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4.[再稼働]多重防護・事故調4/18(動画・内容書き出し)

たとえば大飯原発の再稼働に関して、第3の基準とは、
8メートルの防波堤、免震重要棟、非常用発電装置の分散やフィルター付きのベント装置などについて、
これから対策を取るという工程表を関電が提出すればいいというもの。
大飯再稼働問題を検証4/9報道ステーション・古舘伊知郎(動画・内容書き出し)

つまり、現時点で再稼働をすれば多重防護はされていない。



ーーーー





野村:
つまり、そこが破られちゃったときに、それでもなおですね、
被害が拡大されないようにとか、シビアアクシデントにならないようにという対策が講じられて、
さらには、仮にそこも破ったとしてもですね、被害が拡大しないようにって、
それを全部そろえる事が多重防護なんですよね?

それは最初の方は起こらないと仮定したから、後の方は後回しにしますというのは
これは多重防護じゃないですよね?

深野:
イヤ、あの~、多重性っていうのはいろんな多重性があると思っておりまして、
あの、そういう、ま、次のステップに進まないために取る手を色々多重にして、
とにかく、あのー、防衛線を深くしておくと、これも多重防護だと思います。
で、さらに、もちろん、それで、満足してはいけないんで、
そのー、その次にいかない、次に行った時に、どうするかっていうのも、
これは、当然にやっていかなければならない。
で、それはむしろ、その~、基準3の方で、ま、ちゃんと盛り込んで、あのー、ま、けっして、その

<通訳>イヤ、多重性っていうのはいろんな多重性があると思っておりまして、
      次のステップに進まないために取る手を色々多重にして、
      防衛線を深くしておくと、これも多重防護だと思います。
      もちろんそれで満足してはいけないんで、次に行った時に、どうするかっていうのも、
      これは、当然にやっていかなければならない。
      それはむしろ、基準3(「これからやります」というのが基準3)の方でちゃんと盛り込んで、



野村:だからですね、

深野:その、止まらないようにすると。

野村:
だから、それは当然やっていなければいけない。今やってなければいけないじゃないですか?
つまり同時に起こってなきゃいけないんですよ。
最初に起こらないと仮定して、しばらく後になってからゆっくり整えましょうじゃダメなわけで、
世界の基準は常にエラーするかもしれないので、
エラーした時のバックアップ体制を5人そろえておきなさいという、こういうルールなんですよね。
それを一人で守るって言っている訳ですよ。
守れなかった時の責任取れないじゃないですか。


だから、みんなでちゃんとバックアップするっていう、そういう基準を、
まず今回の基準の中に入れなければ、それは世界の基準に合わないんじゃないですか?

事故調114

深野:
あのー、世界の基準も、あの~、そういう意味では、
いきなり、こう、高いレベルを作って、それを直ちに全部実施できなければ止めるという、
そういう基準は各国ではむしろやっていないというふうにわたくしは理解をしておりまして、
この、順次、たとえば次の、こういう、あの、さらに深層部分の、あの一歩先を行くっていう事になった時に、
まずそれは、たとえば新設の炉から始めて、まァ、
そのあと少し経過を取りながら、あの、既設の物にもさかのぼらしていくとか、ま、
そういう現実的な対応が取られているんじゃないかと思います。

<通訳>世界の基準も、いきなり高いレベルを作って、それを直ちに全部実施できなければ止めるという、
      そういう基準は各国ではむしろやっていないというふうにわたくしは理解をしておりまして、
      順次さらに深層部分の一歩先を行くっていう事になった時に、それは新設の炉から始めて、
      そのあと少し経過を取りながら既設の物にもさかのぼらしていく、そ
      ういう現実的な対応が取られているんじゃないかと思います。


野村:あの、IAEAの基準をちょっとご説明いただいてもいいですか?

深野:(探す)ちょっと、手元にあのぉー、基準そのものを持ってきていませんので、あのぉ~

野村:今、世界の基準を語られたじゃないですか。

深野:(資料をゆっくり探す)

野村:今語っていただいた世界の基準を語っていただければいいんですよ。

深野:ちょっと待って下さい。
(カバンを取り出すが、中からはなにも出さないで手元をぐちゃぐちゃ。じっくりと一枚の紙を黙読し始める)

野村:
もう結構ですよ!
5層の防護なんですよ。

なんか先程ですね、あたかも世界はそんな事をやってないかのようにおっしゃられましたけどね、
そうやっておっしゃられるんだったら、
すぐに、何の基準に基づいてお話しされているのかを言っていただかないと、
それはやっぱり、我々の方としてもですね、
保安院のトップの方がそんな事をおっしゃられると国民がみんな信じてしまうんですよ。
ですからもっときちっとですね、なにが世界の基準なのか、っていうことで、
今お話しされた事は私が理解した限りでは、

多層防護っていうのは、
「ゆっくりと、よその国も少しずつ暫時出来るところから順番にやっていく」
という形で対応していくものだというご説明を受けたので、
それが世界の基準だということを理解をされているという事でよろしいですね。

深野:
あのー、それは、す、すべて、あの~、ま、基準を完全に見尽くしたわけではございませんので、
あのぉー、全部そうだという、まで申し上げる、う、ことはできませんけれども、あの~、

野村:
だったらそういうのをハッキリと発現しないでくださいよ。
あなたはここのトップなんですから、
これは、国民みんなが見ている訳ですよ。
世界の人も見ている訳ですね。
同時通訳でみんな世界中に配信されているんですよ。

それを、世界の基準を見たわけじゃないのに、
あたかも「世界の基準は少しずつ少しずつやるものです」っていうようなことを、
そんな発言をされたら、
「そんなことで・・・いいのか?・・・」って・・・みんな世界中の人が思いますよ。


深野:(面をあげず書類を見ているふりをする)

ー間ー

深野:(面をあげす紙をペラリペラリとめくったりもどしたり・・・)
あの、ちょっとあの、IAEAについて、あのー、あれでございますけれども、
たとえば、その、アメリカなんかでその、えーー、コアキャッチャーなんていうのが
あのぉ~、設備でございますけれども、
そういうものについてもたとえばその、あのー、新しい新設の物

<通訳>IAEAについて、あれでございますけれども、
      たとえばアメリカなんかでコアキャッチャーなんていう設備でございますけれども、
      そういうものについても新しい新設の物

野村:(遮って)
あのですね、私よく、
学者なんですけども、
大学で学生から分からない質問が来るとですね、難しい事を言って逃げるんですよ。
ね、それはダメなんですよ。

なんか、すごく例外的な事で、ちょっと知っている事を言って煙に巻くんじゃなくてですね、
世界は一応IAEAの5層の基準というものを、みんな共有して、みんな理解しているわけですよ。
その多層防護っていう、深層防護とか、多重防護とかが重要だっていうのはみんな共通の認識じゃないですか。


それを1層目2層目というところだけを塞げば、
あとはシビアアクシデントは起こらないんだっていう前提で、
ゆっくりとその後の事を整えていくっていうのは世界のルールじゃないですよ。

それをご説明されるんであればね、
やっぱりそれ、トップとしてそこまでご説明をされるんであれば、
これはやっぱり世界中の方々に
「日本の原子力行政の基準というのは世界とは違う考え方だ」って評価されてしまいますよ。

深野:(下を向いて書類を見たまま・・・無言)

野村:
ちょっともういいですか?
あの、戻って調べていただければと思いますんで、

深野:はい







ーーここからは私の想像ーー

野村委員の歯切れのいい話しは全てもっともな事で、
それに対して、正当な返答は一切できない保安院長。


深野保安院長は、ここではタジタジしているけれど、
この場を離れたら、ものすごい形相で怒った事だろう。(自分のことは棚に上げてね)

「おい!あの野村っていう委員の事なんとかしろ!たたじゃ済まさないぞ!!」
誰かに言ったかもしれない。

少し不安になった。
まさか、原子力ムラが動き出して、
政府の事故調査委員会の委員に訳の分からない復讐などしないですよね。



「フクシマのうそ」より、一部抜粋

菅前首相:
ここ10~20年の間、ことに原子力の危険を訴える人間に対する
あらゆる形での圧力が非常に増えています。

マスメディアでは菅に対する嘘がばらまかれ、彼は辞任に追い込まれた。
彼が原子力ムラに対抗しようとしたからである。


佐藤前知事には、2004年に復讐が始まった。

佐藤栄佐久福島県前知事:
この疑惑は、完全にでっち上げでした。
弟が逮捕され、首相官邸担当の検察官が一時的に福島に送られて検事を務めていました。
彼の名はノリモトという名で、
「遅かれ早かれ、お前の兄の知事を抹殺してやる」と弟に言ったそうです。
事態は更に進み、県庁で働く200人の職員に圧力がかかり始めました。
少し私の悪口を言うだけでいいから、と。
中には2、3人、圧力に耐え切れずに自殺をする者さえ出ました。



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コメント

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野村さん…

野村さんって、大阪市の職員の組合アンケートにかかわった人ですよね。
事故調ではいい仕事しているみたいだけど…
どういう人なんだろう…どの人にもいろんな側面がありますよね。

大学で学生から分からない質問が来るとですね、難しい事を言って逃げるんですよ。
自分の抗議でも、そういう技で逃げてるんですかね?
よくある手というかいい手なんでしょうが、ちょっと笑ってしまいました。

とにかくどういう人でも、こういう事はガンガン行って下さい~!

私も心配です。

いつも、ブログを拝見しています。
映像から文字を起こすのは、大変な労力を使われていることと思います。
感謝しています。

私も土日に事故調の第10・11回委員会をLIVEで見ました。
その後、事故調のHPでアーカイブが見られると知り
昨日は第8回委員会をじっくりと見ました。
このような方々に、私たちの命を預けていたのだと思うとぞっとします。
なぜ、このような国民にとって大切な大切な委員会を
NHKは放送しないのでしょうか。
受信料払っているのに。

野村さんに関しては、私も同じような心配をしています。
委員会の皆さまのように使命感を持って挑んでくださっている方々に
魔の手がおよぶことのないようにしっかりと見つめて行きましょう。

Furansu kara

見ていただきありがとうございます。

http://www.crescendofilms.fr/Fukushima/Japan.php

あなたが行うことを転写していただきありがとうございます。

No title

こんにちは。

ここで冗談書いている暇など在りませんが・・
「通訳ご苦労様でした。」・・というか、この深野というのは
我が保安院(真似して通訳すると『ほあんいんぜんいんあほ』の)の
幹部で・・もしかして恐ろしいことに院長どのなんですかね。

もう巷間評価の高いといわれていた日本人の誠実さ、徳の高さなど
(あったのだという幻想を振りまくつもりなど毛頭ありませんが)
偏差値競争で他を出し抜いてたどり着いた果てが『ほあんいんぜん
いんあほ』なんではエリートもリーダーもあったもんじゃぁない。

一万歩譲ったとして、こんな『ほあんいんぜんいんあほ』がやっている
限り絶対に原発はやらない方が良いと思います。あの有名な寺坂は
病めちゃったのか逃げているのか・・官僚は責任をとらなくても良い
からこんな無能なのでも年期勤めれば良いんですからね・・ため息。

ご明察の通りこんなアホでも官僚ルート使って警察・検察・裁判官・
国税庁査察などの圧殺装置発動がありますから、人民の粘り強い
監視と反撃で見張っていく必要があると思いました。

『原発村・御用学者』ピックアップ情報、既にご存知でしょうが。

http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/1.html

では。

No title

>まさか、原子力ムラが動き出して、
>政府の事故調査委員会の委員に訳の分からない復讐などしないですよね。

しないはずがない。