落合恵子:何10世代も後の未来の子どもたちのために「再稼動に反対する大規模集団ハンガーストライキ実施に関する記者会見」4/17(内容書き出し)



37:00~

サヨナラ原発1000万人アクションの、というのがもう肩書になってしまったようですが、
落合恵子と申します。

長い間、子供・女性それから高齢者、すでに、障害のある人。
あるいはこの社会におけるあらゆる意味における少数派の人権というのをテーマに
書いたり、語ったりしてまいりましたが、

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「こんな差別はないだろう」
昨年の3月11日、正確には私の中では15日から、
このまま黙っていたら私は何のために生きてきたのか?そんな思いがとても強くありました。

大飯原発4号機5号機(多分3と4の言い間違い)これを再稼働させてしまったら、
どなたかのお話にもありましたが、
全てが同じ様な形で該当し、適用されていってしまう。

わたしたちはここで再稼働を止めるしかないし、
ここから始まり、ここから全てを変えていく。
民主主義の新しいスタートだと思っています。

わたくしは「脱」ではなくて「反」原発という言葉を使わせていただきます。

なぜならば、
「脱」という悠長な思いは正直私の中にはなく、
「反」って言わなければいけないと心から思うのですが、

私にとって「反」原発は、
そのままあらゆる意味で「反」差別と、「反」基地と、「反」戦の闘争ということばを
何十年ぶりに学生時代以来使っている私がいますが、全ての闘争と重なるもので、

どこに根っこがあるの?
たった一つです。

根っこは「命」にしかありません。

ですから私は個人的に「命かけてまでハンストしないで」という思いも一方にはとてもあるんですね。
1個しかないものをそんなにやすやすと賭けちゃいけない。
この国は1個しかないものを平然と踏みにじっているのですから、
私たちは命を大切にしなければいけないとはおもいますが、

まさに5月5日の子どもの日。
この日を原発ゼロにしていく。


この日を前にして、こんなに大飯原発を再稼働を急いでいる理由はたった一つだろう。
ま、いくつかありますが、
一番大きな理由は「原発ゼロを市民に体験させない」という思いがあるわけです。

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私達が体験してしまったら、
「大丈夫だろう」
「足りない、足りないって言っているけれど足りるだろう」ということを知ってしまう。
「だったらこの際再稼働してしまおう!」

で、大飯が再稼働してしまったら、他もなし崩しになることを私たちは知っています。

「子どもたち」
私たちの未来形の夢の形です。
理想の形です。


「子どもたち」という言葉を使いましたが、
「子どもたち」の中にはこれから生まれてくる子どもたちも入っているのです。

その命に向けて、そして子どもだけではありません。
今ここに生きているそれぞれの「命」というものから、私たちは声をあげなければならないと思います。

再稼働をやめましょう。

それからメディアの方にもお願いします。
これらの記事を報道される時に、まずは、出来るだけ可能な限り沢山報道して下さい。
こちらの経産省前のテントについても、
なかなか、一生懸命見ても(記事が)出てこない、ね。
これはメディアの方々に本当にお願いするのは、

ニュースにならなかったら他の人に伝わらないという現実がありますので、
どうか、書かれる時、その他もろもろ報道される時は、
ここに座っている、そしてこのハッピを着ているみんなの顔を、
そしてその向こうにいる子どもたちを思い出して下さい。

誰もが人の子であり、多くの人々は「人の子である」という事を考えた時に
1世代2世代3世代じゃない。
何10世代も先の子どもたちの命ともつながっている事を大切にしていきたいと思います。

野田政権は、残念ながら最悪です。

どうして私たちは、私たちも良くなかったんですが、
この政権あるいはこの政党を選んでしまったか。
この憤りをちゃんと知っていただきたい。

私はこの間から鎌田さんに、
「国会を取り巻く事は出来ないのか?何とかしてこの声を届ける事は出来ないのか?」とご相談してますが、
色々、いろいろな理由があってなかなか難しい部分もありますが、
「今回裏切ったらあなた達の政治家としての道は閉ざされますよ」という事を
しっかり彼ら、彼女たちにも伝えていきたいと思っています。

わたしたちはそれぞれ政党も、もちろん別々かもしれませんが、
「命を大事にする」「安全を大事にする」という意味では
今、「命一つの党」というところで軟らかく結び付いていると思います。

こうしている間にも福島第一原発では、
想像もできない被ばくをされながら、
何とか収束に向けようとして働いている作業員の方もいます。
その作業員の方を見送る時に「涙を流しちゃいけない」と思いながら見送っている父親もいるし母親もいます。

そして、福島の子どもたちは被ばくを続けています。
これらはもう、「福島の」という言葉だけではなく、もっと拡大されているという現実です。

それから広域でのがれきの処分の問題。

山ほどの山ほどの問題を私たちは抱えながらここにいるという事。

わたくしが不思議なのは、ま、言っても仕方がないんでしょうが、
官僚にしても政治家にしても人の親だろう?
自分の目の前の子どもがかわいいと思ったら、
その子どもにつながる同時代の子どもの命を、どうして考えられないのか?と、
震えるような思いで私自身は感じますが、

ハンスト41716

ただし、ただし、いつもいつも目をつり上げて、眉に危機感貼りつけて、
そしてこの口調でしゃべっていく事に私もちょっと疲れました。

優しく柔らかく穏やかに、時には笑いながら、ハハハッって思いながら、
でも、私たちは諦めない
でも、わたしたちは語り続ける
わたしたちは実行し続ける
それを大切にしたいと思います。

メディアの方、どうか、どうか一つでも多くこの会そのものを、
そして今日から始まる子の一つの実行を報道していただけたらと思います。
よろしくおねがいいたします。
ありがとうございました。

ー拍手ー


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コメント

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No title

本当にそうですね。
なんかこの映像を見ながら涙がこぼれてしまいました。

私は今海外で暮しています。
直接何ができる。ということがありません。
再稼動反対の署名。広域瓦礫処理の反対署名など、自分の
できることをやろうと思っています。

報道の方が、いろんな圧力やしがらみに負けることなく、
真実を報道してくださることを強く願います。

私も、1歳半の娘を持つ母として、人として、彼女の未来を
彼女に続く未来をなんとしても守るための努力をしていかなければ。
と思っています。

アップしてくださってありがとう。

No title

始めて書き込みさせていただきます。
こういう出来事を細かく書きだして記事にして下さるきーこさんに、改めてお礼を言いたいです。頭が下がります。