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「私たち福島県人は国民ではないのでしょうか?」福島市在住穴澤さん




わたくしは福島市に住んでおります穴澤と申します。
わたくしは「0%を望む」という事で、ネットでクリックしたんですが、
この福島市で開催されているのは広く県民の声を聴く会だというふうに聞いております。
ただ、先程もありましたように、「広く福島県民の声を聴いた」
それをアリバイ工作にして欲しくありません。

先程別な方も申しましたが、私たちは異常な状態の中で日々生活をしております。
街の中を見ていただくと、あちらこちらにモニタリングポストがあります。
そして天気予報の予報の中に必ず、
「本日の放射線量・文部科学省発表」ということで、かならず入ってまいります。

そんな土地に住んでいる私たちは正常な生活をしていると言えるのでしょうか?

事故から1年以上が経過しても十分な補償もないし、除染もしっかりされておりません。
そういったものがすべて個人の責任にされております。
国が責任を持って除染をすると言いながら、
全然進んでいないというのが実情じゃないでしょうか?

国の所在が明らかにされない中で、
原発の再稼動、原発の依存云々は全くの論外です。

住み慣れた土地を追われ、仕事を奪われ、家族を分断して
戻ることもかなわない人たちが沢山います。

小さな子どもを抱えた親は、子どもの低線量被ばくと健康被害に怯えています。

そんな中で、生存権も保証されていないような中で、
私たちは日々を送っています。

私は、原発反対を唱えると、すぐに
「経済を知らない」とか、「自分の主張だけを一方的に申し述べている」とか、
「自給率の低いエネルギーの対策をどうするのか」とか、「感情論だ」、
あるいは「安全保障をどう考えるんだ」というふうにすぐにつっこまれます。

でも私は怖いんです。
本当に怖いです。


私は54基が国内の中で稼働しているという事は知っていました。
でも国が「安全」と言っているものを疑う理由は全くありませんでした。
私は福島市ですから、浜通りからは離れたところに住んでいますが、
正直言って、危険性も安全性も全てに無頓着でした。

ところが今回このような震災の結果、
地震であるとか、津波であるとか、原因は云々されておりますが、
現実に多くの県民が被ばくをしました。
十分な説明もないままに全て自己責任で逃れて、
全て自己責任で避難し、生活をしなければいけない、
そういう状況を作り出した政府の責任をきちんとしなければいけないというふうにおもいます。

1年と4カ月経ちましたが、私の中には悲しいことが沢山ありました。

例えば昨年12月、「原発事故の収束宣言」。
こんなのはあり得ないことです!なにをもって収束というのか!
そして続けて政府は言います。
世界最高水準の安全をつくる
これは私たちの犠牲の上に成り立たなければならないものなのでしょうか?

そして大飯原発の再稼働に至っては、
国民の生活を守るため」と野田さんはいいました。
私たち福島県人は国民ではないのでしょうか?

私たちはもう、棄民としか言いようがありません。
何度も何度も国に捨てられている
というふうに私は感じて、
政府の報道を聞くたびに悲しくなってしまいました。

人々が何故、
毎週金曜日あれほどの4月以降途切れることなく官邸に集まってくるのか、
代々木公園や明治公園をあれほどの人々が埋めつくすのか、考えてほしいと思います。
それは反原発の流れに動いた熱病でも流行でもありません。
それは本当に人々の心からの叫びだと思います。

本当に私は怖くてたまりません。
私には娘が二人おりますが、ここで生活をさせて、子どもを産ませて、
ずっとここに置いていものなのかどうか、親として切実に考えます。

後で子供に「すまなかった」というような生活が私を待っているのかと思うと、
すごくこれも悲しくなってしまいます。

私がゼロというふうに申し上げたのは、
増え続ける核のゴミを、原発を稼働し続けることでますます増えていく、
その高レベルの放射性廃棄物の処理も出来ないままに原発の稼働などあり得るのかという事です。
この廃棄物が増えるという事は、私たちが子孫に残していくお荷物が増えるという事です。

私は去年の6月に、福島市にありますフォーラムという映画館で、
あのフィンランドのドキュメント映画を見ました。
10万年後の安全という映画でした。

大臣はご覧になりましたか?

その中で、ヨーロッパでは核が安全なものになるまでには10万年。
アメリカでは100万年かかると言われております。
フィンランドでは4基を廃炉にして、地下深くにこの放射線廃棄物を埋めるという事を、
国家プロジェクトとしてやっています。
それをオンカロプロジェクトと言いますが、その10万年超に及ぶ使用済み核燃料の保管を管理する。
日本も原発を稼働させない、止めることになれば同じような問題が生じては来ますが、
フィンランドの地下処分場の入口にある看板に書かれていることを読みあげて私の発表にします。

ここは21世紀に処分された放射性廃棄物の埋蔵場所です。
安全なところに保管する必要があります。
決して入らないでください。
放射性物質は危険です。
透明で匂いもありません。
絶対に触れないでください。
地上に戻って我々より良い世界をつくってほしい。
近づかなければ安全です。幸運を。


ドキュメント映画「100,000年後の安全」

ーーーー

日経ビジネスオンラインに下記のような記事がありました。
その中で、この発言者の穴澤さんが取材に応じていらっしゃいます。
とても大切なことをおっしゃっていると思います。
穴澤さんの部分を転記します



私たちが「ゼロシナリオ」を選んだわけ
福島県民の意見を聴く会の発表者に聞く

藍原 寛子 2012年8月9日(木)

<一部抜粋>

「細野大臣は『100000年後の安全』という映画をご覧になりましたか。
その映画には放射性廃棄物を地下に埋めるフィンランドの国家プロジェクトが描かれています。
我が国では、ますます増え続ける放射性廃棄物の処理ができないまま。
この状況で原発の再稼働はありえない」。
細野大臣に呼びかけながら、放射性廃棄物問題や子どもの被曝予防対策の不備な点を指摘し、
「ゼロシナリオ」支持の意見を述べたのは、福島市の学校職員、穴澤明子さん。

現在もなお多くの県民が避難している状況を具体的に挙げながら、
「政府や野田首相は『世界最高水準の安全を作る』といいますが、
その世界最高水準の安全は私たち福島県民の犠牲の上に成り立たなければならないのですか。
『大飯原発の再稼働は国民の生活を守るため』といいますが、私たち福島県民は国民ではないのですか。
私たちは何度も国に捨てられ、棄民としか言いようがありません」。
原発の安全性、再発防止対策に疑問を投げた。会場からは傍聴者の賛同の拍手が沸いた。


原発や放射能問題は誰とでも話せる状況にない
放射性廃棄物問題が未解決だとして、ゼロシナリオを支持した穴澤さん

ph003.jpg

穴澤さんには娘が2人いる。長女は就活中で、二女は社会人1年生。
「娘2人は『私たちは成人だし、自分の意思で福島にいるので気にしないで』と言いますが、
震災直後に福島から避難させるべきだったのではないか、
後になって影響が出たらとか、すごく重い気持ちです」。母親として、揺れる気持ちを語る。

今回、意見発表に応募したのは
「子どもの低線量被曝に対して、対策も補償も安全も確保されていない問題を訴えたかった」から。
でも「当選するとは思っていなかった」という。

茨城県に接した福島県の県南地区の出身。
浜通りの原発で作られた電力は、県南地区の矢祭町や塙町などの高圧送電線を通って首都圏に送られる。

送電のための巨大な鉄塔による電磁波の影響があるとして、
県南では田畑を買い占めて鉄塔を建てさせない『一坪地主』などの運動が(原発の建設時に)起きていた。
それでも強制的に土地が接収された。

一部の人からは、『ここに鉄塔が立つと、農業収入よりも高額な土地使用料が入るのだから、
少しぐらいの土地はいいのではないか』という話を聞いたことがあるが、その時、とても嫌な思いがした」

「地域が納得したのだから、地域が求めたのだから」と県外の人には思われているだろうが、
ただ黙って受け入れてきたわけではない。複雑な思いが錯綜する。

「福島県民がいつまでも被害のことばかり言っていてはいけないとも思います。
もちろん、原発事故でこんな辛い思いをしたという現実は重く受け止めつつ、
その先の脱原発に向けて取り組んでいかなければならない。
身近な生活からエネルギーの地産地消を進めたり、政治家を動かすことなど、具体的な行動も必要」

気がかりなのは、福島県内で自由にモノが言える雰囲気になっていないことだ。
親しい人、深く付き合っている人、同じ考えの人とは原発や放射能について話ができるが、
誰とでも議論できる問題になっていないのが現実。
未来を作る明確なビジョンについて社会全体の同意がないまま、
特定の企業や分野が一時的な利益を追求しようとする姿勢に対して、人々が疑問やギャップを感じている。
それが、今まさに福島県民を分断している大きな壁だ。

沖縄では、誰とでも大きな話として基地の話ができる。
ところが、福島だと誰とでも原発や放射能の話ができるようになっていない。そこが難しい
」。

今回の県民意見発表を契機に、お互いの意見を自由に話せるような機会が持てたら――。
穴澤さんはそう考えている。








ーーーー

福島での意見聴取会の動画全編はこちら↓
「脱原発民意明確に」エネルギー環境意見聴取会福島会場




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