落合恵子さん・澤井正子さん(発言書き出し)7/31「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見




「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見


2012年7月31日
参議院議員会館 B 108で 18:00開始

21:48 落合恵子
27:07 澤井正子 cnic 原子力資料情報室


落合恵子
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「原子力規制委員会」という名前を直ちに撤回し、
「原子力ムラ再生委員会」という名前にお変え頂かないと、私たちは到底納得することはできません。

福島原発の、あの過酷事故の反省を踏まえた上にスタートするのが、本当は規制機関のはずです。
原発推進を目指す原子力ムラの勢力から脱却しなければ、
規制機関ということはできません。
言うまでもなく今までの原子力安全委員会と原子力安全保安院、
共にこの原子力ムラの強い影響下にあったもので、
国会の事故調査委員会の報告ですら、とあえて言わせていただきますが、
「規制する側が規制される側の虜になていた」と指摘していましたが、
またそれを繰り返すつもりなのか。

委員たちが本当に独立した人材であることを私たちは求めますし、
まずもともとは、新しい規制組織の要件について、
高い独立性、透明性、公平性、公正性を持つこと。
それから、委員の選定
第3者機関に第一次選定として、相当数の候補者を選んだうえで、
国会が最終決定をする透明なプロセスを経るように
」という提言をしておいて、
変実な声です。
現行の暫定基準を見直し、新たな基準作りをも担うという人選がこれであるとしたら、
一体私たちの安全はどこへ行ってしまうのか?

先程、満田さんとか長谷川さんがおっじゃっている言葉をお聞きして、私も思い出しました。
あるところに避難をされている福島県の母子が、父の帰りを1カ月に一回だけですが、
福島で仕事をしているお父さんが、単車に乗ってきてくれることをただひたすら待っている。
待っていたお父さんは母子の元にやってくると、
もう、疲れてしまって、30分ぐらい話をすると寝てしまう。
その寝てしまう父親の隣に「お父さん起きて、起きて」と言いながら
お父さんと同じ格好で寄り添って寝ている息子がいる姿を見た時、
母であり、妻である彼女は、毎回涙が止まらないとおっしゃっている。
そして、1日明けて、日曜日の夕方になればまた、単車に飛び乗って、
福島に飛んでいく父であり、夫である人がいる。
途中走ってくるその間に何度も事故を起こしそうになる。
睡眠不足、それからあらゆる疲労を重ねておられる。
こういった現実が、多くの方々が今体験をしている事実であるという事を、
私たちの政府、と言いたくありませんが、
政府は、想像力のかけらさえも放棄されてしまっている。

まず、何度でも言いますが、
福島原発のこの事故の反省がどこにあるのか?

規制をするという事は安全性を見て規制をするという、
当り前の言葉の説明を私たち国民がしていかなければならないんだという事を、とても無念に思います。

こういう人事が進行していけば、
「次はどこですか?」という恐れを私たちはずーっと抱き続けなければならないんです。

活断層の問題もあります。
全てを無視して、このまま進めていくという事は先の、たとえば17万人集会、
あるいは、今週は日曜日でしたが、金曜日ごとの抗議行動というものの声を
またもやカギカッコ「大きな音」と呼んで、片付けるつもりなのかと、
とてもとても無念な気がして仕方がありません。
どうかお名前を「原子力ムラ再生委員会」とお変え下さいと、
むしろこちらから提案をしたいと思います。

政府の思考回路は、2011年3月11日以前のまま凍結をしている
言わざるを得ない現実があると思います。以上です。



澤井正子
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今回の原子力規制委員会の人事に関しては大変な違和感を持っております。
今まで皆さんがお話しになってこられましたが、
完全にムラの中の、コップの中の人事をされているということが明らかだと思っています。

ですから、この原子力規制委員会の設置法自体に
人選の中立性とか透明性の確保という部分が書かれている
わけですが、
全くそれを反故にされたなという思いです。

「法律違反」の言い方を、今回の人選だろうという事がひとつあります。

それから「ひどい」というか、この人選が、
ほとんどこの選ばれた、特に委員長の田中先生を始めですね、
福島第一原発事故に関して言えば、
永久戦犯の人達、それを選んでいるという事だと思います。

彼らが、なんか反省したかのように評価されたようですが、
全くそうではなくて、
彼らが福島原発事故を準備してきた当人たちだったのではないかというふうに私は考えておりまして、
本当にこの人選に関しては大きな憤りをかんじております。

それから、原子力規制委員会の今回の政府の設置の仕方、運営の仕方に関しましては、
「またか」という思いしております。
それはどういう事かというと、
「安全委員会」ができた時。
たとえば原子力委員会しかない時代に原子力船むつの事故があり、
安全委員会をつくりという形でですね、
いつも看板の掛け替えをずっとやってきました。
そして、JCO臨界事故の時に、原子力安全科学技術庁が潰されてですね、
原子力安全保安院という形に姿を変えただけです。
要するに看板を変えただけです。
それをずっと、この原子力規制の側がやってきて、
今回も原子力規制委員会というふうに看板を替えただけじゃない。というふうに思っております。

どんな方もですね、この中立性とか透明性とかっていう問題から考えたら、
この人選というのはもう納得できない。
国民の声を全く無視した人選ではないかと思います。
以上です。









福島みずほ氏・満田夏花 氏(発言書き出し)7/31
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