・2050年代前半に原発ゼロ実現
・六ヶ所村再処理工場「安全運転、性能確認」
2012年9月5日水曜日
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
上田崇順アナウンサー
近藤勝重/毎日新聞専門編集委員
2050年代前半に原発ゼロ実現
上田:
昨日のニュースで民主党のエネルギー環境調査会というところが
原発ゼロ実現という事を2050年代の前半にしまして、
さらにこれを前倒しするために2015年、3年後に具体策を示すという案をまとめたんですけれども、
まずこの、「2050年代前半に原発ゼロ実現」というのを聞いてどういうふうに思われますか?
小出:
何でそういう話が出てくるのか私はさっぱり分かりません。
もともと民主党が作っている政府が、
2030年にゼロにするのか15にするのか25にするのかと、
そういう設問をして国民から意見を集めたのですね。
で、2030年にゼロにするという声が多かったという事なので、
せっかく意見を聞いたのだからそれに合うようにするのが政治の役割だと私は思いましたけれども、
2030じゃなくて今度は20年も後の2050だと言いだしたのですね。
「いったいどういう事を考えている人たちなのかな?」と私は思いました。
上田:
はい、たとえばその40年廃炉の規定を厳しく適用していくとこれになるんじゃないか、
というような考えもあるようなんですが、そのあたりはどうですか?
小出:
もちろん今2010年代なので40年で絶対にダメというならば
2010年に出来たものもダメになるわけですね。
そんな事を言うなら、はるか前にダメにできるわけですし、40年で廃炉にするというならですね。
もっともっと計画を前倒しするような案を作るべきだと私は思います。
上田:
そして今度その2050年代前半をもう少し前倒しするんだったら、という具体策は、
2015年、ま、3年後に出すという話が一緒についてきているんですけれど、
これはどうですか?
小出:
まァ、何とも期待できないなというのが私の印象です。
次から次へと廃炉の期限を延ばしてですね、
何とか原子力を延命させたいという思惑が透けて見えるように思います。
上田:
この3年間というのは、原発を止めていくために、
なにかアイディアを出そうと思うと、これだけの期間が必要なんでしょうか?
小出:
私は原子力発電所は2030年にゼロでもなくて、
即刻ゼロにしなさいと求めてきたわけであって、
原子力発電所をゼロにすることは、今現在でもすぐに可能です。
「今年の夏を乗り切るのに原子力発電所が無いと停電するぞ」と言って政府は脅かしてきたわけですけれども、
全く問題が無いまま乗り切れたことが既に証明されています。
野田さんは「国民の生活を守る」とかいう言い方で、大飯の再稼働を認めた訳ですけれども、
全くの嘘偽りだったことが証明されてしまいました。
何よりもまず原子炉を再稼働させるという事は止めて、
「それならどうするべきなのか?」という事を今の時点から考えるべきなのだと私は思います。
上田:
そのあたり、どうしてこうなったのか?という事の理由に、
野田総理が示したところに、原発ゼロの課題というのがいくつか挙げられているんですけれども、
たとえば、使用済み核燃料をどう扱っていくか?というのが
原発ゼロにするためには課題として上がってくるというんですが、
これが先に、遠い先に原発ゼロになってしまう理由にはなりますか?
小出:
もちろんならないです。
原子力発電を進めてしまえば、使用済み燃料が出るという事も当初から分かっていたのです。
で、どうにもならないという事も分かっていたのに、
それをいつか何とかできるだろうと言って、これまでやり続けてきてしまったのが現在なのです。
もちろんこれから続けたところで使用済み燃料のもんぢあは解決できませんし、
即刻原発を止めたとしても使用済み燃料の問題は解決出来るわけでもないのです。
しかしやればやるだけ重荷が増えてきますので、
まずは「止める」という選択をするのが賢明だと思います。
上田:
そして止めると他に火力発電などの燃料費がかかってきます。
それが3.1兆円に増して国民の負担が増えますと、いうようなことも説明しているんですが、
これはどうですか?
小出:
これまで原子力を50数基もつくってきてしまったがために、
いったい何10兆円ものお金を捨ててきたんでしょうか。
安全だ安全だと言いながら、結局は福島の事故が起きてしまいましたし、
「使用済みの燃料は何時か何とかなる」と言いながら、
結局、何にも出来ないまま今日があるのです。
その上、火力発電をやればもちろん燃料はいりますけれども、
原子力をやったってウランを買わなければならないのです。
トータルに本当にどういう選択がいいのか?という事を考えなければいけないのですけれども、
それを全くやってこなかった政治の人達が、
新たにまた国民に対して脅しをかけているということだとおもいます。
六ヶ所村再処理工場「安全運転、性能確認」
上田:
はい、それともう一つこれは別のニュースなんですけれども、
「ガラス固化」という言葉がありますと、
使用済み核燃料再処理工場で、こういった試験をやっていて、
この試験がが順調だったという事で、「安定運転、性能確認を実施していく」
というような記事が出ている新聞があるんですが、
ガラス固化というのはどういう事なんですか?
小出:
原子力発電をやってしまいますと、膨大な核分裂生成物を含んだ使用済み燃料が出てきてしまいます。
それを今どうしたらいいか世界中が困っているんですが、
今これまで有力な方法として考えられてきたのが、
使用済みの燃料の中からプルトニウムだけを分離して、
核分裂生成物はガラスというものに固めるのが一番いいのではないか、と思われてきました。
そのため日本でも六ヶ所村の再処理工場で、使用済み燃料から分離した核分裂生成物を
ガラスと混ぜて何とか固めようという試験が行われてきました。
しかしその試験がやればやるだけ失敗をしてきまして、何年もの時間をつぶしてきてしまいました。
その挙句にまた、ガラス固化を何とかしようとして、先日から試験が始まってきて、
第1段階は何とか、ま、やったと言っているのですけれども、
第2段階になって私はまた失敗するだろうと思います。
上田:これは第何段階ぐらいまで行かなければいけないものなんですか?
小出:
まずは、操業を始める前までに第2段階までは必ず行かなければいけませんけれども、
六ヶ所村の再処理工場につくったガラス固化施設も、Aという炉とBという炉があって、
Aでは第1段階を何とか抜けて、第2段階になったら失敗してしまいました。
いまBで第1段階を抜けたと言っているわけですけれども、
同じ事をやるのですから、どうせまた第2段階で失敗すると思います。
上田:ああ…じゃあこれ、実験が順調だったというのはあんまり・・・
小出:全く意味のない事を言っています。
上田:
ああ、そうですか・・
近藤さん、聞いてどうですか?
近藤:
うーん、意味のないことという事で言うと、
もんじゅの話だって、
要するに既得権者がいるからまだぐちゃぐちゃ言っているんだと思うけれど、
おそらく原子力発電よりはるかに技術を要するお手上げの状態じゃないかと思うんですよね、先生。
小出:はい、私もそう思います。
近藤:
そうすると、いろんな放射線廃棄物の処理を巡ってでも、
僕はやっぱり、こう、そのこと自体問題があるし、
地震という事で考えた時にいくら地中に埋めても、この国はそういう危険を常に持つ訳でしょ?
小出:おっしゃる通りです。
近藤:で、放射性の廃棄物の使用済みの核燃料プールもいずれは満杯になるんですよね。
小出:そうですね、もうほとんどどこも満杯になっています。
近藤:
ね、なってくるんですよね。
その事を考えたら要するに技術としてどうにもならない事をやろうとしているという事の無謀さに
早く気がつかないと、なんかねぇ、経済だの政治だのなんだの言ってたって、
「もうとんでもない領域に手を付けたんだ」っていう反省が早くないと、
ぐじゃぐじゃしたごまかしの議論ばっかりが続くような気がしてならんのですがね。
小出:
そうですね、これまで事故だって起きないと言ってきたのに、
今福島第一原子力発電所の事故が事実として起こってしまっているわけですから、
本当に反省してほしいと思うのですけれども、
原子力ムラと呼ばれていた人達は誰も反省もしないし、だれも責任を取らないという、
どうもそういう組織のようなのです。
上田:そうですね…
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「原発ゼロ」宣言も目標年限は見送り 民主党調査会が素案
SankeiBiz 2012.9.4 13:07
民主党のエネルギー・環境調査会の役員は4日午前の総会で、
将来の原発依存度に関する党内の意見集約に向け、「原発ゼロ社会を目指す」としつつ、
具体的な目標年限を見送った素案を提示した。党内論議を経て修正を加え、週内に最終案をまとめる方針。
素案は、
▽原発は40間年の稼働で廃炉
▽原子力規制委員会の安全確認を得た原発のみ再稼働
▽建設中を除き原発の新設・増設はしない-の3原則を明記。
この原則を厳守することで「2050年代前半には国内に稼働する原発はゼロとなる」とする一方、
脱原発を求める世論の高まりを受けて「原発ゼロ社会を可能な限り早期に実現すべきである」とした。
原発ゼロに向けた今後3年間の重点対応や、
使用済み核燃料問題に関する専門機関「原子力バックエンド機構」の設置、
高速増即炉の実用化を前提としない対応を政府に提言する。
火力発電への依存の高まりを受け、
「国際社会に対する温室効果ガス削減計画は再検討する必要がある」とした。
原発ゼロ2050年代前半を前倒し 民主党調査会素案
テレ朝ニュース 2012/09/05 05:51
民主党のエネルギー環境調査会は、原発ゼロを目指し、その実現時期を2050年代前半から前倒しするため、
3年後に改めて見直す方針を盛り込んだ素案をまとめました。
このなかでは、原発の新規増設を認めないことや40年での廃炉を原則とすることなどが示されています。
その結果、2050年代前半には原発がゼロになるとしていますが、「国民の願いは違う」としています。
そのため、最初の3年間を「スタートダッシュ期間」とし、再生エネルギーの普及状況などを考慮して、
さらに時期が前倒しできないか検討するとしています。
民主党はこの素案をもとに6日までに意見集約を図る方針ですが、
「2030年の原発ゼロ」を求める声も強く、取りまとめは難航しています。
六ケ所村の核燃再処理工場:
完成、来年度ずれ込みも 工程さらに半年程度必要 /青森
毎日新聞 2012年09月05日 地方版
日本原燃は4日、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、
A、B両系のガラス溶融炉で終了した事前確認試験の評価をまとめた。
A系溶融炉も、B系と同様に実際の高レベル放射性廃液で安定した運転ができると評価。
次の試験に進む条件はすべてクリアできたとした。
原燃は10月工場完成の目標を変えていないが、
今後完成までの工程にはさらに半年程度が必要とみられ、来年度にずれ込む可能性も出ている。
この日記者会見した原燃の中村裕行・再処理計画部長は
「今後のスケジュールを見て詳細を詰めたい」と述べるにとどめた。
再処理工場では現在、先月31日に事前確認試験を終えたA系溶融炉のガラスを抜き取っている。
原燃によると、ガラスを抜き取った溶融炉の内部をカメラで観察し、こびりついたガラスを削り取った後、
溶融炉に関わる設備の点検を2〜3カ月かけて実施する。
その後、最後の試験となる「安定運転確認・性能試験」をB系、A系の溶融炉で行って
72本のガラス固化体を製造。
計画通り、毎時70リットルの高レベル放射性廃液がトラブルを起こさずに処理できるかをみる。
最終的に、試験結果について国の審査を受けた上で、国の使用前検査に合格する必要がある。
また、政府が近くまとめる国のエネルギー政策によっては、再処理事業そのものが中止される可能性もある。
原燃の吉田薫広報部長は
「工場は99%完成している。試験のプロセスを粛々と進めたい」と話した。【酒造唯】
核燃料サイクル
ガラス固化試験 自主判断で次の工程へ
デーリー東北新聞社 (2012/09/05)
六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で実施している
ガラス固化体(高レベル放射性廃棄物)製造試験について、
日本原燃は4日、「試験が順調に進んだ」として、
第1段階に当たる「事前確認試験」に対する国の評価を待たず、
自主的な判断で第2段階に当たる「安定運転・性能確認」に入る方針を明らかにした。
(齋藤桂)
原燃は同日、事前確認試験の結果をまとめ、国に報告した。
報告は義務付けられたものでないが、当初は国の評価後に安定運転・性能確認に移行するとしていた。
自主的判断に切り替えた理由について、
「国の判断を受けるまでもなく、溶融炉の運転目標を明確にクリアできたため」と説明している。
今後、2~3カ月を要する設備点検を実施する必要があり、
次の工程の安定運転・性能確認に入れるのは11月以降になりそうだ。
同日は原燃の中村裕行再処理計画部長、石原紀之運転管理部保安管理課長が県庁で会見。
製造試験の課題だった、白金族元素の炉底部への堆積を防ぎ、安定的に炉を運転できる条件を確認できた
―とする報告内容を説明した。
事前確認試験は、主に試験炉で得られたデータと実際の炉のデータを比較、評価するのが目的で、
6月にB系炉で着手。
A系炉では8月25日に始まり、同31日に終了した。
次の工程となる安定運転・性能確認では、本格稼働時と同様の状態で安定的に炉を管理できるかを確認する。

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「日本のジャーナリズムがどういうものかという事への試金石になる」
小出裕章氏・たね蒔きジャーナル存続の陳情8/27MBS(動画・内容書き出し)
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コメント
こんにちは。
小出氏の解説は分かり易くその通りだと思うことばかりです。
民主党の原発ゼロは大嘘つきです。2050年・・そもそもそういっている連中はその時どこに何様になっているのか、民主党もおしろいおかまの野田自体が今年を越せるのかどうかも危ういのに、鬼も神も地球環境も大笑いする話しをするんじゃぁないよと嗤っちゃいますよ。
さて原子力発電というと誤魔化しで紛らわしいので『核発電』で行きましょうよ。当面普及用に)『原発(核発電)』ですかね。一部では既に使われています。
「10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる」というところのメーリングで政治外交経済のよく正鵠を突いた批評が掲載されています。該当の古川の記事は「2012/9/4 No.2466」でしたよ。
ところで野田内閣に衆議院愛知選挙区の古川元久という元大蔵相官僚が居て、何回か前の野党民主党代表選で政治主導だというスローガンに反対してイオンの元官僚岡田が壇上で「官僚ばかりに苦しい思いはさせない」と叫んだ際に議場の一郭でグループでそうだそうだと拍手した一人です。
その古川が野田内閣の一員で先日記者団に(国民の反対の声の多い)『原発(核発電)』のこれからの計画は政治主導でやっていくと胸を張って話していました。
政治主導というスローガンも言葉の使用自体がご都合主義者ですね。その後彼らは公聴会とか世論での大多数を占める『原発(核発電)』に反対する国民を特殊な人々として排除する・・もっともらしいその道のご用学者まで動員して・・言動をするようになりました。
元々モトヒサだから国民の声なんか聞く気はないさの国家特権官僚たち『原発(核発電)』ムラですからこんな詐欺師同然の嘘八百をやり放題なんですよ。選挙区の愛知の事情はどうなっているのかなぁ、落選よろしくね。
別に、フランスでもっとも古い原発の一つで事故だというニュースです。
地球世紀的に考えると人間が手を出してしまった悪魔の『原発(核発電)』という滅びへの始まりのひとつなんだという感覚です。
では。
小出氏の解説は分かり易くその通りだと思うことばかりです。
民主党の原発ゼロは大嘘つきです。2050年・・そもそもそういっている連中はその時どこに何様になっているのか、民主党もおしろいおかまの野田自体が今年を越せるのかどうかも危ういのに、鬼も神も地球環境も大笑いする話しをするんじゃぁないよと嗤っちゃいますよ。
さて原子力発電というと誤魔化しで紛らわしいので『核発電』で行きましょうよ。当面普及用に)『原発(核発電)』ですかね。一部では既に使われています。
「10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる」というところのメーリングで政治外交経済のよく正鵠を突いた批評が掲載されています。該当の古川の記事は「2012/9/4 No.2466」でしたよ。
ところで野田内閣に衆議院愛知選挙区の古川元久という元大蔵相官僚が居て、何回か前の野党民主党代表選で政治主導だというスローガンに反対してイオンの元官僚岡田が壇上で「官僚ばかりに苦しい思いはさせない」と叫んだ際に議場の一郭でグループでそうだそうだと拍手した一人です。
その古川が野田内閣の一員で先日記者団に(国民の反対の声の多い)『原発(核発電)』のこれからの計画は政治主導でやっていくと胸を張って話していました。
政治主導というスローガンも言葉の使用自体がご都合主義者ですね。その後彼らは公聴会とか世論での大多数を占める『原発(核発電)』に反対する国民を特殊な人々として排除する・・もっともらしいその道のご用学者まで動員して・・言動をするようになりました。
元々モトヒサだから国民の声なんか聞く気はないさの国家特権官僚たち『原発(核発電)』ムラですからこんな詐欺師同然の嘘八百をやり放題なんですよ。選挙区の愛知の事情はどうなっているのかなぁ、落選よろしくね。
別に、フランスでもっとも古い原発の一つで事故だというニュースです。
地球世紀的に考えると人間が手を出してしまった悪魔の『原発(核発電)』という滅びへの始まりのひとつなんだという感覚です。
では。
単純な者 | 2012.09.06 16:45 | 編集