書き出ししている間にどんどん動画が削除されていきました。
デイリーモーション、Youtubeと探しながら、やっと全部書きだすことができました。
とても大切な法律が、自公民のみで勝手に作られ、
人々の目に触れずちゃんとした議論もなされないまま可決されました。
この番組を見ると改めて事の重大さを痛感します。
そもそも民・自・公のみなさん
原発「安全」のため の規制庁が骨抜きになっていますけど!
20120621 原発「安全」のための規制庁が骨抜き ド... 投稿者 j817
2012年6月21日放送 モーニングバード・そもそも総研
慌ただしく可決されてしまった原子力規制委員会設置法。
その内容は衆議院を通過した後にホームページで公表され、
ほとんどの人が知らなかった。
大事な事全てが付則(オマケ)の中に書かれている。
番組では私たちが知らなければいけない大切な部分を詳しく説明していました。
(重要なので要点抜き出しました。全文書き出しは続きを読む)
ーーー要点抜き出し
ノーリターンも骨抜き?
第6条の2
原子力規制庁の職員は原子力推進に関わる行政組織への配置転換を認めない。
ただし、法律の施行後5年間は
職員の意欲、適性等、特にや むを得ない自由がある時はこの限りではない。
玉川:要するに、経済産業省や文部科学省には戻れない。
古賀:
逆に言うと他のところには行けますよと。いう。
他のところにいっちゃうとですね、今度はこの法律の規制がかからなくなりますから、
たとえば国交省とかですね、こういうところに行きまして、
で、ちょっといて、また経産省に戻りますという時にはこの規制はかからないんですね。
玉川:
直接こう(経産省)は行けないと。
だけど、この間にですね、ワンクッション○○ナントカ省というところに一回行って、
それからここ(経産省)に行く分には良いと。そういうことですから。
それともう一点。
これ、「職員の意欲、適性等、特にやむを得ない自由がある時はこの限りではない」という、
なんですか?これ
古賀:
「この限りでない」ということは「例外にします」ということですね。
例外を認めます。
「こんなところに行きたくない」と言えばですね、しょうがないからまた戻すしかないな、って言って、
今度は直接戻れちゃう。
玉川:
これたとえばですね、こっち(規制庁)に来た人が、まあやる気があったという人がですね、
何かぼーっとしてやる気がなくなっちゃったと。
やる気がなくなったら、こっち(直で経産省)へ行ってもいいよと、いうふうな事なんですよ。
こういうことですよね?
古賀:
これ、すごく主観的ですから、意欲とか。
意欲なんていうものはその人がどう思うかですからね、
事故調「報告書」を放置&無視!?巧妙骨抜き
第5条
法律の施行後3年以内に国会の事故調の報告書を踏まえ、
検討が加えられ、必要な措置を講じる
古賀:
まず3年以内にということはですね、
3年間何にもやらなくてもいいんですよ。
で、この事故調の報告書はもうすぐ出ます、6月中に。
非常に厳しい内容になります。
そうすると、たとえばあんなノーリターン・ルールなんかじゃ駄目だというような事になるんで、
普通なら「じゃあ直しましょう」というふうになるんですけれども、
この条文を入れたことによって、3年以内ですから、3年間は逆に何にもしなくてもいいですよという事になります。
しかも、検討が加えられということで、
とりあえず検討すればいいんですね。
検討した結果、「まあいいや」っていうことになれば、無視できるということですから、
2重にですね、2重の意味でこの事故調の報告を無視できるという事に出来るということです。
でもこの3年というのがものすごく大事で、
今から安全基準を全部作り変えて、1個1個の原発をもう一回ゼロから見直すんですよね。
だからそれを、3年間こういう事をしないで、
今の抜け穴のまんま経産省の植民地にした人たちがやればですね、全部動かせるんです。3年以内に。
それから変えても遅いです。
玉川:
だからもう、こう書いた時点で官僚側の趣旨としては、
「やらない」と、「踏まえない」ということを表しているという法律になっちゃうわけですね。
「40年で廃炉」のはずが、新たな法律では「60年」
第43条の3の31
原子炉の運転期間は40年とする。
原子力規制委員会の許可を得て、一回に限り延長できる。
古賀:
40年に20年足せば60年まで可能で、
しかもそれが、何かにすごく限定されるという事が何も書いてないんですよ。
でもう、「安全ですね」って言えば60年まで延びるということ何で、
細野さんなんかはよく「40年」それ以上はほとんどないんですなんて言っているんですけれど、
この情報を見る限りそういうふうには全く読めないです。
だから、国会の事故調の報告書が出ると、「これじゃあダメだ」っていうことになっちゃうんで、
その前に決めなくちゃならないんですよ。
さらに―97条
改正後の規定に類手はその思考の状況を勘案して、
速やかに検討が加えられ、
必要があると認められるときはその結果に基づいて所要の措置が講ぜられるものとする
古賀:
しかもこの40年っていうのも止めたいんですね。
この制限も止めたいので、「これを変えたい」って、自民党なんかが言っているんですけれど、
ここが、だから3年以内じゃなくて「速やかに検討して必要な措置を講じられる」っていうことで、
こっちについてはすぐに40年見直ししましょうと。
原発の安全どうなる?実質”大連立”で骨抜き
玉川:
実はですね、今日の東京新聞の1面なんですけれども、
これ実は「原子力の憲法こっそり変更」ってありますけれども、
古賀さん、これ何なんですか?これまた付則なんですよね。
同じこの規制委員会設置法。

古賀:
この付則で、これは「安全のためにやります」って言っているんですけれど、
その中に潜り込ませてですね、
「安全保障のために安全っていうのを考えるんです」っていう条文を入れちゃったんですね。
で、安全保障っていうのは何か?って言うとですね、
要するに国を守ります。
軍事の話になっているわけですよ。
ですからまだ原爆を持ちたいっていう人たちがまだ沢山いるんですけれども、
そのためにはプルトニウムを持っていなくちゃいけない。
そのためには核燃料再処理もやらなくちゃならない。
そういう論理にどんどんなって言ってですね、だから原発もずっと残すんだという、
こういうロジックになっていく危険性があるんですね。
それを、原子力の憲法と言われる法律を今回の法律の付則、オマケで変えちゃったと、
古賀:
これ全部オマケ。付則ですから。
法律はこれだけ分厚いんですよ。
それで、これだけです、本則は。

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ーーーここから全文書き出し
玉川:
今日のテーマ
そもそも民・自・公のみなさん 原発「安全」のため の規制庁が骨抜きになっていますけど!!
いいんでしょうか?
ということですけれど、日本は法治国家です。
法治国家だということは法律が全てなんですよ。
法律に書いてあることは変えられないんですね。
法律を作る時が一番大事なんですよ。
で、その法律ができた訳なんですけれども、
えー、野田総理は11日にですね
「規制と利用(推進)を分離して、きちっとした原子力規制庁を一日も早く作る」と講演でおっしゃいました。
それで昨日(6月20日)成立しました。
「原子力規制委員会設置法」発足。
で、これ9月にも規制庁ができるだろうというふうに今言われています。
これ本当にですね、規制と推進を分離できるのか?っていうふうなことなんですが、
これちょっとですね、パネルを出して下さい。
規制庁っていうのは、これは今無いわけですね。
無いのでそこで働く人たちを集めなければいけない。
で、集めるために例えば内閣府とか、経済産業省とか文部科学省、
こういうところから人を集めて作らなきゃいけないんですよ。

で、こうやって規制庁をつくりますよというふうな事なんですが、
これ実はですね、抜け穴が相当あるんだというふう話なんですね。
そこで、どういう抜け穴が法律にあるのか?
霞が関文学ですね。
これについて解説していただこうという事で、今日は古賀さんにおいでいただきました。
古賀さんよろしくお願いいたします。
”霞が関文学”知りつくす古賀氏が生解説
それでですね、これで三つの骨抜きがあるという事で、これちょっと見ていただきたいんですけれど、
ノーリターンも骨抜き?
骨抜きの1です。
職員ノーリターン・ルールというのがあるんですけれど、
古賀さんこれ、ノーリターン・ルールっていうのは、ノーリターンじゃなきゃいけない理由というのは何なんですか?
古賀茂明:
もともとですね経産省みたいに原子力ムラとべったり一緒になっているところの人達が
ここ(規制庁)へ来ちゃうわけですよ。
そうすると、その人たちが出たり入ったりしていたらですね、
結局分離したと言っても、分離したことにならなくて、みんな経産省の方を向いて仕事をすると。
植民地になっちゃいますね。
玉川:
これそもそも、分けるっていうことは何だったんですか?「分ける」っていうのは。
古賀:
「分ける」っていうのは、
だから、経産省というのは原発を推進しようと、何が何でもやるぞという人たちですね。
で、安全の方は「まず安全ですよ」と、
「安全じゃなかったら動かしちゃダメですよ」という事をやらなくちゃいけないんですから、
それはもう、完全にそこを分けないとですね、
同じ人たちが行ったり来たりしていたら、しかも経産省は最後天下りの面倒とかを見ますから、
みんなそっちを向いて仕事をする事になる。
だから、いったん来た、
本当はそこから来ることも問題なのだけれども、
来たとしても絶対に戻らない。
もうここ(規制庁)で「安全のために命懸けます」という人だけにしてもらいたいということですね。
玉川:それがノーリターン・ルールですね。
古賀:そうですね、戻れない。
玉川:
ところがですね、これがどうも骨抜きになっているようだという古賀さんの話なんですけれども、
これが関連する条文なんですけれども、

で、こんなにあるんですけれども、余計なことがいっぱい書いてあるので余計なことは、省きますよ。

これでいいんです。
第6条の2
原子力規制庁の職員は原子力推進に関わる行政組織への配置転換を認めない。
ただし、法律の施行後5年間は
職員の意欲、適性等、特にや むを得ない自由がある時はこの限りではない。
原子力規制庁の職員は原子力推進にかかわる行政組織への配置転換を認めない。
赤く色が変わりましたけれど、これ「原子力推進に関わる行政組織への配置転換を認めない」
なんか一見よく見えるんですけれど、古賀さん、これダメなんですか?
古賀:一見、「経産省に戻れませんよ」そういうふうに見えますよね。
玉川:これ、原子力推進に関わる行政組織っていうのは、
古賀:
経産省や文科省みたいに今まで原子力ムラと言われているところの人たちですね。
そこに戻れないというんで、如何にもいいなというふうに思うんですが、
実は、もうこれだけだとですね、そこには戻れない。
玉川:要するに、経済産業省や文部科学省には戻れない。
古賀:逆に言うと他のところには行けますよと。いう。
玉川:あぁー
古賀:
他のところにいっちゃうとですね、今度はこの法律の規制がかからなくなりますから、
たとえば国交省とかですね、こういうところに行きまして、
で、ちょっといて、また経産省に戻りますという時にはこの規制はかからないんですね。
羽鳥:それはノーリターンじゃないですね。
玉川:だから規制庁に行っていますよね、これ直接こう(経産省)は行けないんですよね。
古賀:そうです。
玉川:
直接こう(経産省)は行けないと。
だけど、この間にですね、ワンクッション○○ナントカ省というところに一回行って、
それからここ(経産省)に行く分には良いと。そういうことですから。
羽鳥:結局、戻れるという事。ノーリターンじゃないです。
玉川:
ノーリターンじゃないじゃないか!と。
それともう一点。
これ、「職員の意欲、適性等、特にやむを得ない自由がある時はこの限りではない」という、
なんですか?これ
古賀:
「この限りでない」ということは「例外にします」ということですね。
例外を認めます。

松尾:じゃ、本人が戻りたいって言ったら戻れるっていう事じゃないですか。
古賀:
そうですね、
「こんなところに行きたくない」と言えばですね、しょうがないからまた戻すしかないな、って言って、
今度は直接戻れちゃう。
赤江:えっ!?
玉川:
これ、だから、これたとえばですね、こっち(規制庁)に来た人が、まあやる気があったという人がですね、
何かぼーっとしてやる気がなくなっちゃったと。
やる気がなくなったら、こっち(直で経産省)へ行ってもいいよと、いうふうな事なんですよ。
こういうことですよね?
古賀:そうです。
玉川:法律上は。
古賀:はい。
玉川:
ま、やる気がなくなったとは言わないけれども、でも「意欲」とか書いてあるんですね。
結局こういうふうなこと何で、
古賀:すごく主観的なんですね
玉川:結局こういう事で抜け道があるということなんですよね。
古賀:で、これで経産省や文科省の植民地になっていきますね。事実上。
羽鳥:決まりがあるようで、古賀さんこれないですね。
古賀:
ないですよ。これ、すごく主観的ですから、意欲とか。
意欲なんていうものはその人がどう思うかですからね、
松尾:こんなことが付則でつけられちゃうと気色悪いですね。
古賀:
そうですね、こういうのは全部付則なんです。
今から説明するのは全部本文じゃなくて、
「オマケですよ」っていうふうに書いていあるところに全部ついているんです。
事故調「報告書」を放置&無視!?巧妙骨抜き
玉川:
じゃあ、次行きますよ。霞が関文学その2。
骨抜きは何だ?っていうと、国会事故調!
「国会事故調を骨抜きにしますよ」という、ふうな話なんです。
これですね、野田総理が6月8日に「指摘を真摯に受け止める」というふうにおっしゃっていたんですよ。
おっしゃってたんですけど、これも骨抜きになるということですね。

また、またこうやってだーっってなっちゃったんで、整理しますよ。

これで大丈夫です。
「法律の施行後3年以内に国会の事故調の報告書を踏まえ、検討が加えられ、必要な措置を講じる」
べつにいいんじゃないの?ってまた思えちゃう。
3年以内に踏まえて措置取るんだからいいんじゃないかと。
これはどういう文学ですか?
古賀:
まず3年以内にということはですね、
3年間何にもやらなくてもいいんですよ。
で、この事故調の報告書はもうすぐ出ます、6月中に。
非常に厳しい内容になります。
そうすると、たとえばあんなノーリターン・ルールなんかじゃ駄目だというような事になるんで、
普通なら「じゃあ直しましょう」というふうになるんですけれども、
この条文を入れたことによって、3年以内ですから、3年間は逆に何にもしなくてもいいですよという事になります。
しかも、検討が加えられということで、
とりあえず検討すればいいんですね。
検討した結果、「まあいいや」っていうことになれば、無視できるということですから、
2重にですね、2重の意味でこの事故調の報告を無視できるという事に出来るということです。

松尾:必要かどうか、っていうのはだれが判断することになっているんですか?
古賀:政府です。
松尾:じゃあ政府がさじ加減で「いらないな」って言ったらなにもしなくていい。
古賀:
そうです。
でもこの3年というのがものすごく大事で、
今から安全基準を全部作り変えて、1個1個の原発をもう一回ゼロから見直すんですよね。
だからそれを、3年間こういう事をしないで、
今の抜け穴のまんま経産省の植民地にした人たちがやればですね、全部動かせるんです。3年以内に。
それから変えても遅いです。
玉川:
古賀さん、官僚をやっていた時にね、条文を本来の意味で、ちゃんと踏まえろっていう事だったら、
ここ(3年)とここ(検討)をどう変えればいいんですか?
古賀:法律の施工を「速やかに」
玉川:まず3年→速やかにしなきゃいけないんですね。
古賀:国会事故調の報告書を「反映して改正する」とかですね。
玉川:「検討」じゃダメなんですね。「反映」じゃなきゃダメなんです、言葉は。
古賀:で、もう「必要な措置」じゃなくて「改定する」って書けばいいんです。
玉川:
だからもう、こう書いた時点で官僚側の趣旨としては、
「やらない」と、「踏まえない」ということを表しているという法律になっちゃうわけですね。
古賀:はい。
「40年で廃炉」のはずが、新たな法律では「60年」
玉川:
で、次に文学その3いきますよ。
骨抜き3 40年で廃炉
40年で廃炉だって言っていたじゃないですか。
本当はね、40年で廃炉だって問題があるんじゃないかって、
30年でもダメなんじゃないかっていうふうな話があるんですけれども、
一応言っていました「40年で廃炉」
これも骨抜きですか?
古賀:
そうです。
これもすごく長いんです。
パッと見ると一番最初に40年とするっていうのが書いてあるんですね。

玉川:これも短くできますよ。

玉川:
これでいいんです、これだけです。
原子炉の運転期間は40年とする。
原子力規制委員会の許可を得て、一回に限り延長できる。
延長期間は20年。
これはやっぱり、これは僕が見ても「ああ、60年なのね」と、はい。
古賀:
ここまで短くすればわかるんですね。
40年に20年足せば60年まで可能で、
しかもそれが、何かにすごく限定されるという事が何も書いてないんですよ。
でもう、「安全ですね」って言えば60年まで延びるということ何で、
細野さんなんかはよく「40年」それ以上はほとんどないんですなんて言っているんですけれど、
この情報を見る限りそういうふうには全く読めないです。
玉川:
法律だけはずーっと生きていきますから、
政権が変わって、変わった政権がたとえばですよ、推進の政権になっちゃったら、
「法律上で延長できますから延長しました」と。
「何が悪いんですか」というふうな話になるんですね。
古賀:
政権が変わらなくても今はもうそういう動きが出ていますね、
どんどん、これ延ばそうという事で。
羽鳥:これ、成立・・・
玉川:昨日しちゃったんですよ!
古賀:月火水の3日で通っちゃったという。
羽鳥:こんなに大事なものが何でこんなにアレなんですか?
古賀:
だから、国会の事故調の報告書が出ると、「これじゃあダメだ」っていうことになっちゃうんで、
その前に決めなくちゃならないんですよ。
玉川:
で、とにかく骨抜きに関するという事で言えば、自民も公明も推進派の人たちが一生懸命やって、
もう、事故調の結論が出る前に、もう通しちゃえ通しちゃえ通しちゃえ
松尾:これは国民の目に触れない所で行われているということですか?
古賀:
そうですね、修正案の最後の条文なんていうのはもう先週出ましたけれども、
ホームページなんかにはなかなか出なくて、ほとんどの人は知り得ないんです。
玉川:知らない、知らない。
松尾:チェックのしようがない状態なんですね。
玉川:
ちょっとね、メディアもね、
政局ばっかりやっていてこういうふうなところをあんまりやらないという問題もあって、
僕らももうちょっと1週間ぐらい前にやればよかったんですけれど、
もう、ちょっと僕も反省しています。
羽鳥:
これ見て「わっ!これはちょっと問題ありますね。考えますね」じゃなくて、
もう昨日成立しちゃった
玉川:もう成立しちゃったんです
松尾:大問題じゃないですか?これ!
玉川:
大問題!ですよ、だから。
「さらに」って、
「さらに」ってこれね、

さらに―97条
改正後の規定に類手はその思考の状況を勘案して、
速やかに検討が加えられ、
必要があると認められるときはその結果に基づいて所要の措置が講ぜられるものとする
古賀:
しかもこの40年っていうのも止めたいんですね。
この制限も止めたいので、「これを変えたい」って、自民党なんかが言っているんですけれど、
ここが、だから3年以内じゃなくて「速やかに検討して必要な措置を講じられる」っていうことで、
こっちについてはすぐに40年見直ししましょうと。
松尾:この法律は「いろいろと融通しますよ」って言っているようなものなんですか?
古賀:
そうです、ですからこれは出来たらすぐに検討が始められて、
すぐにこの「40年はなくしましょう」という話が出てきますね。
玉川:
これが霞が関文学なんですけど、
今までのは霞が関の話。
じゃあ、政治は何でこんなに急いでやりたかったのか?っていうふうな話。
実はですね、みんなの党の江田さんに聞いているんですけれども、
原子力ムラから抜け出せない”3党談合”裏側
玉川:江田さんとしてはどうですか?この規制庁法案
江田憲司幹事長(みんなの党):
やっぱりまずですね、国会事故調査委員会とありますが、
これがもうあと2週間ぐらいすると報告書を出すんですね。
そこには、原子力規制の組織のあり方もちゃんと入っているわけですよ。
なんでこんなに急いでそそくさとね、通してしまわなきゃダメなのかね、
なんか、なんか不都合なことがあるのかと、大変不可解ですよ、まず一つは。

玉川:これどうなんですか?やっぱり急いで通しているという側面があるんですかね?
江田:
んー、やっぱりこれは背後にはね、やっぱり民主党も自民党も、
やっぱりね、原子力ムラからね、足抜け出来ないなっていうね。
まァこの前、あの野田総理が「国民の生活を守るためには原発再稼働だ」と言ったじゃないですか。
しかしその実は、本音はね、やっぱり原子力ムラを守るという事なんだろうなと、
民主党も自民党もね、結局原子力ムラというか、電力会社からね、ま、票やお金をもらっていますから、
組織内候補もある訳でしょ。
やっぱり、そういう人たちの意向が色濃く反映した、今回のね原子力規制委員会法案でもあると。
玉川:
一応民主党の議員にも自民党の議員にも、まあどちらかというと脱原発的な人にも話を聞いたんですが、
「いや、一応ノーリターン・ルールがあるからいいんじゃないか」というふうにおっしゃるんで、
そういうものなのかなと思うんですけど、これは違うんですか?
江田:
違います。
私が手掛けた問題としては、たとえば、大蔵省からね金融庁を分離すると。
その時もノーリターン・ルールって決めたんですよ。
しかしね、その後何が起こったか?
もう、国民の関心があまりなくなった暁にですね、
どんどん金融庁長官も局長も全部大蔵省。職員も大蔵省。
もう、ノーリターン・ルールなんてありませんよ。

原子力規制庁骨抜きと同じ構図は国税法案にもうかがわれると江田幹事長は言う。
この政治状況の先に見えるものとはー
江田:
増税の暁に待っているのはね、また公共事業ばら撒きですよ。
だってそうでしょ、今自民党は国土強靭化法案と称してね、10年間で200兆円の公共事業ばら撒きしましょう。
公明党も10年間で100兆円ばら撒きましょう。
民主党はご承知のように、やれ高速道路だ、やれ整備新幹線だ、八ッ場ダムだと。
だから結局ね、誰かが言ってたじゃないですか、
あ、野田総理ですけどね、
「今増税なんかしちゃったら、その増収分は白アリに食われちゃう。白アリ退治しなきゃ」って言ってたじゃないですか。
でも今のまま増税しちゃったら、仮にね、税収が上がったとしても、
そういう公共事業にばら撒き、白アリに食われちゃいますよ。
玉川:結局増税した分が全部そっちへ行く訳
江田:そうそう、そうそう!
増税しても税収は上がらないと思うけれども、今デフレだから。
でも、仮に上がったとしても全部食われちゃいますよ。
だからそういう意味では本当に、わたしね、「増税ばら撒き大連立」って言っているんです。
増税ばら撒き大連立政治がこれから続いていくんですよ。
これはストップをかけられるのはもう選挙しかないです。
原発の安全どうなる?実質”大連立”で骨抜き
玉川:
今増税の話になりましたけれども、
実はですね、今日の東京新聞の1面なんですけれども、
これ実は「原子力の憲法こっそり変更」ってありますけれども、
古賀さん、これ何なんですか?
これまた付則なんですよね。
同じこの規制委員会設置法。

古賀:
この付則で、これは「安全のためにやります」って言っているんですけれど、
その中に潜り込ませてですね、
「安全保障のために安全っていうのを考えるんです」っていう条文を入れちゃったんですね。
で、安全保障っていうのは何か?って言うとですね、
要するに国を守ります。
軍事の話になっているわけですよ。
ですからまだ原爆を持ちたいっていう人たちがまだ沢山いるんですけれども、
そのためにはプルトニウムを持っていなくちゃいけない。
そのためには核燃料再処理もやらなくちゃならない。
そういう論理にどんどんなって言ってですね、だから原発もずっと残すんだという、
こういうロジックになっていく危険性があるんですね。
それを、原子力の憲法と言われる法律を今回の法律の付則、オマケで変えちゃったと、
玉川:
これ全部オマケでですね、
要するに核兵器が持てるような道も作るような事まで、いつの間にかやっちゃってるんですよ。
自公民で。
松尾:これ東京新聞にしか出てないんですか?
玉川:
わたしはちょっと、・・1面では東京新聞。
もしかしたら小さく載っているのかもしれないんですけれども、ええ。
だからこの、政局をやっている間にですね、
こんなに大事なことが骨抜きだったり、余計な事付けくわえられたり、さんざんっぱらやられちゃっているんです。
この原子力に関して。
古賀:
これ全部オマケ。付則ですから。
法律はこれだけ分厚いんですよ。
それで、これだけです、本則は。

松尾:あとはオマケ・・・
古賀:
あと残りは全部オマケ。
このオマケの中にこういうのが、安全保障の話も全部入っています。
羽鳥:
それは何で本則の方に入れないんですか?
本則の方が注目されるからですか?
古賀:
こんなに大事な話だったらですね、安全保障だって、
これなら別建ての一本独立の法律で議論するべきなんですけれど、
議論させたくないのでオマケに入れちゃうんです。
ちょっと関係があるからという事で。
立花:わざと読みづらくさせているんでしょうね。
古賀:そうですね、
赤江:
古賀さん、みんなの党の江田さんもね、これをストップさせるにはもう選挙しかないとおっしゃっていましたけれども、
でも選挙してもこれどっちが、二大政党が政権とっても、結局政権取るとこういうふうになると、
もう、政治に対する不信で・・
古賀:
そうですね、今の自民党と民主党の主流が、原発はとにかく動かしましょう、
原子力ムラから抜けだせないという事なので、その人たちがまた勝ちあがってきたら同じ事になるんですね。
だけどそれを選ぶのは我々ですから、
だからこういうのをよく見て、こういう事に賛成していた人達にはやっぱりもう退場してもらうと、
そういう選挙にしなくちゃいけないと思います。
羽鳥:
この付則っていうのはどこかで見られるんですか?私たち。
古賀:
えーっと、今、今だったら国会のホームページに行けば出てますけれども、
これは今週の月曜日になってからやっと出たぐらいじゃないですかね。
羽鳥:もう決まっちゃった後っていう事ですか。
古賀:
もう事実上決まっています。
衆議院を通った後にやっと分かったんで。
玉川:
修正協議をずっとやっている時に、どんどん、どんどん変更していったんですよ。
でも変更も、こうやってずーっと見ていくと、
いつの間にか最後の最後にポッ!と入っちゃったりしているんですよ。
古賀:変更の途中はオープンになっていませんからね。
松尾:
本当に注目されている時には強く「やりますから」って威勢よく言って、
ほとぼりが冷めてくるとだんだん、だんだん緩くなっていって、
最終的には骨抜きになっているっていうことですよね。
玉川:はい、「霞が関も、政治も」っていっていいと思うんですけれど、
立花:原子力規制委員会そのものに意味がないんですね
玉川:そうです!まさにその通りです、はい。
羽鳥:そうなんですね・・・見えないところでいろいろ大事なことが進んじゃっているんですね。
玉川:ま、。。もう、…以上!
関連ブログーー
「ノーリターン・ルール」と「40年廃炉」に一文が加えられたことを報じた報道ステーション↓
自民党と仙谷によって書き足された「原子力規制法案」6/14報道ステーション(動画・内容書き出し)
「安全保障」に関しての東京新聞の記事↓
危ない!!「安全保障」原子力基本法案が自民党の希望でそーっと変えられた!
東京新聞&中央日報(韓国)
報道ステーションでこの件に関して報道↓
「平和利用」から「軍事利用」も? 「核不拡散」のためって?原子力基本法をこっそり変更
6/21報道ステ(動画内容書き出し)
サンデーモーニングでこの件に関して報道↓
原子力の憲法を改正 ”安全保障に資する”とは?
6/24サンデーモーニング(動画・内容書き出し)
デイリーモーション、Youtubeと探しながら、やっと全部書きだすことができました。
とても大切な法律が、自公民のみで勝手に作られ、
人々の目に触れずちゃんとした議論もなされないまま可決されました。
この番組を見ると改めて事の重大さを痛感します。
そもそも民・自・公のみなさん
原発「安全」のため の規制庁が骨抜きになっていますけど!
20120621 原発「安全」のための規制庁が骨抜き ド... 投稿者 j817
2012年6月21日放送 モーニングバード・そもそも総研
慌ただしく可決されてしまった原子力規制委員会設置法。
その内容は衆議院を通過した後にホームページで公表され、
ほとんどの人が知らなかった。
大事な事全てが付則(オマケ)の中に書かれている。
番組では私たちが知らなければいけない大切な部分を詳しく説明していました。
(重要なので要点抜き出しました。全文書き出しは続きを読む)
ーーー要点抜き出し
ノーリターンも骨抜き?
第6条の2
原子力規制庁の職員は原子力推進に関わる行政組織への配置転換を認めない。
ただし、法律の施行後5年間は
職員の意欲、適性等、特にや むを得ない自由がある時はこの限りではない。
玉川:要するに、経済産業省や文部科学省には戻れない。
古賀:
逆に言うと他のところには行けますよと。いう。
他のところにいっちゃうとですね、今度はこの法律の規制がかからなくなりますから、
たとえば国交省とかですね、こういうところに行きまして、
で、ちょっといて、また経産省に戻りますという時にはこの規制はかからないんですね。
玉川:
直接こう(経産省)は行けないと。
だけど、この間にですね、ワンクッション○○ナントカ省というところに一回行って、
それからここ(経産省)に行く分には良いと。そういうことですから。
それともう一点。
これ、「職員の意欲、適性等、特にやむを得ない自由がある時はこの限りではない」という、
なんですか?これ
古賀:
「この限りでない」ということは「例外にします」ということですね。
例外を認めます。
「こんなところに行きたくない」と言えばですね、しょうがないからまた戻すしかないな、って言って、
今度は直接戻れちゃう。
玉川:
これたとえばですね、こっち(規制庁)に来た人が、まあやる気があったという人がですね、
何かぼーっとしてやる気がなくなっちゃったと。
やる気がなくなったら、こっち(直で経産省)へ行ってもいいよと、いうふうな事なんですよ。
こういうことですよね?
古賀:
これ、すごく主観的ですから、意欲とか。
意欲なんていうものはその人がどう思うかですからね、
事故調「報告書」を放置&無視!?巧妙骨抜き
第5条
法律の施行後3年以内に国会の事故調の報告書を踏まえ、
検討が加えられ、必要な措置を講じる
古賀:
まず3年以内にということはですね、
3年間何にもやらなくてもいいんですよ。
で、この事故調の報告書はもうすぐ出ます、6月中に。
非常に厳しい内容になります。
そうすると、たとえばあんなノーリターン・ルールなんかじゃ駄目だというような事になるんで、
普通なら「じゃあ直しましょう」というふうになるんですけれども、
この条文を入れたことによって、3年以内ですから、3年間は逆に何にもしなくてもいいですよという事になります。
しかも、検討が加えられということで、
とりあえず検討すればいいんですね。
検討した結果、「まあいいや」っていうことになれば、無視できるということですから、
2重にですね、2重の意味でこの事故調の報告を無視できるという事に出来るということです。
でもこの3年というのがものすごく大事で、
今から安全基準を全部作り変えて、1個1個の原発をもう一回ゼロから見直すんですよね。
だからそれを、3年間こういう事をしないで、
今の抜け穴のまんま経産省の植民地にした人たちがやればですね、全部動かせるんです。3年以内に。
それから変えても遅いです。
玉川:
だからもう、こう書いた時点で官僚側の趣旨としては、
「やらない」と、「踏まえない」ということを表しているという法律になっちゃうわけですね。
「40年で廃炉」のはずが、新たな法律では「60年」
第43条の3の31
原子炉の運転期間は40年とする。
原子力規制委員会の許可を得て、一回に限り延長できる。
古賀:
40年に20年足せば60年まで可能で、
しかもそれが、何かにすごく限定されるという事が何も書いてないんですよ。
でもう、「安全ですね」って言えば60年まで延びるということ何で、
細野さんなんかはよく「40年」それ以上はほとんどないんですなんて言っているんですけれど、
この情報を見る限りそういうふうには全く読めないです。
だから、国会の事故調の報告書が出ると、「これじゃあダメだ」っていうことになっちゃうんで、
その前に決めなくちゃならないんですよ。
さらに―97条
改正後の規定に類手はその思考の状況を勘案して、
速やかに検討が加えられ、
必要があると認められるときはその結果に基づいて所要の措置が講ぜられるものとする
古賀:
しかもこの40年っていうのも止めたいんですね。
この制限も止めたいので、「これを変えたい」って、自民党なんかが言っているんですけれど、
ここが、だから3年以内じゃなくて「速やかに検討して必要な措置を講じられる」っていうことで、
こっちについてはすぐに40年見直ししましょうと。
原発の安全どうなる?実質”大連立”で骨抜き
玉川:
実はですね、今日の東京新聞の1面なんですけれども、
これ実は「原子力の憲法こっそり変更」ってありますけれども、
古賀さん、これ何なんですか?これまた付則なんですよね。
同じこの規制委員会設置法。

古賀:
この付則で、これは「安全のためにやります」って言っているんですけれど、
その中に潜り込ませてですね、
「安全保障のために安全っていうのを考えるんです」っていう条文を入れちゃったんですね。
で、安全保障っていうのは何か?って言うとですね、
要するに国を守ります。
軍事の話になっているわけですよ。
ですからまだ原爆を持ちたいっていう人たちがまだ沢山いるんですけれども、
そのためにはプルトニウムを持っていなくちゃいけない。
そのためには核燃料再処理もやらなくちゃならない。
そういう論理にどんどんなって言ってですね、だから原発もずっと残すんだという、
こういうロジックになっていく危険性があるんですね。
それを、原子力の憲法と言われる法律を今回の法律の付則、オマケで変えちゃったと、
古賀:
これ全部オマケ。付則ですから。
法律はこれだけ分厚いんですよ。
それで、これだけです、本則は。

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ーーーここから全文書き出し
玉川:
今日のテーマ
そもそも民・自・公のみなさん 原発「安全」のため の規制庁が骨抜きになっていますけど!!
いいんでしょうか?
ということですけれど、日本は法治国家です。
法治国家だということは法律が全てなんですよ。
法律に書いてあることは変えられないんですね。
法律を作る時が一番大事なんですよ。
で、その法律ができた訳なんですけれども、
えー、野田総理は11日にですね
「規制と利用(推進)を分離して、きちっとした原子力規制庁を一日も早く作る」と講演でおっしゃいました。
それで昨日(6月20日)成立しました。
「原子力規制委員会設置法」発足。
で、これ9月にも規制庁ができるだろうというふうに今言われています。
これ本当にですね、規制と推進を分離できるのか?っていうふうなことなんですが、
これちょっとですね、パネルを出して下さい。
規制庁っていうのは、これは今無いわけですね。
無いのでそこで働く人たちを集めなければいけない。
で、集めるために例えば内閣府とか、経済産業省とか文部科学省、
こういうところから人を集めて作らなきゃいけないんですよ。

で、こうやって規制庁をつくりますよというふうな事なんですが、
これ実はですね、抜け穴が相当あるんだというふう話なんですね。
そこで、どういう抜け穴が法律にあるのか?
霞が関文学ですね。
これについて解説していただこうという事で、今日は古賀さんにおいでいただきました。
古賀さんよろしくお願いいたします。
”霞が関文学”知りつくす古賀氏が生解説
それでですね、これで三つの骨抜きがあるという事で、これちょっと見ていただきたいんですけれど、
ノーリターンも骨抜き?
骨抜きの1です。
職員ノーリターン・ルールというのがあるんですけれど、
古賀さんこれ、ノーリターン・ルールっていうのは、ノーリターンじゃなきゃいけない理由というのは何なんですか?
古賀茂明:
もともとですね経産省みたいに原子力ムラとべったり一緒になっているところの人達が
ここ(規制庁)へ来ちゃうわけですよ。
そうすると、その人たちが出たり入ったりしていたらですね、
結局分離したと言っても、分離したことにならなくて、みんな経産省の方を向いて仕事をすると。
植民地になっちゃいますね。
玉川:
これそもそも、分けるっていうことは何だったんですか?「分ける」っていうのは。
古賀:
「分ける」っていうのは、
だから、経産省というのは原発を推進しようと、何が何でもやるぞという人たちですね。
で、安全の方は「まず安全ですよ」と、
「安全じゃなかったら動かしちゃダメですよ」という事をやらなくちゃいけないんですから、
それはもう、完全にそこを分けないとですね、
同じ人たちが行ったり来たりしていたら、しかも経産省は最後天下りの面倒とかを見ますから、
みんなそっちを向いて仕事をする事になる。
だから、いったん来た、
本当はそこから来ることも問題なのだけれども、
来たとしても絶対に戻らない。
もうここ(規制庁)で「安全のために命懸けます」という人だけにしてもらいたいということですね。
玉川:それがノーリターン・ルールですね。
古賀:そうですね、戻れない。
玉川:
ところがですね、これがどうも骨抜きになっているようだという古賀さんの話なんですけれども、
これが関連する条文なんですけれども、

で、こんなにあるんですけれども、余計なことがいっぱい書いてあるので余計なことは、省きますよ。

これでいいんです。
第6条の2
原子力規制庁の職員は原子力推進に関わる行政組織への配置転換を認めない。
ただし、法律の施行後5年間は
職員の意欲、適性等、特にや むを得ない自由がある時はこの限りではない。
原子力規制庁の職員は原子力推進にかかわる行政組織への配置転換を認めない。
赤く色が変わりましたけれど、これ「原子力推進に関わる行政組織への配置転換を認めない」
なんか一見よく見えるんですけれど、古賀さん、これダメなんですか?
古賀:一見、「経産省に戻れませんよ」そういうふうに見えますよね。
玉川:これ、原子力推進に関わる行政組織っていうのは、
古賀:
経産省や文科省みたいに今まで原子力ムラと言われているところの人たちですね。
そこに戻れないというんで、如何にもいいなというふうに思うんですが、
実は、もうこれだけだとですね、そこには戻れない。
玉川:要するに、経済産業省や文部科学省には戻れない。
古賀:逆に言うと他のところには行けますよと。いう。
玉川:あぁー
古賀:
他のところにいっちゃうとですね、今度はこの法律の規制がかからなくなりますから、
たとえば国交省とかですね、こういうところに行きまして、
で、ちょっといて、また経産省に戻りますという時にはこの規制はかからないんですね。
羽鳥:それはノーリターンじゃないですね。
玉川:だから規制庁に行っていますよね、これ直接こう(経産省)は行けないんですよね。
古賀:そうです。
玉川:
直接こう(経産省)は行けないと。
だけど、この間にですね、ワンクッション○○ナントカ省というところに一回行って、
それからここ(経産省)に行く分には良いと。そういうことですから。
羽鳥:結局、戻れるという事。ノーリターンじゃないです。
玉川:
ノーリターンじゃないじゃないか!と。
それともう一点。
これ、「職員の意欲、適性等、特にやむを得ない自由がある時はこの限りではない」という、
なんですか?これ
古賀:
「この限りでない」ということは「例外にします」ということですね。
例外を認めます。

松尾:じゃ、本人が戻りたいって言ったら戻れるっていう事じゃないですか。
古賀:
そうですね、
「こんなところに行きたくない」と言えばですね、しょうがないからまた戻すしかないな、って言って、
今度は直接戻れちゃう。
赤江:えっ!?
玉川:
これ、だから、これたとえばですね、こっち(規制庁)に来た人が、まあやる気があったという人がですね、
何かぼーっとしてやる気がなくなっちゃったと。
やる気がなくなったら、こっち(直で経産省)へ行ってもいいよと、いうふうな事なんですよ。
こういうことですよね?
古賀:そうです。
玉川:法律上は。
古賀:はい。
玉川:
ま、やる気がなくなったとは言わないけれども、でも「意欲」とか書いてあるんですね。
結局こういうふうなこと何で、
古賀:すごく主観的なんですね
玉川:結局こういう事で抜け道があるということなんですよね。
古賀:で、これで経産省や文科省の植民地になっていきますね。事実上。
羽鳥:決まりがあるようで、古賀さんこれないですね。
古賀:
ないですよ。これ、すごく主観的ですから、意欲とか。
意欲なんていうものはその人がどう思うかですからね、
松尾:こんなことが付則でつけられちゃうと気色悪いですね。
古賀:
そうですね、こういうのは全部付則なんです。
今から説明するのは全部本文じゃなくて、
「オマケですよ」っていうふうに書いていあるところに全部ついているんです。
事故調「報告書」を放置&無視!?巧妙骨抜き
玉川:
じゃあ、次行きますよ。霞が関文学その2。
骨抜きは何だ?っていうと、国会事故調!
「国会事故調を骨抜きにしますよ」という、ふうな話なんです。
これですね、野田総理が6月8日に「指摘を真摯に受け止める」というふうにおっしゃっていたんですよ。
おっしゃってたんですけど、これも骨抜きになるということですね。

また、またこうやってだーっってなっちゃったんで、整理しますよ。

これで大丈夫です。
「法律の施行後3年以内に国会の事故調の報告書を踏まえ、検討が加えられ、必要な措置を講じる」
べつにいいんじゃないの?ってまた思えちゃう。
3年以内に踏まえて措置取るんだからいいんじゃないかと。
これはどういう文学ですか?
古賀:
まず3年以内にということはですね、
3年間何にもやらなくてもいいんですよ。
で、この事故調の報告書はもうすぐ出ます、6月中に。
非常に厳しい内容になります。
そうすると、たとえばあんなノーリターン・ルールなんかじゃ駄目だというような事になるんで、
普通なら「じゃあ直しましょう」というふうになるんですけれども、
この条文を入れたことによって、3年以内ですから、3年間は逆に何にもしなくてもいいですよという事になります。
しかも、検討が加えられということで、
とりあえず検討すればいいんですね。
検討した結果、「まあいいや」っていうことになれば、無視できるということですから、
2重にですね、2重の意味でこの事故調の報告を無視できるという事に出来るということです。

松尾:必要かどうか、っていうのはだれが判断することになっているんですか?
古賀:政府です。
松尾:じゃあ政府がさじ加減で「いらないな」って言ったらなにもしなくていい。
古賀:
そうです。
でもこの3年というのがものすごく大事で、
今から安全基準を全部作り変えて、1個1個の原発をもう一回ゼロから見直すんですよね。
だからそれを、3年間こういう事をしないで、
今の抜け穴のまんま経産省の植民地にした人たちがやればですね、全部動かせるんです。3年以内に。
それから変えても遅いです。
玉川:
古賀さん、官僚をやっていた時にね、条文を本来の意味で、ちゃんと踏まえろっていう事だったら、
ここ(3年)とここ(検討)をどう変えればいいんですか?
古賀:法律の施工を「速やかに」
玉川:まず3年→速やかにしなきゃいけないんですね。
古賀:国会事故調の報告書を「反映して改正する」とかですね。
玉川:「検討」じゃダメなんですね。「反映」じゃなきゃダメなんです、言葉は。
古賀:で、もう「必要な措置」じゃなくて「改定する」って書けばいいんです。
玉川:
だからもう、こう書いた時点で官僚側の趣旨としては、
「やらない」と、「踏まえない」ということを表しているという法律になっちゃうわけですね。
古賀:はい。
「40年で廃炉」のはずが、新たな法律では「60年」
玉川:
で、次に文学その3いきますよ。
骨抜き3 40年で廃炉
40年で廃炉だって言っていたじゃないですか。
本当はね、40年で廃炉だって問題があるんじゃないかって、
30年でもダメなんじゃないかっていうふうな話があるんですけれども、
一応言っていました「40年で廃炉」
これも骨抜きですか?
古賀:
そうです。
これもすごく長いんです。
パッと見ると一番最初に40年とするっていうのが書いてあるんですね。

玉川:これも短くできますよ。

玉川:
これでいいんです、これだけです。
原子炉の運転期間は40年とする。
原子力規制委員会の許可を得て、一回に限り延長できる。
延長期間は20年。
これはやっぱり、これは僕が見ても「ああ、60年なのね」と、はい。
古賀:
ここまで短くすればわかるんですね。
40年に20年足せば60年まで可能で、
しかもそれが、何かにすごく限定されるという事が何も書いてないんですよ。
でもう、「安全ですね」って言えば60年まで延びるということ何で、
細野さんなんかはよく「40年」それ以上はほとんどないんですなんて言っているんですけれど、
この情報を見る限りそういうふうには全く読めないです。
玉川:
法律だけはずーっと生きていきますから、
政権が変わって、変わった政権がたとえばですよ、推進の政権になっちゃったら、
「法律上で延長できますから延長しました」と。
「何が悪いんですか」というふうな話になるんですね。
古賀:
政権が変わらなくても今はもうそういう動きが出ていますね、
どんどん、これ延ばそうという事で。
羽鳥:これ、成立・・・
玉川:昨日しちゃったんですよ!
古賀:月火水の3日で通っちゃったという。
羽鳥:こんなに大事なものが何でこんなにアレなんですか?
古賀:
だから、国会の事故調の報告書が出ると、「これじゃあダメだ」っていうことになっちゃうんで、
その前に決めなくちゃならないんですよ。
玉川:
で、とにかく骨抜きに関するという事で言えば、自民も公明も推進派の人たちが一生懸命やって、
もう、事故調の結論が出る前に、もう通しちゃえ通しちゃえ通しちゃえ
松尾:これは国民の目に触れない所で行われているということですか?
古賀:
そうですね、修正案の最後の条文なんていうのはもう先週出ましたけれども、
ホームページなんかにはなかなか出なくて、ほとんどの人は知り得ないんです。
玉川:知らない、知らない。
松尾:チェックのしようがない状態なんですね。
玉川:
ちょっとね、メディアもね、
政局ばっかりやっていてこういうふうなところをあんまりやらないという問題もあって、
僕らももうちょっと1週間ぐらい前にやればよかったんですけれど、
もう、ちょっと僕も反省しています。
羽鳥:
これ見て「わっ!これはちょっと問題ありますね。考えますね」じゃなくて、
もう昨日成立しちゃった
玉川:もう成立しちゃったんです
松尾:大問題じゃないですか?これ!
玉川:
大問題!ですよ、だから。
「さらに」って、
「さらに」ってこれね、

さらに―97条
改正後の規定に類手はその思考の状況を勘案して、
速やかに検討が加えられ、
必要があると認められるときはその結果に基づいて所要の措置が講ぜられるものとする
古賀:
しかもこの40年っていうのも止めたいんですね。
この制限も止めたいので、「これを変えたい」って、自民党なんかが言っているんですけれど、
ここが、だから3年以内じゃなくて「速やかに検討して必要な措置を講じられる」っていうことで、
こっちについてはすぐに40年見直ししましょうと。
松尾:この法律は「いろいろと融通しますよ」って言っているようなものなんですか?
古賀:
そうです、ですからこれは出来たらすぐに検討が始められて、
すぐにこの「40年はなくしましょう」という話が出てきますね。
玉川:
これが霞が関文学なんですけど、
今までのは霞が関の話。
じゃあ、政治は何でこんなに急いでやりたかったのか?っていうふうな話。
実はですね、みんなの党の江田さんに聞いているんですけれども、
原子力ムラから抜け出せない”3党談合”裏側
玉川:江田さんとしてはどうですか?この規制庁法案
江田憲司幹事長(みんなの党):
やっぱりまずですね、国会事故調査委員会とありますが、
これがもうあと2週間ぐらいすると報告書を出すんですね。
そこには、原子力規制の組織のあり方もちゃんと入っているわけですよ。
なんでこんなに急いでそそくさとね、通してしまわなきゃダメなのかね、
なんか、なんか不都合なことがあるのかと、大変不可解ですよ、まず一つは。

玉川:これどうなんですか?やっぱり急いで通しているという側面があるんですかね?
江田:
んー、やっぱりこれは背後にはね、やっぱり民主党も自民党も、
やっぱりね、原子力ムラからね、足抜け出来ないなっていうね。
まァこの前、あの野田総理が「国民の生活を守るためには原発再稼働だ」と言ったじゃないですか。
しかしその実は、本音はね、やっぱり原子力ムラを守るという事なんだろうなと、
民主党も自民党もね、結局原子力ムラというか、電力会社からね、ま、票やお金をもらっていますから、
組織内候補もある訳でしょ。
やっぱり、そういう人たちの意向が色濃く反映した、今回のね原子力規制委員会法案でもあると。
玉川:
一応民主党の議員にも自民党の議員にも、まあどちらかというと脱原発的な人にも話を聞いたんですが、
「いや、一応ノーリターン・ルールがあるからいいんじゃないか」というふうにおっしゃるんで、
そういうものなのかなと思うんですけど、これは違うんですか?
江田:
違います。
私が手掛けた問題としては、たとえば、大蔵省からね金融庁を分離すると。
その時もノーリターン・ルールって決めたんですよ。
しかしね、その後何が起こったか?
もう、国民の関心があまりなくなった暁にですね、
どんどん金融庁長官も局長も全部大蔵省。職員も大蔵省。
もう、ノーリターン・ルールなんてありませんよ。

原子力規制庁骨抜きと同じ構図は国税法案にもうかがわれると江田幹事長は言う。
この政治状況の先に見えるものとはー
江田:
増税の暁に待っているのはね、また公共事業ばら撒きですよ。
だってそうでしょ、今自民党は国土強靭化法案と称してね、10年間で200兆円の公共事業ばら撒きしましょう。
公明党も10年間で100兆円ばら撒きましょう。
民主党はご承知のように、やれ高速道路だ、やれ整備新幹線だ、八ッ場ダムだと。
だから結局ね、誰かが言ってたじゃないですか、
あ、野田総理ですけどね、
「今増税なんかしちゃったら、その増収分は白アリに食われちゃう。白アリ退治しなきゃ」って言ってたじゃないですか。
でも今のまま増税しちゃったら、仮にね、税収が上がったとしても、
そういう公共事業にばら撒き、白アリに食われちゃいますよ。
玉川:結局増税した分が全部そっちへ行く訳
江田:そうそう、そうそう!
増税しても税収は上がらないと思うけれども、今デフレだから。
でも、仮に上がったとしても全部食われちゃいますよ。
だからそういう意味では本当に、わたしね、「増税ばら撒き大連立」って言っているんです。
増税ばら撒き大連立政治がこれから続いていくんですよ。
これはストップをかけられるのはもう選挙しかないです。
原発の安全どうなる?実質”大連立”で骨抜き
玉川:
今増税の話になりましたけれども、
実はですね、今日の東京新聞の1面なんですけれども、
これ実は「原子力の憲法こっそり変更」ってありますけれども、
古賀さん、これ何なんですか?
これまた付則なんですよね。
同じこの規制委員会設置法。

古賀:
この付則で、これは「安全のためにやります」って言っているんですけれど、
その中に潜り込ませてですね、
「安全保障のために安全っていうのを考えるんです」っていう条文を入れちゃったんですね。
で、安全保障っていうのは何か?って言うとですね、
要するに国を守ります。
軍事の話になっているわけですよ。
ですからまだ原爆を持ちたいっていう人たちがまだ沢山いるんですけれども、
そのためにはプルトニウムを持っていなくちゃいけない。
そのためには核燃料再処理もやらなくちゃならない。
そういう論理にどんどんなって言ってですね、だから原発もずっと残すんだという、
こういうロジックになっていく危険性があるんですね。
それを、原子力の憲法と言われる法律を今回の法律の付則、オマケで変えちゃったと、
玉川:
これ全部オマケでですね、
要するに核兵器が持てるような道も作るような事まで、いつの間にかやっちゃってるんですよ。
自公民で。
松尾:これ東京新聞にしか出てないんですか?
玉川:
わたしはちょっと、・・1面では東京新聞。
もしかしたら小さく載っているのかもしれないんですけれども、ええ。
だからこの、政局をやっている間にですね、
こんなに大事なことが骨抜きだったり、余計な事付けくわえられたり、さんざんっぱらやられちゃっているんです。
この原子力に関して。
古賀:
これ全部オマケ。付則ですから。
法律はこれだけ分厚いんですよ。
それで、これだけです、本則は。

松尾:あとはオマケ・・・
古賀:
あと残りは全部オマケ。
このオマケの中にこういうのが、安全保障の話も全部入っています。
羽鳥:
それは何で本則の方に入れないんですか?
本則の方が注目されるからですか?
古賀:
こんなに大事な話だったらですね、安全保障だって、
これなら別建ての一本独立の法律で議論するべきなんですけれど、
議論させたくないのでオマケに入れちゃうんです。
ちょっと関係があるからという事で。
立花:わざと読みづらくさせているんでしょうね。
古賀:そうですね、
赤江:
古賀さん、みんなの党の江田さんもね、これをストップさせるにはもう選挙しかないとおっしゃっていましたけれども、
でも選挙してもこれどっちが、二大政党が政権とっても、結局政権取るとこういうふうになると、
もう、政治に対する不信で・・
古賀:
そうですね、今の自民党と民主党の主流が、原発はとにかく動かしましょう、
原子力ムラから抜けだせないという事なので、その人たちがまた勝ちあがってきたら同じ事になるんですね。
だけどそれを選ぶのは我々ですから、
だからこういうのをよく見て、こういう事に賛成していた人達にはやっぱりもう退場してもらうと、
そういう選挙にしなくちゃいけないと思います。
羽鳥:
この付則っていうのはどこかで見られるんですか?私たち。
古賀:
えーっと、今、今だったら国会のホームページに行けば出てますけれども、
これは今週の月曜日になってからやっと出たぐらいじゃないですかね。
羽鳥:もう決まっちゃった後っていう事ですか。
古賀:
もう事実上決まっています。
衆議院を通った後にやっと分かったんで。
玉川:
修正協議をずっとやっている時に、どんどん、どんどん変更していったんですよ。
でも変更も、こうやってずーっと見ていくと、
いつの間にか最後の最後にポッ!と入っちゃったりしているんですよ。
古賀:変更の途中はオープンになっていませんからね。
松尾:
本当に注目されている時には強く「やりますから」って威勢よく言って、
ほとぼりが冷めてくるとだんだん、だんだん緩くなっていって、
最終的には骨抜きになっているっていうことですよね。
玉川:はい、「霞が関も、政治も」っていっていいと思うんですけれど、
立花:原子力規制委員会そのものに意味がないんですね
玉川:そうです!まさにその通りです、はい。
羽鳥:そうなんですね・・・見えないところでいろいろ大事なことが進んじゃっているんですね。
玉川:ま、。。もう、…以上!
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自民党と仙谷によって書き足された「原子力規制法案」6/14報道ステーション(動画・内容書き出し)
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危ない!!「安全保障」原子力基本法案が自民党の希望でそーっと変えられた!
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