日本のイカ釣り漁船が、カナダ沖に漂着したというニュースです。
星の金貨プロジェクトより日本語訳を転記します。
動画は上記のブログで見る事が出来ます。
【 日本の幽霊船、カナダに漂着 】
アメリカNBCニュース 3月26日

カナダのブリティッシュ・コロンビア州の海岸の沖で漂流しているその船は、幽霊船と呼ばれています。
専門家はこの船はおそらく、2011年3月11日の地震以来、海上を漂っていたものと見ています。
沿岸警備隊はこれは日本のイカ釣り漁船だと説明してくれました。

この船はカナダ沖に姿を現してから、50日が経ちました。
沿岸警備隊が燃料漏れなどが無いか、近く調査を行う予定になっていますが、
付近の漁業関係者などに対し、特に夜間この海域に近づかないよう警告しています。

無人のため全く灯りがついておらず、衝突等の危険性が高いためです。
そして、どのような悲劇がこの船に起きたのか、全くわからないからです。
〈バンクーバー・サン紙報道〉
東日本大震災の地震と津波によって投げ出された後、この日本のイカ釣り漁船は太平洋上を漂流し、
ブリティッシュ·コロンビア州北方の海岸の沖合、120海里の地点を漂流しています。
全長150フィートほどのこの船は左舷が傾いた状態で、
セント・ジェームズ岬の沖合140海里(約260km)の地点を漂流していました。
「この船はちょうど1年かかって太平洋上を漂流してきたことになりますが、
だとすれば事前の計算に基づく予測をかなり上回るスピードです。」
ヴィクトリア合同救助センター・海洋調査官のジェフ・オルソンがこう語りました。
ーーー転記ここまで
続きを読むに
その後の詳細を追記
津波で漂流の日本漁船、沈没させる作業
TBSNews 4月6日08:56

津波で流された日本漁船を撃沈へ 米沿岸警備隊
テレビ朝日 04/06 06:53
アメリカ沿岸警備隊は、東日本大震災による津波で青森県から流出し、
アラスカ沖で漂流を続ける日本の漁船を沈没させるために、機関砲による射撃を行いました。
漂流しているのは、青森県八戸市の港に係留されていたイカ釣り漁船で、
アラスカ沖約240キロの太平洋上を漂流していました。
アメリカ沿岸警備隊は付近を航行する船が衝突する可能性もあり、危険だとして
警備艇1隻を派遣、25ミリ機関砲で撃沈することを決めました。
そして、AP通信は5日、射撃が行われたと伝えています。
漁船が沈没したかどうかは明らかになっていません。
漁船は全長約30メートルで、船体には燃料としてドラム缶40本分にあたる約8000リットルの軽油が残っていますが、
沿岸警備隊は海中で分解されるとして環境への影響は少ないとしています。
射撃当日の5日になってカナダの漁業関係者が漁船のえい航を試みたため、射撃計画はいったん中断しました。
しかし、結局この業者がえい航を断念したため撃沈が決まりました。
北海道在住の元所有者は、船体の引き取りに難色を示していました。
津波漂流漁船を撃沈=航行に危険―米警備隊
時事通信 4月6日(金)9時20分配信
【ロサンゼルス時事】
米沿岸警備隊は5日、
東日本大震災の津波で流され、先月カナダ沖を漂流中に発見された日本の漁船「漁運丸」(約150トン)について、
付近の航行船舶に衝突などの危険が高まったと判断、撃沈することを決め、機関砲の射撃を行った。
米メディアによると、漁船は射撃開始から4時間後に沈没した。
アンカレジの警備隊当局によると、
漁運丸は5日午後1時(日本時間6日午前6時)時点で、
アラスカ州南部シトカ沖合西約290キロの米国の排他的経済水域(EEZ)内を漂流。
全長約30メートルの船体は1発目の被弾を受けて傾き始め、その後炎上した。
米警備隊 震災漂流漁船沈める
NHK 4月6日 15時45分
去年の東日本大震災による津波で青森県の八戸港から流され、
アラスカ沖合の太平洋を漂流していた日本の漁船について、
アメリカの沿岸警備隊は、付近を航行する船舶の安全を脅かすおそれがあるとして、
漁船を砲撃して、海に沈める措置を取りました。
この漁船は、東日本大震災による津波で、青森県の八戸港から流された全長およそ60メートルのイカ釣り漁船で、
先月20日にカナダ西海岸にあるクイーンシャーロット諸島の沖合で、無人で漂流しているのが見つかり、
その後、さらに北のアメリカのアラスカ沖合で漂流を続けていました。
この漁船について、アメリカ沿岸警備隊は5日、付近を航行する船舶の安全を脅かすおそれがあるとして、
砲撃して海に沈める作業に取りかかりました。

沿岸警備隊によりますと、25ミリ機関砲で、数時間にわたって砲撃を続けた結果、
漁船は5日夕方、沈没したということで、
ヘリコプターからの映像には、砲撃を受けた漁船が、煙を上げている様子が映っています。


東日本大震災による津波で流出し、太平洋上を漂っている家屋や船舶などのがれきは、およそ300万トンに上り、
大部分は、来年にもアメリカやカナダの太平洋沿岸に接近するものとみられています。
“処理してもらいほっとした”
このイカ釣り漁船は青森県の八戸港に係留されていて、津波で流されました。

八戸港を拠点にするイカ釣り漁船などが所属する「八戸みなと漁業協同組合」の熊谷拓治組合長は

「もし、あの漁船が外国で事故を起こせば、国や業界の責任が問われることなどが心配されていたが、
適切に処理してもらいほっとしている。
今後、震災で流された漁船やがれきが外国で問題になる可能性がある。
気を緩めることなく、業界としてさまざまなことを想定しながら対策を検討していきたい。今
回の事例は今後の参考になると思う」と話していました。
星の金貨プロジェクトより日本語訳を転記します。
動画は上記のブログで見る事が出来ます。
【 日本の幽霊船、カナダに漂着 】
アメリカNBCニュース 3月26日

カナダのブリティッシュ・コロンビア州の海岸の沖で漂流しているその船は、幽霊船と呼ばれています。
専門家はこの船はおそらく、2011年3月11日の地震以来、海上を漂っていたものと見ています。
沿岸警備隊はこれは日本のイカ釣り漁船だと説明してくれました。

この船はカナダ沖に姿を現してから、50日が経ちました。
沿岸警備隊が燃料漏れなどが無いか、近く調査を行う予定になっていますが、
付近の漁業関係者などに対し、特に夜間この海域に近づかないよう警告しています。

無人のため全く灯りがついておらず、衝突等の危険性が高いためです。
そして、どのような悲劇がこの船に起きたのか、全くわからないからです。
〈バンクーバー・サン紙報道〉
東日本大震災の地震と津波によって投げ出された後、この日本のイカ釣り漁船は太平洋上を漂流し、
ブリティッシュ·コロンビア州北方の海岸の沖合、120海里の地点を漂流しています。
全長150フィートほどのこの船は左舷が傾いた状態で、
セント・ジェームズ岬の沖合140海里(約260km)の地点を漂流していました。
「この船はちょうど1年かかって太平洋上を漂流してきたことになりますが、
だとすれば事前の計算に基づく予測をかなり上回るスピードです。」
ヴィクトリア合同救助センター・海洋調査官のジェフ・オルソンがこう語りました。
ーーー転記ここまで
続きを読むに

津波で漂流の日本漁船、沈没させる作業
TBSNews 4月6日08:56

津波で流された日本漁船を撃沈へ 米沿岸警備隊
テレビ朝日 04/06 06:53
アメリカ沿岸警備隊は、東日本大震災による津波で青森県から流出し、
アラスカ沖で漂流を続ける日本の漁船を沈没させるために、機関砲による射撃を行いました。
漂流しているのは、青森県八戸市の港に係留されていたイカ釣り漁船で、
アラスカ沖約240キロの太平洋上を漂流していました。
アメリカ沿岸警備隊は付近を航行する船が衝突する可能性もあり、危険だとして
警備艇1隻を派遣、25ミリ機関砲で撃沈することを決めました。
そして、AP通信は5日、射撃が行われたと伝えています。
漁船が沈没したかどうかは明らかになっていません。
漁船は全長約30メートルで、船体には燃料としてドラム缶40本分にあたる約8000リットルの軽油が残っていますが、
沿岸警備隊は海中で分解されるとして環境への影響は少ないとしています。
射撃当日の5日になってカナダの漁業関係者が漁船のえい航を試みたため、射撃計画はいったん中断しました。
しかし、結局この業者がえい航を断念したため撃沈が決まりました。
北海道在住の元所有者は、船体の引き取りに難色を示していました。
津波漂流漁船を撃沈=航行に危険―米警備隊
時事通信 4月6日(金)9時20分配信
【ロサンゼルス時事】
米沿岸警備隊は5日、
東日本大震災の津波で流され、先月カナダ沖を漂流中に発見された日本の漁船「漁運丸」(約150トン)について、
付近の航行船舶に衝突などの危険が高まったと判断、撃沈することを決め、機関砲の射撃を行った。
米メディアによると、漁船は射撃開始から4時間後に沈没した。
アンカレジの警備隊当局によると、
漁運丸は5日午後1時(日本時間6日午前6時)時点で、
アラスカ州南部シトカ沖合西約290キロの米国の排他的経済水域(EEZ)内を漂流。
全長約30メートルの船体は1発目の被弾を受けて傾き始め、その後炎上した。
米警備隊 震災漂流漁船沈める
NHK 4月6日 15時45分
去年の東日本大震災による津波で青森県の八戸港から流され、
アラスカ沖合の太平洋を漂流していた日本の漁船について、
アメリカの沿岸警備隊は、付近を航行する船舶の安全を脅かすおそれがあるとして、
漁船を砲撃して、海に沈める措置を取りました。
この漁船は、東日本大震災による津波で、青森県の八戸港から流された全長およそ60メートルのイカ釣り漁船で、
先月20日にカナダ西海岸にあるクイーンシャーロット諸島の沖合で、無人で漂流しているのが見つかり、
その後、さらに北のアメリカのアラスカ沖合で漂流を続けていました。
この漁船について、アメリカ沿岸警備隊は5日、付近を航行する船舶の安全を脅かすおそれがあるとして、
砲撃して海に沈める作業に取りかかりました。

沿岸警備隊によりますと、25ミリ機関砲で、数時間にわたって砲撃を続けた結果、
漁船は5日夕方、沈没したということで、
ヘリコプターからの映像には、砲撃を受けた漁船が、煙を上げている様子が映っています。


東日本大震災による津波で流出し、太平洋上を漂っている家屋や船舶などのがれきは、およそ300万トンに上り、
大部分は、来年にもアメリカやカナダの太平洋沿岸に接近するものとみられています。
“処理してもらいほっとした”
このイカ釣り漁船は青森県の八戸港に係留されていて、津波で流されました。

八戸港を拠点にするイカ釣り漁船などが所属する「八戸みなと漁業協同組合」の熊谷拓治組合長は

「もし、あの漁船が外国で事故を起こせば、国や業界の責任が問われることなどが心配されていたが、
適切に処理してもらいほっとしている。
今後、震災で流された漁船やがれきが外国で問題になる可能性がある。
気を緩めることなく、業界としてさまざまなことを想定しながら対策を検討していきたい。今
回の事例は今後の参考になると思う」と話していました。
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コメント
>世界中の専門家が
「除染の前に、日本全土の徹底的な放射線量の測定を実施すべきである」
>と主張しているのに、なぜ日本政府がやろうとしないのかわかったような気がします。
>将来に「証拠」を残したくないのでしょう。
一方的な被害国でない限り、どこの政府だって自国の放射線量の測定はやりたくないが。
「除染の前に、日本全土の徹底的な放射線量の測定を実施すべきである」
>と主張しているのに、なぜ日本政府がやろうとしないのかわかったような気がします。
>将来に「証拠」を残したくないのでしょう。
一方的な被害国でない限り、どこの政府だって自国の放射線量の測定はやりたくないが。
ロッソ | 2012.04.05 14:56 | 編集