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「原発事故で被害に遭った子供たちにこれ以上負の遺産は残せません」福島市・小学校教員





福島市に住んでおりますSetoです。
小学校の教員をしております。
私もできるだけ早く原発が無くなるといいなと思って意見を述べさせていただきます。

今回の福島の聴取会はさっき細野大臣もおっしゃったとおり趣旨が違うという事なので、
私も子どもたちの現状を少しお話をしたいと思います。

今でも福島県から県外に避難している18歳未満の子どもは約2万人います。
特に福島原発事故による避難者は自分の住んでいた場所に帰れず、
いまだに不安な日々を送っています、今日も参加している方の中にいらっしゃるようですが。

昨年私が担任した子どもたちの中にも、
双葉郡から原発事故で避難してきた子どもがいました。
その子どもは、子どもなんですけど
「もう自分が住んでいたところには帰れない」って分かっていました。
私はそんな事を言ったつもりはないんですが、
「もう帰れないんだ」という思いを本当に子ども心でもうちゃんと、こう、わかっていて、
本当に原発事故が、「この子たち本当に地元でどんな活躍をするのかな」
そういう将来でさえも、本当に奪ってしまった。
未来、子どもたちの未来を本当に奪ったひどい事故だったという事を
もう一度認識しなければいけないなと考えているところです。

また、福島に住む子供たちは、毎日放射線による被ばくをし続けています。
学校の校地内の除染は、先程の方もお話ししていましたが、
昨年進められたので、現在0.1から0.2マイクロシーベルト毎時ぐらいに下がって、
校庭での活動がある程度できるようになりました。
しかし、保護者や子供たちの中には今でも、
「外での活動はやりたくない」
「出て運動するのは嫌だ」というふうな意思表示をしている方もいます。

当然だと思います。
通常よりは高いんですから。


で、ましてや子供たちが通学している道路や側溝の除染は進まない状況で、
高いところでは、昨日もちょっと他の学校の方に聞いたら、

いや、実は100μシーベルトあった所もあったんだよ」というのを聞いてすごく驚きました。

普通の「はかる君」とかでは測れなかったから、
ちょっと今までは測らなかったというところがあったようです。
その他にも森や、山や、そういうところは全く手を付けていない状態です。

学校の線量を下げるだけでは、子供たちの被ばくは止められないというのが今の現状です。

このような状況の中で原発の安全性を訴えて、
大飯原発の再稼働を踏み切った政府には、本当に福島県民として憤りを感じます。


福島県では原発の安全性に疑問を持つ人が沢山いたにもかかわらず、
原発関連の雇用の確保や国や,東電からの自治体への交付金など、
ま、原発を受け入れてきてしまった結果があります。

30年と言われていた耐用年数もいつのまにか40年になって、
プルサーマルまで引き受けてしまいました。


で、こういう安全対策がしっかりと行われなかった結果が、
3.11の大地震の後の原発事故です。
政府の事故調査委員会でも報告があった通り、
福島原発の事故は人災です。


しかし先程前半の方の話しの中にもありましたが、
名古屋市でのこの会の中で、「福島原発事故での直接的な影響で死亡した人はいない」という発言を聞き、
本当に福島県民の気持ち、そして原発事故で避難した人々の気持ちを
全く考えていない内容だなというふうに、本当に怒りを感じました。

双葉郡の沿岸では、
原発事故のために津波被害者を助けることができなかったと言われています。

病院からの搬送途中に亡くなった入院患者の方もいます。
そして避難生活を苦に自殺してしまった人もいるんです。
避難者が体調を崩し亡くなった例も数多くいると報告されていることは、

これらの亡くなった方達は原発事故で亡くなったことになるのではないですか!


本当にあの発言はきちんと謝罪してほしいというふうに考えているところです。
もう絶対に謝ってほしいなというふうに思います。

大飯原発の再稼働に対しても、大飯の地域の人達は
「反対したくても原発が再稼動しないと生活ができないんだ」
というふうにインタビューに答えている人もいました。

2030年のゼロシナリオ実現のためには、
原発立地地域での原発関連以外の雇用の確保や交付金のあり方など、
受け入れてしまった地域が、原発以外でも生活できるような基盤作りが必要ではないでしょうか。

再生可能エネルギーの開発やそれに繋がる施設の維持管理など、
新しい産業や雇用を生み、原発に頼らない地域作りとなる筈です。

最後に使用済み核燃料サイクルの事なんですが、
先程来皆さん本当に核のごみの事についてもお話をされていますが、
このサイクルシステムは破たんしてしまっていますよね。

で、今原子力発電から出ているものは全て核のゴミです。

ロンドンオリンピックが今開催されていますが、
出場しているサッカーの選手が練習したであろう楢葉や広野のJビレッジも、
今は第一原発の事故処理に向かう作業員の人達の中継基地として機能していますし、
放射性廃棄物の集積場にもなっています。
すごくお金を投じて作ったんですが、そんなものはもう、全然…
もう芝生ものび放題というのを、今日はちょっとインターネットの画像でも見てみました。

原発を稼働する限り核のゴミは出続けます。

置くところもなくて、処理もできない。
本当に負の遺産でしかないわけです。


原発事故で被害に遭った子供たちにこれ以上負の遺産は残せません。

私たち大人が決断するのは
原発に頼らないエネルギー政策の大きな転換です。

2030年まで待たずに原子力による発電をゼロにする事は
子どもたちの未来に責任を持つことだと思います。

福島県でも地熱発電や風力発電の研究や実施が進められています。
新築の学校にはソーラーパネルが設置されていたりということもあります。
原発事故後の福島県の現状をしっかりと受け止めていただいて、
再生可能エネルギーの開発に日本の技術力を全て投入して、
みんなで考えていきたいなっていうふうに思っています。

これで私の意見表明を終わらせていt抱きます。
ありがとうございました。





エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会
7/16[名古屋会場]中部電力社員の意見全文書き出し(動画あり)


ーーー

福島での意見聴取会の動画全編はこちら↓
「脱原発民意明確に」エネルギー環境意見聴取会福島会場




政府に原発NO!のパブリックコメントを提出しよう━━o(`・ω・´)○━━ッ!!


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