福島で意見聴取会 国会でも田中俊一氏を聴取
20120801 福島で意見聴取会 国会でも田中俊一氏... 投稿者 PMG5
20120801 報道ステーション
古舘:
今までのいわくつきの聴取会とは明らかに違いました。
福島での聴取会です。

なにかと言えばエネルギーにおける原発の比率を近未来にどうするか?という、
それについての聴取会。
福島の方はいったい何をどう語ったのか?というのが一つ。
それと、今日同じ日にですね、もうひとつ重要な事。
こちらです。

こちらは国会にですね、来月から新しくできるという、原子力規制委員会。
これは原子力規制の要になるというところ。
そこのトップの方が呼ばれた。
政治家が質問する。
つまり面接試験なのか?、通過儀礼なのか?
ーー
2030年、日本の原発をどうするのか、
これまで各地で開催されてきた政府主催の意見聴取会が今日は福島県で開かれた。
福島市在住

原発反対を唱えると、すぐに「経済を知らない」とか、「感情論だ」。
あるいは「安全保障をどう考えているんだ」というふうにすぐに突っ込まれます。
でも私は怖いんです。
浪江町の避難住民

もう二度と私たちのような、故郷を追われてさまよう避難者は出さないでください。
今日の聴取会では30人が発言。
全員が脱原発を主張した。
政府は電力に占める原発の割合について、
0%、15%、20~25%の3つの選択肢を提示している。

0%のシナリオでは、新たな原発の建設を行わない
15%では原発2基を新設する可能性もあり、脱原発というわけではない。
20~25%のシナリオでは、原発を主要な電源として活用し、新たな増設も必要となるというものだ。
全国で行われた聴取会で、発言を希望した人の意見を集計すると、
0%が全体の70%だ。

田村市在住

核廃棄物の処理はごく近い将来行き詰ります。
数万年、数十万年にわたると言われるリスクを誰が責任を持って管理するのでしょうか?
その明確な、国民的な議論もないままに、
棚上げの状態で、なし崩し的に稼働することは、責任ある行為では絶対にございません。
伊達市在住

いくら署名を沢山集めても、霞が関に抗議行動に何回行っても、
ああ、伝わってなかったんだなぁって、そんな思いで、
で、こういう場を設定していただいたんだから、
こういうところできちんと話しすれば伝わるんじゃないかなって、
あの、気を取り直してやってきました。
今の私たちならできるんだから、正しい選択をしたいって思います。
終了後細野大臣が会場に集まった聴衆から詰め寄られる場面もあり、
参加者

福島県民をバカにして、もうこれ以上おとしめて、なにが再稼働ですか!?
一方国会には9月に発足する原子力規制委員会の委員長候補として、
政府が提案した人物が姿を見せていた。
田中俊一氏(67)
果たして今後、原発の安全を守る番人としてふさわしいのか?
田中俊一

原子力に関わってきた個人として、なぜこのような事故を起こしてしまったのか?というような思いと、
福島のみなさんに申し訳ないという思いが何時も交錯してまいりました。
そうした中で、この度、原子力規制委員会委員長の打診を頂きました。
正直なところ大変悩みました。

立地地域のため、そこで暮らす人々のために、
身を投げ出すべきではないかという思いに至りました。
そして決心をした次第であります。
原子力規制委員会では、原発再稼働に向けた安全基準作りなど、
今後の原子力行政を左右する権限が与えられる。
そのため委員長などの人選には衆参両院で過半数の同意を得なければならない。
今日行われた委員からの質疑は採決を前にした面接試験とも言えるのだ。
国民の生活が第一 太田和美:

福島の方に大変申し訳ないという思いだという事を述べられておりますが、
何をどう反省しているのか?
田中俊一:

これは、あのぅ、どう反省していいか?、正直言って、あの~、
どんなに反省しても反省しきれるものではないという今回の事故の状況ですから、
あの~、大変難しい問題です。
自民党 斎藤健:

原子力はですね、人類がコントロールできないものであるという、
そういう見解をお持ちの人も世の中にはいるようでありますが、
この点について田中候補はどのような見解をお持ちでしょうか?
田中俊一:

油断してはダメだと思いますがこれはコントロールできると思います。
田中氏は放射線の遮蔽などの専門家。
日本原子力研究所の副理事長や
原子力委員会のナンバー2委員長代理(2007~2009)を務めてきただけに不安の声もある。
自民党 斎藤健:

口の悪い人によればですね、「原子力ムラ」の住民という声もあるようでありますが、
田中俊一:
わたくしが今まで仕事をしてきた経歴をもってそう言われるのであれば、
これはもうそれを否定する術はありません。
ただ、あの~、わたくしは、あのぅ、特に研究所が長かったという事もありまして、
あんまり事業者との付き合いは、あまりありません。
今までと違うような、一線を画した、あの、規制行政ができる、
すべきというふうに思っているところであります。
規制委員会が来月発足すれば、最初に直面する問題は
原発再稼働に向けた新たな安全基準作りになる。
田中氏は政府が4月に決めた暫定的な安全基準について厳しい見方を示した。
田中俊一:
技術的な点について、その精査が不十分だった可能性があると考えています。
これから規制委員会で、見直し評価をしていくべきというふうに思っています。
大飯原発など複数の原発では
重要施設の下に活断層があるという指摘がされている。
これも田中氏が判断を迫られる。
田中俊一:
これまでのように事業者任せではなくて、じぶ(自分と言いたい)、自らも調査に加わって、
じぶ、自ら判断して、そのー、う、う、ん・・判断していくことになろうかと思います。
仮にその事によって活断層があるということになれば、
当然これは止めていただくということになるんではないかと思っております。
また、かつて田中氏が委員長代理を務めていた原子力委員会
電力会社との秘密の会合を持っていたことが癒着の温床だとして批判されたばかりだ。
※「原子力ムラ」が秘密会合5/24報道ステーション(動画・内容書き出し)
社民党 服部良一

原子力委員会の秘密会議という事が問題になっておりますけれども、
ご自身はそのような会合に参加されていたのか?
田中俊一:
打ち合わせ会というのが、大体前の週に基本的に行われていて、
どんな議題になるか?という事について、あの~、短時間ですけれども、
そういった話がありました。
今回、あのー、いろいろとご批判が、あ、あると承知していますけれども、
そのー、事前に電力業者、あー、事業者に意見を求めるとか、
そういったことはなかったと私は記憶していますね。
今日の質疑は衆参合わせて2時間程度。
田中氏からの聴取はこれで終わり、今月上旬にも本会議で採決が行われる。
ただ、民主党内にも反対の声が出ている。
民主党 大河原雅子

現政権も脱原発社会ということを目指しております。
先生はこの点についてどのように思っていらっしゃるんでしょうか?
田中俊一:
それについては今後、政治・国民の意見の中で、ぁえー、判断していただくと。
原子力を利用するという場合に、そういった安全の面で心配がないようにするいうことが
最大のミッションであるというふうに、あの、考えております。
ーー

古舘:
三浦さんね、分からないんですけれどもね、私は。
あの、やっぱり「今までの自分を反省してもしきれない」とおっしゃっている田中さん。
じゃ、どういうふうに規制するのか?って言う具体性が無かったんですが、どう思われますか?
三浦:

この規制委員会のトップの人事が難しいのはですね、
やっぱり原発の世界は推進派以外の人を排除してきたので、
じゃあいざとなると、原発ムラ以外で適当な人材が乏しいという事だと思うんですね。
だからあの、田中さんはおそらくその中で比較的事業者と付き合いが薄かったという事で、
白羽の矢が立ったのかもしれませんけれども、
じゃあ果たしてこの人で大丈夫なのか?
でも、専門の技能のいるところですから素人を連れてくる訳にはいかないんですね。
田中さんでいいのかどうかというのは、
今日の発言を聞く限りでは、まだ何とも言えないんですけれども、
もっと大きな問題を実はこれは示していて、
これから原子力の専門家を使うのかどうか?
使うとしたらどう使うのか?という事なんですね。
福島の事故の後、やっぱり専門家の主要な部分の人は沈黙しているわけですね。
原発の事故調の中にも彼らの知見は十分には活用されていないと。
で、もちろん既得権益にしがみつく人もいるけれども反省している人もいるでしょう。
これから、ま、事故を収束するためにはそういう人たちの知識はいるし、
脱原発にするにしても専門知識がいるわけですよね。
だからそれをどういうふうに捉えていいのかということを今回の問題は示していると思うんです。
だからもう一度整理をしますと、
原発をどうするかは国民の声を聞きながら決めなければいけない、政治家は。
これはまあ、先程の福島で聞いたことがそうだと思いますね。
この大元が今揺らいでいて、民主党政権がしっかりできないことが大問題なんですけれども、
これが片付かないうちに次にですね、
現実に専門家の知見をどうするのか、という次の問題に重なってきていると、そういう現状だと思うんですね。
古舘:今ご指摘があった二つの問題は、二つともまだできてませんからね。
三浦:そうです
古舘:何とかしなければいけないですよね。
三浦:ええ
古舘:
それに実際問題、今も出てきましたけれど、
大飯原発始めですね、これが活断層かどうか?
あるいは破砕帯、ま、活断層と連動するものかどうか?
これを調査すると言っているんだけれども、
じゃあどういう会社が、まずは調査に入るのか?
原発立地の時に入った会社と同じなのかどうか?
どういう調査をするのか?
専門家のなかにはいろいろと意見があって、
1週間でトレンチで切って断層をバッ!と見てどうかわかるんだけれども、
それをやらないのではないか?という疑問符を付けている人もいる。
これ、大変重要なことですよね。

小川:そうです
古舘:大飯はもうすでに動いている状態ですからね。

小川:
田中さんは「安全の面で心配がないようにする」っていうふうにおっしゃっていましたけれども、
どういうふうに心配がないようにするのか?それがいまいちわからないですよね。
古舘:そこを具体的にプロセス、調査からなにから、これ見せてもらわないとね
小川:はい
古舘:安心できないんですよね。
ーーー
私は今回の三浦さんのコメントにはハテナ?です。
ま、報道ステーションにはここは一歩踏み込んで
「田中俊一っていう人は、いわゆる、ま、福島第一原発事故が起きたことに於いての、
積極的に推進してきた中心人物の一人ですからねー。
これ、普通に警察の調査がされていれば、刑務所の中じゃないんですか?
こんな人に日本の将来を任せるっていうのはどうなんでしょうか・・・
根本から間違っているとしか思えませんね」
位のコメントがあっても良かったと思うのですw
古舘さんと
小川さん(彼女は同じ美人でもNHKの女子アナとはケタが違う程、勉強していると思います)は、
いいけど、・・・三浦さんはちょっと間違っていますよねぇ~ ʅ(◔౪◔)ʃ
どこが?
原子力ムラの中にしか原子力の専門家はいないと言い放ってしまったところです!
そこのところは間違っていると思います!
ーーー
「原子力ムラ」が秘密会合5/24報道ステーション飯田哲也氏(動画・内容書き出し)
原子力規制委員会人事案・初代委員長田中俊一氏7/20報道ステーション(内容書き出し)
福島みずほ氏・満田夏花 氏(発言書き出し)7/31
「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見&東京新聞社説
自主避難された長谷川氏・広瀬隆氏(発言書き出し)
7/31「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見
落合恵子さん・澤井正子さん(発言書き出し)7/31
「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見
三宅雪子氏・橋本勉氏(発言書き出し)7/31「
原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見&東京新聞「田中俊一氏国会で所信聴取」8/1
「原子力規制委員会」問題だらけの経緯と人事案に異議あり! 緊急記者会見
7/24海渡雄一氏・金子勝氏発言書き出し(全体の動画あり)
「原子力規制委員会」問題だらけの経緯と人事案に異議あり!
7/24伊藤延由氏(飯舘ファーム)阿部知子氏(衆議院議員)発言書き出し
「原子力規制委員」人事内容が事前報道は用意周到な情報操作?
7/24小島敏郎氏(青山学院大学教授)内容書き出し
エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会 7/16
[名古屋会場]中部電力社員の意見全文書き出し(動画あり)
20120801 福島で意見聴取会 国会でも田中俊一氏... 投稿者 PMG5
20120801 報道ステーション
古舘:
今までのいわくつきの聴取会とは明らかに違いました。
福島での聴取会です。

なにかと言えばエネルギーにおける原発の比率を近未来にどうするか?という、
それについての聴取会。
福島の方はいったい何をどう語ったのか?というのが一つ。
それと、今日同じ日にですね、もうひとつ重要な事。
こちらです。

こちらは国会にですね、来月から新しくできるという、原子力規制委員会。
これは原子力規制の要になるというところ。
そこのトップの方が呼ばれた。
政治家が質問する。
つまり面接試験なのか?、通過儀礼なのか?
ーー
2030年、日本の原発をどうするのか、
これまで各地で開催されてきた政府主催の意見聴取会が今日は福島県で開かれた。
福島市在住

原発反対を唱えると、すぐに「経済を知らない」とか、「感情論だ」。
あるいは「安全保障をどう考えているんだ」というふうにすぐに突っ込まれます。
でも私は怖いんです。
浪江町の避難住民

もう二度と私たちのような、故郷を追われてさまよう避難者は出さないでください。
今日の聴取会では30人が発言。
全員が脱原発を主張した。
政府は電力に占める原発の割合について、
0%、15%、20~25%の3つの選択肢を提示している。

0%のシナリオでは、新たな原発の建設を行わない
15%では原発2基を新設する可能性もあり、脱原発というわけではない。
20~25%のシナリオでは、原発を主要な電源として活用し、新たな増設も必要となるというものだ。
全国で行われた聴取会で、発言を希望した人の意見を集計すると、
0%が全体の70%だ。

田村市在住

核廃棄物の処理はごく近い将来行き詰ります。
数万年、数十万年にわたると言われるリスクを誰が責任を持って管理するのでしょうか?
その明確な、国民的な議論もないままに、
棚上げの状態で、なし崩し的に稼働することは、責任ある行為では絶対にございません。
伊達市在住

いくら署名を沢山集めても、霞が関に抗議行動に何回行っても、
ああ、伝わってなかったんだなぁって、そんな思いで、
で、こういう場を設定していただいたんだから、
こういうところできちんと話しすれば伝わるんじゃないかなって、
あの、気を取り直してやってきました。
今の私たちならできるんだから、正しい選択をしたいって思います。
終了後細野大臣が会場に集まった聴衆から詰め寄られる場面もあり、
参加者

福島県民をバカにして、もうこれ以上おとしめて、なにが再稼働ですか!?
一方国会には9月に発足する原子力規制委員会の委員長候補として、
政府が提案した人物が姿を見せていた。
田中俊一氏(67)
果たして今後、原発の安全を守る番人としてふさわしいのか?
田中俊一

原子力に関わってきた個人として、なぜこのような事故を起こしてしまったのか?というような思いと、
福島のみなさんに申し訳ないという思いが何時も交錯してまいりました。
そうした中で、この度、原子力規制委員会委員長の打診を頂きました。
正直なところ大変悩みました。

立地地域のため、そこで暮らす人々のために、
身を投げ出すべきではないかという思いに至りました。
そして決心をした次第であります。
原子力規制委員会では、原発再稼働に向けた安全基準作りなど、
今後の原子力行政を左右する権限が与えられる。
そのため委員長などの人選には衆参両院で過半数の同意を得なければならない。
今日行われた委員からの質疑は採決を前にした面接試験とも言えるのだ。
国民の生活が第一 太田和美:

福島の方に大変申し訳ないという思いだという事を述べられておりますが、
何をどう反省しているのか?
田中俊一:

これは、あのぅ、どう反省していいか?、正直言って、あの~、
どんなに反省しても反省しきれるものではないという今回の事故の状況ですから、
あの~、大変難しい問題です。
自民党 斎藤健:

原子力はですね、人類がコントロールできないものであるという、
そういう見解をお持ちの人も世の中にはいるようでありますが、
この点について田中候補はどのような見解をお持ちでしょうか?
田中俊一:

油断してはダメだと思いますがこれはコントロールできると思います。
田中氏は放射線の遮蔽などの専門家。
日本原子力研究所の副理事長や
原子力委員会のナンバー2委員長代理(2007~2009)を務めてきただけに不安の声もある。
自民党 斎藤健:

口の悪い人によればですね、「原子力ムラ」の住民という声もあるようでありますが、
田中俊一:
わたくしが今まで仕事をしてきた経歴をもってそう言われるのであれば、
これはもうそれを否定する術はありません。
ただ、あの~、わたくしは、あのぅ、特に研究所が長かったという事もありまして、
あんまり事業者との付き合いは、あまりありません。
今までと違うような、一線を画した、あの、規制行政ができる、
すべきというふうに思っているところであります。
規制委員会が来月発足すれば、最初に直面する問題は
原発再稼働に向けた新たな安全基準作りになる。
田中氏は政府が4月に決めた暫定的な安全基準について厳しい見方を示した。
田中俊一:
技術的な点について、その精査が不十分だった可能性があると考えています。
これから規制委員会で、見直し評価をしていくべきというふうに思っています。
大飯原発など複数の原発では
重要施設の下に活断層があるという指摘がされている。
これも田中氏が判断を迫られる。
田中俊一:
これまでのように事業者任せではなくて、じぶ(自分と言いたい)、自らも調査に加わって、
じぶ、自ら判断して、そのー、う、う、ん・・判断していくことになろうかと思います。
仮にその事によって活断層があるということになれば、
当然これは止めていただくということになるんではないかと思っております。
また、かつて田中氏が委員長代理を務めていた原子力委員会
電力会社との秘密の会合を持っていたことが癒着の温床だとして批判されたばかりだ。
※「原子力ムラ」が秘密会合5/24報道ステーション(動画・内容書き出し)
社民党 服部良一

原子力委員会の秘密会議という事が問題になっておりますけれども、
ご自身はそのような会合に参加されていたのか?
田中俊一:
打ち合わせ会というのが、大体前の週に基本的に行われていて、
どんな議題になるか?という事について、あの~、短時間ですけれども、
そういった話がありました。
今回、あのー、いろいろとご批判が、あ、あると承知していますけれども、
そのー、事前に電力業者、あー、事業者に意見を求めるとか、
そういったことはなかったと私は記憶していますね。
今日の質疑は衆参合わせて2時間程度。
田中氏からの聴取はこれで終わり、今月上旬にも本会議で採決が行われる。
ただ、民主党内にも反対の声が出ている。
民主党 大河原雅子

現政権も脱原発社会ということを目指しております。
先生はこの点についてどのように思っていらっしゃるんでしょうか?
田中俊一:
それについては今後、政治・国民の意見の中で、ぁえー、判断していただくと。
原子力を利用するという場合に、そういった安全の面で心配がないようにするいうことが
最大のミッションであるというふうに、あの、考えております。
ーー

古舘:
三浦さんね、分からないんですけれどもね、私は。
あの、やっぱり「今までの自分を反省してもしきれない」とおっしゃっている田中さん。
じゃ、どういうふうに規制するのか?って言う具体性が無かったんですが、どう思われますか?
三浦:

この規制委員会のトップの人事が難しいのはですね、
やっぱり原発の世界は推進派以外の人を排除してきたので、
じゃあいざとなると、原発ムラ以外で適当な人材が乏しいという事だと思うんですね。
だからあの、田中さんはおそらくその中で比較的事業者と付き合いが薄かったという事で、
白羽の矢が立ったのかもしれませんけれども、
じゃあ果たしてこの人で大丈夫なのか?
でも、専門の技能のいるところですから素人を連れてくる訳にはいかないんですね。
田中さんでいいのかどうかというのは、
今日の発言を聞く限りでは、まだ何とも言えないんですけれども、
もっと大きな問題を実はこれは示していて、
これから原子力の専門家を使うのかどうか?
使うとしたらどう使うのか?という事なんですね。
福島の事故の後、やっぱり専門家の主要な部分の人は沈黙しているわけですね。
原発の事故調の中にも彼らの知見は十分には活用されていないと。
で、もちろん既得権益にしがみつく人もいるけれども反省している人もいるでしょう。
これから、ま、事故を収束するためにはそういう人たちの知識はいるし、
脱原発にするにしても専門知識がいるわけですよね。
だからそれをどういうふうに捉えていいのかということを今回の問題は示していると思うんです。
だからもう一度整理をしますと、
原発をどうするかは国民の声を聞きながら決めなければいけない、政治家は。
これはまあ、先程の福島で聞いたことがそうだと思いますね。
この大元が今揺らいでいて、民主党政権がしっかりできないことが大問題なんですけれども、
これが片付かないうちに次にですね、
現実に専門家の知見をどうするのか、という次の問題に重なってきていると、そういう現状だと思うんですね。
古舘:今ご指摘があった二つの問題は、二つともまだできてませんからね。
三浦:そうです
古舘:何とかしなければいけないですよね。
三浦:ええ
古舘:
それに実際問題、今も出てきましたけれど、
大飯原発始めですね、これが活断層かどうか?
あるいは破砕帯、ま、活断層と連動するものかどうか?
これを調査すると言っているんだけれども、
じゃあどういう会社が、まずは調査に入るのか?
原発立地の時に入った会社と同じなのかどうか?
どういう調査をするのか?
専門家のなかにはいろいろと意見があって、
1週間でトレンチで切って断層をバッ!と見てどうかわかるんだけれども、
それをやらないのではないか?という疑問符を付けている人もいる。
これ、大変重要なことですよね。

小川:そうです
古舘:大飯はもうすでに動いている状態ですからね。

小川:
田中さんは「安全の面で心配がないようにする」っていうふうにおっしゃっていましたけれども、
どういうふうに心配がないようにするのか?それがいまいちわからないですよね。
古舘:そこを具体的にプロセス、調査からなにから、これ見せてもらわないとね
小川:はい
古舘:安心できないんですよね。
ーーー
私は今回の三浦さんのコメントにはハテナ?です。
ま、報道ステーションにはここは一歩踏み込んで
「田中俊一っていう人は、いわゆる、ま、福島第一原発事故が起きたことに於いての、
積極的に推進してきた中心人物の一人ですからねー。
これ、普通に警察の調査がされていれば、刑務所の中じゃないんですか?
こんな人に日本の将来を任せるっていうのはどうなんでしょうか・・・
根本から間違っているとしか思えませんね」
位のコメントがあっても良かったと思うのですw
古舘さんと
小川さん(彼女は同じ美人でもNHKの女子アナとはケタが違う程、勉強していると思います)は、
いいけど、・・・三浦さんはちょっと間違っていますよねぇ~ ʅ(◔౪◔)ʃ
どこが?
原子力ムラの中にしか原子力の専門家はいないと言い放ってしまったところです!
そこのところは間違っていると思います!
ーーー
「原子力ムラ」が秘密会合5/24報道ステーション飯田哲也氏(動画・内容書き出し)
原子力規制委員会人事案・初代委員長田中俊一氏7/20報道ステーション(内容書き出し)
福島みずほ氏・満田夏花 氏(発言書き出し)7/31
「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見&東京新聞社説
自主避難された長谷川氏・広瀬隆氏(発言書き出し)
7/31「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見
落合恵子さん・澤井正子さん(発言書き出し)7/31
「原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見
三宅雪子氏・橋本勉氏(発言書き出し)7/31「
原子力規制委員会人事案に異議あり!」記者会見&東京新聞「田中俊一氏国会で所信聴取」8/1
「原子力規制委員会」問題だらけの経緯と人事案に異議あり! 緊急記者会見
7/24海渡雄一氏・金子勝氏発言書き出し(全体の動画あり)
「原子力規制委員会」問題だらけの経緯と人事案に異議あり!
7/24伊藤延由氏(飯舘ファーム)阿部知子氏(衆議院議員)発言書き出し
「原子力規制委員」人事内容が事前報道は用意周到な情報操作?
7/24小島敏郎氏(青山学院大学教授)内容書き出し
エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会 7/16
[名古屋会場]中部電力社員の意見全文書き出し(動画あり)
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