネルギーPT座長代理の近藤昭一衆院議員らも賛同している。
菅氏は「ドイツでは二〇二二年までに原発をすべて停止させる政府の工程表を決めている。
日本も中長期計画を議論する場が必要だ」と話している。


ーーー

そして、近藤昭一衆院議員は党派を超えた「原発ゼロの会」も呼びかけました。

ーーー

超党派の「原発ゼロの会」発足 有志議員、6月に提言
東京新聞 2012年3月27日 18時09分

全原発廃炉を目指す民主、自民両党などの有志議員が27日、
超党派の勉強会「原発ゼロの会」を立ち上げた。
政府が新しいエネルギー基本計画を策定する前の6月をめどに
原発に頼らないエネルギー政策をまとめ、政府に提言したい考えだ。

発起人は
民主党の近藤昭一
自民党の河野太郎
みんなの党の山内康一、
社民党の阿部知子の各衆院議員と
公明党の加藤修一参院議員。


阿部氏は
「思いを同じくする議員の参加をさらに募る。原発ゼロの声を国会の過半数にするためのエンジンになりたい」と述べ、
各党議員に参加を呼び掛ける意向を示した。
(共同)


ーーーー

総選挙の時の基準になります。

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comment 4
コメント
この動きには、むしろあきれるだけ。
江田五月というのは、東大学生紛争で好き勝手暴れ、親父が大政党の大物だったからかは知らないが無事にきりぬけ、逆に法を守る裁判官になり、それを途中で辞めて政治家になった。あの硬骨漢の田英夫さんの社市連から社民連、趣旨がおなじとはおもえない新進党に入り、民主党へと流れてきた。孤塁を守った田さんとはえらい違いだった。その間、某権力者に科技庁長官にして貰い、大臣として原発推進の旗振りをしに、嬉々としてして原発地域を回った。あのときは、みんながあきれ、新しい仲間達にも嘲笑されていた。今度は脱原発か。筋が通らないようにみえるな。
彼は日本に惨害をもたらした元科技庁長官の一人としてきちんとした弁明をしなければならないね。菅もそうだが、本人達が昔を忘れえらそうなことをいっても、国民は決して忘れていない。
| 2012.03.28 13:06 | 編集
オレは菅直人元総理の当時発した「脱原発宣言」を
一定程度評価しています
その菅をよってたかって引きずり下ろした
原発利権政治家や、官僚や、財界や、マスコミが
憎くてしょうがない!!!

菅があの時東電に乗り込んでいなければ、
東電はあの時、全員逃げ出していたかもしれないのです
そうなったら、日本はすでに終わってたかもしれい!!!

もしあの時、野田が総理だったら
と考えたらゾッとするよね

菅さんが
国会内の全ての反原発議員を糾合して
原発再稼働にストップをかけてほしいと
心から願っています

願わくは
小泉純一郎や
田中康夫なども
結集すればかなりの抵抗勢力になると思う



himadarake | 2012.03.29 05:40 | 編集
原発事故当時の菅元首相の秘書、松田光世さんの告発、えみむめもさんが書き起こしして下さっています。http://ameblo.jp/e-miracle/entry-11205781633.htmlです。
ミケネコ | 2012.03.29 16:23 | 編集
動機はいろいろあるだろうけれど、
そんなことよりも、

大切なのは、
再稼働へ向けた動きに対する強力なブレーキ役、
ストッパーの存在が、今は必要だということ。

政財界・学界を含めた原子力ムラの勢力は
まだまだ根強いもの。
夢ねこ | 2012.03.29 21:59 | 編集
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