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「”命”と”電気”、 これから生まれてくる”命”、どちらが大切ですか? どう考えても”命”です」双葉郡浪江町(福島市へ避難)




今回意見表明させていただきます、
双葉郡浪江町から福島市に避難していますOokawaと申します。
震災前は建設会社に勤務しておりました。どうぞよろしくお願いします。


シナリオ「環境に関する選択肢概要」を読みましたが、難しくてよく分かりませんでした。

シナリオ、シナリオ、18年後の先は思い描いたとおりにならないからです。
なので私のエネギーを考える上でのさまざまな問題点、改善,要望点を
お話しさせていただきたいと思います。

1点目は、環境温暖化の問題です。
昨年発生した震災により、福島第一発電所の事故が起こり原発の安全神話は無くなりました。

原発はクリーンで安全な発電方式ではなく、
汚染し危険な発電方式であるということが証明されました。


今回の事故で学んだことは、
原子力災害は広範囲で長期にわたり影響があるということと、
廃炉まで考えた電力コスト、賠償を含め多大な金額となり、
国民の血税を削って支払うということです。


あと、原子力発電で避難した方の尊い命も亡くなっているということです。

今現在、一部の原子力発電所を除くと火力発電に頼る発電を続けていますが、
CO2の増加による温暖化を助長させる上、電気料の値上がりにつながっているということもあります。
火力発電も災害に対して爆発炎上等のリスクはあります。
化石燃料の枯渇というのも重要な問題です。
再生可能エネルギーは今現在、発電能力が乏しく、
貧弱なエネルギーであるというのは間違いありません。
地球温暖化対策だけを考えたエネルギーとなりますと、
原子力は稼働させながら再生可能エネルギーの拡充・拡大と蓄電技術の向上をさせ、
化石燃料による火力発電を抑えることとなります。

しかし、原子力発電は危険なエネルギーであるため、
確実な安全対策・対応が確立され、地域住民の同意があり、
初めて稼働させることが前提となります。


国際会議で鳩山元首相が、
「2020 年、温室効果ガス25%、原子力発電所24 基分相当の削減」を発言していました。
その当時はクリーンで安全な原子力発電による温室効果ガスの提言を考えて発言したと思います。
しかし、アメリカ、中国など大国はそれにも参加せず、日本は規制を強めていくだけ。
そのことで日本が原発に依存するエネルギー政策を選択してしまったことを
政府は責任を感じてほしいのです。

2点目は、使用済み核燃料と福島県内の汚染物質の処理問題です。
原発を再稼働すれば使用済み燃料は発生し、
増え続けるごみを安定的に処理しなければならないのです。
私は、最終処分場が解決しなければ、2030年を待たずに全国の原子炉を停止してほしいくらいです。
使用済み核燃料の処理問題は、国策として原子力を推進してきた政治の責任であり、
エネルギー環境を国民に選択肢させるよりも先に、
使用済み核燃料処理問題を確立されてからの選択肢だと思います

今回のシナリオでも「直接処理」とだけ記載されていました。
政府はエネルギー選択肢を国民に選ばせたという既成事実をつくり、
目の前の使用済み核燃料や汚染物質の責任を先延ばししているだけじゃいけないということを
考えてください。


3点目は、エネルギーを規制する省庁、機関の問題です。
今度、原子力規制庁を立ち上げ規制していくようですが、原子力規制庁の中がよく見えていません。
また骨抜きにされ、所詮、責任の所在が分からないような
かたちだけの省庁にはならないでほしいのです。

そして残念なのが、各事故調の報告書が中途半端な形だったということです。
福島第一発電所だけにスポットを当て調査・報告されていますが、
福島第二原子力発電所も同じ沸騰水型の発電所です。

地震、津波による被害調査をすることにより、原因究明や今後の事後活用にされると考えるからです。
今現在も福島第二原子力発電所では事故処理作業をし、
汚染水が漏れ出しているということなんで、ぜひ調査・報告してほしいです。


シナリオ5ページ、核燃料の再処理は、
15シナリオから、高価で危険なMOX燃料もあり得るとしています。
これでは原発依存度を確実に下げるではなく、上げてしまうのではないかと感じています。

9ページ、10ページのシミュレーションでは具体像としていますが、
この内容は分かりづらいと思います。

今現在、一般家庭にパネル補助金が、何ワットで幾らまで国が補助して、
それに対して今度はこういう各種をするという具体的な方法、
蓄電方法にもっと具体的に突っ込んだ話、
また休耕田や遺産分与、放棄地等、活用される土地を電気事業法や農地法の改正とか、
縦割り行政をもっと横のつながりで改善して、やれることはもっとあるはずなのです。

温室効果ガスをお金で買ってくるぐらいなら、そちらにお金を回してほしいです。

2020年、これからの18年に再生可能エネルギーおよび蓄電技術が向上し、拡大・拡充することを期待して、
「2020年原発ゼロ」を選択します。
各家庭の負担増は厳しいですが、厳しい選択をし、やれることを精いっぱい頑張っていくことが大事であり、
目標に向かうことで次世代エネルギーの向上につながっていくことを期待します。

今、世界国々の再生可能エネルギーに方向転換している現在、
再生可能エネルギー、蓄電技術は、日本が世界をリードしていける大きなチャンスでもあるのです。

「命」と「電気」、
これから生まれてくる「命」、どちらが大切ですか?
どう考えても「命」です。


この事故を契機に、今後のエネルギー政策について大きな良い転換期になることを望み、
終わらせてもらいたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。







福島での意見聴取会の動画全編はこちら↓
「脱原発民意明確に」エネルギー環境意見聴取会福島会場



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