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「本当に将来にわたって子どもたちの健康に影響はないのでしょうか!?」福島小学校教員






福島で小学校の教員をしておりますsawaiと申します。
震災現場の学校の様子とか子どもの様子を話しながら私の意見。
もちろん即刻原発廃止の意見ですが、その意見を述べていきたいと思います。

私の勤務する学校は、震災後休校状態となりましたが、
卒業式を行う予定であり、準備を進めていた矢先に
原発事故による汚染が予想以上にひどいという事で、中止となってしまいました。
その時以来卒業生には会っておりません。

その後、入学式は予定通り行われましたが、
1学期期間中は外での活動は一切できなくなってしまいました。

学習では理科の畑でのへちまやジャガイモの栽培も中止。
米の収穫体験もできませんでした。
体育も体育館だけの実施で、子どもたちは思いっきり走ることはありませんでした。
休み時間も教室に閉じ込めたままでした。
また、暑い中プールにも入れず過ごしました。

そんな生活が4カ月間も続くと、子どもたちの中にはストレスが溜まり、
イライラしてくる子どもが出てきました。

その後、莫大な費用をかけ学校の除染は行われ、
何とか校庭での活動はできるようになってきましたが、それでも時間制限つきでした。

1学期に出来なかった運動会を何とかやりたいと思っても、
親の不安を考えると外では行えず、体育館での実施となってしまいました。

そんな中で気がついてのですが、
子どもたちの走りが大変ぎこちないなと感じました。
今年の運動会は外でやったんですが、転ぶ子が大変多かったです。

また、子どもが本来自然の中で学ぶべき物が学べなかったことによる経験不足が大変心配です。
子どもには学ぶべき時期というものがあります。
学ぶべき時に学べなかったことは大変起きな事なのだと思います。

子どもにとってこの1年5カ月は、大人の1年5カ月に比べ大きな比重を占めており、
大変重要な時期だった筈です。

このように子どもたちにも大きな犠牲を強いた原発事故を深く反省し、
即座に廃炉していただくことを望みます。

また、これからの子どもたちへの健康被害も大変心配です。
ガラスバッチによる放射能の積算量や、ホールボディーカウンターによる内部被ばく検査、
甲状腺検査も行われました。

でも、学校に於いてこのようなことが行われるのは、
とても異常なことです。

病院のレントゲン室と同じくらいの放射線管理区域内で
生活し続けている今の私たちも異常であります。


新聞報道では、何%の子どもの尿にセシウムが検出されたとか、
甲状腺に異常のある子どもが何%みられた、という記事が載っていることがありますが、
必ずそのあとには「健康には影響ありません」とのコメントが付いています。

本当に将来にわたって子どもたちの健康に影響はないのでしょうか!
全くゼロとは言い切れないのではないでしょうか?

私たちは外で教育活動をさせている時に、
放射線量を気にしながら、線量計で測定をして行うようになってしまいました。
「私たちは将来の子どもたちの健康に責任が持てるのか」、
「今この活動をさせて大丈夫なのか」と、大変不安であります。

原発再稼動を決定してしまった人達は、
いつまで続くか分からないこの不安の中で暮らしている私たちの、
この心情を考えたことがあるのでしょうか?


学校では総合的な学習の時間に、さまざまな事を子どもたちが主体となって、広く探求していきます。
その中には環境の問題も含まれています。
今まで原発の危険性についてはほとんど触れずに、
二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーで、
安全対策も十分してあり大丈夫だと言ってきたはずの原発が、
この福島の豊かな環境を取り返しのつかない状態にしたのです。

子どもたちに環境の事を考えさせる際に、この事実から目をそむけるわけにはいかないのです。

今後も原発を推進していくべきだと論じる人達は、
この福島の状況を子どもたちにどう説明するつもりなんですか?
想定外の事であったからではすまされない問題です。

文科省が出した放射線副読本
ここにあるような、本当に放射線の危険性をまるで軽視した内容は、
到底納得できるようなものではありません。

事故後の処理も思うように進まない。
その処分方法や処分地も決まっていない。
核廃棄物を大量に出し続ける原発がクリーンなエネルギーであるとは、
到底子どもたちには教えることはできません。


エネルギー政策の大転換を図る以外に、子どもたちにこの状況は説明はできないのではないでしょうか。
これだけ大きな犠牲を払って何も変わらないのでは済まされません。
子どもたちに語りかける時に、福島原発の事故により原発の不完全さが明らかになり、
これ以上原発に頼ったエネルギー政策は私たちの生活を不安の中に置いたままである。

原発から再生可能エネルギーに方向転換をし、
日本全体でこの再生可能エネルギーの開発を進めていくために、
知識や技術を集中させていけば必ずできるはずであると語りかけていくべきなのだと思います。
その事により、新しい産業や雇用も出てくるはずです。
肝心なのは、高い目標を持って取り組んでいく、その姿勢だと思います。

今まで原子力政策にかけてきた予算や、政府の情熱を
再生可能エネルギーの確立に使うべきではないでしょうか。

最後に子どもたちにも教えています。
「間違いを犯したならば素直に反省し、改めるべきである」

今こそ子供たちに大人の潔さを教えていくべきだと思います。
私の意見発表を終わります。
ありがとうございました。



ーーーー

福島での意見聴取会の動画全編はこちら↓
「脱原発民意明確に」エネルギー環境意見聴取会福島会場




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コメント

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No title

福島第一原発の爆発事故で被爆した子供たちは、広島、長崎の人々が被爆者として味わった差別と苦しみをこれから一生背負って生きていかなければならなくなるのでしょうね。

被爆者である事実こそが、これから生きていくうえで精神的なダメージを与え続ける事でしょう。
まともな結婚も出来なくなる可能性もある。
まともな子供を産めなくなるかもしれない。
広島・長崎の被爆者の人々から学ぶ事は、
身体的な病気以上の精神的な絶望感なのかもしれない。

原子爆弾による被爆を認められずに死んでいった多くの人々。
3.11で被爆した人々は、我が身を持ってこれから、
多くを学ぶ事になるだろう。

もし、生まれてきた子供が白血病や癌により命を脅かされる事態に陥ったら、被爆した人々は、真っ先に3.11の事故を思い起こして、あの時の放射線被爆が原因ではないかと疑う事になる。

身体的な健康よりも精神的な意味での不安や不幸感は、新たな差別を生むことだろう。

福島の人々の声を聴こうとしない野田政権、それを支える自民党、公明党の国会議員は、直ちに議員バッチを取り上げなければならない。

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