04.05
Thu
食料支援で風評被害解消 被災地の缶詰を途上国に
産経ニュース 2012.3.30 07:54
政府は、東日本大震災の被災地で製造された水産加工品を発展途上国の人々に食べてもらうため、
国連機関の世界食糧計画(WFP)と政府開発援助(ODA)に関する書簡を交換した。
食料支援を通じ、被災地の水産業振興と風評被害の解消につなげるのが狙いだ。
政府が平成23年度第3次補正予算に計上した10億円を元手に、
WFPが青森、岩手、茨城、千葉の4県の水産加工場で製造されたイワシやサバなどの水煮の缶詰を調達。
カンボジアなど5カ国で学校給食などに役立ててもらう。
加藤敏幸外務政務官は書簡交換の式典で、
「甚大な被害を受けた被災地の水産加工企業は、操業の全面再開に向け努力している」と強調した。
このODAをめぐっては、東京電力福島第1原発事故の影響を懸念する一部の市民団体などが反発。
外務省幹部は
「放射線量を検査し、安全性に問題がないものを輸出することで、海外に根強い風評被害の打破を図りたい」
と説明している。
ーーーーー
政府開発援助(ODA)プレスリリース国連世界食糧計画(WFP)を通じた人道支援
平成24年4月3日
今般,我が国はWFPを通じた総額約1億1,359万米ドルの人道支援の実施を決定しました。
本件支援は,アフガニスタン,サブサハラ・アフリカ,中東・北アフリカの21カ国において
干ばつなどの自然災害や紛争の被災者,子どもや妊産婦等,
最も貧しい人々に対して,栄養補助食品等の食料支援を行うものです。
また,アフガニスタンやコンゴ民主共和国においては
WFPが運営する人道支援関係者への輸送サービスにも活用されます。
我が国は,WFPを人間の安全の保障を推進する重要なパートナーと認識しており,
緊急食料支援及び中長期的な食料安全保障の分野で引き続き協力していきます。
WFPの活動
命を守る:
干ばつや洪水などの自然災害や紛争などにより深刻な食糧不足が発生した場合、
死の危険にさらされた人の命を守るために食糧を配給します。
発育を助ける:
乳幼児や妊娠・授乳中の女性などへ栄養強化のための食糧を配給し、健全な発育を助けます。
特に、2 歳未満の栄養状態が、その後の健康を大きく左右するため、
WFP は乳児専用の栄養強化食品の開発を進めています。
教育の機会を拡げる(学校給食プログラム):
学校で栄養価の高い給食を提供し、子どもの発育を助けると同時に、教育の機会を拡げています。
つまり、日本人が食べない被災地で取れた魚の缶詰を
水産業振興のために深刻な食糧不足の国々の幼い子供や妊婦に食べていただくという事。
飢え死にするか、汚染された食べ物を食べるのか、
こんなことが、まるで善意のように報道されている。
これでいいのか(╬◣д◢)!!
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コメント
ODAの理念は元もと崇高なものだ。もちろん厳しい国際政治の中で崇高さだけを求めるわけに行かないにしても、外務省幹部の「海外に根強い風評被害の打破を図りたい」は全くおかしい。
国がよって立つICRPも直線しきい値なしモデルに立ち、どのように微量であっても健康リスクがあるという前提で放射線防護基準を取り、なおかつICRPの勧告をどこまで国内法に取り入れるかはその国の自由だし、食い物を買うか買わないかも消費者の自由なのだ。
外務省幹部が諸外国の国としての輸入制限等を念頭に置いているのか、個々の消費者の購買意欲を指しているかは分からない。しかし東日本の魚は厚労省発表の検査結果を見ても汚染度がひどい。
日本は政府の収束宣言にも関わらず事故は収束していないから、政府が明確に健康リスクに言及した上で、平常時より緩い基準を受け入れるよう国民に働きかけること自体はありうることだ。
しかし原発事故を起こしていない国の人々が、なぜ原発事故を起こした日本の国内法での基準に基づき、「安全なのに食べないのは風評被害」などと言われなければならないのか。
食べるものが不足している人々に食べさせるなど、日本の評判を落とすので大いに国益に反する。「食糧不足の国が日本の食べ物を食べた。じゃあ、日本の食べ物は安全なんだ!」って誰が考えるというのだ。全く異常。
日本の評判を落としてまで、漁業関係者の経済的利益を図ろうとするものだ。
国がよって立つICRPも直線しきい値なしモデルに立ち、どのように微量であっても健康リスクがあるという前提で放射線防護基準を取り、なおかつICRPの勧告をどこまで国内法に取り入れるかはその国の自由だし、食い物を買うか買わないかも消費者の自由なのだ。
外務省幹部が諸外国の国としての輸入制限等を念頭に置いているのか、個々の消費者の購買意欲を指しているかは分からない。しかし東日本の魚は厚労省発表の検査結果を見ても汚染度がひどい。
日本は政府の収束宣言にも関わらず事故は収束していないから、政府が明確に健康リスクに言及した上で、平常時より緩い基準を受け入れるよう国民に働きかけること自体はありうることだ。
しかし原発事故を起こしていない国の人々が、なぜ原発事故を起こした日本の国内法での基準に基づき、「安全なのに食べないのは風評被害」などと言われなければならないのか。
食べるものが不足している人々に食べさせるなど、日本の評判を落とすので大いに国益に反する。「食糧不足の国が日本の食べ物を食べた。じゃあ、日本の食べ物は安全なんだ!」って誰が考えるというのだ。全く異常。
日本の評判を落としてまで、漁業関係者の経済的利益を図ろうとするものだ。
これは、日本人として、本当に恥ずかしい。
被災地の人たちに対しても、
海外の困窮している人々に対しても、
たいへん失礼なことだと思う。
ある意味で、
同じ人間、同じ日本人に対する、差別でしょう、これは。
こういうことを発想し、実行する人間には、
「恥を知れ!」と言いたい。
被災地の人たちに対しても、
海外の困窮している人々に対しても、
たいへん失礼なことだと思う。
ある意味で、
同じ人間、同じ日本人に対する、差別でしょう、これは。
こういうことを発想し、実行する人間には、
「恥を知れ!」と言いたい。
夢ねこ | 2012.04.05 18:58 | 編集
・ 2012年3月 3.11で被災した4県で水産缶詰を給食用として、カンボジアなどに提供した。
・ 2012年春頃 カンボジアで子供を中心とした謎の病気が流行
・ 2012年7月 カンボジアで謎の病気による死者が膨らんでいると世界的に報道(主にロイター、AFP)
・ ここまでは、日本の大手メディアも報道をしていた。
・ 2012年7月 WHOが謎の病気の原因は、エンテロウィルス71で手足口病の可能性が濃厚だと発表した。
・ このWHOの発表は、日本の大手メディアで報道した形跡すら発見出来ない。
http://ooruri777.seesaa.net/article/364154479.html
・ 2012年春頃 カンボジアで子供を中心とした謎の病気が流行
・ 2012年7月 カンボジアで謎の病気による死者が膨らんでいると世界的に報道(主にロイター、AFP)
・ ここまでは、日本の大手メディアも報道をしていた。
・ 2012年7月 WHOが謎の病気の原因は、エンテロウィルス71で手足口病の可能性が濃厚だと発表した。
・ このWHOの発表は、日本の大手メディアで報道した形跡すら発見出来ない。
http://ooruri777.seesaa.net/article/364154479.html
| 2013.07.26 14:38 | 編集