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04.03
Tue
4/2参議院予算委員会 福島みずほ(社民)の質疑



福島みずほ(社会民主党)
ドイツでは原発事故を期にリスクとのバランスを取る立場を考えても
原発は事故のリスクがあまりにも大きすぎるとして、脱原発に大きく舵を切り全原発を停止をしました。
原発は事故のリスクがあまりに大き過ぎるとしたドイツの判断について、
総理はどうお考えでしょうか?


枝野幸男
あの、ドイツは停止をしたんでしょうか?
停止を決めたんじゃないでしょうか?
まさに、わが国もですね、原発事故を踏まえてですね、
これから原子力への依存度を引き下げていくべきだと、いう事で議論をしております。
そのスピードや最終ゴールについては様々なご意見があるところでございますが、
リスクを考えた時に原発への依存度は出来るだけ早くできるだけ大引き下げていくべきだと考えております。

福島みずほ
再稼働についてお伺いします。
保安院は第一次ストレステストに関して意見聴取会を行いました。
わたくしも傍聴に行きました。
二人の科学者、井野さんと後藤政志さんが大反対で、大きく異議を何回もその会議で言っていました。
にもかかわらず、保安院はそれを無視し、見解をまとめました。
科学者が、科学者が「安全性に問題あり」と言っているにもかかわらず、それを踏みにじるのは
3月11日前と同じではないでしょうか?
そして、原子力安全委員会、斑目委員長さんですら
「ストレステストだけでは不十分だ」と、
「第一次ストレステストだけでは不十分だ」と繰り返し発言をしています。
3月23日の原子力安全委員会の、結果報告、確認については、たとえばこうあります。
「非常用電気ディーゼルについては、これについて防護策が十分取られていない」
つまり、ブラックアウト、全交流電源喪失があり得て、防護策が十分取られていない。
これが原子力安全委員会の3月23日の見解です。
安全性が確認されてないんですよ。
安全性が十分だと科学者も言っていないんですよ。
だとしたら、なぜ政治が「安全だ」と言えるんですか?

枝野幸男
まだ安全だと判断しておりません。
さまざまな今のような経緯等について、
原子力安全保安院や原子力安全委員会での議論の経緯やそこからの報告書を
いま、精査をしているところでございます。

福島みずほ
今どう思われますか?枝野さん

枝野幸男
性差の途中ですのでまだ判断はしておりません。

福島みずほ
科学者達が意見を言っている中で、これで十分だと思いますか?

枝野幸男
保安院における審査の過程で、公開で外部の専門家の意見を聞きました。
そこで、提起された論点について、きちっとした答えが返されているのか、
それとも意見の聞きっぱなしで、答が示されていないのか、
そのあたりの事をしっかりと読み込み、
もちろん専門家ではありませんので、必要なところについては専門家に、さらに意見を聞く事も含めてですね、
今しっかりとそのプロセスを含めて精査をしております。

福島みずほ
保安院が呼んだ専門家が意見聴取会で異議を述べ続けたという事が重要です。
ドイツは科学者たちは日本の原発よりも安全だと確認をした。
しかし、政府の倫理委員会は全員で、
にもかかわらず、政治的には原発を止めようと判断をしました。
今の日本で、科学的に安全だという事が、充分確認されていないのに、
政治判断をするのは明確に間違っていると思います。
枝野さんは「今精査中だ」とおっしゃいました。
よもや科学者から聴取会で異議が出たにもかかわらず保安院がまとめたような状況で、
原子力安全委員会のあの確認報告と記者会見のブリッフィングを見て、
あれだけ疑義が出ているにもかかわらず、世界的には通用しないだろう」と
斑目さんはおっしゃってます。
こんな中で、よもやゴーサインの政治判断が出る訳はないと確信をしております。
どうかそれはよろしくお願いします。

次にこのパネルを見て下さい。これは京都府が自ら行ったSPEEDIを使って行った結果です。
セシウムもヨウ素も広範囲に広がっています。
京都府の右京区左京区、そして琵琶湖にもおおきくかかり、月によっては兵庫県にも大きく広がっております。

これで、京都は第二次世界大戦中米軍の空爆を免れた世界の大事な宝物
世界遺産です。

もし、大飯原発に事故が起きれば、
世界の宝物に本当にセシウム、ヨウ素が降り注ぎます。
琵琶湖は1400万、近畿の人たちのための水がめ。
そこにヨウ素やセシウムが降り注ぐというのが、これがSPEEDIの結果です。

この結果を見て、地元の事をこの委員会でやってきました。
京都府、京都市、大津市、滋賀県、兵庫県。
これは地元でしょうか?

枝野幸男
あのー、何度も申し上げています通り、私は地元だけでいいとは申し上げておりません。
「地元のみなさんをはじめとする国民の一定の理解が必要だ」と、
もちろんたとえば、原子力発電所の立地町とか県の意向は非常に重要だと思いますが
それ以外に広範に影響を及ぼすことがあれば、今回の教訓でございますから。
したがってすでに、滋賀県や京都府にはですね、ストレステストのご報告を申し上げて、
なおかつそこで様々なご意見を伺ってまいりましたので、
それに真摯に対応しなければいけないと思っておりますし、
それから今地名が上がりました皆さんが入っておられる関西広域連合も、
色々とご意見をまとめておられるという承知をしておりますので、
そうしたご意見も地元をはじめとする国民の皆さんの一定の理解ということの評価をするうえでは
重要な要素であると思っております。

福島みずほ
枝野さんがそうおっしゃるという事はずっと行政交渉をしている時に、
保安院や原子力安全委員会は全部地元の同意っていうふうに私達に言ってきたんですね。
わたくしにも言ってきました。
その同意が必要な地元というのは、今の枝野さんの見解だと、
国民はもちろん入ると。国民の意向は大事だ。
国民が世論調査でこれだけ、原発再稼働に62%反対している。重要ですよね、
でも地元の範囲をやっぱり確認したいんです。
この期に及んで地元と言えないのか、
でも、今のだと、含む含まれないの関係ですから、
わたくしの理解で京都府、京都市、大津市、兵庫県、滋賀県、大阪は地元っていう事でよろしいですね。

枝野幸男
これは、本当に本質的な話だと思っておりまして、
やっぱり3月11日の東京電力の事故の教訓というのは、
大変広範囲にわたって、万一原子力事故が起こったら、影響を及ぼすと。
そうした場合にあえて申し上げるなら、日本全国にあの福島の事故は直接間接に影響を及ぼしています。
そういう意味では日本全国が地元だと思います。

福島みずほ
いや、私が聞きたいのは、
これははっきりと、さっきあるように、京都府、京都市、これだけ神社があるような京都市、に全部降るんですよ。
だとしたら、自分たちに異議申し立ての権利があるのかどうかっていう事をみんな知りたいんですよ。
水がめを抱える滋賀県、大津市が、本当に自分たちが異議申し立てをしたら、その権利はあるんだなと。
じゃあ、質問を変えます。
大津市、滋賀県、兵庫県、大阪府、京都府、京都市。
私たちは、少なくても議会はすでに多くの議会が決議を出しております。
私たちは原発再稼働は今の時点ではとっても認められない。
だとしたら原発再稼働はできないという事でよろしいですね?

枝野幸男08:35
今の時点で認められないという事ならわたしもそうです。
なぜなら、原子yろく安全保安院と安全委員会等でやった、専門家の皆さんの分析評価というものを精査している途中で、それについて得心を得ていませんから、
したがって、もし得心が得られて、そういったことの説明をさせていただくことに、もしなった場合、
そうした説明を聞いていただいたうえで、ご理解いただけるかどうかという事になりますので、
現時点ではわたくしも、今再稼働には反対です。

福島みずほ
いや、やっぱり地元の範囲を聞きたいんですよ。
滋賀県議会は福島第一原子力発電所の原因究明等もなされていないなかでの、
条件はちゃんとはっきりしていますよ、
原因究明等がなされていない中での、再稼働を認めるわけにはいかないことの意見書を採択しているんですよ。
広域連合だって同じような事を言っているじゃないですか。

すでに今の時点でじゃなくて、
今の時点でこの事を議会が採択しているんですよ。
だから知りたい。
地元でいいですね?

枝野幸男
あえて聞かれれば日本中が地元です。

福島みずほ
いえ、納得しません。
日本全国が地元だとしても、私が滋賀県之知事だったら、京都市民だったら、
守りたいですよ。
自分の意見を聞いてくれるのか、どうですか?

枝野幸男
ですから、滋賀県と京都府からは、あのぉ、説明に来るように、そして意見を聞くようにとお申し出がありましたので、
させているところでありますし、
今後もそう言ったご要請が、
あの全てに・・・率直に申し上げます。
全ての市町村から求められた時に全部に対応できるのか?っていうことはありますが、
あー。県や県に準ずる政令都市等からですね、説明を求められれば説明に行かせますし、
また、そこでは意見を伺ってまいります。

福島みずほ
説明ではダメなんです。
行政交渉を沢山やってきました。
この間、保安院も原子力安全委員会もはっきり「地元の同意」って言っているんですよ。
地元の同意がなければ再稼働はできません。
だから地元にこだわるんです。
日本国民全体なんていう話じゃない。
どこが地元か?かが重要なんです。

じゃ、逆に、こういう質問で枝野さんどうですか?
滋賀県、大阪府、兵庫県、京都府、は地元であるというふうに
経済産業大臣が反対されないという事でよろしいですね?

枝野幸男
あのー、繰り返し申し上げております通り、
「地元のみなさんはじめとする国民の皆さんの一定の理解」が得られなければ再稼働はいたしません。
その場合に於いてはどこかで線引きをしてこの内側さえOkなら大丈夫だとか、
この外側は関係ないという、そういう線引きをわたくしはするべきではないと思っておりまして、
あのー、もちろん、より近い、より影響の大きいところほど、
よりその発言は重いというふうに思っております。

福島みずほ
全国って、よりハードルを高くされているという、ふうにわたしは理解しますが、
この期に及んで地元がどこか言えないというのはおかしいじゃないですか。
だって政府は建前上は、保安院もそれから原子力安全委員会の意見も聞いたことになっているんですよ。
残っているのは政治判断と地元の同意。
だから地元の範囲が重要なのに、全国だって言われたって仕方がないじゃないですか!

どこの地元が言えるんですか!
私は地元なんですか、っていう地元の声にこたえて下さいよ。
ハッキリ言って下さいよ!!

枝野幸男
あの~、本当にですね、たとえば5キロだとか10キロなりですね、50キロなりという線を引いて、
その内側の人はOKですと、その外側の人達は関係ありませんという、性質のものなのかと言えば、
それは私は、実際原発事故の福島の影響を考えてもそういう性質のものではないとおもうんです、
もちろん、より大きな影響を受ける、より影響を受ける可能性のある方ほどですね、
そうした皆さんの声をより重く受け止めなければならないという事は、
わたしも当然の前提だというふうに思っておりますが、
しかし、じゃ、どこかで、じゃあ、30キロで切ったらいいんですか?50キロで切ったらいいんですか?
私はそういう問題ではないという事を、繰り返し申し上げているんです。

福島みずほ
わたしは、京都府と京都市とと大津市と滋賀県と兵庫県に限れなんて言っているんじゃないんですよ。
最低でもここは入りますねと。
たとえば京都府は何でSPEEDIが出来たか、
文科省はなかなか出さないけれど、京都府は10キロ圏内だからSPEEDIの端末を持っているから、
京都府自ら計算したんですよ。
10キロ圏内だということの京都は、SPEEDIの端末を持っている京都府は、少なくても地元でしょ?
枝野さん、わたくしもどこかだけに狭めようなんてケチな根性は持ってないですよ。
広い方が良いと思っていますよ。
だけど、お聞きします。
京都府は地元でしょうか?
滋賀県は地元でしょうか?
私は、それだけがって言っていませんよ。

枝野幸男
あの~、今のお尋ねにね、どうお答えしても、
じゃあ、どこはどうなんですか?って全部聞かれたら、どこで線を引くのかって考えたら、
先ほど申した通りにですね、全て日本中の皆さんが、原発事故が起きれば、影響を受ける可能性があるので、
どっから先は関係ないという事は言えません。
そうした意味では、あえて申し上げれば、
原子力発電所により近い皆さん程、万が一の場合の影響は大きい訳でありますし、
あるいは地形や天候等によって、影響を受ける可能性の高い地域のみなさんというのは、
まさに「地元をはじめとする」の地元の要素が強い皆さんとして、重く受け止めなければならないと思っております。
そうした意味では、京都や滋賀県というのは
まさに具体的に事故が起こった時に影響を受ける可能性の高い地域であるという認識はいたしております。

福島みずほ
何故こういうかっていうと、最後の「地元の同意」という段階にきている訳ですよ。
政治判断と地元の同意。
わたしは、保安院と原子力安全委員会の結論を、あれはおかしいと思いますが、
しかしあとは政治判断と地元の同意で、
地元の範囲が重要だから聞いているんですよ。
テレビを見ている人だって、「うちは地元か?」ってみんな思っていますよ。
枝野さんが狭めないっていうのは分かります。
でも、最後におっしゃったでしょ?
極めて、
私もずーっと地元の同意、地元の同意って言うところで、行政と交渉してきました。
いま、最後に枝野さんがおっしゃったのは、非常に影響がある、滋賀県や京都も地元に含まれるという、
重く受け止めなければならないっていうのは、
少なくても、京都や滋賀県が同意が必要な地元であるという理解でよろしいですね。

枝野幸男
あの、まずですね、すみません。
保安院が適切でない事をご説明たのならお詫びを申し上げますが、
わたくしは一貫して「同意」とかいう言葉は使っておりません。
「地元のみなさんをはじめとする国民の皆さんの一定の理解が必要である」と。
その場合に、地元の範囲はどこかとか、地元に入るのか、と聞かれたら今のようなお答えになりますが、
大飯原発について、現に滋賀県知事と、京都府知事からは、
説明を求められ、説明に伺いました際に、さまざまなご意見を提起をされておりますので、
このお二人の理解を得られないと、地元をはじめとする国民の皆さんの一定の理解を得た事にはならないというふうには思っております。



福島みずほ
はい、じゃあどう考えても地元ですね。分かりました。
それから言っておきますが、
行政交渉をする中で「地元の同意」っていう言葉を聞いていますよ。
「地元の同意」って何度も聞いていますよ。
少なくても関西のいろんな自治体は、多く決議を出していますから、
地元の同意は取れないんですよ。
いまの段階で原発を再稼働するというのはおこがましいんですよ、出来ないんですよ。

冒頭に言ったドイツの倫理委員会
リスクとそれから経済という事を考えた場合には、どう考えてもリスクが大きい。
との、今、現状なんです。
ま、今日そこまで言って下さいましたので、地元の同意がどうしても必要な地元は
SPEEDIのこの広範囲な中から、
枝野さんは「狭めない、狭めない」とおっしゃったから、ありがとうございます。
SPEEDIの結果広がるところは、セシウムやヨウ素が降り注ぐ所は地元であるという、
地元の同意だというふうに理解をします。


ーーーーー

枝野経済産業省大臣は
国民全部に影響が及ぶとハッキリ何度も何度も言っている
国民全部の命をかけた原発再稼働を何故するのかが、
聞いていてますますʅ( ~⊖◝)ʃワカラナーくなった私でした。

枝野個人の意見は経産省の中でどのくらいの力があるものなのかも、大きな不安です。

追記:
なんか・・・さっきの4月3日昼ごろの記者会見で
枝野がこの国会の答弁を翻しているのを聞いたような・・・
「わたくしが昨日再稼働反対といったのは結果を精査していなかったから言ってしまった事で、昨日の段階と今は違う」
ん??Σ(♛♛)
早速脅されたのか・・・
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comment 2
コメント
福島さんがはっきり返事をなさっていませんが、ドイツは2022年までに全原発を停止する事を決めました。
Sachie | 2012.04.04 00:05 | 編集
突然失礼します。

あなた様の貴重な記事を引用させていただきました。
お断りが事後になりまして申し訳ありません。
お許しください。
 2012.4.6   稗史倭人伝

ブログ主様 
稗史(はいし)倭人伝 | 2012.04.06 07:23 | 編集
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