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日本が断固原発には依存しない方向を打ち出したら、世の中を地球的に変えられるかもしれない「原発再稼働わたしはこう思う」浜矩子さん4/19(内容書き出し)





古舘伊知郎:
さて、続いてはですね、「原発再稼働わたしはこう思う」
これをやるんですけれども、今日でこのコーナーはひとつ区切りとします。
今日の最後のお一人の方、聞いていただきます。

ーCM-

再稼働わたしはこう思う11

今までですね、お一人ずつ13人の方に再稼働に付いてお考えを聞いてまいりました。
「再稼働をするべきだ」
「いや、再稼働をするべきじゃない」
なるべく交互に一人ずつお話しを聞くようにしてまいりました。
かなり、テレビをご覧のみなさま方から、お叱りを頂きました。
「いろんな意見を同時に出せ」というご意見も沢山いただきました。
それから
「視界であるお前は何故ここで自分の意見を一言も言わないで、黙ってコマーシャルにいくんだ」というのも
随分いただきました。
何回かここで言わせていただいたんですけれども、
とにかく一人ずつお考えを聞いて、あとはテレビをご覧のみなさま方がどう感じるかに、
そこに集中したいという趣旨で、ですね、
あえて私は意見を言わないで参りました。

今日最後のお一人、14人目はこの方です。



20120419 原発再稼働わたしはこう思う... 投稿者 PMG5


エコノミストの浜矩子さんに聞く
「原発再稼働わたしはこう思う」



 ー原発再稼働については?

再稼働わたしはこう思う12


浜矩子:
反対です。
福島の時に非常にはっきりわかった事は、
いかに我々は技術をまともに制御できる力を、まだ蓄えていないかということ。

この一連の展開を見ていると非常に「魔法使いの弟子」という言葉を思い出しますけど、
ディズニー映画でご覧になったりしているかもしれないんですけど、
「魔法使いの弟子」って、要するに、
おまじないをかける事は出来るんだけど、そのまじないを止める事が出来ないという、
その、未熟者だからね。

我々はこの原子力というものとの関わりでは、
まだまだ「魔法使いの弟子」であって、本当の魔法使いにはなっていないんだから、
その魔法を使ってはいけないという事なんじゃないかと思いますね。

  浜氏は原発を動かさないと日本の経済が成り立たないという考え方を厳しく批判する。

いくら原発をフル稼働させたって、
やっぱりシャッター通りはシャッター通りのまんまじゃないですか。
で、地方の疲弊は進む万まですよね。

この際、逆を向いて歩こうというのでですね、
今までやってきた事と、言わば正反対の方向に今いくと、成長戦略ではないのかと。

原発をあれだけの規模でフル稼働させなければ維持できないような経済活動の水準というものが、
そもそも高すぎる、大きすぎる、膨張しすぎだというふうに考えて、そこを下げてくるという、
その意味、「そのためのいいきっかけになる」というような事で考えればいいんじゃないかと思うんですよね。

 ーこれからの日本について

私はやっぱり、日本の現状とこれからについて、
ちょっと「老いらく国家」というイメージを持っております。

「老いらく」というのは要するに「老いは楽だ」「老いは楽し」ということですね。

ゆっくりのんびりと生きるためにはですね、どんな感じのエネルギー政策が必要なのか、
「今まで」は終わった事なんですから、
「これから」をどうするかという事とのかかわりで、
政治政策、経営のあらゆる側面について、
新しいビジョンを描いていくと、そういう姿勢が必要だと思うんですよね。
そっちの方が面白いですよね。

再稼働わたしはこう思う13

これだけの成熟度と、規模を果たした、達成した経済を回している日本がですね、
もう断固原発には依存しないというような方向を打ち出したならば、
そしたら、もしかするとですよ、世の中を地球的に変える事が出来るかもしれないと思うんですよね。

原発問題に対してだって、
ま、このどういう哲学と、どういう心意気というか、気構えを持って日本が望むのかていう事をはっきり示していく。
福島のあの大惨事を体験したという事もあり、
そして被爆国でもあるというような観点から、
日本はこの問題についてこのようなスタンスで行くという事を示していく、
これはまぁ言ってみれば、日本のグローバルなレベルでの社会的責任だと思うんですよね。







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