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「枝野大臣ブレる発言・福井知事中間貯蔵施設発言・不利益を考える」ABCキャスト4/16古賀茂明氏(動画・一部書き出し)



20120416 再稼働へ 枝野大臣ブレる発言 古賀茂明 投稿者 PMG5

再稼働へ
枝野大臣 ナゼ発言がブレる?


大飯原発の再稼働に関して政府が大きな決断を下した。
何よりも枝野経産大臣の発言が随分ブレているのが気になりますよね。

<枝野発言>
・大飯3,4号機の再起動には必要性が存在すると判断をしたしたものであります
・これまで基幹電源として電力供給を担ってきた原子力発電所を
 引き続き重要な電源として活用することが必要と考えております

・5月6日から一瞬ゼロになる。
 後戻りしない形で原発依存からの脱却を進めていかなければならない

2012041711.jpg

1月には再稼働に限りなく慎重であるべきだという主張に近い発言
2月には今の儒教状況では原発を再稼働させる必要があると推進ともとれる発言。
3月
  2日現時点で再稼働に反対だ
 13日原発絵の依存をゼロにしたい。慎重な発言をしたかと思うと、その次の日
 14日原発は重要な電源として活用することが必要だとまた推進の発言。さらにその次の日
 15日一直線に原発を減らしていく。と
これはいったいどっちが本心なのか?って思うんですが・・

03:37~
伊藤史隆:
ものすごい幅でブレているんですけど、古賀さん、

古賀茂明:
でもよく見ると、そんなにブレているわけじゃなくて、
先の話としてはですね、原発をなくしていきたいという、ま、希望を述べているって言う事ですね。
本当にできるかどうかは別なんですけれども、
ただ、今は動かすっていう。
これは、おそらく全くブレていないと思う
んです、そこのところは。

伊藤:はあぁ・・・・

古賀:
で、ただ国民の反対が非常に強い。
そして橋下さんもあれだけ強く批判をしているっていうのが、
ここら辺がちょっと誤算だったんで、「少しスピードを緩めるかな」ということで、
枝野さんは、「政府の中でもいろいろと議論をしているんですよ」っていうのを示していく役回りということで、
これは官僚が書いているシナリオだと思いますけれども、
こうやって少し時間をかけていくといううちにですね、
そのうち夏が近づくとですね、だんだんみんな心配になってくるんですよ。
停電になるんじゃないかな?って。
それをワーッって盛り上げていって、
そうするとそのうち、「やっぱり動かしてくれ」っていう声がですね、増えてくるから
ま、そこで、ゴーで行けばいいや。ゴーサイン出せばいいや
って、そういう事だと思いますね。

伊藤:計算ずくでブレているとなるとチョットな・・・って気もするんですが。



使用済み核燃料について


西川福井県知事:
福井県だけで対応する訳にいかない事もある。
中間貯蔵施設は消費地を含め痛みを分かち合う事もお願いしなければいけない。

05:41~

伊藤:
「中間貯蔵」っていう表現がちょっと分かりにくいと言えば分かりにくいんですけれども、
古賀さん、原子力発電の使用済み核燃料っていうのは実は今をもっても最終的にどうするか、
ゴミをどこに持っていくかっていうのが決まってない。
したがって、どこかに中間で置いておかなければいけないわけですよね。
これに関して西川知事がかなり踏み込んだ発言なんですが、
これはやっぱり重い発言ですよね。

古賀:
そうですね。
今まで使用済み核燃料が原発の中で、プールの中に入っている事を、
あんまり普通の人は知らなかったと思うんです。
ああいう中途半端な形になっているんですけれども、
実はあれもすごく危ないものですね。
ですけど今、これから大飯原発を動かすとですね、
どんどんあそこに溜めていかなければならなくなる
んです、使ったものをですね。
この間私は見てきましたけれど、
関電の人に話を聞いたら「もう5~6年しかもたない」ということで、
じゃ、その後どうするんですか?と。
ま、これは最終的にはですね、
「地下の深ーくに埋めてですね、何万年もずっと放置するというところに持っていけたらいいなぁ~」
という話にはなっているんですけれども、

伊藤:世界的にそうなっているけれども、まだできないんですよね。

古賀:
ちゃんとできないんですね。
で、日本はそもそも、そんなに安定した地盤がないという問題もありますので、
将来的な絵は全然かけていない。
それは中間貯蔵についてもですね、まあ、六ヶ所村とかですね、
そういうところに施設をちゃんと作って、そこに移動しましょうとか、そういうような事も言われていたんですけれども、
これもなかなか、まだですね、ちゃんとした、きっちりとした道筋が出来ていないと、

伊藤:移動するなんていう事になるとね、

古賀:
移動するなんていう事はですね、
今まではみんな知らないで移動していたんですけれども、
「こんな危ないものだったのか」という事になりますと、そう簡単に通過地が許可を出すとは思えないんですね。
そういう事を考えると、この使用済み核燃料というのは本当に、答がないんですよ。
そうすると、西川知事が言われている事はもっともな事でですね、
そういう答えがないまま「動かして下さい」とこう言われているんだけども、
動かして、それを全部県内に抱え込まなくちゃいけないと。

で、「お金やるからいいだろう」と、こういうことになっちゃうんじゃないかということを心配しているんですね。

伊藤:そういう事じゃないんだという事をおっしゃりたいんですよね。

古賀:
本来であれば、例えば大阪の府市民はですね、
自分たちが原発を使っているんだから、
その分の使用済み核燃料は自分たちで引き受ける責任があるという考え方もできるんですね。

伊藤:
はい、実はそれを、橋下大阪市長が菱川知事の発言を聞いてすぐに、
橋下市長お得意のツイッターでつぶやいたんですね。

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福井県知事が大変有意義な問題提起をして下さった。正論だと思います。
ここからが住民の皆さんと真剣に考えることだ。
使用済み核燃料の中間貯蔵施設を使っている者として私達が受け入れるか、
それともそのような負担を回避するために新しい電力供給体制を目指すのか。

ま、この、いわゆる原子力発電という事から脱却していくのか。っていう事を考えるべきではないのかと。

確かにこういうツイッターの話を聞くと、確かに私たちの問題だなと思う訳ですよね。

鈴木謙介:
住民のみなさんと考える事というのがポイントで、
社会学の中では環境を考える時に大事な言葉として、
その利益の分配よりも、バッドの分が
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伊藤:悪い方

鈴木:
そう、不利益の分配っていうのが大事なんだっていう話をずっとしてきた事があります。
要するに不利益だっていうものはさっき古賀さんがおっしゃったように、
かわりに「お金をいっぱいあげるから」って言ったって、
全部抱えておけるか?って言ったらそんな事はないからですね、
それをどう分配するかっていう事について考えなきゃいけないんだけども、
それを引き受ける責任というのは私たち一人一人にあって、
何故かというと、これ、国が、政府が、官僚がっていう言い方をしていると、
選挙でその人たちを落としてしまえば、話が終わりになっちゃうんですね。
そうすると、例えば今回再稼働という決定をして、
それで私達が「民主党のプロセスはけしからん」と言って、どこか違う党に政権が移っても、
何にも動かないという事になってしまうんです。

伊藤:
いわゆる中間貯蔵しなければいけない使用済み核燃料、
これね、残っていく訳ですからねー。
そこのところをしっかり考えなければいけないという問題提起が福井県の西川知事からあった。
これも非常に大きなことです。


再稼働・不利益を考える

2012041714.jpg

13:05~
伊藤:
さっき鈴木さんが指摘された決め方についてね、橋下市長も噛みついた。それから世論も。
でも、決め方への疑問があるけど、
その後に来るものをしっかりとみんなで考えていない状況で、今話を進めようとしている事ですよね。

鈴木:
逆に、決め方さえしっかりしていれば、じゃあ受け入れていいのか?っていうと、そういう話ではない訳です。
何故そういう事が出来ないかというと、バッドの分配って不利益の分配だから、
みなさん不利益来ますけどいいですか?」って言うと「いい」っていう人がいないので、
そうすると選挙に落ちちゃうので、そこのところを黙っちゃう。
そこで、じゃあ黙っても、こう強引でも良いから進めちゃえ
みたいな話になっちゃっているんですね。

伊藤:
で、私は思うんです。
これ、防潮堤なんかたとえば造りますよね、それから免震重要棟。
こんなものを造ると当然お金がかかるわけで、
その、いわゆる「化石燃料で電力を作ると高くなりますよ」っていわれますが、
原子力発電をこれから整備するのにも、これ、お金がかかってくる
訳ですよね。

古賀:
そうですね、それから、事故が起きた時のコストっていうのは際限がないですから、
で、やっぱりね、あれだけの事故が起きて、もう安全神話って止めようよと、
もう「国民に全部情報を出して、みんなで議論しようよ」っていうふうにみんななるだろうと思っていたんです。
ところが、ここへきて分かってきた事は、いまだに安全について、
事故とか、危ないんじゃないかっていう議論を、国民の前でするっていう事は避けられていますよね、どう見ても。
それから結局、「電力が足りないよ」っていうその話だけで追い立てられていくということですから、
これじゃあ国民は納得できないですね、
その電力が足りないっていう話も、細かい話しは何にも分かりませんから。

伊藤:
そうなんですね。
ですから本当にこの原子力発電をもう一度稼働して我々の暮らしを良くするのか、
それとも違うエネルギーをしっかりと使うのか、
いずれにしてももっと、鈴木さんがおっしゃるように不利益があるよという事も、古賀さん、しっかり教えてもらわないとっていう事ですよね。

古賀:
そうですねこれは今までの日本の政治に共通する課題です。
消費税の話しもそうですし、社会保障の話しもそうです。
悪い話は出来ない。
で、結局合意ができないまま、何となく進んでいって、
今度のように暗礁に乗り上げてしまうという事だと思いますね。

伊藤:
だからこの週末に進んだ段階は本当に私たちの問題としていろんなことを、
不利益も考えていろんな事を考えなければいけない段階にきているという事が言えそうです。





ーーーー「住民投票」の意味が重要・橋下市長

そして、橋下市長はこのようなツイートを流しました。


2012年4月15日 - 10:47

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2012年1月9日
「みんなで決めよう『原発』国民投票」の今井一事務局長は9日、
大阪市で記者会見し、同市で住民投票条例制定のための直接請求に必要な
約4万2670人分の署名数を超えたと発表した。

その後橋下市長は
「原発依存というか、脱原発を掲げて、その私が信任されたんだから住民投票は必要ない」
と、住民投票はしないと発言していました。


今井一氏はその事に関して1月26日に岩上氏のインタビューでこう語っています。

「わたしが関西電力の株主権限を行使すると言って市長に選ばれたんだから、まかせろ」と言っているんですね。
一部の反原発派の人達もね、「それでいいじゃないか」と。
「橋下が脱原発はでね、関西電力に物申すと言っているんだから、今、余計な事をすんな」と、
「市民投票やって、負けたらお前責任取れるのか」と、言う人がいるんですよ。
原発賛成が多くなったらどうするんだと、
橋下一人に任せておけば少なくても脱原発で行こうとしているんだから、
余計なことするなと。
でもね、我々は、橋下さんが原発推進であろうが、原発反対であろうが、我々には関係ないんですよ。
こんな大事な事は市長一人にゆだねるわけにはいかない。議会にゆだねるわけにはいかない。
主権者である我々が、自分たちで決める。
という考え方でやっているんですね。

ーーーーー

大飯原発を稼働すると核のゴミが増えて中間貯蔵施設を関西に造る必要性が出てくる。
この不利益があってもなお再稼働するのか」というところで
初めて橋下市長に勝算がみえたからのようにも思いました。


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コメント

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No title

使用済み燃料をどこにもっていくのか、で住民対立している場合では
ありません。
中間貯蔵施設をどこにつくるか、で住民が対立しては
思う壺です。
これらは長年の課題。
今、現在、結論を求めらているのは
原発再稼働が是が否か、です。
これ以上、使用済み核燃料を増やさないこと、今できるのはそれだけです。
使用済み核燃料問題は原発止めた後の課題です。
論点そらしの罠にはまらないようにしましょ。
福井県知事の中間貯蔵施設を関西につくって・・・という
発言のせいで、原発辞めたいと思っている
国民の結束がユルユルになるのでは?
とっても心配になったのでした。

中間貯蔵施設問題

>大飯原発を稼働すると核のゴミが増えて中間貯蔵施設を関西に造る必要性が出てくる。

では稼働しなければ、核のゴミはそのまま大飯に置いておけばいいのか?という問題がある。
汚染がれきの受け入れにYESを言った橋下市長のことだから、大阪に中間貯蔵施設を造らざるを得なくなるかも。

No title

こんにちは。

良くご存知の所でしょうが、取りあえずテレビというのは
わけのわからないことを視聴者の頭脳にこびりつかせるために
垂れ流されているのですね。信じるに足る物ではありませんが
テレビが開発されて以来、とくに最近三十年方から電通とか
博報堂によるスピンドクター世論・情報操作の効果が顕著で
政府からのお金が相当流れているわけです。

西川は総務省の官僚、どだい痛みを分け合う発言は眉唾で、
経産省官僚の古賀も同一線上の認識を披露しています。
知事は事実上未だに官僚の天下り、行政国家の専任で
民選知事というのも行政国家の上からの統治に権限もお金も
組み敷かれているというのが事実です。

「本来であれば、例えば大阪の府市民はですね、自分たちが
原発を使っているんだから、その分の使用済み核燃料は自分
たちで引き受ける責任があるという考え方もできるんですね」

典型的な東大話法。えええっ??府民が原発を使っているの??
お金には名刺が付いていないのだし電気にも発電機の名前は
ない。地域独占で給配電一括で総原価方式やってて原発破裂
でも需要家側には選択権のひとかけらもありません。

東電からの供給配電から離脱しようとした自治体や企業には
他の電力会社から婉曲なお断りが伝えられ仕方なく東電との
契約再交渉では懲罰的により高額な金額を押しつけ足られる。

東電始め各電力会社は民間会社だから大株主と債券所有者が
決定権を持っていてどんなに一株株主達が大勢株主総会で反対
しても株数で決定される・・帰りしなに女性が「こうやって世の
中を動かしているのね」と一言。これからの時代は緊張感のない
資本主義が世の中を共に潰していく時代をむかえているんです。

「不利益の分配っていうのが大事」という新規造語も東大話法。
えええっ?電気って米国の二倍も高い売り物で既に電力会社は
その時点でもうけを出して決算しているのに?何でお客がその後
不利益の分配されないといけないの・・??国家独占金融とか?
経済学とかを刹那的にイメージしそうになりましたが、
こんな連中の言辞にまともに向き合う必要がないということで
踏みとどまりましたが・・キチガイみたいなアホです。
デマゴーグの輩であることだけは確かですね。

官僚は選挙でも何でも責任は問われないし、現在の世の中を
動かしているのは政治家でもないし、官僚が権力を持った
行政国家というものなんです。この行政国家概念というのも
たぶん相当低学年の国家教育で出ている筈なんですよ(^_^;)

原発事故直ちに勝俣や他の責任者を逮捕拘束し洗いざらい
暴露させ刑務所に入れないから証拠隠蔽ねつ造口裏合わせに
加えてこれから原発推進派の巻き返しが激しくなりました。

JALだって一旦解体して必要なら再建したんですし、東電も
早くそうした方が良かった、JALも飛行機飛んでるんですし
電気が無くなるなんてデマですね。

管理者も理知的な方なのでひとつひとつ突っ込むことはしない、
だけなので、当方でいくつか拾って楽ちん風に突っ込んで
おきましたが、こんなキチガイみたいなアホたちがテレビとか
その他で恥ずかしくもなく大向こうを向いて口走っているのに
は、ホント愕き桃の木山椒の木というものです。

誰だったですかねぇ、消費税・・ホントは売上税・・の論議に
詳しい方がカウンター的に国税から弾圧的立ち入りを受けての後、
報道として活躍されていた際にレベルの高いと言われているイン
テリとかリーダー達の気安い対談の中で彼らが国民・・ホント
は人民・・達に対する認識が非道且つ冷酷であると披露していま
したが、こういう輩の腹の中がそういう質の物なんだと言うこと
を先ずは前提的に捉えておかないといけないんじゃぁないかと。
かってあったリーダー論は死語ですね。上手く説明出来ませんが。
あっと、これも東大話法(^_^;)

たまに長くってしまい失礼しました。
*管理者の心覚えにしておいてボツでもいいんですよ。では。

対立は対話のはじまり

原発や核のゴミ問題については、なれ合いづくで済まされてきた部分が多すぎるんで、この際、福井県も周辺自治体も、対立を恐れずどんどん本音を言うべき。

橋下市長が、
「再稼働は認めない。そのかわり、使用済み燃料を引き受ける。その補助金は国からもらう」とか言い出さないかな?金ヅルまんまと持ってかれた町長、知事大慌て。