fc2ブログ
08.08
Wed
東京電力公開映像
音声のある部分のみ添付しました。


3号機原子炉建屋で爆発発生

3号機原子炉建屋の爆発
3月14日
爆発音がして、吉田前所長が「大変だ! 3号機が水素爆発した」と本店に報告している。

2号機減圧操作のやり取り

2号機のSR弁(主蒸気逃がし弁)による減圧操作についてのやり取り
3月14日


「退避」に関わる発言

3月14日
19時28分ごろ
小森常務「退避基準の検討」
19時54分
高橋フェロー「全員が退避するのか」
20時15分
高橋フェロー「みんな、2Fのビジターホールに退避するんじゃないか」
清水社長「現時点で、まだ最終退避を決めているわけではないことを確認してください」

東電テレビ会議映像 
元国会事故調査委員・野村修也氏の解説です。

FNNニュース (08/08 01:27)



東京電力が公開した福島第1原発の事故直後のテレビ会議の映像。
国会事故調の委員として、150時間の映像をチェックした野村修也氏の解説です。

Q:
150時間の映像をご覧になっているかと思うんですけれども、
今回150時間のうちの90分の映像が公開されたが、どういった印象?

野村:一言で言って、やはり足りないと思うんですね。

Q:足りない?

野村:
やはり東京電力は、自分たちが見せたい部分を選んで、今回は編集したというふうに感じられるわけです。
わたしは、ほかの部分を見ているわけですけれども、
そのほかの映像の中にも、東京電力の対応がまずかった部分ですね、
そういったようなものも映り込んでいる
わけなので、
やはり国民に対して、それをしっかりと見てもらうということが必要なんじゃないかなというふうに思います。

Q:都合のいい部分だけではなく、都合の悪い部分も公開しなければいけない?

野村:そうですねそのように思います。

Q:公開されたやり取りには、
「自衛隊にパネル(天井)を火器で吹き飛ばしてもらう」、
「どのみち吹っ飛ぶ」、
「じじいの決死隊」など、本当に対策を取れる状況にない、
あまりにもぎりぎりのやり取りがありまして、
これは本当にぞっとするんですけれども、


野村:
そうですね。
やはり、はっきり言ってですね、
こういったような事態が起こるってことを、
十分想定していなかったということが表れていると思うんですね。
やはり、全電源喪失ということは、実は、警告はたくさん発せられていたわけです。
そういう可能性があるということは、事前にわかっていたわけですが、
そうなれば水素爆発の可能性もあるということも、当然わかっていてよかったと思うんですけれども、
十分な対応が取れなかったと。
その事前の準備が不十分だった
ということが、
こういうですね、ある意味では非現実的な対応を検討せざるを得ない状況に
陥ってしまったということになるんだと思います。

Q:
準備不足でという事なんですけれども、
この状況把握ということも混乱していますけれども、
さらに指示命令系統も、これもかなり混乱しているんですよね。
公開された映像では、原子力安全委員会の班目委員長からの対応の指示を、
現場の吉田所長が東電本店に聞き返すという、逆流ともいえる流れができてしまっているんですが

野村:
まさに、原子炉の対応というのは、この福島第1原発にいる現場の方々が決めていくっていうふうに、
そういうルールになっていたわけなんですね。
今回は、実は「ベントを優先させる」というふうに現場は決めていたわけなんです。
ところが、ここからずいぶん離れた官邸の方におられた班目委員長が、別な考え方を示していたわけですね。
「SR弁というところを開いて、そして、そこに注水する」ということを、ま、強く言っていたわけです。
ところが、現場の方は、
「それをやると急激に燃料棒がむき出しになってしまう危険性がある」ということを、
実は東電の本店に対して警告を発しているんですね。
ですから、この「班目委員長の指示は従えない」というふうに言っているわけなんです。
ところが、東電本店はそのことに対して、官邸にしっかりとその事情を伝えることなくですね、
逆に、「官邸の指示に従え」というふうに指示を出してしまっている
わけですね。
これはもう、明らかにですね、
本来やるべき指揮命令系統が逆流してしまっているという状態を表しているわけなんです。
やはりこれは、官邸の方が、ちょっと余計な指示を出しているという面もあるんですけれども、
わたしどもの事故調査委員会の報告書では、むしろ、
この東電の本店が、しっかりとした対応をしていなかったというふうに結論づけているわけなんですよね。

Q:ある意味、官邸と福島第1原発の間に立たなければいけなかったわけですよね?

野村:
まさに、こちら(福島第1原発)の意向をきちっとふまえて、バックアップして、
官邸に対しては、「その指示には従いません」というふうに言わなければいけなかったわけですが、
むしろ、班目委員長の指示に従ってくださいというふうに命じてしまったというところに、
本店のだらしなさっていうのが表れているんじゃないかなというふうに思っています。





東電テレビ会議映像 「建屋にヘリで穴を開ける」などのやりとりも
FNNニュース 08/08 01:05


東京電力が公開した福島第1原発の事故直後のテレビ会議の映像。
会議では、東京の本店と、福島第1原発など5カ所が結ばれ、
事故対応の生々しいやり取りが初めて明らかになった。
しかし、報道陣に提供されたのは1時間半。
東京電力が要約版としてまとめたもので、150時間に及ぶ映像のうちのわずか1%。
残りの映像は、記録・録音禁止などを条件に、報道関係者だけに期間を限定した閲覧が許されているが、
この部分にも事故原因の究明につながるようなやり取りが残されていた。

福島第1原発・吉田所長(当時)
「本店、大変です。大変です。3号機、たぶん、水蒸気だと思う爆発が今、起こりました」
東京電力本店「はい...」
福島第1原発「パラメーター見てくれ、3号機のパラメーター」
東京電力本店「あと現場の人は退避、退避。現場の人、退避」

3号機の原子炉建屋の爆発で、激しく揺れる福島第1原発。
東電が公開したテレビ会議映像には、事故直後の緊迫した状況が映し出されていた。

「今、接続作業を行っています」
「え?」
「まだです。ちょっと待ってください」。
吉田所長(当時)「だから、ちょっと待ってくださいじゃわからねーんだよ、だから」

2011年3月14日午後4時12分、2号機の原子炉の圧力が急上昇し、危機的な状況が続いていた時、
吉田所長のもとに1本の電話があった。

吉田所長(当時)
「今、安全委員長の班目先生から電話が来まして。
格納容器のベントラインを生かすよりも、注水を先にすべきではないかと」

この時現場では、格納容器の圧力を逃がすベントの準備を進めていた。

東京電力本店
「吉田君さ、まず、今までのあれの方針通りいくということで、班目先生にご説明するってことだな?」

吉田所長(当時)
「はい、ちょっとすみません。本店の方でフォローちゃんとしていただきたいんですけども。
わたしもちょっと、十分説明できないんで」

現場の考えとして、ベントを行うことで一致した。
しかし、その数分後。


東京電力本店「清水ですがね。班目先生の方式でいってください」
吉田所長(当時)「はい、わかりました...」

国会事故調では、
清水社長が現場の決定に反して、班目委員長の意見に従うことを命じた結果、判断を誤り、
事故の進行に影響を与えたと非難している。

一方、未公開となった150時間の映像には、驚くべきやり取りがあった。

福島第1原発「(建屋の)上の方からヘリコプターで来て、何か突き破らせる」
東京電力本店「同じ意見がありましたけれども、結局、火花が出て爆発して同じじゃないかと」

3月13日、3号機が水素爆発を起こす前日、
テレビ会議では、たまった水素を外部に逃がすため、
原子炉建屋の天井にヘリコプターを使って穴を開けることが真剣に検討されていたという。

吉田所長(当時)
「3号機に水を入れている連中が、この真下で作業をしているので非常に危ない」
柏崎刈羽原発・横村所長は
「僕はヘリコプターのやつは賛成だけどね。風向き見てさ、爆発するかもしれないけども」

これに対し、東京電力本店からは
「荒唐無稽だけど、自衛隊に頼んでさ、火器でパネルを吹っ飛ばしてもらえば? 海側から。
だって、どの道吹っ飛ぶぜ
との意見があった。

さらに、未公開映像には、吉田所長が2号機の建屋に近づくため、年配の職員を中心とした、
「じじいの決死隊」の結成を提案する様子もあった。

震災から1年5カ月たって、ようやく公開されたテレビ会議映像。
また新たに、事故の混乱ぶりがあらわになった。





続きを読む





東電テレビ会議映像 原子炉冷却のための決死隊提案など明らかに
FNNニュース 08/07 18:33



東京電力が公開した映像で、原子炉冷却のための決死隊の提案や、計画停電をめぐっても、
注目のやり取りがあったことが明らかになった。
怒号が飛び交う緊迫の現場。
水素爆発で激しく揺れる画面。

1年5カ月を経て、ようやく公開された、原発事故直後の東京電力本店と福島第1原発をつないでいた
テレビ会議の映像。
一般に公開された映像とは別に、報道関係者にのみ視聴が許された150時間に及ぶ映像には、
知られざる当時のさまざまな記録が残されていた。

震災から3日後の3月14日午前9時ごろ、当時の吉田所長は
「みんなで落ち着きましょう。深呼吸しましょう。吸って~、吐いて~」と話した。

3号機の冷却機能が喪失。
画面には、職員らを落ち着かせようとする吉田所長の姿があった。
そして、この2時間後、吉田所長は「3号機、たぶん水蒸気と思う。爆発が今起きました」と話した。

東電本店は
「現場の人は退避! 退避! 緊急に関係各所にすぐ連絡して、緊急連絡。
おい、官邸も頼むよ。リアルタイムでつないでおいて」と述べた。

さらに、その前日には、
吉田所長の
「『2号機の海水注入ライン』はまだ生きていない。
そこを生かしに行くには、かなり勇気がいるんだけど、
これはもう『じじいの決死隊』で行こうかということを、今、相談してたんで」との発言があった。

じじいの決死隊。
吉田所長は、水素爆発の危機が迫る中、年配の職員を中心とした決死隊の結成を提案する様子も見られた。

この150時間に及ぶ映像が閲覧できるのは、65台のパソコンが並ぶ、東電内の視聴ルームだけ。
9月7日まで、平日の1日6時間、報道関係者などに限り、視聴できることになっている。
担当する藤原宇裕記者は
「(視聴室の)わたしたちの机の上に、このようなファイルがありまして、
『持ち出し厳禁』と書かれているファイルなんですけど、こちらをもとにポイントを見て、
自分たちのパソコンに(文章を)起こす作業をしている。
1時間の映像を(文章で)起こすのに、だいたい4~5時間はかかる」と話した。

録画・録音が一切禁じられるなど、厳しい制限が設けられた映像の閲覧。
その室内について、藤原宇裕記者は
東電社員が3~4人、常にわたしたちの横を行き来している。わたしたちの行動を見張っている。
社員以外にも、2台以上の監視カメラが設置されていまして、
(入試)試験会場のような、学生に戻った錯覚に襲われる時がある」と話した。

この発言録ファイルのコピーも、禁じられている。

6日、東電は、会見で
「(発言録ファイルを提供してほしい。どうして駄目なんですか?)
『映像を見ていただく、保管のため』に用意したものですので...」と話した。

違反者には、退席処分などの厳しい罰則もある。

専門家は、この映像公開の方法について、ある問題点を指摘する。
情報公開にくわしい早稲田大学の春名幹男客員教授は
「報道関係者にしか公開されてないが、『システム』や『メカニズム』や『法的手続き』など、
さまざまな分野の専門家にも見てもらう方がいい」と述べた。

一方、150時間に及ぶ映像の中には、1号機が水素爆発を起こした2011年3月12日深夜
当時の東電幹部らの、こんなやり取りがあった。

高橋フェローは
遅くまでお疲れさまでした。もう皆さん疲れていると思うんで、
こちらに残る人のリストを送って、あとの人は、あすのこともあるので帰ろう」と述べていた。
この発言をきっかけに、清水元社長らが席を立ち、
朝方まで、ほとんどの幹部が本店の対策室から姿を消したという。

さらに、14日未明のテレビ会議では、東電が早朝から計画停電を行う予定だったことについて、
当時の枝野官房長官や蓮舫大臣から、強く撤回を求められた時の様子が映されていた。
東電の藤本副社長(当時)は
「『あすの1発目の6時20分からの計画停電を絶対に認めない(と当時の枝野官房長官らに言われた)。
人工呼吸器、人工心肺、これを家庭で使っている人を、お前は殺すことになる。
お前がそれを承知して計画停電をやるということは、俺(当時の枝野官房長官)は殺人罪をお前に対して問う』
と言われた」と話していた。

結局、東電は、この要請を受け、この日の午前中の計画停電は行われなかった。

さらに、福島第1原発がある大熊町に対して、水素爆発の防止策が決まっていないにもかかわらず、
あたかも対策がとられているように見せかけるという意味で、
東電幹部が「対策もどき」を提案していたことも明らかになった。

大熊町の住民は、
「納得いかないっていうか。わたしら住民のために、そんな言葉使ってほしくない」と語った。



関連記事
comment 0
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top