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04.04
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女川、東通原発送電線の電圧低下 冷却ポンプ一時停止
河北新報 2012年04月04日水曜日
 
東北電力は4日、
女川原発(宮城県女川町、石巻市)1号機東通原発(青森県東通村)1号機の
使用済み燃料プールを冷却するポンプが一時的に停止したと発表した。

いずれも大型の低気圧の影響で、原発につながる送電線の電圧が瞬間的に低下したのが原因。
両原発ともプールの水温に変化はなく、同社は「安全面に異常はなかった」としている。
 
東北電によると、女川原発1号機の冷却ポンプは3日午後9時50分ごろ停止し、
所員らが設備に異常がないことを確認して約20分後に稼働させた。
東通原発では4日午前6時45分ごろに停止し、約40分後に復旧した。
 
女川原発1~3号機と東通原発1号機は東日本大震災後、運転停止が続いている。
各原発の原子炉建屋にある使用済み燃料プールには震災前に使った核燃料が保管されており、
冷却を継続する必要がある。






4月4日東京電力の記者会見

・4/4 10:55 頃
当社社員が免震重要棟において、
1~3号機原子炉格納容器および原子炉圧力容器へ窒素供給を行っている
ラインの流量が0m3/h になっていることを確認。
その後、現場を確認したところ、圧縮機故障警報により、
窒素供給装置(窒素ガス分離装置B)が停止していることを確認。
12:16 現場にて、待機中の窒素供給装置(窒素ガス分離装置A)を起動し、
12:29 1~3号機原子炉格納容器および原子炉圧力容器への窒素供給を再開。
なお、1~3号機原子炉格納容器圧力および水素濃度について、有意な変動は確認されていない。

●東京電力福島第一原子力発電所では窒素封入が3時間以上止まっていました。
免震棟には異常を知らせる装置はなく、作業員が見回りするしか発見する方法はないそうです。
見周りは一日に1回。
「窒素封入に関しては50時間の余裕があるので6時間ぐらい止まっていても問題はない」と
東京電力松本純一氏は説明しました。
この件に関して一番心配なのは1号機の温度上昇だそうです。本日は異常なしとの事でした。

●作業員の方が強風で怪我をしました。
6センチ切って12針縫ったそうです。
全身サーベイで測った結果、内部被ばくはないものと考えると東京電力松本純一氏は説明しました。


●そして、2号機の原子炉建屋から西に1.2キロの深井戸からトリチウムが検出されました。
海抜33メートルより高い。建屋よりも20m以上高いところにある深井戸です
上流側に浸みこんだ水が徐々に流れ込んで来たのでは?雪どけなのでこれからも増えるでしょう。
敷地外のエリアでも影響が出る事があるかもしれません。
と東京電力の松本純一氏は説明しました。

トリチウムに関して小出先生が説明していらっしゃいます

トリチウムは、大変低いエネルギーのベータ線しか出さない、
一番エネルギーが高くても18.69エレクトロンボルトというような、
放射線としてはものすごくエネルギーの少ない、つまり危険度の少ない物なんですけれども、
水素ですので、一度環境に放出してしまうと、回収の方法すらがもう無いのです。
水になってしまいますので、どんなに水を綺麗にしようと思っても水そのものですのから、
もう取り除く事も出来ないし、人間という生き物は水が無ければ生きられませんので、
必ず体に取り込んでしまうし、細胞の中にもどこにでも入ってきてしまう


たねまきJ「アメリカの原発がベント実施・トリチウム・保安院が内部告発無視・原子力規制庁」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)1/31


たねまきJ「トリチウム・雪・福島講演」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)2/2


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