07.28
Sat
デモは社会を変えるか
声をあげ始めた市民たち
20120726 デモは社会を変えるか... 投稿者 PMG5
クローズアップ現代
2012年7月26日放送
学生や労働者が中心となって、デモで国会を取り囲んだ60年安保
その後デモは過激化。
市民は背を向けるようになり、日本では大規模なデモはほとんど行われなくなりました。
それから40年。
関西電力大飯原発の再稼働をめぐり、始まったデモ。
参加するのはこれまで社会運動とは無縁だった普通の市民たちです。
子どもを連れた母親。
仕事帰りのサラリーマン。
様々な世代が思い思いに声をあげています。
女性:初めてです、すごいですね、みんなの気持ちが伝わってきます。
男性:国民の声をやっぱりもっと政治に反映させてほしい

参加者は週を追うごとに増え続け、大きなうねりになろうとしています。
デモの研究者 五野井郁夫(高千穂大学准教授)

デモや抗議行動というものが日常の風景になりつつあるんです。
直接自分の声を伝えるという事は、
今後も続いていくんじゃないでしょうか。
なぜ今人々はデモに集うのか?
デモは現代社会になにを投げかけているのか?
参加者の声を通して考えます。

国谷裕子:
今晩は、クローズアップ現代です。
金曜日の夜、国政の中心総理大臣官邸前で毎週デモが行われています。
3月に始まったこの金曜日のデモは、今では東京にとどまらず、
大阪、名古屋、北海道など全国に拡大し、日本各地で同時多発的に行われています。
訴えはひとつ。
原発の再稼働反対。
関西電力大飯原子力発電所の再稼働という世論を二分する問題に始まったもので、
再稼働を推進する政府に対して、
自分たちの声が政治に届いていないと感じる再稼働に反対する個人個人が、
それぞれの思いでデモに参加しているのが大きな特徴です。
デモに参加している人々の年齢や立場はさまざまで、
ネットやメディアでデモを知った人々が自発的に足を運んでいます。
かつて、労働者、学生、一般市民が一体となって繰り広げられたデモは
その後学生を中心に過激化し、一般市民を遠ざけていきました。
以来日本からは大きなデモが姿を消していましたが、
今これまで政治や社会運動とは無縁だった人々が、直接自分の声を届けようと行動しているのです。

サイレントマジョリティーと呼ばれる、市民の自発的で直接的な抗議は社会の何を映し出しているのか?
デモに参加している人々の声をお聞きください。
様変わりするデモ
毎週金曜日、総理大臣官邸の周辺で行われる大規模なデモ。
かつてのデモとはなにが違うのか?
デモを呼び掛けた一人、服部至道(のりみち)さんが取材に応じました。
Q:いつもこの時間から?
服部:僕はこの時間になっちゃうんですよ、いつも仕事なので、はい。
活動のきっかけは原発事故後、自宅周辺で高い放射線量が検出された事でした。
都内のイベント企画会社で働く服部さん、

仕事のノウハウを生かして、100人のスタッフを率いています。
参加者を増やす重要なツールがインターネットで情報交換ができるツイッターです。
デモの最中も参加の呼び掛けを行っています。

情報を知って集まってきた人たちが、
今度は自分の感想や写真を発信。
デモの情報や写真が次々にと広がって行くのです。
女性や子どもが参加できる工夫もしています。
ファミリー向けにゆったりとしたスペースも確保しました。
服部:
とにかく、あの、人が一カ所に集中して、
なにかちょっと、あのーなんでしょうね、
危ない状況になりそうな時は、もう本当に気を付けていて、
お年寄りとか子どもがいるところは特に、
ま、女性の方もそうですけれど、気を付けるようにしています。

警察とも話し合いながら、かつてのデモのように衝突が起きないよう、
細心の注意を払っているのです。
4か月前に始まった今回のデモ。
当初は小規模なものでした。
大飯原発の再稼働に向けて議論を始めようとした野田総理大臣に対し、
300人ほどで声をあげたのです。
大きな変化が起きたのは6月(6月8日)
野田:
国民の生活を守るために大飯発電所3,4号機を再起動すべきというのが私の判断であります。
この発言に抗議しようという呼びかけがツイッターなどで瞬く間に拡散していきます。
6月15日
会見の一週間後には、1万人が集まりました。
デモを呼び掛けた服部さんにとっても、予想以上の数でした。

服部:
こんなに来るとは思っていなかったですね。
国民の方に向いていなかったのが、多分みなさんがちょっと、
怒りが多分伝わったんでしょうね。
突然ちょっと人が増えたような気がしています。
その後も政府の再稼働の方針が変わらない中、
デモとは無縁だった人々が加わるようになりました。

昔の、こう、なんて言ったらいいのかな、重々しい感じではなくて、
普通の人でも気軽に行けそうな感じが、
これだったら自分も行って、その、一つの力になれるのかなぁって、
福島から、電車で5時間以上もかけて駆け付けた親子もいました。

これ、さっきそこの道路で摘んだんですけど、
福島は、ねこじゃらしとか、もう植物は汚染されているので、
採ったりできないんですよ。
それで、これ、福島にお土産に持って帰ろうとおもって・・

再稼働になって福島が見捨てられちゃったかなっている感じがして、
すごく、あの・・・苦しかったので、
ここにきてみんなの勇気を頂きたいなとおもって、
いまでは参加者は主催者発表で、10万人を超えるようになっています。
なぜ人々はデモに足を運ぶようになったのか?
デモへの参加を決めた武藤奈月さん。
夫と3歳の息子の3人で暮らしています。
原発事故以降、政治に無関心ではいられないと考えるようになりました。
武藤:
政治が機能しているのかっている不安もある。
ま、今までは別にそんなに機能していなくても、何の問題もなく行けてたんでしょうけど、
あの3.11があってから、
「あ、機能していなかったんだね」みたいな・・
放射能への不安から、原発に頼らない社会を目指すべきだと考えるようになった武藤さん。
これまで、パブリックコメントと呼ばれる国の政策に意見を述べる制度を利用し、
何度もメールを送ってきました。

武藤:
「放射能の暫定基準値をもうちょっと見直して下さい」とか、
後は、「スーパーで売られているものも何㏃か表示して売るようにした方がいいと思います」とか、
しかし、自分の意見がどこまで検討されたのか、全く分からない。
手ごたえを感じられずにいました。
武藤:
一生懸命コメントを送っているつもりなんですけど、
ま、日々の不安が解消されないっていうことですかね、うん。
私たちの意見が反映されていないんだったら、どうなの?っていうか、
そんな中で目にしたのが学生時代の友人のツイッター。
デモの様子が綴られていました。
子ども連れでも安心だと聞き、この日初めてファミリーエリアを訪れました。
武藤:
なんか、自分でもあんまりようわからないんですけれども、やっぱり、
いろんな、なんか他にも問題がありますけれど、
「しょうがないよね」っていう気持ちにはやっぱりどうしてもなれない。
っていうのが一番大きいですね。
帰り際、デモの広がりを実感する出会いがありました。

男性:近所です、知り合いのご近所さんみたいな。
武藤:よくなんか、遊んでいる場で会う。偶然。
男性:
そうです、偶然です。
一人一人が声をあげなきゃいけないなと。
やっぱり政治が全然動かないから、少しでもみんなが声を上げるのが大事だと思ってきています。
Q:また来られますか?
武藤:
そうですね、ま、子どもの様子を見つつですけれど、
来られたらいいなと思います。
デモはツイッターなどと縁のない人たちにも広がっています。
73歳の鈴木義章さん。
若い人たちが声をあげている様子をテレビで見て参加を決めました。

鈴木:
子どもやね、若いお母さんだとか、青年。
あるいはこれから生まれてくる子どもたちにね、
そういうリスクを押し付けちゃいけないと思うということでね、
僕ももう年寄りですから、静かに過ごしたいんですよね。
だけど、これ行かないとね、
電車賃だってなんだって自腹ですから、
行かないとね、みんなに、周りの人に、若い人に申し訳ないと思っていますね。
年金暮らしで普段はあまり出歩かないという鈴木さん。
デモへの参加はdっ大学生の頃安保闘争に参加して以来50年ぶりのことです。
鈴木:
60年安保のころはとにかく団体がきて、労働団体、学生団体がきて、
しかも政党がきてね、
やっぱり危険でしたよ。大勢いました、怪我をする人がね。
ああいう乱暴なデモは長続きしないですね。
一般の人達が引いていっちゃいましたからね。
この日、友人を誘い、学生時代に通った国会前にやってきました。
鈴木:先週も来たんですか?初めて!へぇー、えらいな。まだ若いのに。ねぇ。
長い間国に対し声をあげてこなかった自分たちの世代。
その責任を感じていると言います。
鈴木:
一度は来ないとね、やっぱり義務でしょ。
ただ家で「反対」って言ってても、どこにも声は聞こえないから。
デモには原発に関する意見を決めかねている人々も足を運ぶようになっています。
大学一年生の松田拓也さんです。

松田:初めて?僕も始めてきた
女子:なんか緊張しない?
松田:すんごいするね。
松田:
生で見てみたい。
テレビでやっているのは一部だから、
自分の目で見て肌で感じて、どういうふうに自分で解釈できるのかなっていうのを感じたくて、
「反原発」とかは、正直なところよく分からないんですよ。
だけどそこで多くの人がなにを訴えて、
それに対して国とかはどういうふうな態度を取っているのかという事を
やっぱ、自分自身で感じ取りたいなと思って。
デモでは松田さんと同年代の人々が声をあげていました。
政治に関心を持てなかったという松田さん。
その考えが変わりました。
松田:
日ごろの自分の、ここに来る前の無関心さが、なんか、あらわになっちゃった。
何にも言えない?
大学の友達が、すごい原発についてまじめに考えている中で、
自分は何でこの大学に入ってきたんだろうか?っていう事を。
でも、僕もちょっと意思があってきたんですけれども、
その中で、ほんと、これからもっと勉強しなければならない。
見つめ直すことができました。
再び声を上げ始めた市民たち。
いま、日本人の心の中で、どのような変化が起こっているのか、
写真家の大石芳野さんです。
長年世界各国を飛び回り、市民の姿を見つめてきた日本を代表する写真家のひとりです。
大石:今日はどんな思いでいらしたの?
女性:「どうせこんなことしたって」っていう気持じゃなくて、
声をあげて、こう、実行していった方がいいかなって、来ました。
大石:一人でいらしたの?
男性:そうです。
福島の事故があるまでみんな流してたっていうか、
だから、うまく言えないですけど、今ここで動かないとダメだと思うんで、
大石さんがレンズを向けた人たち。
デモの一角で小さな声をあげていた親子。
腕組みをし、人々を見つめる若者
ひとりひとりの、切実な思いを感じたと言います。

大石芳野 写真家:
もし自分の事だけを考えていたら、来なくたっていいわけですよね。
でもそれを押して来たいと思ったのは、
行かなければならないって自分に対して思ったから、来ている。
あの真剣さっていうのはやっぱり、・・・・・なんだろう・・・・
今まで日本には、そう沢山はなかった。
「まァ誰かがやってくれるかもしれない」って、みんな思っていたと思うんですよね。
それが・・「自分が声をあげなきゃ」っていうふうになったわけですから、
すごい真剣ですよね。
国谷:
スタジオにはオウム事件のドキュメンタリー映画などを独自の目線で社会を見つめてこられています、
映画監督、そして明治大学教授の森達也さん、
そして、スタジオにありますこちらの写真はいまVTRに登場していただきました、
写真家の大石芳野さんが撮影したものです。
えー、一人一人の参加者の言葉を聞いていると、
福島から来られた方は「勇気をもらいたかった」、
あるいは「自分ひとりでも力になれるのではないか」とか、
これまで長年声をあげてこられなかった責任を感じている人とか、
本当にひとりひとりが、実になんていうんでしょうか、
切実な思いで参加している姿という印象なんですけれども、
どのようにこれまでのデモというのを見ていらっしゃいますか?

森:
あのーま、60年安保、もしくは70年安保の時にはデモと比べれば明らかに違うのは
かつては団体なんですよね、コメントにありましたけれどね。
今は集団なんです。
集団っていうのは自発的なんですよね。
自発的に参加するには当然、モチベーションがあるわけで、
当然60年もモチベーションはあったと思うんですけれども、
モチベーションのあり方が随分変わってきている、それがまず実感しますね。
国谷:モチベーションのあり方ってどう違うんですか
森:
あのー、団体っていうのはいろんな、こう、団体の中で、組織の中で、一派で、
まあこういう形で行動してほしいと、あるイデオロギッシュな中隊がそこで動いているわけですけれど、
少なくてもイデオロギーは全然ないですよね。
それで、やっぱりそれは日常感覚の中で、
みんなで集まって行動しなければいけない、あるいは、意見を表明しなければいけない。
多分これは日本ではかつてあり得なかった現象ですね、間違いなく。
そういう意味ではとても価値ある部分が起きていると思います。
国谷:4か月もすでに続いている。
森:
僕もね、最初の段階では1,2カ月できっと止まるんだろうと、
高をくくった見方をしていましたね。
4カ月続くというのはこれはもうある意味で本物ですね。
えーっと、
このデモが今現在あるという事だけで、
僕は一定の価値があると思います。
このデモがどういう効果をもたらすのか、どういう成果をもたらすのかは、
もちろん大事ですけれど、
そこに至る前に、こういった現象が日本で起きた、こういった意識を人々が持った。
この段階で僕は、ある評価、ある、要するに変革ですよね。
この日本社会の変革というものは、
おそらく今後基調低音のように続いていくんじゃないかなという気がしていますね。
国谷:
ま、しかし今まで本当に政治に無関心、
あるいはその若者たちも、自分たちの仲間の中での関心しか持てなかったとか、
ずっと言われてきたなかで、こうやって自ら足を運んで、
その・・デモに参加をするようになった、何が変とおもわれますか?
森:
あのー、デモクラシーの大前提として、理性と、
あとは・・・自由意思。ふたつなんですよね。
でも、理性を持つためには情報が当然なければいけない。
でも、これまではAかBかどっちかですか?っていうかたちで、
ほとんど情報も思考もないままに、
じゃあ、AとかBとかね、そういった選択をしてきたわけですよ。
それでまあ、何とかなってきたんですよ。
つまり高度経済成長であったりとか、所得倍増であったりとか、
そう言った右肩上がりがずっとありましたから、
いまそうじゃないですよね。
ということはもう考えなければいけない。
そのようすに情報を自分で吟味しなければいけない。
原発とは何か、
放射能とはどの位害があるのか、
それを自分で考えなければいけない。
でも、考えるだけじゃなくてやっぱり情報も入手したい。
そのためにどうすればいいか、
つまりこのデモというのは、ただの意思表明だけじゃなくて、
一人学生の方もいましたよね、
「自分はイエスかノーかそのどちらでもないけれど、情報を入手したいんだ」と。
「考えてみたいんだ」と。
多分考えるためにこの場にきている、そう言った人もおそらく非常に多いんではないかと思いますね。
国谷:
自分の中での判断材料を求めて、
そこで、来れば自分の中でのこの考える折り合いを付けるきっかけになるんではないかと、ですか?
森:
そうですね・・本来の合意形成というのはそう言った考え、思考のあった上での合意形成ですよね、
今までそれが、この社会であまりにもなされていなかった。
それに対しての反省もあるでしょうし、
後は年配の方がいらっしゃいましたけれどね、その方がいみじくもおっしゃったように、
あのーー、「これまでなにも自分は言ってこなかった」
それは多分僕も同じです。
一定以上の年齢の方はみなさんきっと思っていると思うんだけど、
何で54基もあるんだろうと、なぜ今までそれを自分は何も言ってこなかったんだろうと、
ある意味うしろめたさですよね、それをみなさん持っていらっしゃる。
であれば、もちろん大前提にあるのは
もちろんSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス social networking service)ですよね。
ツイッターであったり、フェイスブックであったり
そういったものがこれだけのデモの一つの基底になっていることはまちがいないけれど、
それだけじゃないですね。
後ろめたさであったりとか、情報をもっと知りたいとか、
そういった要素が輻輳しながら4カ月続く。
多分もっと続くでしょうね。
そういう状況になっているんだろうなという気はしますけれどもね。
国谷:
これからこのデモがどんな変化を社会に与えるのか、
予想もつかない訳ですけれども、
森さんはこの、底流でこうした人々が、自分で考えたい、情報を入手したい
政治に任せられないというこういう動きが、
どういう影響を社会に及ぼすと思われますか?
森:
逆に言ったらこれまでやっぱり日本社会は、あまりにもお上任せでしたよね。
あの~、この社会の特質としてひとつはやっぱり、同調圧力の強さ。
もうひとつは、こう、上位株構想ですよね。
あのー、政治が決めてくれるんじゃないかみたいなね。
ま、そう言った部分でずっときたわけですけれど、
原発が爆発してね、ま、事故を起こして、気付いたんですよね。
何で自分は今までちゃんと言ってこなかったのか。
で、やっぱりそう言ったような忸怩たる思いもあって、
今のこういった状況になっているんじゃないかと思っているんです。
ということは、多分これから変わりますよ。
すでにもう変わっていると思う、社会全体が。
ただ、変わり方も二つありますね。
あのー、もうひとつこのデモの要因、僕は集団化だと思っているんです。
大きな事件とか事故が起きた後に人は集団化するんですね。
なんかこう、まとまりたい。
あの、連帯したい。
で、これは人間の本能です。
ただやっぱこれは、集団というのは時として大きな過ちを犯します。
9.11の後のアメリカがそうですよね。
もしくは関東大震災後の朝鮮人虐殺がありました。
つまり異物を見付けたくなる。つまり、敵を探したくなるんですよ。
そのリスクは絶対にあります。
でも、リスクはあるけれども、もしかしたら今度のこの集団化によって、
つまり、集団になりたいからデモをつくるわけですけど、
そのリスクを逆に内側から突破するかも。
その可能性含めていますよ。
国谷:議論が巻き起こるような、社会全体で
森:なると思いますね。なっていると思います。
ーーーー感想
写真家の大石芳野さんの言葉がとてもよかった♡
あとは、
「難しい事をゴチャゴチャ分析をする必要はない」
そんな感じが・・・しました。
番組をさらっと見ているだけでは私には森さんの解説の意味が分かりませんでしたw
書き出してみても、まだ、なんとなく・・本当に言いたいことは何なのかがよく見えない><;
私がバカなのかもしれないけど、
もうちょっと、簡単に。
だって・・・「なぜ、国民的なデモが拡大しているのか?」って言ったら、
生きていることが脅かされているからみんなが黙っていられなくなっただけ。
自分の生命に、子孫の生命に関わることなのに、
間違った方向へ勝手に進んでいく政治にとうとう怒りが爆発しただけなのだと私は思うのです。
いま、まさに生命に危機が訪れていることを
みんなが身を持って感じているからこそ
官邸でもどこにでも自ら足を運んで声をあげているのです。
命の危機があるから。日本の未来が危ういから。それだけです。
このままにしておいたら未来がないから。それだけです。
集団になりたいからデモをつくるんじゃなくて、
集団にならなければ声が届かないから集団になっているのです。
「国民は怒っている」と、言って欲しかったかな。
ーーーー
NHKがやっと報じたデモ。
これを見たみんなはどんな風に思ったのでしょうか?
「デモは社会を変えるか」という表題でしたが、
NHKを少し変えたことは確かなようですd(◕‿-。) ネ❤
ーーーー
そして、7月27日金曜日のデモは
”主催者”は29日に人を集めたいため官邸前は行わないと発言。
せっかくテレビでも報道されるようになり、広く知れ渡ってきた金曜日の官邸前のデモを、
”主催者”が「今週は中止だ」と言ったことに私は少し疑問を持ちました。
”主催者”が誰なのか?
私は知りませんでした。
以前テレビ朝日の報道ステーションで”主催者の一人”として
服部さんではない、別の男性にインタビューしていました。
金曜日夕方6時 官邸前で・・・ デモに参加する人々の”思い”
6/22報道ステーション(動画・内容書き出し)&今日の東京新聞
(上記より一部抜粋)
最初にデモを呼び掛けた中心メンバーの平野太一さん。
普段は介護職員として働いている。
デモを呼び掛けた 平野太一(27):

最初は実現するとも思っていなかったので、
以前だったらこういう規模っていうのは
本当に組織動員だったりだとか、そういう感じになっていたと思うんですけれども、
ほぼ全部個人参加。
ツイッターで情報を見て集まってきた人だと思います。
ーーーー
いろいろな方が主催して下さっているんですね。
主催して声掛けをしてくれた方がいらっしゃったから、
私たちは「金曜日に官邸前に行けばいいのだ」
「そこには思いを同じくしている人々が集まっているのだ」とそう思って足を運びます。
金曜日のデモが広く知れ渡った今は、
多分主催者が誰であろうと、もう関係が無くなっているのではないでしょうか?
集まる人達は、どこの団体にも所属していない個人がほとんどですから。
「もう黙っていられなくなった」という事なのだと思っています。
人々は追い詰められているという事なのだと思っています。
そして人々は、自分が参加したい日に、参加したい場所に
自分の気持ちで出かけていくのだと思います。
声をあげ始めた市民たち
20120726 デモは社会を変えるか... 投稿者 PMG5
クローズアップ現代
2012年7月26日放送
学生や労働者が中心となって、デモで国会を取り囲んだ60年安保
その後デモは過激化。
市民は背を向けるようになり、日本では大規模なデモはほとんど行われなくなりました。
それから40年。
関西電力大飯原発の再稼働をめぐり、始まったデモ。
参加するのはこれまで社会運動とは無縁だった普通の市民たちです。
子どもを連れた母親。
仕事帰りのサラリーマン。
様々な世代が思い思いに声をあげています。
女性:初めてです、すごいですね、みんなの気持ちが伝わってきます。
男性:国民の声をやっぱりもっと政治に反映させてほしい

参加者は週を追うごとに増え続け、大きなうねりになろうとしています。
デモの研究者 五野井郁夫(高千穂大学准教授)

デモや抗議行動というものが日常の風景になりつつあるんです。
直接自分の声を伝えるという事は、
今後も続いていくんじゃないでしょうか。
なぜ今人々はデモに集うのか?
デモは現代社会になにを投げかけているのか?
参加者の声を通して考えます。

国谷裕子:
今晩は、クローズアップ現代です。
金曜日の夜、国政の中心総理大臣官邸前で毎週デモが行われています。
3月に始まったこの金曜日のデモは、今では東京にとどまらず、
大阪、名古屋、北海道など全国に拡大し、日本各地で同時多発的に行われています。
訴えはひとつ。
原発の再稼働反対。
関西電力大飯原子力発電所の再稼働という世論を二分する問題に始まったもので、
再稼働を推進する政府に対して、
自分たちの声が政治に届いていないと感じる再稼働に反対する個人個人が、
それぞれの思いでデモに参加しているのが大きな特徴です。
デモに参加している人々の年齢や立場はさまざまで、
ネットやメディアでデモを知った人々が自発的に足を運んでいます。
かつて、労働者、学生、一般市民が一体となって繰り広げられたデモは
その後学生を中心に過激化し、一般市民を遠ざけていきました。
以来日本からは大きなデモが姿を消していましたが、
今これまで政治や社会運動とは無縁だった人々が、直接自分の声を届けようと行動しているのです。

サイレントマジョリティーと呼ばれる、市民の自発的で直接的な抗議は社会の何を映し出しているのか?
デモに参加している人々の声をお聞きください。
様変わりするデモ
毎週金曜日、総理大臣官邸の周辺で行われる大規模なデモ。
かつてのデモとはなにが違うのか?
デモを呼び掛けた一人、服部至道(のりみち)さんが取材に応じました。
Q:いつもこの時間から?
服部:僕はこの時間になっちゃうんですよ、いつも仕事なので、はい。
活動のきっかけは原発事故後、自宅周辺で高い放射線量が検出された事でした。
都内のイベント企画会社で働く服部さん、

仕事のノウハウを生かして、100人のスタッフを率いています。
参加者を増やす重要なツールがインターネットで情報交換ができるツイッターです。
デモの最中も参加の呼び掛けを行っています。

情報を知って集まってきた人たちが、
今度は自分の感想や写真を発信。
デモの情報や写真が次々にと広がって行くのです。
女性や子どもが参加できる工夫もしています。
ファミリー向けにゆったりとしたスペースも確保しました。
服部:
とにかく、あの、人が一カ所に集中して、
なにかちょっと、あのーなんでしょうね、
危ない状況になりそうな時は、もう本当に気を付けていて、
お年寄りとか子どもがいるところは特に、
ま、女性の方もそうですけれど、気を付けるようにしています。

警察とも話し合いながら、かつてのデモのように衝突が起きないよう、
細心の注意を払っているのです。
4か月前に始まった今回のデモ。
当初は小規模なものでした。
大飯原発の再稼働に向けて議論を始めようとした野田総理大臣に対し、
300人ほどで声をあげたのです。
大きな変化が起きたのは6月(6月8日)
野田:
国民の生活を守るために大飯発電所3,4号機を再起動すべきというのが私の判断であります。
この発言に抗議しようという呼びかけがツイッターなどで瞬く間に拡散していきます。
6月15日
会見の一週間後には、1万人が集まりました。
デモを呼び掛けた服部さんにとっても、予想以上の数でした。

服部:
こんなに来るとは思っていなかったですね。
国民の方に向いていなかったのが、多分みなさんがちょっと、
怒りが多分伝わったんでしょうね。
突然ちょっと人が増えたような気がしています。
その後も政府の再稼働の方針が変わらない中、
デモとは無縁だった人々が加わるようになりました。

昔の、こう、なんて言ったらいいのかな、重々しい感じではなくて、
普通の人でも気軽に行けそうな感じが、
これだったら自分も行って、その、一つの力になれるのかなぁって、
福島から、電車で5時間以上もかけて駆け付けた親子もいました。

これ、さっきそこの道路で摘んだんですけど、
福島は、ねこじゃらしとか、もう植物は汚染されているので、
採ったりできないんですよ。
それで、これ、福島にお土産に持って帰ろうとおもって・・

再稼働になって福島が見捨てられちゃったかなっている感じがして、
すごく、あの・・・苦しかったので、
ここにきてみんなの勇気を頂きたいなとおもって、
いまでは参加者は主催者発表で、10万人を超えるようになっています。
なぜ人々はデモに足を運ぶようになったのか?
デモへの参加を決めた武藤奈月さん。
夫と3歳の息子の3人で暮らしています。
原発事故以降、政治に無関心ではいられないと考えるようになりました。
武藤:
政治が機能しているのかっている不安もある。
ま、今までは別にそんなに機能していなくても、何の問題もなく行けてたんでしょうけど、
あの3.11があってから、
「あ、機能していなかったんだね」みたいな・・
放射能への不安から、原発に頼らない社会を目指すべきだと考えるようになった武藤さん。
これまで、パブリックコメントと呼ばれる国の政策に意見を述べる制度を利用し、
何度もメールを送ってきました。

武藤:
「放射能の暫定基準値をもうちょっと見直して下さい」とか、
後は、「スーパーで売られているものも何㏃か表示して売るようにした方がいいと思います」とか、
しかし、自分の意見がどこまで検討されたのか、全く分からない。
手ごたえを感じられずにいました。
武藤:
一生懸命コメントを送っているつもりなんですけど、
ま、日々の不安が解消されないっていうことですかね、うん。
私たちの意見が反映されていないんだったら、どうなの?っていうか、
そんな中で目にしたのが学生時代の友人のツイッター。
デモの様子が綴られていました。
子ども連れでも安心だと聞き、この日初めてファミリーエリアを訪れました。
武藤:
なんか、自分でもあんまりようわからないんですけれども、やっぱり、
いろんな、なんか他にも問題がありますけれど、
「しょうがないよね」っていう気持ちにはやっぱりどうしてもなれない。
っていうのが一番大きいですね。
帰り際、デモの広がりを実感する出会いがありました。

男性:近所です、知り合いのご近所さんみたいな。
武藤:よくなんか、遊んでいる場で会う。偶然。
男性:
そうです、偶然です。
一人一人が声をあげなきゃいけないなと。
やっぱり政治が全然動かないから、少しでもみんなが声を上げるのが大事だと思ってきています。
Q:また来られますか?
武藤:
そうですね、ま、子どもの様子を見つつですけれど、
来られたらいいなと思います。
デモはツイッターなどと縁のない人たちにも広がっています。
73歳の鈴木義章さん。
若い人たちが声をあげている様子をテレビで見て参加を決めました。

鈴木:
子どもやね、若いお母さんだとか、青年。
あるいはこれから生まれてくる子どもたちにね、
そういうリスクを押し付けちゃいけないと思うということでね、
僕ももう年寄りですから、静かに過ごしたいんですよね。
だけど、これ行かないとね、
電車賃だってなんだって自腹ですから、
行かないとね、みんなに、周りの人に、若い人に申し訳ないと思っていますね。
年金暮らしで普段はあまり出歩かないという鈴木さん。
デモへの参加はdっ大学生の頃安保闘争に参加して以来50年ぶりのことです。
鈴木:
60年安保のころはとにかく団体がきて、労働団体、学生団体がきて、
しかも政党がきてね、
やっぱり危険でしたよ。大勢いました、怪我をする人がね。
ああいう乱暴なデモは長続きしないですね。
一般の人達が引いていっちゃいましたからね。
この日、友人を誘い、学生時代に通った国会前にやってきました。
鈴木:先週も来たんですか?初めて!へぇー、えらいな。まだ若いのに。ねぇ。
長い間国に対し声をあげてこなかった自分たちの世代。
その責任を感じていると言います。
鈴木:
一度は来ないとね、やっぱり義務でしょ。
ただ家で「反対」って言ってても、どこにも声は聞こえないから。
デモには原発に関する意見を決めかねている人々も足を運ぶようになっています。
大学一年生の松田拓也さんです。

松田:初めて?僕も始めてきた
女子:なんか緊張しない?
松田:すんごいするね。
松田:
生で見てみたい。
テレビでやっているのは一部だから、
自分の目で見て肌で感じて、どういうふうに自分で解釈できるのかなっていうのを感じたくて、
「反原発」とかは、正直なところよく分からないんですよ。
だけどそこで多くの人がなにを訴えて、
それに対して国とかはどういうふうな態度を取っているのかという事を
やっぱ、自分自身で感じ取りたいなと思って。
デモでは松田さんと同年代の人々が声をあげていました。
政治に関心を持てなかったという松田さん。
その考えが変わりました。
松田:
日ごろの自分の、ここに来る前の無関心さが、なんか、あらわになっちゃった。
何にも言えない?
大学の友達が、すごい原発についてまじめに考えている中で、
自分は何でこの大学に入ってきたんだろうか?っていう事を。
でも、僕もちょっと意思があってきたんですけれども、
その中で、ほんと、これからもっと勉強しなければならない。
見つめ直すことができました。
再び声を上げ始めた市民たち。
いま、日本人の心の中で、どのような変化が起こっているのか、
写真家の大石芳野さんです。
長年世界各国を飛び回り、市民の姿を見つめてきた日本を代表する写真家のひとりです。
大石:今日はどんな思いでいらしたの?
女性:「どうせこんなことしたって」っていう気持じゃなくて、
声をあげて、こう、実行していった方がいいかなって、来ました。
大石:一人でいらしたの?
男性:そうです。
福島の事故があるまでみんな流してたっていうか、
だから、うまく言えないですけど、今ここで動かないとダメだと思うんで、
大石さんがレンズを向けた人たち。
デモの一角で小さな声をあげていた親子。
腕組みをし、人々を見つめる若者
ひとりひとりの、切実な思いを感じたと言います。

大石芳野 写真家:
もし自分の事だけを考えていたら、来なくたっていいわけですよね。
でもそれを押して来たいと思ったのは、
行かなければならないって自分に対して思ったから、来ている。
あの真剣さっていうのはやっぱり、・・・・・なんだろう・・・・
今まで日本には、そう沢山はなかった。
「まァ誰かがやってくれるかもしれない」って、みんな思っていたと思うんですよね。
それが・・「自分が声をあげなきゃ」っていうふうになったわけですから、
すごい真剣ですよね。
国谷:
スタジオにはオウム事件のドキュメンタリー映画などを独自の目線で社会を見つめてこられています、
映画監督、そして明治大学教授の森達也さん、
そして、スタジオにありますこちらの写真はいまVTRに登場していただきました、
写真家の大石芳野さんが撮影したものです。
えー、一人一人の参加者の言葉を聞いていると、
福島から来られた方は「勇気をもらいたかった」、
あるいは「自分ひとりでも力になれるのではないか」とか、
これまで長年声をあげてこられなかった責任を感じている人とか、
本当にひとりひとりが、実になんていうんでしょうか、
切実な思いで参加している姿という印象なんですけれども、
どのようにこれまでのデモというのを見ていらっしゃいますか?

森:
あのーま、60年安保、もしくは70年安保の時にはデモと比べれば明らかに違うのは
かつては団体なんですよね、コメントにありましたけれどね。
今は集団なんです。
集団っていうのは自発的なんですよね。
自発的に参加するには当然、モチベーションがあるわけで、
当然60年もモチベーションはあったと思うんですけれども、
モチベーションのあり方が随分変わってきている、それがまず実感しますね。
国谷:モチベーションのあり方ってどう違うんですか
森:
あのー、団体っていうのはいろんな、こう、団体の中で、組織の中で、一派で、
まあこういう形で行動してほしいと、あるイデオロギッシュな中隊がそこで動いているわけですけれど、
少なくてもイデオロギーは全然ないですよね。
それで、やっぱりそれは日常感覚の中で、
みんなで集まって行動しなければいけない、あるいは、意見を表明しなければいけない。
多分これは日本ではかつてあり得なかった現象ですね、間違いなく。
そういう意味ではとても価値ある部分が起きていると思います。
国谷:4か月もすでに続いている。
森:
僕もね、最初の段階では1,2カ月できっと止まるんだろうと、
高をくくった見方をしていましたね。
4カ月続くというのはこれはもうある意味で本物ですね。
えーっと、
このデモが今現在あるという事だけで、
僕は一定の価値があると思います。
このデモがどういう効果をもたらすのか、どういう成果をもたらすのかは、
もちろん大事ですけれど、
そこに至る前に、こういった現象が日本で起きた、こういった意識を人々が持った。
この段階で僕は、ある評価、ある、要するに変革ですよね。
この日本社会の変革というものは、
おそらく今後基調低音のように続いていくんじゃないかなという気がしていますね。
国谷:
ま、しかし今まで本当に政治に無関心、
あるいはその若者たちも、自分たちの仲間の中での関心しか持てなかったとか、
ずっと言われてきたなかで、こうやって自ら足を運んで、
その・・デモに参加をするようになった、何が変とおもわれますか?
森:
あのー、デモクラシーの大前提として、理性と、
あとは・・・自由意思。ふたつなんですよね。
でも、理性を持つためには情報が当然なければいけない。
でも、これまではAかBかどっちかですか?っていうかたちで、
ほとんど情報も思考もないままに、
じゃあ、AとかBとかね、そういった選択をしてきたわけですよ。
それでまあ、何とかなってきたんですよ。
つまり高度経済成長であったりとか、所得倍増であったりとか、
そう言った右肩上がりがずっとありましたから、
いまそうじゃないですよね。
ということはもう考えなければいけない。
そのようすに情報を自分で吟味しなければいけない。
原発とは何か、
放射能とはどの位害があるのか、
それを自分で考えなければいけない。
でも、考えるだけじゃなくてやっぱり情報も入手したい。
そのためにどうすればいいか、
つまりこのデモというのは、ただの意思表明だけじゃなくて、
一人学生の方もいましたよね、
「自分はイエスかノーかそのどちらでもないけれど、情報を入手したいんだ」と。
「考えてみたいんだ」と。
多分考えるためにこの場にきている、そう言った人もおそらく非常に多いんではないかと思いますね。
国谷:
自分の中での判断材料を求めて、
そこで、来れば自分の中でのこの考える折り合いを付けるきっかけになるんではないかと、ですか?
森:
そうですね・・本来の合意形成というのはそう言った考え、思考のあった上での合意形成ですよね、
今までそれが、この社会であまりにもなされていなかった。
それに対しての反省もあるでしょうし、
後は年配の方がいらっしゃいましたけれどね、その方がいみじくもおっしゃったように、
あのーー、「これまでなにも自分は言ってこなかった」
それは多分僕も同じです。
一定以上の年齢の方はみなさんきっと思っていると思うんだけど、
何で54基もあるんだろうと、なぜ今までそれを自分は何も言ってこなかったんだろうと、
ある意味うしろめたさですよね、それをみなさん持っていらっしゃる。
であれば、もちろん大前提にあるのは
もちろんSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス social networking service)ですよね。
ツイッターであったり、フェイスブックであったり
そういったものがこれだけのデモの一つの基底になっていることはまちがいないけれど、
それだけじゃないですね。
後ろめたさであったりとか、情報をもっと知りたいとか、
そういった要素が輻輳しながら4カ月続く。
多分もっと続くでしょうね。
そういう状況になっているんだろうなという気はしますけれどもね。
国谷:
これからこのデモがどんな変化を社会に与えるのか、
予想もつかない訳ですけれども、
森さんはこの、底流でこうした人々が、自分で考えたい、情報を入手したい
政治に任せられないというこういう動きが、
どういう影響を社会に及ぼすと思われますか?
森:
逆に言ったらこれまでやっぱり日本社会は、あまりにもお上任せでしたよね。
あの~、この社会の特質としてひとつはやっぱり、同調圧力の強さ。
もうひとつは、こう、上位株構想ですよね。
あのー、政治が決めてくれるんじゃないかみたいなね。
ま、そう言った部分でずっときたわけですけれど、
原発が爆発してね、ま、事故を起こして、気付いたんですよね。
何で自分は今までちゃんと言ってこなかったのか。
で、やっぱりそう言ったような忸怩たる思いもあって、
今のこういった状況になっているんじゃないかと思っているんです。
ということは、多分これから変わりますよ。
すでにもう変わっていると思う、社会全体が。
ただ、変わり方も二つありますね。
あのー、もうひとつこのデモの要因、僕は集団化だと思っているんです。
大きな事件とか事故が起きた後に人は集団化するんですね。
なんかこう、まとまりたい。
あの、連帯したい。
で、これは人間の本能です。
ただやっぱこれは、集団というのは時として大きな過ちを犯します。
9.11の後のアメリカがそうですよね。
もしくは関東大震災後の朝鮮人虐殺がありました。
つまり異物を見付けたくなる。つまり、敵を探したくなるんですよ。
そのリスクは絶対にあります。
でも、リスクはあるけれども、もしかしたら今度のこの集団化によって、
つまり、集団になりたいからデモをつくるわけですけど、
そのリスクを逆に内側から突破するかも。
その可能性含めていますよ。
国谷:議論が巻き起こるような、社会全体で
森:なると思いますね。なっていると思います。
ーーーー感想
写真家の大石芳野さんの言葉がとてもよかった♡
あとは、
「難しい事をゴチャゴチャ分析をする必要はない」
そんな感じが・・・しました。
番組をさらっと見ているだけでは私には森さんの解説の意味が分かりませんでしたw
書き出してみても、まだ、なんとなく・・本当に言いたいことは何なのかがよく見えない><;
私がバカなのかもしれないけど、
もうちょっと、簡単に。
だって・・・「なぜ、国民的なデモが拡大しているのか?」って言ったら、
生きていることが脅かされているからみんなが黙っていられなくなっただけ。
自分の生命に、子孫の生命に関わることなのに、
間違った方向へ勝手に進んでいく政治にとうとう怒りが爆発しただけなのだと私は思うのです。
いま、まさに生命に危機が訪れていることを
みんなが身を持って感じているからこそ
官邸でもどこにでも自ら足を運んで声をあげているのです。
命の危機があるから。日本の未来が危ういから。それだけです。
このままにしておいたら未来がないから。それだけです。
集団になりたいからデモをつくるんじゃなくて、
集団にならなければ声が届かないから集団になっているのです。
「国民は怒っている」と、言って欲しかったかな。
ーーーー
NHKがやっと報じたデモ。
これを見たみんなはどんな風に思ったのでしょうか?
「デモは社会を変えるか」という表題でしたが、
NHKを少し変えたことは確かなようですd(◕‿-。) ネ❤
ーーーー
そして、7月27日金曜日のデモは
”主催者”は29日に人を集めたいため官邸前は行わないと発言。
せっかくテレビでも報道されるようになり、広く知れ渡ってきた金曜日の官邸前のデモを、
”主催者”が「今週は中止だ」と言ったことに私は少し疑問を持ちました。
”主催者”が誰なのか?
私は知りませんでした。
以前テレビ朝日の報道ステーションで”主催者の一人”として
服部さんではない、別の男性にインタビューしていました。
金曜日夕方6時 官邸前で・・・ デモに参加する人々の”思い”
6/22報道ステーション(動画・内容書き出し)&今日の東京新聞
(上記より一部抜粋)
最初にデモを呼び掛けた中心メンバーの平野太一さん。
普段は介護職員として働いている。
デモを呼び掛けた 平野太一(27):

最初は実現するとも思っていなかったので、
以前だったらこういう規模っていうのは
本当に組織動員だったりだとか、そういう感じになっていたと思うんですけれども、
ほぼ全部個人参加。
ツイッターで情報を見て集まってきた人だと思います。
ーーーー
いろいろな方が主催して下さっているんですね。
主催して声掛けをしてくれた方がいらっしゃったから、
私たちは「金曜日に官邸前に行けばいいのだ」
「そこには思いを同じくしている人々が集まっているのだ」とそう思って足を運びます。
金曜日のデモが広く知れ渡った今は、
多分主催者が誰であろうと、もう関係が無くなっているのではないでしょうか?
集まる人達は、どこの団体にも所属していない個人がほとんどですから。
「もう黙っていられなくなった」という事なのだと思っています。
人々は追い詰められているという事なのだと思っています。
そして人々は、自分が参加したい日に、参加したい場所に
自分の気持ちで出かけていくのだと思います。
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コメント
特定の団体や政治色があると、こういう活動に縁の無かった人達が参加しづらいということを
主催者の方々もよく分かっていて、慎重に行動されてきた結果
自発的に沢山の人達が参加するようになったのだと思います。
デモに参加している方の中にも、ガレキはいいのでは、とか
抑止力としての核保有はアリ、とかいろんな意見の方がいます。(実際にそういう人と会いました)
でも、電気を何も原発に頼らなくても、という部分では一致しているのだと思います。
それだけいろんな人達が、集まっているという事だと思います。
ところで、福島ではチェルノの後ベラルーシで行われた「エートス」と呼ばれる活動が
じわじわと行われているようですね。(既出でしたらすみません)
住む方が自発的に考え、放射能の危険性、安全性どちらの意見も公平に聞ける場でのことなら
いいのですが、阪大の菊池誠教授をはじめ参加メンバーを見ると…何か疑問がわきます。
ポストペットの生みの親のクリエイターが、GCM(ガイガーカウンターミーティング)
というタイトルで主催されているようです。
この方は、昨年の事故1週間も経たないうちに、「おなかがいたくなった原発くん」という、
冷静な対応を求める子供にも分かりやすいアニメ動画をyoutubeにアップされていました。
それも何カ国もの言葉のバージョンで。
当時NHKでも取り上げられてご本人も出ていたようなので、ご存知の方も多いと思います。
デジタルクリエイターなので、人脈もあるのでしょうが、あまりの作業と展開の早さに、
この動画作成の背景にも何か、不思議な気がするのです。
主催者の方々もよく分かっていて、慎重に行動されてきた結果
自発的に沢山の人達が参加するようになったのだと思います。
デモに参加している方の中にも、ガレキはいいのでは、とか
抑止力としての核保有はアリ、とかいろんな意見の方がいます。(実際にそういう人と会いました)
でも、電気を何も原発に頼らなくても、という部分では一致しているのだと思います。
それだけいろんな人達が、集まっているという事だと思います。
ところで、福島ではチェルノの後ベラルーシで行われた「エートス」と呼ばれる活動が
じわじわと行われているようですね。(既出でしたらすみません)
住む方が自発的に考え、放射能の危険性、安全性どちらの意見も公平に聞ける場でのことなら
いいのですが、阪大の菊池誠教授をはじめ参加メンバーを見ると…何か疑問がわきます。
ポストペットの生みの親のクリエイターが、GCM(ガイガーカウンターミーティング)
というタイトルで主催されているようです。
この方は、昨年の事故1週間も経たないうちに、「おなかがいたくなった原発くん」という、
冷静な対応を求める子供にも分かりやすいアニメ動画をyoutubeにアップされていました。
それも何カ国もの言葉のバージョンで。
当時NHKでも取り上げられてご本人も出ていたようなので、ご存知の方も多いと思います。
デジタルクリエイターなので、人脈もあるのでしょうが、あまりの作業と展開の早さに、
この動画作成の背景にも何か、不思議な気がするのです。
けろ | 2012.07.28 12:32 | 編集
私はデモの参加者は、命が脅かされている事に恐怖と怒りの強い気持ちで参加している人がほとんどだと思っています。
メディアも真実を報道しない。自分で動くしかない。
私はNHKが故意にデモに強い意志で参加している人を取材しないように
また編集で強い気持ちをそいでいたように感じました。
まさに同じ目線でデモを見ていない。
高みの見物そしてゆるい気持ちの人ばかりだよ。と言わんばかりで腹立たしかったです。
視聴していて違和感を感じていました。
NHKにはその旨抗議しました。
ゲストの言葉で「集団は過ちを犯す」という言葉に失望しました。
デモを分析などしなくていい。
放射能汚染、原子力ムラの真実を暴いてほしかった。
その視線が皆無だったことにやはりNHKは国と東電の味方なんだとしか感じませんでした。
失望と怒りだけです。
メディアも真実を報道しない。自分で動くしかない。
私はNHKが故意にデモに強い意志で参加している人を取材しないように
また編集で強い気持ちをそいでいたように感じました。
まさに同じ目線でデモを見ていない。
高みの見物そしてゆるい気持ちの人ばかりだよ。と言わんばかりで腹立たしかったです。
視聴していて違和感を感じていました。
NHKにはその旨抗議しました。
ゲストの言葉で「集団は過ちを犯す」という言葉に失望しました。
デモを分析などしなくていい。
放射能汚染、原子力ムラの真実を暴いてほしかった。
その視線が皆無だったことにやはりNHKは国と東電の味方なんだとしか感じませんでした。
失望と怒りだけです。
ゆみっち | 2012.07.28 13:01 | 編集
物見遊山・スカイツリー・デモへ、官許デモへ、空っぽ“官製”デモへ、骨抜き・おりこうさんデモへ・・・とすべてを雲散霧消させる意図で、ふんわかときれい事をまぶして、じょうずに仕組まれた番組だから、町内会の世話役さんはありがたがるだろうが、最初から終いまでさっぱり胸にひびかない。
何万人の一人だろうと、数十人の一人だろうと、何よりも貴重なひとりひとりとして、デモ・デビューを果たした無数のひとりひとりは、きっと、NHKに侮辱されているように感じるね。
くくりの準教授先生は、どこかで聞いた風な、学術用語を駆使して煙に巻き、デモ参加者ひとりひとりではなく、NHK様のご機嫌取りを買って出ていて(しかも、内心嬉々として)、「またかあ」てなもんだ。
つまり――原発ドッカーンはそれまで好意的に耳を傾けていた国谷裕子さんの正体まで暴いてしまったということだ。
何万人の一人だろうと、数十人の一人だろうと、何よりも貴重なひとりひとりとして、デモ・デビューを果たした無数のひとりひとりは、きっと、NHKに侮辱されているように感じるね。
くくりの準教授先生は、どこかで聞いた風な、学術用語を駆使して煙に巻き、デモ参加者ひとりひとりではなく、NHK様のご機嫌取りを買って出ていて(しかも、内心嬉々として)、「またかあ」てなもんだ。
つまり――原発ドッカーンはそれまで好意的に耳を傾けていた国谷裕子さんの正体まで暴いてしまったということだ。
それまでデモや集会参加に無縁だった人々が参加したことは大きい。
デモの現象自体は金曜夜首相官邸前(番組によれば各地で同時多発的)ですが、それ以外の時間帯に参加者が原発問題を考えていないわけではない。
たまたまですがめぐの場合、昨日から今日にかけて①首相官邸前②福島瑞穂議員の脱原発バー③脱原発中野も、と三つ続けて参加しました。
森氏が9.11や関東大震災後の朝鮮人虐殺と比較しているのは、的外れ。
9.11や関東大震災は大事件ですが、今回は去年3月の大震災を受けての(森氏の言うところの)集団化ではないからです。
9.11の場合はイスラームに対する憎悪、関東大震災時は「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という噂が要素になり、「敵」という指摘も分かります。
しかし、めぐの場合は、ですが、現時点での再稼働はそもそも選択の問題ですらない、と思っています。
既にコメント済みで恐縮ですが、IAEAの5層の防護さえ満たさない。野田首相自らが国連ハイレベル会合で安全性を世界最高水準に高める、と国際公約したことも守られていない。
4大臣で決めるとか自分が責任を持って判断するとか、そういう世迷い言で決まってしまった再稼働は許される選択肢ではないのです。
「世論を二分する」と言いますが、現時点での再稼働賛成の人は自己の経済的利益から再稼働を求めている(この動機自体が「悪」なのでないが、それを隠しているのが虚偽)か無知(国際基準や野田首相自らの国際公約を満たしていない事実に関し)なだけです。
原発推進したい米国だって、本音は「現時点での再稼働反対!」と思います。
森氏の考察は原発再稼働に至る事実経過や、ネットの発達により政府の欺瞞を後になっても容易に確認出来る環境になった状況への考察が欠けている。だから分かりにくい言葉を弄び、結果的外れなのです。
デモに参加した人々は、濃淡はあれ周りの人々にも影響を与えるし投票行動の形で政治にも影響を与える。そういう意味で、デモは社会を変える。
デモの現象自体は金曜夜首相官邸前(番組によれば各地で同時多発的)ですが、それ以外の時間帯に参加者が原発問題を考えていないわけではない。
たまたまですがめぐの場合、昨日から今日にかけて①首相官邸前②福島瑞穂議員の脱原発バー③脱原発中野も、と三つ続けて参加しました。
森氏が9.11や関東大震災後の朝鮮人虐殺と比較しているのは、的外れ。
9.11や関東大震災は大事件ですが、今回は去年3月の大震災を受けての(森氏の言うところの)集団化ではないからです。
9.11の場合はイスラームに対する憎悪、関東大震災時は「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という噂が要素になり、「敵」という指摘も分かります。
しかし、めぐの場合は、ですが、現時点での再稼働はそもそも選択の問題ですらない、と思っています。
既にコメント済みで恐縮ですが、IAEAの5層の防護さえ満たさない。野田首相自らが国連ハイレベル会合で安全性を世界最高水準に高める、と国際公約したことも守られていない。
4大臣で決めるとか自分が責任を持って判断するとか、そういう世迷い言で決まってしまった再稼働は許される選択肢ではないのです。
「世論を二分する」と言いますが、現時点での再稼働賛成の人は自己の経済的利益から再稼働を求めている(この動機自体が「悪」なのでないが、それを隠しているのが虚偽)か無知(国際基準や野田首相自らの国際公約を満たしていない事実に関し)なだけです。
原発推進したい米国だって、本音は「現時点での再稼働反対!」と思います。
森氏の考察は原発再稼働に至る事実経過や、ネットの発達により政府の欺瞞を後になっても容易に確認出来る環境になった状況への考察が欠けている。だから分かりにくい言葉を弄び、結果的外れなのです。
デモに参加した人々は、濃淡はあれ周りの人々にも影響を与えるし投票行動の形で政治にも影響を与える。そういう意味で、デモは社会を変える。
いつも書き出ししてくださって、ありがとうございます。
以前にきーこさんが、テレビ朝日も最初は酷かったけれど、12月くらいから変わった。NHKも変わってほしいとおっしゃっていて、とても共感しました。
この番組はお友達も森さんが何を言いたいのかわからなかったと言っていました。
でもネットをやらない人たちに、デモの存在を知らしめること。デモに参加している人たちが、冷静だったりお洒落だったり普通の感じのいい人たちで、主張もまともなことを全国放送のゴールデンタイムに放送したことの意義は大きいと思います。
こちらのブログで元NHKの永田さんが国谷さんが原発報道の不備だったことの反省をされていることを評価しています。
「国谷裕子さんvs上野千鶴子さん 」
永田浩三の極私的ブログ「隙だらけ 好きだらけ日記」
http://nagata-kozo.com/?p=9032
NHKが変わっていくことを強く願っています。
以前にきーこさんが、テレビ朝日も最初は酷かったけれど、12月くらいから変わった。NHKも変わってほしいとおっしゃっていて、とても共感しました。
この番組はお友達も森さんが何を言いたいのかわからなかったと言っていました。
でもネットをやらない人たちに、デモの存在を知らしめること。デモに参加している人たちが、冷静だったりお洒落だったり普通の感じのいい人たちで、主張もまともなことを全国放送のゴールデンタイムに放送したことの意義は大きいと思います。
こちらのブログで元NHKの永田さんが国谷さんが原発報道の不備だったことの反省をされていることを評価しています。
「国谷裕子さんvs上野千鶴子さん 」
永田浩三の極私的ブログ「隙だらけ 好きだらけ日記」
http://nagata-kozo.com/?p=9032
NHKが変わっていくことを強く願っています。
ひさごん | 2012.07.29 12:32 | 編集
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3235.html
から前半部の動画が見られます。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3235_all.html
に全体のナレーション、インタビューが掲載されてます。
答え合わせが出来る?w
主催者は「首都圏反原発連合」です。
http://coalitionagainstnukes.jp/
https://twitter.com/MCANjp
首都圏の反原発グループの集合体です。
設立の経緯は
首相官邸前デモ呼び掛け人・平野太一
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/07/24/12827/
のインタビューや
120727 自由報道協会 首都圏反原発連合 記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/24276030
をご参照下さい。
で、主催の方々はシュプレヒコールをしているだけではなく、百人を超えるスタッフ(全てボランティア)が誘導・整理・案内やトラブル時の弁護士・医療班待機など行っています。
抗議は20時で終了ですが、後片付け等が終わってスタッフは終電で帰る事もある様です。
NHKはル・モンドで取り上げてないと名指しされてからやっと取り上げる様になりましたが、今回の番組は見ていて掘り下げが足りないと感じました。
やはり親方日の丸ですからね・・・
から前半部の動画が見られます。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3235_all.html
に全体のナレーション、インタビューが掲載されてます。
答え合わせが出来る?w
主催者は「首都圏反原発連合」です。
http://coalitionagainstnukes.jp/
https://twitter.com/MCANjp
首都圏の反原発グループの集合体です。
設立の経緯は
首相官邸前デモ呼び掛け人・平野太一
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/07/24/12827/
のインタビューや
120727 自由報道協会 首都圏反原発連合 記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/24276030
をご参照下さい。
で、主催の方々はシュプレヒコールをしているだけではなく、百人を超えるスタッフ(全てボランティア)が誘導・整理・案内やトラブル時の弁護士・医療班待機など行っています。
抗議は20時で終了ですが、後片付け等が終わってスタッフは終電で帰る事もある様です。
NHKはル・モンドで取り上げてないと名指しされてからやっと取り上げる様になりましたが、今回の番組は見ていて掘り下げが足りないと感じました。
やはり親方日の丸ですからね・・・
Zephyr | 2012.08.01 00:58 | 編集
代々木のデモ行きました。
1才の娘を連れていきました。
NHKホールは敷地を閉ざして、
ガードマン配置。
おむつを代えるスペースを
借りたくてお願いしたけど、
貸してもらえなかった。
どちらが野蛮なのだろう。
受信料払っている私たちと、
NHKと。
1才の娘を連れていきました。
NHKホールは敷地を閉ざして、
ガードマン配置。
おむつを代えるスペースを
借りたくてお願いしたけど、
貸してもらえなかった。
どちらが野蛮なのだろう。
受信料払っている私たちと、
NHKと。
あお | 2012.08.01 16:32 | 編集