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07.03
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大飯3号機、再稼働は5日以降 フル稼働は早くて9日
2012.7.3 19:12 [westライフ]
 
関西電力は3日、大飯原子力発電所3号機(福井県おおい町)の発電開始が5日以降になると発表した。
当初は4日にも発電を開始する予定だったが、
点検で発電用タービンの調整が必要と判断し、日程を繰り延べた。
これに伴い3号機のフル稼働は早くて9日になる見通しだ。
 
関電によると、3日の点検でタービンの回転数を上げた際
低圧タービンの軸1カ所で振動がメーカー推奨値を上回るなどした。
タービンの重心のずれが原因で、4日午後までに重りを取り付けて重心を調整する。

同日午後の時点で振動が改善すれば、5日朝にも発電、送電を開始する。

大飯3号機は定期検査中の昨年6月、高低圧タービン計4台を交換。
回転軸の振動調整に伴い、再稼働が最大2日延びる可能性を明示していた。
並行して起動準備を進めている大飯4号機も工程が1日ずれ、起動は18日以降、フル稼働は25日以降になる。

経済産業省の牧野聖修副大臣は
「徹底的に安全第一で進めるための措置。慎重を期した判断だ」と評価した。
関電の豊松秀己副社長は「作業自体に遅れはないが、安全最優先を基本にしていく」と述べた。


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<稼働準備>毎日警報!!大飯原発!これでいいの?再稼動

今までに公表されている大飯原発の警報

●6月19日午後9時50分頃、
タービン建屋にある制御盤で、発電機冷却水が入ったタンクの水位が低下したことを示す警報が鳴った。

●6月23日深夜から24日未明にかけ
原発と京都市の送電施設を結ぶ送電線に異常が生じたことを示す警報が26回作動した。

●6月27日午前4時17分
遮断器を制御する電流が地面に漏電していることを示す内容で、警報が約1時間作動した。

●6月28日午後4時ごろ、大飯原発3号機の中央制御室で、
運転員が送電線の状態を監視する計器などに漏電がないかを調べるシステムの電源を誤って切り、
警報が作動した。

●6月29日午前10時ごろ4
号機で冷却水をサンプル採取するポンプの異常を示す警報

●6月29日午後3時45分ごろに
4号機で2回、気体廃棄物処理設備に移す気体の流量が多くなったことを示す警報

●6月29日午後0時40分ごろから約2時間で計5回、
3号機で1次冷却系のポンプの部品などを冷やす水量の低下を示す警報

●6月30日30日午前11時53分ごろ
4号機で取水口のごみを取り除く設備の排水ポンプが停止したことを示す警報





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