「じゃあ原子力は地球を汚さないのか?といったら、全然ウソっぱちでした」田村市






田村市から来ましたImaizumiと申します。よろしくお願いいたします。

前半の最後ということで、きょう今、上に並んでいらっしゃる皆さま方が、
みなさん、ほとんどゼロということですごく安心しています。
同じ仲間だなと思っております。
たぶん今、会場にいらっしゃる方もそうだと思いますけれども、これがたぶん福島の声だと思います。

そんな中で、やっぱ皆さんもおっしゃっていましたけれども、
大飯原発の再稼働というのは、福島県民に対して、失礼だったんじゃないかなと思います。

で、ただ、今回こういう、国民の意見をじかに近くで聴くという機会は本当にいいことだと思います。
逆に福島県に関しては、各市町村で皆さんだけではなくて、
東北電力、各メーカー、それから研究者たちが、きちんとみんなの声を、
もう、罵声を浴びせられると思いますけれども、聴くべきだと思います。
そういう場がこれからあってもいいと思います。あるべきだと思いますね。
そうしていかないと、政治も国も何も変わっていかないと思います。

今日は、皆さんが言いたいことをほとんど言ってくださったので、
ちょっとエネルギーに関して言わせていただきますけれども、
私もゼロシナリオです。

私も生まれたときから、当たり前に原子力の電力があったので、当たり前に使っていて、
それがこんなに危険なものだとは、事故が起きるまで知りませんでした。
で、事故が起こったときも、何が起きたのか分からず、
何が体に悪いのか分からず、もう必死に調べました。

ことしの冬、2月ですね。
たまたまちょっと、津波被害者の方の支援とともに、東京に行った時に
たまたま出会った映画なのですけれども、
先ほどの10番の方は、「10万年の安全」とおっしゃいましたけれども、私は、

「イエローケーキ」ってご存知ですか?大臣。

じゃあ、後でパンフレットをお渡ししますので、
ぜひ官僚の方たちと上映会をなさっていただきたいなと思いますけども、
こちらの「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」というタイトルなんですけれども、
これは、ドイツのドキュメンタリー映画になります。

これは何か?と言いますと、
原子力の元になるウラン。ウランの採掘現場のドキュメンタリーになります。
私も知らなかったのですけれども、原発のウランを精製するために、約1トンの鉱石物を採ります。
1トンの鉱石物を精製して、やっとウランが採れるのが、ご飯茶わん約1杯分ぐらいなんですよ。

それで、大量の土砂と水が放射能で汚染されて、人目の付かないところに放置されている。
それが、カナダ、アメリカ、オーストラリア、アフリカになります。
この「イエロー・ケーキ」で見ていただけるように、オーストラリアだったかな、
日本人にウランを売らなくちゃいけないから、アボリジニの人に「どけ」と言っている映像もあるんです。
それぐらい地元の人を、もともと、今回も福島はそうですけども、
昔から住んでいたところをどかされるのって、どんなにつらいか、嫌なことか、すごく分かります。

そういう中でできたエネルギー、まず精製のときから地球を汚しているエネルギー、
全然クリーンではない原子力発電所。

それで、原発の発電をしているときに冷やすときに出た水
人体には影響はないと海に流していますけれども、
それを流しているために、もしかしたら、この今の
集中豪雨だったり、台風の流れがおかしかったり、
あの原因というのは、結局海の温暖化が原因といわれていますよね。


その原因をつくっているのは、
やっぱり人間の原子力とかそういうのも少しは関わっているのではないかなと、ちょっと思います。

温かくなった放射能を浴びた原発を冷やすために使った水を海に流していて、
何年か前ですけれども、そんなに興味なかったんですけれども、
たまたま海の貝を研究している人の話を聞いたときに、
「原発付近の貝がメス化している」というのをちらっと聞いたことはあります。
それに、「東北にしては珍しく熱帯魚がいる」というのは、
「えー、ウソでしょう」とそのときは笑って聞いていましたけれども、
いろいろ調べていくと、もしかすると東北の海に熱帯魚がいるというのは、
その部分だけですけれども、「あ、本当だったのかな」と、なんとなく思いました。

そうやって見えないところをどんどん汚していって、なおかつ精製のときに地球環境を汚し、
電気を作っている時点でも海を汚し、
そしてまた電気を使い終わった時点でも、ゴミがどうしようもなくなっている。

今、六ヶ所村を動かせば、クリプトン85が大気中に大量に出ます。
大気汚染にもつながると思います。

だから、どこが原子力発電がクリーンなエネルギーなのかなとちょっと思います。

いかにもこのデータ、
先ほど渡されました3つのデータの、各シナリオにおける原発の構成の4ページで、

いかにも、ゼロシナリオを選ぶと、
「火力発電が中心になって、化石燃料が使われて地球上に悪いですよ」というアピールがされています。
アピールがされているように、私には見えます。これは違うと思います。
これは違うと思います


これは、もう各個人が本当に太陽エネルギーだったり、バイオマスだったりを使えば、
うまく地球を活用していけると思います。
それをきちんと説明しないで、いかにももう「火力発電になってしまったら、地球を汚すよ」
「じゃあ原子力は地球を汚さないのか?」といったら、全然ウソっぱちでした。

ぜひ機会がありましたら、自主上映で「イエロー・ケーキ」をなさってみてください。
本当に分かります。
この採掘現場で仕事をしている人たちも、危ないものだとは知らずに働かされて被ばくしています。
それも事実です。

こういうエネルギーを今後本当に日本で使っていっていいものなのかどうか?
こんな、福島県民がこんな思いをしたのならば、
「逆に世界のリードを取っていただいて、真っ先にやめるべきではないでしょうか」

ということを言いたいです。
以上です。






福島での意見聴取会の動画全編はこちら↓
「脱原発民意明確に」エネルギー環境意見聴取会福島会場


続きを読むに「イエロー・ケーキ」






「イエロー・ケーキ(yellow cake)」とは?
公式サイト:http://pandorafilms.wordpress.com/roadshow/yellow
天然のウランを精錬してできる粉末のこと。これがなければ原子力発電所は稼働しない。
原料の鉱石からイエロー・ケーキを取り出す際に処理不可能な放射性廃棄物を生み出してしまうにも関わらず、
世界中の原発がこの粉を求める





イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘
シネマトゥデイ

製作年: 2010年
製作国: ドイツ
日本公開: 2012年1月28日

チェック:
黄色い色をしていることからイエロー・ケーキと呼ばれる、
ウラン鉱石の粉末精製の裏に迫るドキュメンタリー。
原子力発電の燃料として用いられ、二酸化炭素も出さず、再利用も可能だとして、
クリーンなエネルギーだとうたわれてきた、このウラン粉末の危険性をさまざまな角度から調査する。

5年間にわたって世界各国のウラン採掘現場への取材を敢行し、
鉱石採掘の時点でウランから処理不可能な放射性物質が大量に放たれている実態を浮き上がらせていく。
脱原発政策を打ち出したドイツから発せられる真摯(しんし)なメッセージに、
改めてエネルギーの在り方を再考したくなる。

ストーリー:
かつて世界有数のウラン生産を誇っていた旧東ドイツ南部。
東西ドイツ統一後、新政府は同地の危険地域指定とウラン生産の無期限停止を決めるが、
そこで働いていた人々の肺ガン発症率が高いことが判明する。

ナミビア最大のウラン採掘地であるロッシング鉱山では、
従業員が生き生きと働き、同国の経済を支えているが、
30年にわたって捨てられてきた放射能を含んだ廃棄物がナミブ砂漠の環境を悪化させている。
こうした危険性を隠ぺいしてまでウランが採掘される背景を探るべく、
取材クルーはカナダやオーストラリアにも向かう。




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