「原発から放射能が漏れた場合、現在の技術では放射能を制御することができない。 その中にわれわれ福島県民は住むことになっております」郡山市在住



郡山在住のIto と申します。会社員をしております。
私も皆さんと同じように原発ゼロシナリオを推進したいと思います。

理由は3つです。
まず放射能は、現在の技術では制御できない。

2つ目が事故後の福島での事故検証と、その対処方法が確立されていないにもかかわらず、
原発をやはり動かすべきではない。

そして、こういう事故が起きたからこそ
3つ目再生可能エネルギーを国策として
脱原発国家および再生可能エネルギーの先進国を目指すという国家方針の下に、
世界に向けて明確に打ち出して、世界をリードしていくような、
そういう国家になってほしいという願いがあります。

まず原発から放射能が漏れた場合、現在の技術では放射能を制御することができない。
その中にわれわれ福島県民は住むことになっております。

で、最近新聞報道などで、
「子どもの尿検査からセシウムが検出される事例が出ている」というのはご存じでしょうか?
これに関して、国からまだ特にまとまった表現というのは、
自主的検査に委ねているため、その情報をまとめて公表も多分されていないとは思うんですが、
例えば健康診断は
30キロ圏の避難区域の住人の方々および18歳以下の子ども36万人には限定して行っております。

ただ、しかもそこにも尿検査という項目は入ってないんです。

尿検査は、尿からセシウムが検出されても絶対人体には影響がないということなんでしょうか?
尿検査で子どもからセシウムが検出されている親は心配で、
検出されてから一時的にまた避難をしたりだとか、
そういうことを今繰り返しているのが現状です。

今後も将来にわたって、その検査を国としては実施していき、
もしもの時の早期発見につながるためということで、
検査を18歳未満の子どもに関してはずっと実施していくという方向でやっていますが、
30キロ圏の避難区域よりも線量の高い、
われわれの住んでいる福島市だとか郡山市、二本松、そういう地域に関してもしっかりと、
18歳未満の子ども以外に関しても検査をするべきではないかというふうに思います。


そして、今、その高い線量の地域で住んでいる親たちが不安を抱えて生活している。
そのためにどういうふうに除染をしていくのかということを
数々「子どもを中心に考えて」という話がありましたが、それを真剣に考えていただきたいと思います。

それは、現在学校や公園、役所、駅などで、主に線量計をやっと設置していただいて、
線量が随時分かるようになりました。
ただ、私の住んでいる郡山市の近くの公園では1.0マイクロシーベルトある公園があります。
そこで普通にお子さんが砂遊びなり、泥遊びをしています。

しかもその公園の横の側溝ですね、そちらのほうを測ったら、
どなたかの発言もありましたけれども、
100マイクロシーベルトあった。
そこには12万ベクレルのセシウムが検出されたという調査結果も、あるところから聞きました。


なぜ、福島県のそういう側溝だとか子どもがちょっと手を付けるような、
そういうところの検査をしっかりして公表してくれないのかなと思います。


また、全国でデモがこれだけ行っているにもかかわらず、
正式な政府のコメントというのをあまり聞いたことがないんですね。
ですからそれが、われわれ脱原発を掲げる福島県民に対しての不信感につながっていると私は思います。

大飯原発の再稼働に関してですけれども、
再稼働はしたものの、防災基準に関しては、原子力規制委員会ができてから、
その案に合わせて作成するということになっています。

ということは、われわれの福島県で起きたことの、
避難をせざるを得なかったこの事例、教訓を活かせず、
まだおおい町役場では、そこまでしっかりとした防災対策ができていないということです


それをせずに原子力発電所を再稼働させたということは、
今この時点で災害があった場合に、どのようにその地区100キロ圏の人たちは避難をしていいのか?

しかも役場の人たちは「SPEEDI の風による放射線の拡散予測も知らない」と言ってました。
「まだ見ていない」と。

そういうことを、裏付けをしっかりしていって、
防災基準をしっかり決めて再稼働するのがまず筋であって、
ただ、やはりわれわれ福島県の問題が解決するまで、
ちゃんとした原因、除染方法でしっかりとした、子どもが安心した生活ができる福島県になるまで、
再稼働はするべきではないと思います。


時間もないのでこれぐらいに意見をさせていただきますが、
隣の方も言っておりましたけれども、
福島県として「脱原発」という方針を先日、正式に決定いたしました。
ですから国としても先ほど言ったように、
再生可能エネルギーで安全でクリーンな発電能力を高め、
安心、安全な国、脱原発をしっかりと宣言して、
まず再生可能エネルギーに賛同してくれるような企業を集めて、
そういう方々とじっくり話し合うべきで、
それから研究開発、そしてその原発の代替エネルギー、
再生可能エネルギーをどのように設置していって需要パーセンテージを上げていくのかというのを、
プロジェクトとして話し合っていく機会というのをつくる必要があるんじゃないでしょうか?

ぜひ、脱原発というのをスローガンに日本国として挙げていただいて、
福島県はクリーンエネルギーのモデルになる県として、
今後日本をリードしていけたらいいなと思います。

以上で表明を終わります。






福島での意見聴取会の動画全編はこちら↓
「脱原発民意明確に」エネルギー環境意見聴取会福島会場


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コメント

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No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。