真っ先には全国に先駆けて昨年4月にがれき受け入れを表明していた阿部市長。
今年2月にも「筋の通らない反対意見は無視する」と述べていたにもかかわらず、
「がれき処理は現地で処分できそうになった」と受け入れに関して難色を示しています。
がれきの総量が予定より少なくなり、地元での処理デカのであるという内容が先の泉田裕彦新潟県知事の
「新潟県知事が環境大臣に宛てた”がれき広域処理”に関する再質問全文」の中にも書かれていました。
「瓦礫の処理は地元で十分できる量だった」という事が証明されたのだと思います。
ーーーーー
がれき広域処理:川崎市見直しも 市長「現地で道筋」
毎日新聞 2012年05月17日 21時48分(最終更新 05月17日 22時01分)
東日本大震災で発生したがれきの広域処理を巡り、
川崎市の阿部孝夫市長は17日の記者会見で
「国が調整した分は現地で処分できそうになった。今までのスキームでは進まない」と述べ、
受け入れの対応を見直していることを明らかにした。
環境省は3月、神奈川県に対し岩手県大船渡、陸前高田両市の木くず12万1000トンの処理を要請していた。
阿部市長は
「震災から1年がたち、現地で積極的に処理する道筋ができていないとおかしい。
今になって処理できないのが、どのくらい出てくるか若干疑問がある」と話した。
ただ、意見交換は継続する姿勢を示した。
阿部市長は全国に先駆けて昨年4月にがれき受け入れを表明。
今年2月にも「筋の通らない反対意見は無視する」と述べたが、
「国の海上埋め立ての基準を待っている」と具体的なスケジュールは示してこなかった。
神奈川県と県内3政令市は4月に大船渡市などを視察。
川崎市は12万1000トンを引き受ける必要性はなくなったと判断している。
同県の黒岩祐治知事も14日の記者会見で
「想像以上に処理が進んでいる。今後は被災地からの具体的な提案を待って判断したい」と話した。
【高橋直純、北川仁士】
震災がれき 市長「現地で処理できる」 県受け入れ分
東京新聞 2012年5月18日

東日本大震災で大量に発生したがれきについて、定例会見で、
「東北地方だけで処理できる」と話した阿部市長=川崎市役所で
東日本大震災の被災地のがれきの受け入れをめぐり、川崎市の阿部孝夫市長は十七日、
「東北地方だけで処理できると理解している」と述べ、
環境省から県に示された分の受け入れは、進まないのではないかとの見通しを示した。 (山本哲正)
阿部市長は昨年四月、全国の自治体の中でも比較的早くからがれきの受け入れを表明し、
処理方法などの検討を続けてきた。
市では関連する被災地の岩手県大船渡市、陸前高田市と調整してきたが、
市環境局によると、被災当初に算出したがれきの量に比べ、現状はかなり減っていることを確認。
両市から「処理は順調に進んでいる」との説明を受けているという。
阿部市長はこの日、
「もう(震災から)一年以上がたち、現地で処理する道筋ができる時期。
今ごろになって『処理できない』というがれきがどのくらい出てくるのか、疑問に思っている」と述べた。
ただ、今後もどのような形で協力できるかなど被災地との意見交換は続けていくとしている。
がれき受け入れに対しては、市民グループ「ストップがれき川崎の会」が
「がれきの広域処理には現地のニーズがない」として、独自に情報を発信してきた。
同会は阿部市長の発言について
「本当なら、うれしい。
現地の意向とは別に無理に受け入れようとする自治体もある中、現実に沿った判断は評価できる」と喜んだ。
「全面的に受け入れない方向に進んでほしい」としている。
今年2月にも「筋の通らない反対意見は無視する」と述べていたにもかかわらず、
「がれき処理は現地で処分できそうになった」と受け入れに関して難色を示しています。
がれきの総量が予定より少なくなり、地元での処理デカのであるという内容が先の泉田裕彦新潟県知事の
「新潟県知事が環境大臣に宛てた”がれき広域処理”に関する再質問全文」の中にも書かれていました。
「瓦礫の処理は地元で十分できる量だった」という事が証明されたのだと思います。
ーーーーー
がれき広域処理:川崎市見直しも 市長「現地で道筋」
毎日新聞 2012年05月17日 21時48分(最終更新 05月17日 22時01分)
東日本大震災で発生したがれきの広域処理を巡り、
川崎市の阿部孝夫市長は17日の記者会見で
「国が調整した分は現地で処分できそうになった。今までのスキームでは進まない」と述べ、
受け入れの対応を見直していることを明らかにした。
環境省は3月、神奈川県に対し岩手県大船渡、陸前高田両市の木くず12万1000トンの処理を要請していた。
阿部市長は
「震災から1年がたち、現地で積極的に処理する道筋ができていないとおかしい。
今になって処理できないのが、どのくらい出てくるか若干疑問がある」と話した。
ただ、意見交換は継続する姿勢を示した。
阿部市長は全国に先駆けて昨年4月にがれき受け入れを表明。
今年2月にも「筋の通らない反対意見は無視する」と述べたが、
「国の海上埋め立ての基準を待っている」と具体的なスケジュールは示してこなかった。
神奈川県と県内3政令市は4月に大船渡市などを視察。
川崎市は12万1000トンを引き受ける必要性はなくなったと判断している。
同県の黒岩祐治知事も14日の記者会見で
「想像以上に処理が進んでいる。今後は被災地からの具体的な提案を待って判断したい」と話した。
【高橋直純、北川仁士】
震災がれき 市長「現地で処理できる」 県受け入れ分
東京新聞 2012年5月18日

東日本大震災で大量に発生したがれきについて、定例会見で、
「東北地方だけで処理できる」と話した阿部市長=川崎市役所で
東日本大震災の被災地のがれきの受け入れをめぐり、川崎市の阿部孝夫市長は十七日、
「東北地方だけで処理できると理解している」と述べ、
環境省から県に示された分の受け入れは、進まないのではないかとの見通しを示した。 (山本哲正)
阿部市長は昨年四月、全国の自治体の中でも比較的早くからがれきの受け入れを表明し、
処理方法などの検討を続けてきた。
市では関連する被災地の岩手県大船渡市、陸前高田市と調整してきたが、
市環境局によると、被災当初に算出したがれきの量に比べ、現状はかなり減っていることを確認。
両市から「処理は順調に進んでいる」との説明を受けているという。
阿部市長はこの日、
「もう(震災から)一年以上がたち、現地で処理する道筋ができる時期。
今ごろになって『処理できない』というがれきがどのくらい出てくるのか、疑問に思っている」と述べた。
ただ、今後もどのような形で協力できるかなど被災地との意見交換は続けていくとしている。
がれき受け入れに対しては、市民グループ「ストップがれき川崎の会」が
「がれきの広域処理には現地のニーズがない」として、独自に情報を発信してきた。
同会は阿部市長の発言について
「本当なら、うれしい。
現地の意向とは別に無理に受け入れようとする自治体もある中、現実に沿った判断は評価できる」と喜んだ。
「全面的に受け入れない方向に進んでほしい」としている。
- 関連記事
-
- 多摩市が突然広報で公表「7月11日からのがれき受け入れ」
- そして、被災した女川の魂と命は東京の西多摩組合で一般ごみと混ぜて焼かれました。
- 「広域ありき」は不変 震災がれき処理 密室有識者会議6/6こちら特報部より
- 羽村市西多摩衛生組合11日瓦礫受け入れ開始・焼却灰は日の出町
- 大阪湾フェニックス「震災がれき”検証”海面埋め立て」マル調6/6(動画・内容書き出し)
- ”がれきで森を再生”84歳学者の闘い6/3報道SUNDAY(動画・内容書き出し)
- 多摩地域を守るために「日野市がれき受け入れ」に国民の声を届けよう!
- 昨年4月にがれき受け入れを真っ先に表明していた川崎市の阿部市長の発言!「がれきは東北地方だけで処理できると理解している」
- がれきの広域処理の問題点が全て見えてくる!「新潟県知事が環境大臣に宛てた”がれき広域処理”に関する再質問全文」
- 「瓦礫問題に本質はない。あるのは細野のメンツ!」木下黄太氏5/18(文字起こし)
- がれき広域処理混乱のワケ4/5こちら特報部より
- 「試験」焼却だけで随分瓦礫は無くなるんじゃない?・・静岡市29トン今日試験焼却
- 線量計があっという間に10倍に・北九州市
- 北九州市・試験焼却の割には送られてくるがれきの量が多すぎませんか?
- 「震災がれき:搬入めぐり妨害の2人を逮捕 北九州市で」毎日新聞
コメント
こんにちは。
事態の推移を見据えてそういう方針転換をすることは住民側の
努力が実った結果だと思います。いい方向ですね。
何にも判っていないんですよ(^_^;)
知っているかのように気取るのが習いになっているのって
この世の中に沢山居ますよね。飲み屋さん系、中に入ったら
「社長」「先生」・・呼び合っているし。メンツと建前の立場社会
です。中には先生と呼ばないと機嫌の悪いのがいるから始末
が悪いし。
で、偉そうに「筋の通らない反対意見は無視する」なんてことを
言ってみたくなる・・そもそも自治体なんか放射能のことは無知
なんです。取り扱う考えそのものがないところに3.11以来住民の
要望が群れをなして行政は何とかしろってことできたものだから
普段何でも知っているふりをしていればいるほど困ったので権威
主義ってことで瓦礫受け入れ問題でもそういう要素が強いんです。
公務員というのはそういうもので日本の場合物凄くゆがんでいる
ということを知った上で向き合うこつが必要だと思います。
では。
事態の推移を見据えてそういう方針転換をすることは住民側の
努力が実った結果だと思います。いい方向ですね。
何にも判っていないんですよ(^_^;)
知っているかのように気取るのが習いになっているのって
この世の中に沢山居ますよね。飲み屋さん系、中に入ったら
「社長」「先生」・・呼び合っているし。メンツと建前の立場社会
です。中には先生と呼ばないと機嫌の悪いのがいるから始末
が悪いし。
で、偉そうに「筋の通らない反対意見は無視する」なんてことを
言ってみたくなる・・そもそも自治体なんか放射能のことは無知
なんです。取り扱う考えそのものがないところに3.11以来住民の
要望が群れをなして行政は何とかしろってことできたものだから
普段何でも知っているふりをしていればいるほど困ったので権威
主義ってことで瓦礫受け入れ問題でもそういう要素が強いんです。
公務員というのはそういうもので日本の場合物凄くゆがんでいる
ということを知った上で向き合うこつが必要だと思います。
では。
単純な者 | 2012.05.28 07:26 | 編集
こんにちは。
大分津久見市でがれきの説明会がありました。
太平洋セメントで焼却しようとしています。
ICRP甲斐倫明の講演付きです。
カリウムカリウム言いますし、福島の原発事故にも触れず、県も市も最悪でバグフィルター100%除去できるとか、根拠法はあるとか、環境省すら言わないことを断言したりひどかったです。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-oita1
↑こちらで見れます。
質問はほんと良くて素晴らしかった。
見ている限り反対意見続出でした。
津久見の吉本市長は賛成のひとは質問していないとか言って、耳を塞ぎたいようですが、自分の意見を言っていい場ですし、質問する時間なんだからなにが不満なんだ?という感じです。
説明会では全く理解なんて得られていないんですよ?
それでも試験焼却やるとか実験するとかモルモット扱いです。
太平洋セメントは首都圏の灰も狙っているのではないかとおもいます。
こっちのゴミと混ぜ希釈してセメントにするのではないか?と疑っています。
津久見市へのメール↓
http://www.city.tsukumi.oita.jp/000136.html
Tel:0972-82-4111 Fax:0972-82-9520
大分津久見市でがれきの説明会がありました。
太平洋セメントで焼却しようとしています。
ICRP甲斐倫明の講演付きです。
カリウムカリウム言いますし、福島の原発事故にも触れず、県も市も最悪でバグフィルター100%除去できるとか、根拠法はあるとか、環境省すら言わないことを断言したりひどかったです。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-oita1
↑こちらで見れます。
質問はほんと良くて素晴らしかった。
見ている限り反対意見続出でした。
津久見の吉本市長は賛成のひとは質問していないとか言って、耳を塞ぎたいようですが、自分の意見を言っていい場ですし、質問する時間なんだからなにが不満なんだ?という感じです。
説明会では全く理解なんて得られていないんですよ?
それでも試験焼却やるとか実験するとかモルモット扱いです。
太平洋セメントは首都圏の灰も狙っているのではないかとおもいます。
こっちのゴミと混ぜ希釈してセメントにするのではないか?と疑っています。
津久見市へのメール↓
http://www.city.tsukumi.oita.jp/000136.html
Tel:0972-82-4111 Fax:0972-82-9520
つばき | 2012.05.28 17:57 | 編集