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4号機「東北地方太平洋沖地震と同程度の地震があっても建屋は壊れない」自信まんまん東電松本氏語る5/8(書き出し)



5月8日東京電力記者会見 午後



13:29~
全国市民記者クラブ 佐藤:
4号機の燃料プールについて聞きたいんですけど、
4号機、ホームページには地震が起きても耐えられるととかいてありますが、
耐えられるという根拠を詳しく教えてもらえますか?

松本:
まず、一点ご説明させていただきたいのは、
今回事故で、ま、建屋が爆発してございますけれども、
この爆発した状態を模擬してですね、いわゆる基準地震度Ssでの解析評価を行ってまいります。
こちらに関しましては地震の規模といたしまして、
今回発生した東北地方太平洋沖地震とほぼ同程度の地震でございましてそれによります解析の結果では、
いわゆる、なんていいますか、
あの、基準ひずみの量に比べまして十分小さいという事を確認いたしております。
従いまして、
東北地方太平洋沖地震と同程度の地震があっても建屋は壊れないというふうに判断いたしております。

それから2点目でございますが、
さらに念を入れて、使用済み燃料プールの底、3階部分、あっ!2階部分になりますけれども、
そこに関しましては、いわゆる鉄骨によります支柱とコンクリートを充填いたしまして、
いわゆる地震荷重に対する体力を約20パーセント以上向上させているという状況でございます。

従いまして、
将来起こる地震に関しましては、充分な体力を持っているのではないかというふうに考えております。

20120508.jpg

佐藤:非破壊検査はやったんでしょうか?

松本:
非破壊検査という意味では、
あのー、いわゆる建物の非破壊検査はどういった事があるのかちょっとよく存じ上げておりませんけれども、
定期的にコンクリートのコア抜きという形で、コンクリートの強度も確認していく予定です。

佐藤:予定ですよね、まだやっていないですよね

松本:はい。コンクリートのコア抜きはまだです。

佐藤:やってないのになんで地震に耐えられるとわかるんですか?

松本:はい

佐藤:非破壊検査は重要なんじゃないですか?

松本:はい
非破壊検査はもちろん重要でございますけれども、
わたくしども、それから、はー、ゼネコンさん等が現場に入りまして、
いわゆるコンクリートの目視点検、壁側等の確認も行っております。
又、いわゆる、先ほど申し上げた基準地震動もいわゆる応力評価といたしましては
ギリギリカバー、間に合っているというわけではございませんで、
数十分の1以下という事で十分余裕をもって耐えられるというふうに判断してございます。



基準地震度Ss
施設の耐震設計において基準とする地震動で,
敷地周辺の地質・地質構造並びに地震活動性等の地震学および地震工学的見地から,
施設の供用期間中に極めてまれではあるが発生する可能性があり,
施設に大きな影響を与えるおそれがあると想定することが適切な地震動のことです。

基準地震動
原発の設計の前提となる地震の揺れで、原発ごとに異なる
周辺の活断層などで起こりうる大地震を想定して、地盤の状態を加味し、原発直下の最大の揺れを見積もる。
これをもとに原子炉、建屋、配管などの構造や強度を決める。
単位はガルで、1ガルは1秒ごとに1センチずつ加速すること。
地球上で物が落ちる時の加速度(重力加速度)は980ガルで1Gともいう。

非破壊検査
(ひはかいけんさ、NDI: Non Destructive Inspection, NDT: Non Destructive Testing)とは、
機械部品や構造物の有害なきず(デント、ニック、スクラッチ、クラック、ボイドなど)を、
対象を破壊することなく検出する技術である。
対象内へ放射線や超音波などを入射して、内部きずを検出したり、
表面近くへ電流や磁束を流して表面きずを検出する方法に大別される。
配管内部の腐食などの検査も非破壊検査に含まれる。



ーー東京電力が公開している4号機補強工事の様子ーー

2011年6月7日
4号機補強工事67 

2011年7月30日
4号機補強

ーーーーー

小出裕章氏のニューヨーク会見より

そのプールが、もし今後破損したり倒壊したりしてしまうようなことになれば、
燃料の中に含まれている大量の放射性物質がこれからまた大気中に噴出してくるという事を私は心配しています。
その福島第一原子力発電所の周辺では、今現在でもたびたび毎日のように余震というものが起きています。
その大変な危険性というものを東京電力自身も認識していて、
東京電力は事故が起きた直後から4号機の使用済み燃料プールが倒壊しないように、
補強工事というものを施したという事になっています。

でもその工事をする現場は放射能で大変汚れた現場で、
労働者たちがゆっくりと仕事をするという事が許されるような場所ではありませんでした。
一体どこまで、その工事というものがきちんとできたのか、私は大変心配しています。


ーーー目視点検の様子ーーー

福島第二原子力発電所原子炉格納容器内の目視点検結果
平成24年3月2日 東京電力株式会社
4号機:平成23年8月29日~ 平成23年12月21日
1号機:平成23年12月27日~ 平成24年2月28日
●点検期間
4号機、1号機とも、格納容器及び格納容器内の設備の外観目視点検が一通り完了しました。
その結果、原子炉冷却材の漏えいがなかったこと、また、格納容器内の各設備・機器・配管等に大きな変形・損傷等はなく、冷温停止機能に影響を及ぼすものはなかったことを確認しました。
なお、冷温停止に至るまでの高温・高湿環境の影響等により、機器表面の塗装面のはがれや錆等が見られたものの、いずれも冷温停止機能に影響を与えるものではありませんでした。

4号機目視点検 

4号機目視点検2








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コメント

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No title

こんにちは。

いつも珍しい記事を読ましてもらい参考にさせていただいて
おります。

作業現場が放射能汚染環境ですから電気溶接もボルト締めも
手前の簡単なところだけで裏手の隅の手間のかかるところや
面倒なところは手抜きかぞんざいなやりかたしかやれないし
目視・・(笑)・・試験も検査もまともな施工できるものではない
ですよ。第1まともな高度な溶接技術者は別にそんなひどい
環境の現場に行かなくても優遇されている職場で働いている
し、にわか技術者の格好のその前の職歴技術習得とかを
はっきりさせればインチキだというのは判るはずなんですがね。

こんなこと言うと働いてる人に失礼だとか可哀想だとか仕事の
実績も試練も経験もないのが言い立てて聞く方も同じレベル
なのがこういうネットだからそうだそうだと無責任に囃したてる
から始末が悪いのですが、真実は厳しいのですよ。

机上計算で強度設計を満たしているとか・・笑い話ですよ。
小出さんが明快に指摘されていますが、現場はもっとひどい。
鉄筋は補足するし生コンは量をごまかして水を入れすぎて
ジャブジャブなんですから。

見積もり業者選択から現場施工から仕上げから最終承認
受け取りまで本当は一貫して業者に負けないプロが居て
やるのが一番なのですが、今はもっと更にひどくなっている
からごまかしのし放題だと思いますよ。

発注する方からして競争見積もりで叩きすぎるとどうなるか
判るし立ち会いで厳しくしにくくなるので多少儲けを出せる
案配にしてやらないと・・ということなんですが、最近は
新自由主義とか市場競争優先主義とかこれもインチキ
経済学がお学校でも教え込まれているし、人間キチガイ
みたいなアホな社会に落ち込んでいるのです。

松本とか言う口先男などの語る承知の上の嘘話にこれまた
聞くだけ書くだけ男のマスゴミ・・実社会の仕事の経験もない
から・・が良くわかった記事ですね。

では。