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「食材の不安(どうなっているか?)・・・農水省の反撃に備える」武田邦彦氏4月22日(音声書き出し)

武田先生のブログの音声の部分を書き出します。
<音声>
http://takedanet.com/files/foodtdyno.62-%2811%EF%BC%9A14%29.mp3




食材の不安(どうなっているか?)・・・農水省の反撃に備える
武田邦彦 平成24年4月22日


食材の不安について、ちょっと最近の情勢をお話しをします。

●農水省の通達

これは、農水省がですね、
民間が独自に基準を儲けるのはけしからん、国に従えなんていう通達を出したんですが、
御殿様ですね。
農水省ってそんなに偉くないんです、選挙も受けてないですからね。
選挙の仕組みも受けていないから、
まァまァ、「国民の皆さんお願いします」っていう位なんですけれどね、。
もちろん農水省が立派なものを出せばみんながそれに自然と従うという事ですけどね。
それで我々も理論武装しておこうという事で、ちょっと出しましたが、


●汚染されている食べ物

まず福島のホウレンソウ、これも汚れましたね。
これも予想される事で、セシウムが再飛散しているんです。
12月の半ばからですから、代替4日間畑にありますとですね、規制値を超えます。
ですから当然そうなんですけれども、この原因なんですね。

役所はですね、相変わらず再飛散は焼却が原因じゃないとか
がれきは大丈夫だとか、否定ばかりしていましてね。
そのために原因が追究されないんですよ。

「あれも違う、これも違う、大丈夫だ」って言っているだけでですね、
再飛散したセシウムはやっぱり野菜を汚しますんでね、
事実は事実として出てきてしまうんですね。

ところがまあ、ちょっといいのはですね、

葉物野菜がやられそうな領域というのは福島と関東北部、それから東北南部ぐらいに限定されております。
ですから、そんなに広い範囲で野菜が汚れる事はないと思いますが、
なにしろ続いているので、福島とかその辺の人はですね、やっぱりマスクをした方がいいと思いますね。

空気中に飛んでいる訳ですから、
やっぱり飛んでいるものを肺の方に吸うというのはあんまりいい事ではないので、
注意をなさった方がいいのではないかと思います。

この頃ですね、いろいろとこういうデータを調べて注意なさった方がいいっていうと恨まれたりしましてね、
どうしたらいいか分からないっていう感じですが、
やっぱり注意をしなければいけないものは注意をした方がいいと思いますね。

本来お医者さんなんかにもそういって欲しいんですけどね。

それから最近はですね、大根みたいな根菜類。
やっぱりこれは余り汚れてない
んですが、

シイタケ、これは昔からですね。これはセシウムを取りますから。
それから川魚
太平洋岸の魚ですね。神奈川から北海道まで
だいたいそこにいる魚ですね、ヒラメとかカレイとかアイナメとか、なんかそういうやつ。
それから海藻類
これも海の底に根を張っていますから。
それからですね。

こういったものは非常に高いですね。


●ストロンチウムは測ってない

そういった点ではやっぱり北海道から神奈川まではですね、
潮干狩りだとか、連休もひかえていますけれども、行楽、学校行事はやっぱり海の方にいかない方がいいでしょうね。

主な理由はなんて言ったってストロンチウムを測っていないという事なんです。

これね、「ストロンチウムはないだろう」なんて言っちゃいけないんですよ。
これは放射線防護の専門家がチョット応援をして欲しいんですが、
放射線防護の原則は「測定値がなければ危険とみなす」という事なんですよ。

これは放射性物質が見えないので、もちろん汚染されている可能性がないところは別ですよ、
だけども今度の福島原発みたいに漏れた時はちゃんと測って安全を確認しなきゃ
これも放射線防護の先生方は、ずっと今まで学生さんに教えておられたことだと思うんで、
その通りやっぱり言って欲しいな、と思いますね。


●人間とお茶

それから山形のお茶
これは1キロ2万ベクレルっていうのは、ものすごいのが出ましたね。

これも理屈どおりです。
というのはですね、2011年の4月に静岡のお茶がひどい目にあったわけですね。
この原因はですね、人間が大丈夫なら植物も汚れないっている、変な知識だったんですよ。

放射性物質のヨウ素とかセシウムとかストロンチウムとかその他もろもろありますね。
ところが一方ですね、考えてみていただきたいんですが、
たとえば、セロリを食べると何が取れるとかですね、
どこの食品には何がうんと含まれているって言いますでしょ?

あれは何か?って言いますと、特定の植物に特定の元素が入るっていう事を言っているんですよ。
ですから人間が安全でも、何かがダメな事があるんですよね。
これが静岡の失敗なんです。

「人間は大丈夫です」って瓦礫なんかもいっていますよ。
だけど人間が大丈夫だからと言って農作物が大丈夫っていう事はないんですね。

静岡はまあちょっと不運だったというか、ま、やむを得ないかな~っていう気もするんです、最初ですから。


●事実を認める勇気

ですけど、横浜市長はダメですね。
これは「大したことない」って繰り返して、パンフレットを全部家に配って、油断を勧めたんです。
そしたら、市内の給食で何回も基準値をオーバーを出しちゃうわけですからね。

こういう事をやるといけないんですよ、放射性物質というのは気をつけなきゃいけないんで、
「大丈夫だ大丈夫だ」なんて言ったらですね、やっぱり出てきますから。

これはまだ市長さんおやめになっていないようですけれど、
僕はこれはやっぱり、児童にね給食で汚染された野菜を食べさせた原因を作ったわけですからね。
これはちょっと、私なんか話にならないっていう感じですけれどね。

それから山形の知事さんですね、
これも「大したことない」って繰り返して、

せっかく福島のやつを蔵王で食い止めたのに、放射性物質を山形に入れるスキを与えましたね。
これでお茶が出ました。
いずれも「大したことない」っていっていた自治体で起こったのも不思議ですけれどね、
まあ、不思議っていっても当たり前かもしれませんね。

岩手県の一関市もそうで、
一関に放射性物質が降ったので、それをお知らせしたら、
「降ったなどと言ってもらっちゃ困る」と言って、抗議を受けたんですけれども、
しかしそれはですね、知った方がいいんですよね。

その直後にセシウムで汚染された牛が一関から出て、農作物の被害も受けたわけですね。

やっぱり大人はですね、事実を正面から見て、
インフルエンザが流行ったらインフルエンザが流行ったと、
赤痢が流行ったら赤痢が流行ったって認めた方が、被害者が少なくて済みます。

まァやっぱり、この事実を認める勇気というのはどこから湧いてくるかというと、
やっぱり我が身ではなくて、子どもを守る、国土を守る、コメを守るっていう心がですね、
やっぱり「事実をきちんと見よう」っていう気持ちになりますよね。
子どもを守らなければいけない。だからもう、辛いけれど事実を見よう!と、こういう事ですね。

生活上のこの意味での考えは、岩手から神奈川までん農作物。
山形、新潟のものは要注意であるっていう事ですね。
まだしばらく、残念ながら。

農業関係者とか自治体がしっかりしていれば、かなり安全な時期になっているんですけれど、残念ですね。

もう少し、怖いものは怖い、いけないものはいけないと言って、
責任のある人がですね、「子どもたちを守りたい」という事で守ると。
子どもを守れば妊婦も守れますからね。
若い女性も守れますから、それが大切だと思います。


●隠匿と発表

もう一つ大きな事はですね、
静岡県焼津にですね、鰹節作る時に出る灰があるんですけど、
これも13000ベクレルをカウントしました。

これの問題はですね、灰が13000ベクレルである事自体は、ま、いけない事ですけれども、
さっきのお茶なんかとは違って、まあ、まぁまぁなんですけどね、
これ隠匿したのがいけないんですよ、隠したのが。

最初は組合が隠して次は市の水産課が隠しましたね。
だいたいわかったのが2011年の8月ぐらい、らしいんですよ。
これ隠した事だから分からないんだけど、大体その頃。
ところが事実が広がるのを嫌がったんですね。
つまり、「お客さんの健康よりも自分たちの儲け」っていう事ですよ。
公表しないでですね、実に。
そして翌年、今年の3月になって市に報告する。
市の方もなんか変な事を言っているんですよ。
「発表を促したがセンターの方が発表を遅らせた」と言って、センターの責任にしているんですけどね。

センターも隠したのは問題ですけれども、
市が「発表を促す」んじゃなくて、発表したらいいんですよ、すぐに。
だって、違反なんですから。

何と言っても1キロ100ベクレルを超えれば原発の低レベル廃棄物ですからね。
それの130倍の灰なんですから。

役所は発表を促すんじゃなくて、
「こういう事がありました」って市民にいわないと、何のために役所があるのか分かりませんよね。

ドロボーがいました、と。
「ドロボーが自首してこないので、そこでドロボーだってわかったけれど捕まえませんでした」って
警察が言ったら困っちゃうんですよ。
いやいやそれは、自首を待つんじゃなくて、
そおういう事が起こったら、まずやってくれるのが任務じゃないですかって言いたくなっちゃうですよね。


ところがこれにはもう一つ問題があるんです。
今まではですね、マスコミはま、ちゃんとしていたんですね。
だから、放射線が13000ベクレルも入っている灰が出てたんだけども、
それを6カ月ぐらい隠してたって、NHKもマスコミも騒いだわけですよ。

逮捕情報があるとすぐに発表する訳ですよ。
これはどうしたか・って言ったら危険を知らせるという事が非常に大切なことですね。

それからマスコミは自分で安全な基準を決めちゃいけないんですよね。
ま、この頃偉くなったからそういう気持ちでいるんですかね。

なにしろ100ベクレル以上は放射性物質として扱わなければいけないんですから、
低レベル廃棄物なんですから。
これは国が決めた規則なんですからね。

「そんなのはいよ」なんて、マスコミが言っちゃいけないんですね。

これはまあ問題だと思います。

それから、自治体とか農業団体、漁業団体はですね、やっぱり日本の基幹ですからね。
一次産業、そういうものは非常に大切です、農業も漁業も。
だからやっぱりこの際ですね、自分たちは日本の産業の中核をなしているんだという事で、
ま、隠したりなんだりしないように一つお願いしたいと思います。

それから市議会もかなり活発に活動しているところもあるんですが、
全体としてはやっぱり、やや原発の利益側っていう感じがしますが、
ここも議員さんですので、出来れば選挙民の側に目を向けてほしと。


●食材汚染の3つの原因と対策

ただ全体としてはですね、食材が3つの原因ですね、
ひとつは再飛散している。
ふたつめはお茶のように、人間は大丈夫だけど、ある農作物が非常にやられると。
みっつめはですね、昔だったらマスコミが騒いでくれたような、
放射性物質を隠すというような事も、最近では報道を逆にされないということもあってですね、
なかなか難しいなと思います。
ただ我々も頑張って、何とか出来るだけ、この情報も使ってですね、
安全なものを食べていきたいと思っています。

私は最近繰り返しておりますけれども、
健康に害がないようにするにはなるべく多種類の食材を買うっていう事ですね。
同じようなものを毎日食べないと。

そうしますと、なんかにあたってもですね、
バイキンではありませんから身体の中で繁殖するっていう事はありませんから。

外国の物も割合積極的に食べる。
お米もだけじゃなくてパンも食べる。
生野菜を食べていたら、ちょっと煮ている野菜も食べる。

そういうふうにですね、果物の少ない人は少し増やし、多い人は減らすと。
いうふうにしますとね、これは多分大丈夫な領域に入りますんで、
そういうふうにしていただければと思います。。

農水省の通達は本当に国民の方を向いていないっていうか、情けない状態を示していますけれど、
チョットこれを、これには大きな事が含まれていますので、
また機会があったら次回書きたいと思っています。





ー関係ブログー

国民は自分で食べる物のベクレルも選んではいけないのか!?農水省が通知

これショックだな・・・鰹節・カツオじゃなくて薪に大量セシウム


ストロンチウムの危険性
たねまきジャーナル4/5(内容書き出し)より一部抜粋

小出:
セシウム137とほとんど等しい量が出来るというのがストロンチウム90という放射性物質でして、
人体に対する危険度でいえば、セシウムの何倍かは高いと言われている猛毒の放射性物質です。
ただし、揮発性があまりないために、福島第一原子力発電所の事故でも、
セシウムは大量に大気中に出てきたのですが、ストロンチウムは大気中には出てこなかったのです。
ただ逆に、水には溶けやすいし、なかなか自ら捕捉しにくいという性質を持っていますので、
水をいま、浄化系というのを通して、セシウムは捕まえているのですけれども、
ストロンチウムはほとんど浄化もできないまま汚染水の中に残り続けてきてしまっているのです。
それが、ま、漏れてしまったということで、これからどんどん深刻な問題になってくるとおもいます。

ただしストロンチウム、あるいはプルトニウムというものの分析というのは、
セシウムの分析に比べてはるかに手間がかかります。
100倍1000倍というふうに手間暇がかかるという、そういう測定法ですので、
セシウムに匹敵するような測定をするという事はなかなか難しいだろうと思います

これから海洋が、海が汚れてきますので、
その時にはストロンチウムが、むしろセシウムよりも問題になる可能性があると思います。
しっかりと、分析体制をつくるべきだと思います。

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