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「奪われたこの1年間を返してほしい、本当に心からそう思います」伊達市在住



やっとまいりました。
伊達市に住んでおりますGotoと申します。
本当にこの会場に来て、今の本当の正直な思いは4時間ちょっと、長かったです。
この自分の順番が来るのが本当に長かったというのが正直な思いです。

本当に福島原発が起きたから多くの人に発言してほしいということで、
本当にこの場を開いていただいた30人もの人数の方にこういった意見を話す場を、
というところでは聞こえはいいかもしれませんけれども、
やっぱりもっと地元に行って多くの方の話を聞いて欲しいというふうに思うのが私は率直な気持ちです。
特にこの時間、もう7時近くなりますと、
特にここで一番話したいと思うのは子を持つ親だと思います。

私も今年中学生になった娘を持つ親です。
この時間にこういうふうな場所でしゃべるというのは本当に困難だと思います。
特に今日も30人のうち女性は9人ということで、世の中に半数は女性がいるはずなのに、
3分の1にもならない女性しか発言する機会がありませんでした。

そういう部分では、この日本全体のこれからの社会を考えると、
男女共同参画ということを政府も立派におっしゃっているかと思いますけれども、
女性が本当にそういう意味では政策などの立案及び決定の場で
きちんと意思表明ができる場というのを多くの場面で持っていただきたいということを
一番初めに申し上げたいと思います。

そういったものを政府としても1999年に「男女共同参画基本法」という立派な法律の中で
そのことをきちんとうたっているわけですから、
そういう部分では、きちんと女性が発言できる場、そして本当に思いを語れる場、
声を聞いてほしいという場を多く作っていただきたいということを先に申し上げたいと思います。

私も、皆さんが多くを語ってきましたけれども、
ゼロシナリオを基本的には支持する立場で、
私も早急にこの原発というのはなくしていただきたいという立場でお話をしたいと思います。

今、私申し上げましたように、伊達市から来ました。
伊達市というのは献上桃でも有名なように、人も泣いていますけれども、果物も泣いています。
特に、私が本当にこの春に、本当に悲しかったのは柿の木です。
柿の木って、緑とごつごつした原木が本当に私好きなんですけれども、
この春には全部真っ白になったんですよね。

本当にそういう意味では、人も泣いているけれども、
食物も自然も泣いているというのが、
この原発事故で侵された私たちの福島の現状ではなかったでしょうか。

そういった中で、本当にこの昨年12月16日に野田総理が出した収束宣言というものは
怒りに増して勝るものは何者でもないと思っています。

私は子を持つ親として、本当に娘は今年中学生に上がりましたけれども、
去年1 年間、原発事故以来、
本当に一番楽しみにしていた6年生という時間を返してほしいと思います。

6年に上がった瞬間から、外で遊ぶこと、それから友達といろんな思い出を作ること、
奪われたこの1年間を返してほしい、本当に心からそう思います。

この収束宣言の中では、本当に内部を正確に把握できないということは
皆さんが本当におっしゃっていることであると思いますし、
本当に今の状況というのは原発事故というのは津波だけが原因だったのか、
それとも地震の影響は本当になかったのか?ということは
分からない状況というのは本当におかしいと思います。

いまだに内部の映像を隠そうとしている東電、
いつまでも隠し続けるというスタンスが私は許せません。


それから、名古屋で開催された意見聴取会の話も先ほどからされています。
「原発事故で亡くなった方はいない、身体上及ぼす影響はない」といった発言のことも
先ほどから皆さんたくさんお話しされていると思います。

ことし春にNHKで、
「1人で移動することができず、避難できずにそのまま餓死した」という報道がされたときに、
本当に私はショックを受けました。

その人は本当に原発事故の被害者ではなかったのでしょうか?ということを
あの映像を見るだけで私たちはすべてを知っているっていうことを改めて言いたいと思います。

それから、将来への展望を失い自殺をした農家や自営業者の方も本当に被害者ではないんでしょうか?

SPEEDI の公開の遅れを含めて、
さまざまな情報や事実を本当に国や東電がひた隠しにひた隠しにしながら、
少しずつ少しずつ後出しジャンケンのように出してきている
ことを、
「私たちが安心を実感する」ということは
この原発事故では本当に言えないというのが福島の現状だと思います。

4号機の使用済み核燃料の抜き取り作業がこれから始まろうとしている中で、
この燃料の回収についても、皆さんがたくさん申し上げておると思いますけれども、
本当に溶け出した燃料を取り出せても、
本当にこれを「地下深くに埋めるほかには保管方法がない」というのが今の状況ではないでしょうか?

地中に埋めて数億年で半減期を迎えるのを待つ以外に。
本当に次の世代に負の遺産を残すという原発は私は要りません。


特に、この原発事故の最終処理それからこの放射能汚染で、
30年、40年とかかる負担を子どもたちに残すということの責任をどのように考えていくのか?
彼ら彼女らが選んだ未来では決してありません!

私たち大人が作り出すこれからの未来を、
子どもたちが安心して手を取って生きていける社会にするために、
本当に今このエネルギー・環境の選択というのが問われているんだと思います。

過去は本当に戻ってきません。
娘の6年生の生活はもう戻ってこないんです。
こういった思いを、本当に全国の子どもたちにこういう思いをさせていいのでしょうか?


もう一つ、再生可能エネルギーの中で、先ほどから火力電力の話もされていますけれども、
化石エネルギーにも限りがあると言われていますけれども、ウランだって鉱物じゃないですか!
これだって限りがあると思うんです。
これから原発維持をしようとするのであれば、このウランだって限りがあるのに、
いつかなくなるウランを待って原発を維持していくということそのものがおかしいと私は考えます。

これからの生活についても、
私たちの生活も我慢を強いるだけではなくて、
いろんな規制のあり方や24時間型の社会の見直しなど、私たちの暮らし方、
環境すべての産業のあり方を見直す中でエネルギーのあり方というのは考えることができると思います。

人に優しく、地球に優しく生きることが、次の世代に胸を張って手を渡すということが、
私たちの大人の責任と権利だと思いますので、
そこのところを最後に述べさせてもらいまして終わりにしたいと思います。






福島での意見聴取会の動画全編はこちら↓
「脱原発民意明確に」エネルギー環境意見聴取会福島会場



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