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05.07
Mon

「永久にゼロにする」
ゼロになって再びそれを永続させていく。持続可能にする。
今日はそれを新たに誓う一日



5月5日、東京・芝公園
「原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会」



29:08~
内橋克人さん(経済評論家)

みなさん、ありがとうございます。
わたくしたちを祝福してくれるわけですね、
今日は本当に初めての五月晴れとなりました。
わたくしはですね、こいのぼりの中でお話しをするという事が、大変に好きです。
幸せいっぱいです。
その中でですね、今日を迎えた思いについてお話しをさせていただきたいと思います。

本日のですね、夕方5時。
泊原発3号機の出力がいよいよ低下をして、そしてですね、
夜の11時、11時ですね。
出力を低下し始めてから6時間。
これでですね、原子炉内の核分裂反応が完全に止まります。

これで、国内のエネルギー
つまり原発に依存するエネルギーはゼロになります。ゼロになります。
おめでとうございます。

ー拍手ー

この日を指して、こういう状態を指して、
「日本人の集団自殺だ」とこういう事をおっしゃった方がいらっしゃいますけれども、
絶対にそうはなりません!

なんの破綻も起きておりません。

ただ一つですね、私達が注意をしなければならないのはですね、
今日の原発停止、稼働停止というのは、新たな原発立国への準備なんです。
この事をですね、肝に銘じておく必要があるのではないかと思います。

今回の停止も、再稼働、再び稼働をするための準備をしている。
点検であります。
主な施設ですね、たとえば炉心とかタービンとか、あるいは非常用の発電機。
こういった物の点検をいたします。

「核燃料の4分の1を取り換える」と、
なんのためにそういう事をするんでしょうか?

これは再び稼働させて、3.11の前の姿に戻ろうとする、
つまり原発立国を再び立ち上がらせるための入念な準備を進めている。
これが、現状、現実であります。

その点をですね、ぜひみなさん、今日は心にとどめておいていただきたい。

ですから、今日を迎えたこの日を持続可能、
つまりゼロの日をですね、さらにです、「永久にゼロにする」
そのために進めていかなければなりません。


わたしたちはですね、
言葉の綾とか、トリックとか、レトリックとか、そういうものに惑わされてはなりません。

そうではなくですね、
その背景にある真実というものを見抜く鋭い洞察力を持たなければなりません。

5月5日15

きょうはそのスタートの一歩です。

社会を転換させなければ、本当の意味で原発ゼロという日はやって来ません!

その事を胸に深くたたき込む。
そのための今日はみなさん方の集まり、わたしたちの集まり。
さよなら原発のふたたびのスタートという事になります。

そのためには
「原発がなければ仕事が無い」
仕事が無ければ生きていけない、暮らしていけないという、
そういう社会の構造、在り方、政治の進め方、政策県政の在り方、それを変えていただかなければなりません。

これから、皆様方と私達と運動の一日一日が始まると、その日がゼロの日です。

ゼロになって再びそれを永続させていく。
持続可能にする。
それを新たに誓う一日であると、こういうふうにわたくしは信じております。

以上であります。
みなさん、どんどん頑張りましょう!
ありがとうございました。



さよなら原発1000万人アクション
5月5日12

1000万人署名用紙
5月5日13

署名用紙をクリックするとpdfファイルページが開きます。




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コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2012.05.07 11:59 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2012.05.07 19:32 | 編集
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