07.01
Sun
ーーー追記 6月30日にも警報
大飯4号機
30日午前11時53分ごろ取水口のごみを取り除く設備の排水ポンプが停止したことを示す警報
2012年6月30日
関西電力株式会社
大飯発電所3号機、4号機のプラント起動状況について(お知らせ)

原子力安全・保安院からの発信メール
大飯発電所4号機における「海水系除塵設備に関わる警報の発生」について
本日11時53分、大飯発電所4号機の中央制御室で、海水系除塵設備※の排水ポンプが停止した旨を占める警報
(海水ポンプ電気室電源注意)が発生しました。
※海水を取水した際、取水ロスクリーンに付着した藻やクラゲ等のごみを排出する設備。
当該ポンプは、ゴミを分別後の水を海へ放出するためのポンプ。
警報は12時05分に消灯しています。
その後、12時19分から12時31分に欠けて当該ポンプを再度運転しましたが、以上は確認されませんでした。
原因は集積槽からゴミを含む海水をポンプでくみ上げる際、一時的にゴミが詰まったものと推定されます。
今後、年のため集積槽の清掃を行う予定です。
4号機の海水の取水には影響はありません。
外部への放射性物質による影響はありません。
また、機動プロセスへの影響はなく、計画通り軌道作業を進めても安全上の問題はありません。
以上。
ーーー7/1追記ここまで
ーーー追記 6月29日にも警報が鳴りましたーーー
全て6月29日1日だけの警報です。
大飯原発4号機
午前10時ごろ冷却水をサンプル採取するポンプの異常を示す警報
午後3時45分ごろに2回、気体廃棄物処理設備に移す気体の流量が多くなったことを示す警報
大飯原発3号機
午後0時40分ごろから約2時間で計5回、1次冷却系のポンプの部品などを冷やす水量の低下を示す警報
大飯原発起動前に警報相次ぐ 3、4号機、設備異常なし
福井新聞 2012年6月30日午前7時48分
関西電力大飯原発4号機で29日午前10時ごろ、
2次冷却系の復水器を流れる冷却水をサンプル採取するポンプの試運転を始めたところ、
異常を示す警報が作動した。
関電と経済産業省原子力安全・保安院によると、
ポンプの中にたまった水あかにより、ポンプの回転に抵抗がかかったためという。水あかを除去する措置をとった。
また、大飯原発3号機でも同日午後0時40分ごろから約2時間で計5回、
1次冷却系のポンプの部品などを冷やす水量の低下を示す警報が作動した。
3号機では起動に向け1次冷却系の温度を上げており、
温度上昇に伴い、格納容器内の再循環に使う水量が増加し、
ポンプの部品などを冷やすための流量が低下したのが原因。
さらに、4号機で同日午後3時45分ごろに2回、
気体廃棄物処理設備に移す気体の流量が多くなったことを示す警報が作動した。
設備の腐食防止のため、原子炉補助建屋にある体積制御タンクの中では窒素を水素に置換する作業をしていて、
送り出す混合ガスの流量が一時的に増えたためという。
いずれも設備には異常がなく、再稼働の工程も影響はないとしている。
ーーーー6/30追記ここまで
はい、この短期間でこれだけの警報が作動しています!
この危険な原発の制御棒が抜かれて完全に稼働するのは7月1日です。
今までに公表されている大飯原発の警報
●6月19日午後9時50分頃、
タービン建屋にある制御盤で、発電機冷却水が入ったタンクの水位が低下したことを示す警報が鳴った。
●6月23日深夜から24日未明にかけ
原発と京都市の送電施設を結ぶ送電線に異常が生じたことを示す警報が26回作動した。
●6月27日午前4時17分
遮断器を制御する電流が地面に漏電していることを示す内容で、警報が約1時間作動した。
●6月28日午後4時ごろ、大飯原発3号機の中央制御室で、
運転員が送電線の状態を監視する計器などに漏電がないかを調べるシステムの電源を誤って切り、
警報が作動した。
大飯原発 電源誤動作で警報
NHK 6月28日 20時0分
運転再開に向けた準備作業が進む関西電力・大飯原子力発電所で、
計器などの漏電を監視するシステムの電源を運転員が誤って切り、警報が鳴りました。
関西電力は、安全上の問題はないとしています。
国の原子力安全・保安院によりますと、
28日午後4時ごろ、大飯原発3号機の中央制御室で、
運転員が送電線の状態を監視する計器などに漏電がないかを調べるシステムの電源を誤って切り、
警報が作動しました。
運転員は、操作のミスにその場で気づき、スイッチを入れ直したことから、電源はすぐに復旧し、
このミスによる機器の異常は発生せず、関西電力は、安全上の問題はないとしています。
大飯原発3号機では、来月1日の原子炉の起動に向け今月16日から準備作業が始まっていて、
警報が鳴るのは4回目ですが、人為的なミスによる警報はこれが初めてです。
関西電力は、今回のトラブルをほかの運転員などに周知したり、
スイッチの周辺に注意を促すふたを取り付けたりして、再発防止を図りたいとしています。
<起動準備>大飯原発また警報・今度は送電線に異常?
<起動準備>大飯3号機「水位低下の警報」発表は半日後
たねまきJ「大飯原発3号機の警報作動・大阪市がれき受け入れ」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/20
たねまきJ「電力会社の株・今日も警報!大飯原発」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/27
水野:
はい。
じゃあもうひとつ。
再稼働の準備が進んでいる大飯原発についてなんですが、
異常を示す警報が今日(27日)も鳴ったんだそうです。
大飯原発につながる送電線の監視システムでは、
6月23日から、それも深夜から24日の朝にかけて、警報が鳴ったのは26回!
えーっ!?一晩で26回!っていうんですけど、
こんなにしょっちゅう警報って鳴るのが原発なんですか?
大飯4号機
30日午前11時53分ごろ取水口のごみを取り除く設備の排水ポンプが停止したことを示す警報
2012年6月30日
関西電力株式会社
大飯発電所3号機、4号機のプラント起動状況について(お知らせ)

原子力安全・保安院からの発信メール
大飯発電所4号機における「海水系除塵設備に関わる警報の発生」について
本日11時53分、大飯発電所4号機の中央制御室で、海水系除塵設備※の排水ポンプが停止した旨を占める警報
(海水ポンプ電気室電源注意)が発生しました。
※海水を取水した際、取水ロスクリーンに付着した藻やクラゲ等のごみを排出する設備。
当該ポンプは、ゴミを分別後の水を海へ放出するためのポンプ。
警報は12時05分に消灯しています。
その後、12時19分から12時31分に欠けて当該ポンプを再度運転しましたが、以上は確認されませんでした。
原因は集積槽からゴミを含む海水をポンプでくみ上げる際、一時的にゴミが詰まったものと推定されます。
今後、年のため集積槽の清掃を行う予定です。
4号機の海水の取水には影響はありません。
外部への放射性物質による影響はありません。
また、機動プロセスへの影響はなく、計画通り軌道作業を進めても安全上の問題はありません。
以上。
ーーー7/1追記ここまで
ーーー追記 6月29日にも警報が鳴りましたーーー
全て6月29日1日だけの警報です。
大飯原発4号機
午前10時ごろ冷却水をサンプル採取するポンプの異常を示す警報
午後3時45分ごろに2回、気体廃棄物処理設備に移す気体の流量が多くなったことを示す警報
大飯原発3号機
午後0時40分ごろから約2時間で計5回、1次冷却系のポンプの部品などを冷やす水量の低下を示す警報
大飯原発起動前に警報相次ぐ 3、4号機、設備異常なし
福井新聞 2012年6月30日午前7時48分
関西電力大飯原発4号機で29日午前10時ごろ、
2次冷却系の復水器を流れる冷却水をサンプル採取するポンプの試運転を始めたところ、
異常を示す警報が作動した。
関電と経済産業省原子力安全・保安院によると、
ポンプの中にたまった水あかにより、ポンプの回転に抵抗がかかったためという。水あかを除去する措置をとった。
また、大飯原発3号機でも同日午後0時40分ごろから約2時間で計5回、
1次冷却系のポンプの部品などを冷やす水量の低下を示す警報が作動した。
3号機では起動に向け1次冷却系の温度を上げており、
温度上昇に伴い、格納容器内の再循環に使う水量が増加し、
ポンプの部品などを冷やすための流量が低下したのが原因。
さらに、4号機で同日午後3時45分ごろに2回、
気体廃棄物処理設備に移す気体の流量が多くなったことを示す警報が作動した。
設備の腐食防止のため、原子炉補助建屋にある体積制御タンクの中では窒素を水素に置換する作業をしていて、
送り出す混合ガスの流量が一時的に増えたためという。
いずれも設備には異常がなく、再稼働の工程も影響はないとしている。
ーーーー6/30追記ここまで
はい、この短期間でこれだけの警報が作動しています!
この危険な原発の制御棒が抜かれて完全に稼働するのは7月1日です。
今までに公表されている大飯原発の警報
●6月19日午後9時50分頃、
タービン建屋にある制御盤で、発電機冷却水が入ったタンクの水位が低下したことを示す警報が鳴った。
●6月23日深夜から24日未明にかけ
原発と京都市の送電施設を結ぶ送電線に異常が生じたことを示す警報が26回作動した。
●6月27日午前4時17分
遮断器を制御する電流が地面に漏電していることを示す内容で、警報が約1時間作動した。
●6月28日午後4時ごろ、大飯原発3号機の中央制御室で、
運転員が送電線の状態を監視する計器などに漏電がないかを調べるシステムの電源を誤って切り、
警報が作動した。
大飯原発 電源誤動作で警報
NHK 6月28日 20時0分
運転再開に向けた準備作業が進む関西電力・大飯原子力発電所で、
計器などの漏電を監視するシステムの電源を運転員が誤って切り、警報が鳴りました。
関西電力は、安全上の問題はないとしています。
国の原子力安全・保安院によりますと、
28日午後4時ごろ、大飯原発3号機の中央制御室で、
運転員が送電線の状態を監視する計器などに漏電がないかを調べるシステムの電源を誤って切り、
警報が作動しました。
運転員は、操作のミスにその場で気づき、スイッチを入れ直したことから、電源はすぐに復旧し、
このミスによる機器の異常は発生せず、関西電力は、安全上の問題はないとしています。
大飯原発3号機では、来月1日の原子炉の起動に向け今月16日から準備作業が始まっていて、
警報が鳴るのは4回目ですが、人為的なミスによる警報はこれが初めてです。
関西電力は、今回のトラブルをほかの運転員などに周知したり、
スイッチの周辺に注意を促すふたを取り付けたりして、再発防止を図りたいとしています。
<起動準備>大飯原発また警報・今度は送電線に異常?
<起動準備>大飯3号機「水位低下の警報」発表は半日後
たねまきJ「大飯原発3号機の警報作動・大阪市がれき受け入れ」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/20
たねまきJ「電力会社の株・今日も警報!大飯原発」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)6/27
水野:
はい。
じゃあもうひとつ。
再稼働の準備が進んでいる大飯原発についてなんですが、
異常を示す警報が今日(27日)も鳴ったんだそうです。
大飯原発につながる送電線の監視システムでは、
6月23日から、それも深夜から24日の朝にかけて、警報が鳴ったのは26回!
えーっ!?一晩で26回!っていうんですけど、
こんなにしょっちゅう警報って鳴るのが原発なんですか?
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コメント
人為的ミスは福島第一原発事故の徹底的検証がないから起きたと思っています。
あの事故は地震や津波だけで今回の被害を惹き起こしたわけでなく、その後の人為的ミスや判断の誤りが複合的に原因となっているから。
このエントリーにリンク張らせて頂きました。
よろしくお願いします。
あの事故は地震や津波だけで今回の被害を惹き起こしたわけでなく、その後の人為的ミスや判断の誤りが複合的に原因となっているから。
このエントリーにリンク張らせて頂きました。
よろしくお願いします。
時々チェックさせていただいてます。
本当にいいブログ・・・
書きおこしなど大変かと思いますが、いつもありがとう。
本当にいいブログ・・・
書きおこしなど大変かと思いますが、いつもありがとう。
福島から | 2012.06.29 05:33 | 編集
事故の検証不足への批判はその通りですが、人為ミスは徹底検証してもゼロになることはありえません。理由は、どの業界であろうと、仕事でミスをしたことが無い社員がいないのと同じ理由です。また、人為ミスや構造欠陥から事故にならないようチェックをする為に、センサーなどのパーツを増やせば平気かというと、これも違います。パーツそれぞれが破損する可能性があるわけで、機械は複雑化し、パーツを増やせば増やすほど、どこかのパーツが破損している可能性が高くなります。(それぞれが3年で壊れるパーツ10個でできている機械と、20個で出来ている機械、半年後に健全である可能性が高いのは前者ですよね。)また、センサーが壊れたなどによる誤報が続くと、本当の問題があるときに、これも誤報だろうという気持ちになってしまい、人為ミスを逆に発生させることもありえます。つまり原発は根本の設計からして無理があるといえます。
T-Black | 2012.06.29 17:26 | 編集