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中山 憲
「政府統計の総合窓口・人口動態調査」から、平成22・23年の「月報(既報)・月次」各月の、
「(保管表)死亡数,性・年齢(5歳階級)・死因簡単分類・都道府県(20大都市再掲)別」にある
福島県データを用いて作成しました。
 
7月以降の病死者数に大きな変化が現れています。
 
通常、病死者は冬春に多く、夏秋は少ない傾向が全国的にあります。これは大人も子どもも同じです。
 
しかし、2011年は夏秋の病死者数が多く、ほぼ直線的に累計数が増加しています。
もしもこの傾向が2012年も続いた場合は、
“統計上の有意差”となりうるほどのハイペースで、子どもの病死者数が増加したことが分かりました。
このような現象が起こることはとても稀なことで、
全国でも僅かしかありません。宮城県や岩手県では起こっていないことです。
昨年の夏以降に、福島の子どもたちの体に異変が起こっている可能性を疑わざるを得ません。
 (こどもたちを放射能から守る会・福島より)

ーーーー
中山憲医師とは、この方です↓
「内部被ばく・ホットスポット・食品基準・がれき」
布施純郎医師(小杉クリニック)・中山憲医師(コロンビア大学)5/5NY記者会見(動画・内容書き出し)


「放射能・被ばく」
この言葉は今は禁句でタブーだと上杉さんがおっしゃいました
が、事実は事実。
辛くても受け入れて現実を見る勇気が必要だとおもいます。




ーーー追記
中山医師のグラフの元は↓だったようです。


「福島県の子ども」の病死者数について
-政府・人口動態統計から分かった事故後の変化-中手聖一

2012/5/14

ー前半略ー

○死因ごとの病死者数
亡くなった子どもたちの数を、死因別にまとめたものが、右のグラフです。

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「心疾患」による死亡数が2倍に増えています
(先天性の心臓障がいを患っていた子どもが、心疾患でなくなった場合も含まれます)。
これも他の被災県にはないことです。「感染症」「癌・白血病」「肺炎」も増えています。
このグラフは参考程度にしかならないものですが、昨夏からの増加と考え合わせ、ご報告することにしました。

子どもの病死者数が、昨年の夏以降に増えたことは紛れもない事実です。
今回は割愛しましたが、病死者の増加は10 代後半が最も多かったことも分かりました。
この異変が続き、何年も後に放射能汚染との因果関係が証明されても、亡くなった命は帰って来ません。

公害の健康被害では、死亡した子どもの後ろに、病気や体調不良のたくさんの子どもたちがいます。
放射能被害を少しでも未然に防ぐための行動をとることが、私たち大人の役目だと思います。
保養と移住、防護策など出来ることは何でも行い、
また国が約束している「患者調査の代替調査」の早期実施を改めて求めていく必要があると考えます。


ーーー転記ここまで
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comment 18
コメント
人口動態統計(下記)を見ました
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001087770

平成22年度と23年度を比較すると、変動の大きかった順に

①不慮の事故(+49.4%)
②老衰(+15%)
③肺炎(+5%)
④腎不全(+3.8%)
⑤心疾患(+2.7%)

となります。

①は明らかに震災そのものの影響ですね。
②~⑤は、放射線というよりも、避難所生活の影響と思われます。
いわゆるエコノミー症候群ですね。

私はむしろ、このデータからは「政府の避難政策の失敗」を感じますが、いかがでしょうか?

自分の解釈が絶対に正しいとは思いません。
でも、一つのデータについて違う見方が可能だということは知っていただきたいと思います。
みどりのくらげ | 2012.05.23 22:19 | 編集
デマ拡散乙です
| 2012.05.24 09:03 | 編集
デマのようですね。訂正のほどよろしくお願いします。

http://togetter.com/li/308924#c534308
名無しさん | 2012.05.24 10:39 | 編集
名無しさんのあげてたマトメをみました。
デマかどうか、私には判断つきませんが(これに限らず数字上の統計は定義の仕方や見方によって同じものでも全然変わってくるのでデマかどうかという二者択一自体がどうなのかわかりません)
うーん…何でしょう?読後のこの不快感…わたしだけ?皆さんも見てみて。いろんな意味で考えさせられます。
| 2012.05.24 14:29 | 編集
間違えたら訂正するのが発信者の責任だと思いますよ。信頼されるためには。
名無し2 | 2012.05.24 17:13 | 編集
可能性を論じるならそれが高い低いに関わらず誰でもできる。
まあ「嘘」というよりは、こんな少ないデータからは「何も言えない」ってこと。
何も言えないものからバイアスのかかった何かを言おうとするのには悪意を感じます。
名無し | 2012.05.24 20:02 | 編集
この記事の最後を読めばわかると思うが、あらゆる可能性を考えてできうる限りの手段を考えて大事な命を守ろうとするスタンスがある。
Ki-koさんも常にそのスタンスで書かれていると思うので、悪意という言葉はそぐわない。

確かに、本当にデマなら訂正が必要。
でもいまのところデマであるという根拠も示されていないのでイーブン。
最近多いねこの手 | 2012.05.24 20:55 | 編集
これだけで「放射能が原因」と言い切るのは安直にもほどがあるかと思いますよ。
死因別のグラフも誤差の範囲内でしょう。
倍といえばとんでもなく増えたように見えますが、実際はそうでもないのですね。
| 2012.05.24 21:52 | 編集
よく読んでくださいね。これはなんでもかんでも放射能のせいにして騒いでる記事じゃないですよ。

それから、私はこのブログは予防の見地からも読んでいます。
大事な子供に「何かあってから」じゃ遅い。
何かある前にそれが起こる可能性を教えてもらわなければ困るのです。

起きてしまったあとに、いやあ、可能性はありましたけど確実に起きてからじゃないと言えませんからねえ~人心を不安にさせますからねえ~、なんて言うんですか?
冷たいです。
SPEEDIがいい例です。
| 2012.05.24 23:27 | 編集
「放射能」・「被曝」って言えば即、デマだって言いたがる輩が
キーコちゃんのブログにも出没したみたいだね

オレは医学統計的なことはまるでわからないから
反論する資格は無いけど
中山先生の論文は、かなり信憑性の高いものだと
オレには思えるけど。。。

チェルノの子供たちに起こった放射能禍が
日本の子供たちに起こらないって考える方が不自然だと
オレには思えるからだ

福島でお子さんたちを育てている親御さんたちのことを
思うと、
中山先生の論文をデマよばわりして
避難すべき子供たちが
避難できなくされることの方が
オレは恐ろしいと思う

放射能に閾値は無いし
どんなに少量でも人体に影響はあるってのが
学会の常識なんだし、
こと放射能に関する限り
疑わしきは罰するのが
子どもたちや若い女性を救うためには大切なことだと思う
himadarake | 2012.05.25 00:05 | 編集
福島県で暮らす子供の数は原発の事故以降大きく減っているはずです。ですから、子供の人数比で考えるともっと大幅に病死者が増えているということではないでしょうか。
もし可能であれば、2011年と2012年の福島に住む子供の数のデータを併せ、人口比での病死者の割合を示して頂けないでしょうか。
森 | 2012.05.25 15:13 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2012.07.14 02:27 | 編集
ありがとうございます。
このブログはほとんどが文字起こしですので、
どうぞご自由にお使い下さい。

きーこ | 2012.07.14 16:32 | 編集
ついに福島の子供に甲状腺異常が43%も発生したな。

デマとかほざいた人間のクズは恥を知れよ!
からとみ君 | 2012.10.02 03:59 | 編集
人を死に至らしめるデマならともかく、

人を救うためのデマ(じゃないと思ってますが)だったら、

最大限活かすべきでしょう。


ガレキ拡散&焼却といい、

この国は、マジで亡国への道を歩んでいるようにしか見えません。
死んでからじゃ遅い | 2012.11.04 13:21 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2013.02.28 16:56 | 編集
デマ扱いコメントが有るのに、びっくりです。

勇気ある発言と、その情報をありがとう。
耳新し情報に接して、直ぐに「ウソだ!!!」と叫ぶ人が居る。私の経験上、そういう人は、日頃ウソをよく吐く。逆に日頃正直な人は、耳新しい情報に接した時、「ウソだ!!!。」と叫ばない。

誰の言葉に耳を傾けるべきかが分かると言うものだ。

あんこ | 2014.08.11 13:49 | 編集
無知でまたわざとデマとか言ってた人たちこの後ものすごい状況出てきたらどう思うんでしょうね😢まあ今後の経過が逆に楽しみです。そう言ってて後悔している顔が見てみたいです❗
ぶぶ | 2017.03.04 11:28 | 編集
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