04.10
Tue
フィルター付きベント装置の設定予定が2015年だという工程表を関電は政府に出した。
「作るつもりだ」といえば設置されていなくても安全性に問題は無いとする「新安全基準」
どうしても納得いかない。
2015年にきちんと設置されてから、再稼働をどうするのかじっくり考えてもいいのではないか?とわたしは思う。
古舘さんが、この問題について追及しました。
ーーーーー
2012年4月9日月曜日 報道ステーション

古舘伊知郎:
ま、これだけじゃちょっと良く分からないですよね、
夏の電力不足というのも、電力会社の方が一方的に言っている訳ですから、
政府もこれから大いに絡んでですね、時間がどんなにかかろうとも、やっぱりそのあたりをですね、
省エネにどれだけ頼れるのかとか、あるいは火力に頼った場合どれだけお金がかかるのか、
あるいはこのぐらいで抑えられるのか、
その徹底的な情報開示も政府がやっていかなければいけないという事も一つあると思います。
それから今日の動きとし手はですね、関西電力が大飯原発3,4号機の再稼働に向けてですね、
計画を、計画書を出したわけですから、ま、それで適合と見たという事は、
大飯原発3,4号機再稼働に向けて大きく動いた日というふうに言えると思うんですね。
じゃ、その関西電力が今日の午前に出してきた、その中を見てみるとですね、
「あれ?」と思うような点もかなりあるわけです。
ま、具体的にみていきますと、たとえばここに防波堤があります。

これは現在5mなんですけれども、3mかさ上げしてですね、8メートルの防波堤をつくるという事なんですが、
それは2013年度予定と書いてあります。これですね、
ですから、来年度。まだできている訳ではないですね。

それから福島第一原発の際の、あの原発事故で、最大の拠点となったのが免震重要棟という建物ですけれども、
大飯原発にはその免震重要棟がありません。
したがってそれは作ると言っているんですが、これは作ると言っても2015年度予定ということなんですね。
そして周囲が山々に囲まれている感じの作りなので、
どこにどう作るのかという事が、全くはっきりしないという。
で、それからですね、まだまだあるんですね。
ちょっとこちら、3号機4号機の後ろ、崖下になっておりまして、
この崖下の前にですね、4台の車が見えると思いますけれども、非常用の発電車なんですね。

4台まとめてここに置いていて、地震が来た時にがけ崩れが起きたら大変だという事で、
この非常用発電装置を分散させるというふうに言っているんですが、
やはり崖が多いところなので、どこにどのように分散するのかが分からない。
それから当然ことながら今一度、東京電力福島第一原発の爆発事故を考えた時にはですね、
建屋内にも水素が充満した。
そして水素をうまく逃がさなくてはいけないということで、ま、いろいろありましたけれども
まず水素を取り除く装置をつくると言っているんですが、それが今ないので、大飯に。
ところがこれも来年度予定という事になっていますし、

そして最終的には、ベントをしても結果水素爆発になってしまったベントをめぐって
福島第一原発ではいろんな不手際があったと言われている中で、
これもフィルター付きのベント装置というものは無い。
それは大飯原発は3,4号機2015年度までの予定で作ると言っている。
全ては予定の状態で再稼働に向けて大きく動いたということがいえるんですね。

さらに言える事はですね、とっても大切なこと、こちらですね。
30キロ圏内の、大飯原発から30キロ圏内の住民の避難計画がまだできていない。
これは一番重要だと思います。
そして根本原因は、あの福島の事故の徹底的原因究明が成されていない。
このなされていない状況下で再稼働に向けていいのかと、
そういう考えをお持ちになる方も多くいらっしゃるんではないでしょうか。
そこでですね、そもそもの政府の再稼働に向けての段取りというものはもともとはこういうものでした。
一次評価のストレステストがOkであるならば、保安院がそれにお墨付きを与えると。
そして原子力安全委員会がそれをまた認可するという。
ま、一連の流れで再稼働までという大変な段取りがあると。
その中で気になることが、まず一つ目。
原子力安全委員会の委員長である斑目さんは、こんなふうに言ったんですね、ちょっと前ですが、
「安全宣言的なものをこの一次評価だけでやる気なんか、全くございません」とこの方は言いました。

安全委員会の委員長がそういっているというのが引っ掛かかりますよね。
それからもうひとつ、
このところの流れとしては、かねてより滋賀県の嘉田知事。
ま、これは再稼働に異を唱えていらっしゃいました。
そして、このところといいますか、大阪の橋下市長も猛然と、
「こんな状況下で再稼働なんかできる訳がない」と、
ま、橋下市長がかなり猛然と言っている事に関しては、政府は想定外だったのかもしれません。
先週1週間の動きって言うのは、さらにこの段取りに付け加わって、
無理に先週1週間、グイッ!っとこういう段取りをつくって演出したかに見えるんですね。
それはこちらです。

総理大臣を含む4人の閣僚が集まって、話しあって政治判断をする。
なにを政治判断をしたのかというとですね、
原子力安全保安院の安全へ向けての様々な判断基準という安全基準があって、
それを焼き直す形で、新しい判断基準をつくったのが政治判断だったんです。
もっと具体的に言いますと、大飯再稼働に関して関西電力に、
ま、これに基づいた計画書、行程表をつくれと言ったのが先週の金曜日なんです。
そしてわずか、今日は月曜日ですから、3日しか経っていない今日の午前に、
関西電力は早くも新基準にのっとったというかたちの工程表を出してきた。

その行程表の中身の一部が、大飯の3,4号機をめぐって、先程指摘させていただいた部分なんです。
それでは今週からどういう流れになるのかなと推測しますとね、
まず、今週末になろうかと言われていますが、
枝野経産大臣が福井県の県知事と会いまして説明をする。
そして、ま、来週になったとして、
そこでまた、総理を含む4閣僚が話しあって政治判断をして、
5月にも大飯の3,4号機は再稼働か。という流れになる。
なりそうだという事なんです。
これに対してどういうふうにお考えになるでしょうか?

この安全保安院がですね果たして、今までどういう事をやってきたのか
たとえばここが悪いとして、責任をあの福島第一原発の時にとったのか、
あるいは政府、あるいは国会の事故調査委員会においても、
最終報告書も福島第一原発に関して出ていない中で、再稼働があっていいのかという事をハタと考えますと、
実は4月の1日に出来る予定だった役所があるんです。
原子力規制庁です。

これ、出来る予定だったんですが、このあり方をめぐって、
国会に於いてもまだ審議入りすらしていない状態で、
4月1日どころか、
この規制する役所がずーーーっと出来ないで後退している状況下でこういう事が起きている訳です。
果たして、まだ生き延びている保安院というところに任せて本来いいのか?という
疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっとそれに対して気になる発言があります。
先週の6日の記者会見ですが、枝野経産大臣はこういうふうに言ったんですね。
この保安院に関してですよ。
これは国民に、にわかにご理解いただけると思っていないが、
保安院は強い使命と責任感を持って、3月11日直後とは全く見違える組織として仕事をしてくれている。
というふうに発言しています。

果たしてそうなんでしょうか?
福島は惨状が広がっています。
1年以上経っても問題だらけでみなさんが苦しんでいらっしゃいます。
さらにはですね、原発事故が起きてから、北西の方向に避難したために、
結果高い放射線量に被曝していったという、
さまざまな方々がいらっしゃいます。
あの身の危険、今後の不安という事を考えた時に、
やすやすと再稼働をしてもいいのか?
じっくりと考えるべきことがあると、
そも、この原子力に関してはですね、再稼働をすればするほど、核のゴミが出るんですね。
使用済み核燃料。
ま、これはですね、平均すると、全国のこの日本国内の原発で、燃料プールに7割はもうすでに埋まっている。
あとは満杯に近づいていくのみという中で、そもそも稼働していいのか。
このあたりも包括的に考えるべきではないか?と、
そういう思いを込めて今日は、今日の動きを、今までの動きをお伝えさせていただきました。
動画にUPして下さった方がいらっしゃいました。
報道ステーションの動画と、古舘さんの話しの前の部分、「再稼働に向けた今日の動き」を
続きを読むに
書き出しました。
20120409 再稼働について 古館伊知郎 報ステ 投稿者 nyancoro2011

小川
続いて再稼働に向けて着々と準備を進めている大飯原発のニュースです。
この安全性は本当に確保されるのか、さまざまな疑問があるんですけれども、この後たっぷりと検証していきます。
その前にまずは今日の動きです。
再稼働へ着々・・・大飯原発
政府「安全基準おおむね適合」
関西電力はこの3号機4号機について、安全対策の工程表を政府に提出しました。
そして野田総理と関係閣僚はこれを妥当と判断しました。
枝野幸男 経済産業大臣:
関西電力の大飯発電所3,4号機については、我々が決定した判断基準に照らして、
おおむね適合しているとの判断を行いました。
この工程表は野田総理と関係閣僚が、先週の会合で原発を再稼働する条件として求めていたものです。
工程表には、事故の際に現場の対策拠点となる免震重要棟やフィルター付きのベント設備について、
2015年度までに完成させる計画が盛り込まれています。
さらに今日の会合では関西電力による、この夏の電力需給への見通しも提出されました。
原発が再稼働しない場合、おととし並みの猛暑になれば、最大19.6%の電力不足。
また、去年並みの節電を行っても、7.6%の不足が生じるとしています。

今後こうした電力需給の予測も考慮しながら、関係閣僚が再度会合を開き、
再稼働の必要性を協議することにしています。
再稼働が必要と判断されれば、
枝野大臣が今週末にも地元福井県を訪問し、再稼働に向けた説明を行う方針です。
ーーーー
関電が提出した最大電力不足が19.6%に増えてる><:
まず最初は25%(赤道直下の温度設定)→13.9%(42.6度の設定)→19.6%(今回の予想)
これにはビックリです。
これが嘘だという事も古舘さんにもっと時間を割いて報道してほしいな~。
①関電のデマ!!電気不足で大飯原発再稼働!
「嘘だとはっきり証明します」広瀬隆4/5(内容書き出し)より
広瀬隆:
要するに関電がですね、なんと、
「今年の夏におととし並みの猛暑であれば原発ゼロの場合25%の電力不足が起こる」と
で、これをですね、全ての新聞が引用しているんですよ。
「ええっ!?」っと思ってね。
そんなことありえない数字なもんで、これ見て下さい、これ25%、ね。
日経もね今年の2月ですよ、これ。「今夏25%不足の恐れ」
一体ね、私は新聞記者というのは何の競争能力があるのか、って思っていたら、
なんと12日になって、ようやくですね、13.9%不足になりましたって、
これは何でか?って言いますとね、
大阪府と大阪市のエネルギー戦略会議が開かれて、その会議で新しい資料を出したんですね。
そこには、13.9%。
なんでこんなに一気に下がったりするのか?と、
まずこれが怪しいでしょ?
・・・略・・・
そうすると、関西電力が一体どれだけの最大電力
3037万キロワットを、何でそういう事を予測したかっていう事が、グラフで見ると、
42.6℃とかいう、
山口:気温が?
広瀬:
あり得ない事を想定していたっていう事がバレちゃったんです。
・・・・
報道SPエンディングで古舘伊知郎決意表明3/11(動画・音声・内容書き出し)
「もし圧力がかかって番組を切られても私は私でそれは本望です」
そう語ってくれたあの日。
ガンバレ古舘(っ`・ω・´)っフレーフレー!!!
報道ステーションの投稿サイトです ↓
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/index.html
もっともっと時間を割いて原発問題を古舘さんが語れるように応援しましょうd(◕‿-。) ネ❤
「作るつもりだ」といえば設置されていなくても安全性に問題は無いとする「新安全基準」
どうしても納得いかない。
2015年にきちんと設置されてから、再稼働をどうするのかじっくり考えてもいいのではないか?とわたしは思う。
古舘さんが、この問題について追及しました。
ーーーーー
2012年4月9日月曜日 報道ステーション

古舘伊知郎:
ま、これだけじゃちょっと良く分からないですよね、
夏の電力不足というのも、電力会社の方が一方的に言っている訳ですから、
政府もこれから大いに絡んでですね、時間がどんなにかかろうとも、やっぱりそのあたりをですね、
省エネにどれだけ頼れるのかとか、あるいは火力に頼った場合どれだけお金がかかるのか、
あるいはこのぐらいで抑えられるのか、
その徹底的な情報開示も政府がやっていかなければいけないという事も一つあると思います。
それから今日の動きとし手はですね、関西電力が大飯原発3,4号機の再稼働に向けてですね、
計画を、計画書を出したわけですから、ま、それで適合と見たという事は、
大飯原発3,4号機再稼働に向けて大きく動いた日というふうに言えると思うんですね。
じゃ、その関西電力が今日の午前に出してきた、その中を見てみるとですね、
「あれ?」と思うような点もかなりあるわけです。
ま、具体的にみていきますと、たとえばここに防波堤があります。

これは現在5mなんですけれども、3mかさ上げしてですね、8メートルの防波堤をつくるという事なんですが、
それは2013年度予定と書いてあります。これですね、
ですから、来年度。まだできている訳ではないですね。

それから福島第一原発の際の、あの原発事故で、最大の拠点となったのが免震重要棟という建物ですけれども、
大飯原発にはその免震重要棟がありません。
したがってそれは作ると言っているんですが、これは作ると言っても2015年度予定ということなんですね。
そして周囲が山々に囲まれている感じの作りなので、
どこにどう作るのかという事が、全くはっきりしないという。
で、それからですね、まだまだあるんですね。
ちょっとこちら、3号機4号機の後ろ、崖下になっておりまして、
この崖下の前にですね、4台の車が見えると思いますけれども、非常用の発電車なんですね。

4台まとめてここに置いていて、地震が来た時にがけ崩れが起きたら大変だという事で、
この非常用発電装置を分散させるというふうに言っているんですが、
やはり崖が多いところなので、どこにどのように分散するのかが分からない。
それから当然ことながら今一度、東京電力福島第一原発の爆発事故を考えた時にはですね、
建屋内にも水素が充満した。
そして水素をうまく逃がさなくてはいけないということで、ま、いろいろありましたけれども
まず水素を取り除く装置をつくると言っているんですが、それが今ないので、大飯に。
ところがこれも来年度予定という事になっていますし、

そして最終的には、ベントをしても結果水素爆発になってしまったベントをめぐって
福島第一原発ではいろんな不手際があったと言われている中で、
これもフィルター付きのベント装置というものは無い。
それは大飯原発は3,4号機2015年度までの予定で作ると言っている。
全ては予定の状態で再稼働に向けて大きく動いたということがいえるんですね。

さらに言える事はですね、とっても大切なこと、こちらですね。
30キロ圏内の、大飯原発から30キロ圏内の住民の避難計画がまだできていない。
これは一番重要だと思います。
そして根本原因は、あの福島の事故の徹底的原因究明が成されていない。
このなされていない状況下で再稼働に向けていいのかと、
そういう考えをお持ちになる方も多くいらっしゃるんではないでしょうか。
そこでですね、そもそもの政府の再稼働に向けての段取りというものはもともとはこういうものでした。
一次評価のストレステストがOkであるならば、保安院がそれにお墨付きを与えると。
そして原子力安全委員会がそれをまた認可するという。
ま、一連の流れで再稼働までという大変な段取りがあると。
その中で気になることが、まず一つ目。
原子力安全委員会の委員長である斑目さんは、こんなふうに言ったんですね、ちょっと前ですが、
「安全宣言的なものをこの一次評価だけでやる気なんか、全くございません」とこの方は言いました。

安全委員会の委員長がそういっているというのが引っ掛かかりますよね。
それからもうひとつ、
このところの流れとしては、かねてより滋賀県の嘉田知事。
ま、これは再稼働に異を唱えていらっしゃいました。
そして、このところといいますか、大阪の橋下市長も猛然と、
「こんな状況下で再稼働なんかできる訳がない」と、
ま、橋下市長がかなり猛然と言っている事に関しては、政府は想定外だったのかもしれません。
先週1週間の動きって言うのは、さらにこの段取りに付け加わって、
無理に先週1週間、グイッ!っとこういう段取りをつくって演出したかに見えるんですね。
それはこちらです。

総理大臣を含む4人の閣僚が集まって、話しあって政治判断をする。
なにを政治判断をしたのかというとですね、
原子力安全保安院の安全へ向けての様々な判断基準という安全基準があって、
それを焼き直す形で、新しい判断基準をつくったのが政治判断だったんです。
もっと具体的に言いますと、大飯再稼働に関して関西電力に、
ま、これに基づいた計画書、行程表をつくれと言ったのが先週の金曜日なんです。
そしてわずか、今日は月曜日ですから、3日しか経っていない今日の午前に、
関西電力は早くも新基準にのっとったというかたちの工程表を出してきた。

その行程表の中身の一部が、大飯の3,4号機をめぐって、先程指摘させていただいた部分なんです。
それでは今週からどういう流れになるのかなと推測しますとね、
まず、今週末になろうかと言われていますが、
枝野経産大臣が福井県の県知事と会いまして説明をする。
そして、ま、来週になったとして、
そこでまた、総理を含む4閣僚が話しあって政治判断をして、
5月にも大飯の3,4号機は再稼働か。という流れになる。
なりそうだという事なんです。
これに対してどういうふうにお考えになるでしょうか?

この安全保安院がですね果たして、今までどういう事をやってきたのか
たとえばここが悪いとして、責任をあの福島第一原発の時にとったのか、
あるいは政府、あるいは国会の事故調査委員会においても、
最終報告書も福島第一原発に関して出ていない中で、再稼働があっていいのかという事をハタと考えますと、
実は4月の1日に出来る予定だった役所があるんです。
原子力規制庁です。

これ、出来る予定だったんですが、このあり方をめぐって、
国会に於いてもまだ審議入りすらしていない状態で、
4月1日どころか、
この規制する役所がずーーーっと出来ないで後退している状況下でこういう事が起きている訳です。
果たして、まだ生き延びている保安院というところに任せて本来いいのか?という
疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっとそれに対して気になる発言があります。
先週の6日の記者会見ですが、枝野経産大臣はこういうふうに言ったんですね。
この保安院に関してですよ。
これは国民に、にわかにご理解いただけると思っていないが、
保安院は強い使命と責任感を持って、3月11日直後とは全く見違える組織として仕事をしてくれている。
というふうに発言しています。

果たしてそうなんでしょうか?
福島は惨状が広がっています。
1年以上経っても問題だらけでみなさんが苦しんでいらっしゃいます。
さらにはですね、原発事故が起きてから、北西の方向に避難したために、
結果高い放射線量に被曝していったという、
さまざまな方々がいらっしゃいます。
あの身の危険、今後の不安という事を考えた時に、
やすやすと再稼働をしてもいいのか?
じっくりと考えるべきことがあると、
そも、この原子力に関してはですね、再稼働をすればするほど、核のゴミが出るんですね。
使用済み核燃料。
ま、これはですね、平均すると、全国のこの日本国内の原発で、燃料プールに7割はもうすでに埋まっている。
あとは満杯に近づいていくのみという中で、そもそも稼働していいのか。
このあたりも包括的に考えるべきではないか?と、
そういう思いを込めて今日は、今日の動きを、今までの動きをお伝えさせていただきました。
動画にUPして下さった方がいらっしゃいました。
報道ステーションの動画と、古舘さんの話しの前の部分、「再稼働に向けた今日の動き」を
続きを読むに

20120409 再稼働について 古館伊知郎 報ステ 投稿者 nyancoro2011

小川
続いて再稼働に向けて着々と準備を進めている大飯原発のニュースです。
この安全性は本当に確保されるのか、さまざまな疑問があるんですけれども、この後たっぷりと検証していきます。
その前にまずは今日の動きです。
再稼働へ着々・・・大飯原発
政府「安全基準おおむね適合」
関西電力はこの3号機4号機について、安全対策の工程表を政府に提出しました。
そして野田総理と関係閣僚はこれを妥当と判断しました。
枝野幸男 経済産業大臣:
関西電力の大飯発電所3,4号機については、我々が決定した判断基準に照らして、
おおむね適合しているとの判断を行いました。
この工程表は野田総理と関係閣僚が、先週の会合で原発を再稼働する条件として求めていたものです。
工程表には、事故の際に現場の対策拠点となる免震重要棟やフィルター付きのベント設備について、
2015年度までに完成させる計画が盛り込まれています。
さらに今日の会合では関西電力による、この夏の電力需給への見通しも提出されました。
原発が再稼働しない場合、おととし並みの猛暑になれば、最大19.6%の電力不足。
また、去年並みの節電を行っても、7.6%の不足が生じるとしています。

今後こうした電力需給の予測も考慮しながら、関係閣僚が再度会合を開き、
再稼働の必要性を協議することにしています。
再稼働が必要と判断されれば、
枝野大臣が今週末にも地元福井県を訪問し、再稼働に向けた説明を行う方針です。
ーーーー
関電が提出した最大電力不足が19.6%に増えてる><:
まず最初は25%(赤道直下の温度設定)→13.9%(42.6度の設定)→19.6%(今回の予想)
これにはビックリです。
これが嘘だという事も古舘さんにもっと時間を割いて報道してほしいな~。
①関電のデマ!!電気不足で大飯原発再稼働!
「嘘だとはっきり証明します」広瀬隆4/5(内容書き出し)より
広瀬隆:
要するに関電がですね、なんと、
「今年の夏におととし並みの猛暑であれば原発ゼロの場合25%の電力不足が起こる」と
で、これをですね、全ての新聞が引用しているんですよ。
「ええっ!?」っと思ってね。
そんなことありえない数字なもんで、これ見て下さい、これ25%、ね。
日経もね今年の2月ですよ、これ。「今夏25%不足の恐れ」
一体ね、私は新聞記者というのは何の競争能力があるのか、って思っていたら、
なんと12日になって、ようやくですね、13.9%不足になりましたって、
これは何でか?って言いますとね、
大阪府と大阪市のエネルギー戦略会議が開かれて、その会議で新しい資料を出したんですね。
そこには、13.9%。
なんでこんなに一気に下がったりするのか?と、
まずこれが怪しいでしょ?
・・・略・・・
そうすると、関西電力が一体どれだけの最大電力
3037万キロワットを、何でそういう事を予測したかっていう事が、グラフで見ると、
42.6℃とかいう、
山口:気温が?
広瀬:
あり得ない事を想定していたっていう事がバレちゃったんです。
・・・・
報道SPエンディングで古舘伊知郎決意表明3/11(動画・音声・内容書き出し)
「もし圧力がかかって番組を切られても私は私でそれは本望です」
そう語ってくれたあの日。
ガンバレ古舘(っ`・ω・´)っフレーフレー!!!
報道ステーションの投稿サイトです ↓
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/index.html
もっともっと時間を割いて原発問題を古舘さんが語れるように応援しましょうd(◕‿-。) ネ❤
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コメント
茶番だな すべてが
やっら | 2012.04.10 08:51 | 編集
福島県民として、この状況で原発再稼動なんてありえないです!
詳しく書いてくれて、ありがとうございます。
これから読ませていただきます。
詳しく書いてくれて、ありがとうございます。
これから読ませていただきます。
oyo88 | 2012.04.10 09:06 | 編集
これって、
「救命胴衣をまだ付けていませんけど、
まー、あんまり安全は確認されていないボートに乗りましょう」、とか、
「まだ子供には、浮き輪を渡していないのですが、
まー、とりあえず、泳がせてみましょう」
という発想と同じじゃないか。
事故が起きたら、すべて手遅れ。
「あと数年したらこうします」だけで稼動が許可される、
そんな、施設なんか、他の分野では一度も聞いたことないですよ。
「救命胴衣をまだ付けていませんけど、
まー、あんまり安全は確認されていないボートに乗りましょう」、とか、
「まだ子供には、浮き輪を渡していないのですが、
まー、とりあえず、泳がせてみましょう」
という発想と同じじゃないか。
事故が起きたら、すべて手遅れ。
「あと数年したらこうします」だけで稼動が許可される、
そんな、施設なんか、他の分野では一度も聞いたことないですよ。
鈴木崩残 | 2012.04.10 10:42 | 編集
早速投稿してみました。
取り上げてくれるといいですね。
というか、取り上げるべきですね。
取り上げてくれるといいですね。
というか、取り上げるべきですね。
kei | 2012.04.10 12:28 | 編集
いつも大事な記事をアップして下さって、ありがとうございます。
この前の安倍さんの意見といい、現内閣といい、もう開いた口が塞がりません。また、電力会社からの一方的な情報を何の裏付けも取らず、
そのまま鵜呑みにして、ただ垂れ流すだけの多くのメディアにも失望しています。これだけの事故が起きて、解決の糸口が見えないのにも関わらず、電力会社は勿論、政府も関係各省庁も、何が何でも何事も無かったかのように元通りに稼働させたいんですね‥‥。また、そういう事を決めるのが、現政府は、いつになく素早い事!肝心の被災地の人々のための他の対策はゴテゴテなのに。それから細野さんが環境大臣なのことも日本政府の7不思議のひとつです。環境大臣って、普通は自然や人々が住むところの環境を守る事だと思うのだけれど、彼のしようとしている事は真逆だと思います。
この前の安倍さんの意見といい、現内閣といい、もう開いた口が塞がりません。また、電力会社からの一方的な情報を何の裏付けも取らず、
そのまま鵜呑みにして、ただ垂れ流すだけの多くのメディアにも失望しています。これだけの事故が起きて、解決の糸口が見えないのにも関わらず、電力会社は勿論、政府も関係各省庁も、何が何でも何事も無かったかのように元通りに稼働させたいんですね‥‥。また、そういう事を決めるのが、現政府は、いつになく素早い事!肝心の被災地の人々のための他の対策はゴテゴテなのに。それから細野さんが環境大臣なのことも日本政府の7不思議のひとつです。環境大臣って、普通は自然や人々が住むところの環境を守る事だと思うのだけれど、彼のしようとしている事は真逆だと思います。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2012.04.11 06:25 | 編集
いつも眉間にシワ寄せて大変ですね。他人批判ばかりなら誰にでもできるわ。偉そうにコメントするだけで自分では何もできない人・しない人。せめて一つくらいは実行しては?
山川 | 2012.06.19 20:24 | 編集