7.16さよなら原発10万人集会
落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴
落合恵子さん

こんにちは落合恵子です、声は後ろの方まで届いていますか?
すみません後ろ大丈夫ですね、よろしくお願いします。
どのくらいいるのか正直分かりませんが、10万人は超えるでしょう。
明日の警察発表が楽しみです。
また1万5000人と書いて下さるのではないでしょうか。
それにしても何という政治であり政権でしょうか、
「コンクリートから人へ」と言った人たちが、「命より原発」を選んでしまったのです。
私たちの怒り、
今、外は33度と言っていますが、冗談じゃありません!100度を超えていまーす。
私たちは、命への、暮らしへの、この重大なる犯罪と侵略行為の共犯者になることはできません。
私たちは二度と加害者にも被害者にもなりません。
その事を約束するために今日ここに集まっています。
自らの存在に懸けて戦う事をやめません
戦う事を人間の誇りにしていきましょう。
私たちは決してひるみません。
私たちは決して後戻りしません。
原発はいりません。
再稼働を許しません。
原発輸出させません。
全ての原発廃炉にします。

私たちが守るのはたったひとつ命です。
私たちが守り続けるものも命です。
命であり、暮らしであり、田畑であり、海であり、空であり、
全ての命、脅かされてなるものかと思います。
原発はもとより、オスプレイも基地も全部反対です。
なぜなら全てが命を脅かすものだからです。
私たちは全ての命を脅かすものとここで対峙していきましょう。
子どもがいて、お年寄りがいて、人と人とがつながっていて、
夏の夕暮れ時には蚊とり線香の煙が上がって、みんなでスイカをほおばって、
あの日常を返せ!
野田政権に聞きます。
あなた達が国民と言う時、だれを一体見ているのか?
今日ここにいるのが国民であり市民なんです。
今日この時間全国各地で、それぞれの方が思いを込めて、パレードと集会をしています。
私たちは柔らかく繋がっています。
私たちは性懲りもなく原発を推進する人達に、本当の民主主義とは何なのかを教えてあげませんか
私たちの声は「大きな音」ではないのです。
声を音と言うのは民主主義ではありません。
原発推進を、独裁を挫折させてやろうじゃないか!
そして、こんなに辛い思いをしている子どもたちに、もう少しましな明日を残してから死んでいきましょう。
もう一度約束です。
再稼働反対。
原発そのもの反対。
全てに反対するところから命は再生していくということ。
そしてもうひとつ約束させて下さい。
暑いです。
どうかどうか熱中症に気を付けて、これからウォークが始まります。
それからしっかりとお水を飲む事。
トイレに行きたい人は今のうちにいっておくこと、
絶対怪我をしない。
絶対に捕まらない。
そして私たちは主張し続ける。
それを大事にしていきましょう。ありがとうございました。
澤地久枝さん

暑いですね。
今日は恵比寿のうちからここまで来る間に、
もう、日本中の各県のなにかしるしを持った人、沢山の人に会いました。
人の流れが切れないので、これなら今日、10万人は大丈夫かなと思いながら来ましたけれども、
それ以上のすごい人でした。
わたしは、昨夜から考えていて私自身の結論を簡単に申しますと、
第一に今私たちが一生懸命こういうことをやっているのは、未来のためだと思います。
未来と言うのは誰も掴んだ人はいないけれども、でも、
たとえば、今生まれた赤ちゃん、
しかしその子が大きくくなって親になる時、さらにその先に続いていく命がある訳ですね。
そういう確実に今生きている人たちから繋がっている未来が、
これは地球規模で考えなければならないけれども、
全体に核に汚染されて、命が細々とかろうじて生き延びているというような地球にはしたくない。
まずその時に日本がどの国よりも率先して核を捨てて生きていくという、
そういう選択を野田さんという人に考えてもらいたいですね、
あの人に子や孫があるのかどうかは分かりませんけれども、でも、
ああ、どこかで子どもさんの声がしましたよね、
本当に私たちは未来の事のために今、頑張らなければならない。
しかし、未来というのは言ってみればつかみどころのないものですけれども、
今生きている私たちが自分の人生、死ぬ時に後悔はないと思えるように
命が大事にされる、そういう人生を送りたい。
東京も食べる物も汚染されています。
大人は覚悟して食べればいいけれども、
小さな子どもたち、それから子供を産むお母さんたちは、それをどうやって避けるのか、
もう、道はないんですよね、
日本列島全部ね。
これが、
この状態が非常に異様なことだという事をみんなは考えなければならない。
で、わたしはしみじみ思っていますけれども、
日本の政府は日本人から故郷を奪ったと思います。
福島の人達は、故郷へ帰っていきたいけれども、帰っていけないじゃないですか。
帰るということは核に汚染されることを文字通り意味している。
今私たちは、だから自分たちに出来る方法で、
核は私の場合は「即時無条件撤退」ですね。
核はいらないですよね。
そしてそうなれば輸出もしなくてすみます。
日本は産業大国だとか経済大国と言っているけれども、
私は日本が小さな国になることが何で恥じることがあるだろうかと、
小さい国土にふさわしいような規模で、
そしてみんながこの国に生まれて生きて良かったと思えるような国にしていく。
それは他の国の人達が見る時に市民レベルで話あったら
みんな国威とか国が立派であると思うよりも、まず自分の家族がと思っている人たちがほとんどです。
でも、それぞれの国が政治に対してそれができないでいるわけですから、
まず日本が一番最初に、
日本人に生まれて良かったと、ここにふるさとがある。
福島の故郷は奪われたけれども、まだ奪われないこれだけのものがあると、
実感ができるような方法を取らなければならない。
そのためにどうするかと言えば、
この炎天下にみなさんが来て下さっているという、皆さんの気持ちが、
あの首相官邸にいる、あるいは国会を埋めている人たちに届かなければ、
この国は民主主義もなにもないですね。

みんなが政治の主人なんですよね。
「主権は誰のものか」という遺書を残して亡くなった若い弁護士がいます。
私の友人が私に向かって、
「息子が死んだような気がなさるでしょう」と言って慰めの手紙をくださいましたけれども、
私はその人を息子だと思ったことはないです。
男女の性別を超えて、それから私は81だけれども、
81も10代も世代を超えて、
やっぱり今ちゃんと物事が分かるような人たちに、みんながなっていく、
ひとりひとりがなっていく、
そして、「私の意見はこうだ」と言う事に何にもはばかることはないですよね、怖がることはないと思います。
そこで試されるなら試されてみようじゃありませんか。
子どもさんの声ってすごくよく通りますね。
あなたのために私たち頑張っているんです。
あの、まとまらないことになりましたけれども、皆さん熱中症に気を付けて下さい。
ありがとうございました。
瀬戸内寂聴さん

瀬戸内寂聴です。
今日ここで、こんなに沢山のニッポン人に会えてとても嬉しいです。
先程大江さんは77歳とおっしゃいました。
わたくしはこの5月で、満90歳になりました。
おそらく、この中に沢山の人がいらっしゃいますけれども、わたくしよりも年上の方はいらっしゃらないと思います。
もしいたら手を挙げて下さい。ww 多分いないと思います。
もう、この年になりますと、死ぬことしか考えておりません。
今夜死ぬか明日死ぬかと思っております。
今日わたくしがこちらへ来ると言いましたら、
「足手まといだから、危ないから、90のおばあさんは家にいて寝てろ」と言って注意をしてくれた人がありました。
しかし私は、冥土の土産にみなさんがこんなに沢山集まった姿を見たかったのです。
それでやってきました。
私はいろんな小説を書いてきましたけれども、
ちょうど100年前に日本に起こった大逆事件とか、女性の青鞜の運動などを書いております。
それは昨年が100年なんですけれども、どこもマスコミではそれを取り上げませんでした。
ですからわたくしは非常に情けないと思って、また改めてそれを書き直したりしております。
そうすると沢山の人が読んでくれました。
ただ、新聞に書いたものですから、今の若い人は新聞を読みません。
それで、読んでくれないのでそれをまた本にいたしました。
なぜそういう事をしつこくするかと言いますと、
100年前にやはり日本が大変、人間の自由を奪われた時代がありました。
そして、自分のためじゃなくて、
人類のために、人のために、国民のために、なにか新しい政治をしようとしたら全部捕まって、
なにも出来ない時代がありました。
それを冬の時代と申します。
その冬の時代を経て現在があるのですけれども、
今私たちは毎日何不自由なく暮らしておりますけれども、
これは全部過去の人達が様々な苦労をして、さまざまな反逆に逆らって、
そして人間の自由を守ってきたから今日があるのだと思います。
私たちのこの集まりを首相が聞くことをしない。
あるいはこの中に1人でも国会議員がいらしたらいいんですけれども、
多分いないんじゃないでしょうか。
そういう気持ちがあればですね、私たちの声をもっと聞いてくれると思います。
しかし、いくらこういうふうに集まってもですね、私は90年生きてきましたから非常に懐疑的なんですが、
これがたちまちですね、原発を止めるとか、政府の方向を変えるとか、
そういうことになるかどうか分からないという、非常に疑り深い気持ちを持っております。
それでも私たちは集まらなければならないんです。
なぜならば私たちは税金を払った日本の国民です。
ですから政治に対して言い分があれば、口に出して言っていいんです。
身体であらわしていいんです。
そういう事を今の人達はあまりにしなくなりすぎました。
どうか皆さんは、ここに集まって下さっただけでそういう気持ちを持った人たちだと思いますから、
力を合わせて、
たとえむなしいと思う時があっても、
それにめげないで頑張っていきましょう。

人間が生きるということは、
自分以外の人のために少しでも役に立つか、
自分以外の人間をあるいは生き物を幸せにするか、
そのために命を頂いているんだと思います。
ですから、これは私たちだけの問題じゃなくて、もうみんなの問題であり、
国中の問題であり、それは世界に繋がる問題です。
だから
「悪いことは止めてくれ」と、
たとえ相手が聞かなくても言い続けましょう!
言い続けましょう!
今日はこの暑い中を本当にありがとうございました。
司会 神田香織さん

瀬戸内寂聴さん、あついあついメッセージ本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
な~んとハリのある声なんでしょう。
そして、寂聴さんのおっしゃったように、これからも集まって、集まって発言していきたいと思います。
ーーーー
政府に原発NO!のパブリックコメントを提出しよう━━o(`・ω・´)○━━ッ!!
詳しくはこちらをクリック↓

落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴
落合恵子さん

こんにちは落合恵子です、声は後ろの方まで届いていますか?
すみません後ろ大丈夫ですね、よろしくお願いします。
どのくらいいるのか正直分かりませんが、10万人は超えるでしょう。
明日の警察発表が楽しみです。
また1万5000人と書いて下さるのではないでしょうか。
それにしても何という政治であり政権でしょうか、
「コンクリートから人へ」と言った人たちが、「命より原発」を選んでしまったのです。
私たちの怒り、
今、外は33度と言っていますが、冗談じゃありません!100度を超えていまーす。
私たちは、命への、暮らしへの、この重大なる犯罪と侵略行為の共犯者になることはできません。
私たちは二度と加害者にも被害者にもなりません。
その事を約束するために今日ここに集まっています。
自らの存在に懸けて戦う事をやめません
戦う事を人間の誇りにしていきましょう。
私たちは決してひるみません。
私たちは決して後戻りしません。
原発はいりません。
再稼働を許しません。
原発輸出させません。
全ての原発廃炉にします。

私たちが守るのはたったひとつ命です。
私たちが守り続けるものも命です。
命であり、暮らしであり、田畑であり、海であり、空であり、
全ての命、脅かされてなるものかと思います。
原発はもとより、オスプレイも基地も全部反対です。
なぜなら全てが命を脅かすものだからです。
私たちは全ての命を脅かすものとここで対峙していきましょう。
子どもがいて、お年寄りがいて、人と人とがつながっていて、
夏の夕暮れ時には蚊とり線香の煙が上がって、みんなでスイカをほおばって、
あの日常を返せ!
野田政権に聞きます。
あなた達が国民と言う時、だれを一体見ているのか?
今日ここにいるのが国民であり市民なんです。
今日この時間全国各地で、それぞれの方が思いを込めて、パレードと集会をしています。
私たちは柔らかく繋がっています。
私たちは性懲りもなく原発を推進する人達に、本当の民主主義とは何なのかを教えてあげませんか
私たちの声は「大きな音」ではないのです。
声を音と言うのは民主主義ではありません。
原発推進を、独裁を挫折させてやろうじゃないか!
そして、こんなに辛い思いをしている子どもたちに、もう少しましな明日を残してから死んでいきましょう。
もう一度約束です。
再稼働反対。
原発そのもの反対。
全てに反対するところから命は再生していくということ。
そしてもうひとつ約束させて下さい。
暑いです。
どうかどうか熱中症に気を付けて、これからウォークが始まります。
それからしっかりとお水を飲む事。
トイレに行きたい人は今のうちにいっておくこと、
絶対怪我をしない。
絶対に捕まらない。
そして私たちは主張し続ける。
それを大事にしていきましょう。ありがとうございました。
澤地久枝さん

暑いですね。
今日は恵比寿のうちからここまで来る間に、
もう、日本中の各県のなにかしるしを持った人、沢山の人に会いました。
人の流れが切れないので、これなら今日、10万人は大丈夫かなと思いながら来ましたけれども、
それ以上のすごい人でした。
わたしは、昨夜から考えていて私自身の結論を簡単に申しますと、
第一に今私たちが一生懸命こういうことをやっているのは、未来のためだと思います。
未来と言うのは誰も掴んだ人はいないけれども、でも、
たとえば、今生まれた赤ちゃん、
しかしその子が大きくくなって親になる時、さらにその先に続いていく命がある訳ですね。
そういう確実に今生きている人たちから繋がっている未来が、
これは地球規模で考えなければならないけれども、
全体に核に汚染されて、命が細々とかろうじて生き延びているというような地球にはしたくない。
まずその時に日本がどの国よりも率先して核を捨てて生きていくという、
そういう選択を野田さんという人に考えてもらいたいですね、
あの人に子や孫があるのかどうかは分かりませんけれども、でも、
ああ、どこかで子どもさんの声がしましたよね、
本当に私たちは未来の事のために今、頑張らなければならない。
しかし、未来というのは言ってみればつかみどころのないものですけれども、
今生きている私たちが自分の人生、死ぬ時に後悔はないと思えるように
命が大事にされる、そういう人生を送りたい。
東京も食べる物も汚染されています。
大人は覚悟して食べればいいけれども、
小さな子どもたち、それから子供を産むお母さんたちは、それをどうやって避けるのか、
もう、道はないんですよね、
日本列島全部ね。
これが、
この状態が非常に異様なことだという事をみんなは考えなければならない。
で、わたしはしみじみ思っていますけれども、
日本の政府は日本人から故郷を奪ったと思います。
福島の人達は、故郷へ帰っていきたいけれども、帰っていけないじゃないですか。
帰るということは核に汚染されることを文字通り意味している。
今私たちは、だから自分たちに出来る方法で、
核は私の場合は「即時無条件撤退」ですね。
核はいらないですよね。
そしてそうなれば輸出もしなくてすみます。
日本は産業大国だとか経済大国と言っているけれども、
私は日本が小さな国になることが何で恥じることがあるだろうかと、
小さい国土にふさわしいような規模で、
そしてみんながこの国に生まれて生きて良かったと思えるような国にしていく。
それは他の国の人達が見る時に市民レベルで話あったら
みんな国威とか国が立派であると思うよりも、まず自分の家族がと思っている人たちがほとんどです。
でも、それぞれの国が政治に対してそれができないでいるわけですから、
まず日本が一番最初に、
日本人に生まれて良かったと、ここにふるさとがある。
福島の故郷は奪われたけれども、まだ奪われないこれだけのものがあると、
実感ができるような方法を取らなければならない。
そのためにどうするかと言えば、
この炎天下にみなさんが来て下さっているという、皆さんの気持ちが、
あの首相官邸にいる、あるいは国会を埋めている人たちに届かなければ、
この国は民主主義もなにもないですね。

みんなが政治の主人なんですよね。
「主権は誰のものか」という遺書を残して亡くなった若い弁護士がいます。
私の友人が私に向かって、
「息子が死んだような気がなさるでしょう」と言って慰めの手紙をくださいましたけれども、
私はその人を息子だと思ったことはないです。
男女の性別を超えて、それから私は81だけれども、
81も10代も世代を超えて、
やっぱり今ちゃんと物事が分かるような人たちに、みんながなっていく、
ひとりひとりがなっていく、
そして、「私の意見はこうだ」と言う事に何にもはばかることはないですよね、怖がることはないと思います。
そこで試されるなら試されてみようじゃありませんか。
子どもさんの声ってすごくよく通りますね。
あなたのために私たち頑張っているんです。
あの、まとまらないことになりましたけれども、皆さん熱中症に気を付けて下さい。
ありがとうございました。
瀬戸内寂聴さん

瀬戸内寂聴です。
今日ここで、こんなに沢山のニッポン人に会えてとても嬉しいです。
先程大江さんは77歳とおっしゃいました。
わたくしはこの5月で、満90歳になりました。
おそらく、この中に沢山の人がいらっしゃいますけれども、わたくしよりも年上の方はいらっしゃらないと思います。
もしいたら手を挙げて下さい。ww 多分いないと思います。
もう、この年になりますと、死ぬことしか考えておりません。
今夜死ぬか明日死ぬかと思っております。
今日わたくしがこちらへ来ると言いましたら、
「足手まといだから、危ないから、90のおばあさんは家にいて寝てろ」と言って注意をしてくれた人がありました。
しかし私は、冥土の土産にみなさんがこんなに沢山集まった姿を見たかったのです。
それでやってきました。
私はいろんな小説を書いてきましたけれども、
ちょうど100年前に日本に起こった大逆事件とか、女性の青鞜の運動などを書いております。
それは昨年が100年なんですけれども、どこもマスコミではそれを取り上げませんでした。
ですからわたくしは非常に情けないと思って、また改めてそれを書き直したりしております。
そうすると沢山の人が読んでくれました。
ただ、新聞に書いたものですから、今の若い人は新聞を読みません。
それで、読んでくれないのでそれをまた本にいたしました。
なぜそういう事をしつこくするかと言いますと、
100年前にやはり日本が大変、人間の自由を奪われた時代がありました。
そして、自分のためじゃなくて、
人類のために、人のために、国民のために、なにか新しい政治をしようとしたら全部捕まって、
なにも出来ない時代がありました。
それを冬の時代と申します。
その冬の時代を経て現在があるのですけれども、
今私たちは毎日何不自由なく暮らしておりますけれども、
これは全部過去の人達が様々な苦労をして、さまざまな反逆に逆らって、
そして人間の自由を守ってきたから今日があるのだと思います。
私たちのこの集まりを首相が聞くことをしない。
あるいはこの中に1人でも国会議員がいらしたらいいんですけれども、
多分いないんじゃないでしょうか。
そういう気持ちがあればですね、私たちの声をもっと聞いてくれると思います。
しかし、いくらこういうふうに集まってもですね、私は90年生きてきましたから非常に懐疑的なんですが、
これがたちまちですね、原発を止めるとか、政府の方向を変えるとか、
そういうことになるかどうか分からないという、非常に疑り深い気持ちを持っております。
それでも私たちは集まらなければならないんです。
なぜならば私たちは税金を払った日本の国民です。
ですから政治に対して言い分があれば、口に出して言っていいんです。
身体であらわしていいんです。
そういう事を今の人達はあまりにしなくなりすぎました。
どうか皆さんは、ここに集まって下さっただけでそういう気持ちを持った人たちだと思いますから、
力を合わせて、
たとえむなしいと思う時があっても、
それにめげないで頑張っていきましょう。

人間が生きるということは、
自分以外の人のために少しでも役に立つか、
自分以外の人間をあるいは生き物を幸せにするか、
そのために命を頂いているんだと思います。
ですから、これは私たちだけの問題じゃなくて、もうみんなの問題であり、
国中の問題であり、それは世界に繋がる問題です。
だから
「悪いことは止めてくれ」と、
たとえ相手が聞かなくても言い続けましょう!
言い続けましょう!
今日はこの暑い中を本当にありがとうございました。
司会 神田香織さん

瀬戸内寂聴さん、あついあついメッセージ本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
な~んとハリのある声なんでしょう。
そして、寂聴さんのおっしゃったように、これからも集まって、集まって発言していきたいと思います。
ーーーー
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コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2012.07.18 09:52 | 編集
きーこさん、いつも拝見しています。
ものすごい労力で毎日大切な情報を書きだしてくださって、本当にありがとうございます!
私も「10万人大会」に参加しました。
呼びかけ人の中で、この3人のスピーチが圧倒的に心に響いたので、動画と書き出しをまとめて見ることができて、本当にうれしいです。感動がよみがえりました!
マスコミはネームバリュー優先なのか、大江健三郎氏と坂本龍一氏のスピーチを主に取り上げていたけれど、実際にあの場所にいて、正直、男性たちよりも、女性たちのスピーチが圧倒的に私の心に響きました。「野蛮」とか「侮辱」とかキーワードも大事だけど、そんなものかなぐり捨てた切々とした泥くさい真実の声がありました。語りは、やっぱり女性がうまいなぁ^^
澤地久枝さんと瀬戸内寂聴さんは、原稿を手に持ってさえいなかったのですね。すごい!
書き出し、何度も読みますね!
ものすごい労力で毎日大切な情報を書きだしてくださって、本当にありがとうございます!
私も「10万人大会」に参加しました。
呼びかけ人の中で、この3人のスピーチが圧倒的に心に響いたので、動画と書き出しをまとめて見ることができて、本当にうれしいです。感動がよみがえりました!
マスコミはネームバリュー優先なのか、大江健三郎氏と坂本龍一氏のスピーチを主に取り上げていたけれど、実際にあの場所にいて、正直、男性たちよりも、女性たちのスピーチが圧倒的に私の心に響きました。「野蛮」とか「侮辱」とかキーワードも大事だけど、そんなものかなぐり捨てた切々とした泥くさい真実の声がありました。語りは、やっぱり女性がうまいなぁ^^
澤地久枝さんと瀬戸内寂聴さんは、原稿を手に持ってさえいなかったのですね。すごい!
書き出し、何度も読みますね!
きーこさん、いつもありがとう。
もの凄く感謝しています。
私にはこんな膨大な書き起こしも、情報収集もできないけれど、
枯れ木も山のにぎわいと、16日の代々木公園に行ってきました。
着いたらすでに、人の山。警備の警官に聞いたら、朝の10時くらいからこんな状況だと、にこやかに教えてくれました。
「嫌だ」と言わなければ、「良いとか、賛成」に勝手に読み替えられてしまうので、原発のことを嫌がっている人が、ここにもいるよ~~~~。と、行ってきました。
もの凄く暑くて、日向にいると干からびたカエルになった気分。しばしば木陰に逃げました。
木陰には、日向の3倍くらいの密度で人がいました。
13:30に出発を始めたデモですが、16:00頃になってもまだ、公園から最後の人は出ていませんでした。
NHKラジオでゆっくり歩いたから・・・。みたいなことを言っていましたが、普通に歩いていましたよ、みなさん。
私は体力に自信がなかったので、デモには参加しませんで、隣の噴水のある公園でしばらく休憩し、さらに喫茶店によってから帰路に就いたのです。それでもまだ公園から最後の人は出ていませんでした。
そういう実際と報道の仕方も分かって、行って良かったです。
もの凄く感謝しています。
私にはこんな膨大な書き起こしも、情報収集もできないけれど、
枯れ木も山のにぎわいと、16日の代々木公園に行ってきました。
着いたらすでに、人の山。警備の警官に聞いたら、朝の10時くらいからこんな状況だと、にこやかに教えてくれました。
「嫌だ」と言わなければ、「良いとか、賛成」に勝手に読み替えられてしまうので、原発のことを嫌がっている人が、ここにもいるよ~~~~。と、行ってきました。
もの凄く暑くて、日向にいると干からびたカエルになった気分。しばしば木陰に逃げました。
木陰には、日向の3倍くらいの密度で人がいました。
13:30に出発を始めたデモですが、16:00頃になってもまだ、公園から最後の人は出ていませんでした。
NHKラジオでゆっくり歩いたから・・・。みたいなことを言っていましたが、普通に歩いていましたよ、みなさん。
私は体力に自信がなかったので、デモには参加しませんで、隣の噴水のある公園でしばらく休憩し、さらに喫茶店によってから帰路に就いたのです。それでもまだ公園から最後の人は出ていませんでした。
そういう実際と報道の仕方も分かって、行って良かったです。
ナウ | 2012.07.18 12:32 | 編集