●野田総理大臣の福島第一原子力発電所視察について
ー除染
ー重装備でたった5分・収束宣言取り消しは?
●大間原発建設再開について
ー大間はプルトニウム使用のフルMOX燃料原発
-2030年代に原発ゼロ?
●日本の政党は民主党と自民党だけ?
ー自民党が政権を取ったら?
ー偏った報道
●原発に関する関心の持ち方の変化
吉田照美ソコダイジナトコ「原発問題の今」 小出裕章
2012年10月15日
石森則和記者:
この番組でもおなじみの京都大学原子炉実験所の助教、小出裕章さんに電話をつなぎまして、
ここ最近の原発関連のニュースについてお話しを伺いたいと思うんです。
朝早いですけれどもね。
吉田照美:
そうですね、相当早いです。
過去電話で繋がせていただいたのは、もうちょっと、7時台だったですね。
石森:ちょっと申し訳ありませんけどね。
吉田:そうとう申し訳ないですね。
石森:呼び掛けてみましょう。小出先生おはようございます。
小出裕章:おはようございます。
吉田:すみませんメチャクチャ早くて。
小出:いいえ、お世話になります。
吉田:また今日もよろしくお願いいたします。
石森:小出先生はこの番組でも、もう何度も電話などで登場されていらっしゃいますが、照美さんともね、
吉田:ええ、何度も。お邪魔させていただきましたけれども。ありがとうございました。
石森:
私は文化放送の記者で石森と申しまして、
「はじめまして」になりますけれどもよろしくお願いいたします。
小出:はじめまして、よろしくお願いします。
●野田総理大臣の福島第一原子力発電所視察について
石森:
私は主に文化放送では政治の取材をしておりますので、
まずはそちらの方向からお話を伺いたいと思うんですが、
野田総理大臣、今月7日なんですけれども、東京電力福島第一原発を訪れて、
最も多くの核燃料が保管されている4号機の原子炉建屋を、
去年の9月の就任以来初めて視察しました。
で、野田総理は、原発や除染作業と仮置き場を視察した後こう言ったんですよね、小出先生。
「復興再生の全ては除染だ。スピードアップしないといけない」というんですが、
小出先生、あの、「いまさら何よ」wwという感じがしてしまうんですけれどもね。
小出:( ´艸`)★。、::。ほんとですね、マンガのような話ですね。
石森:
ほんとですよね、震災から一年半が過ぎても、復興予算も被災地以外で使われているという状況ですから、
復興に政府が真剣に取り組んでいるとは思えないですし、
また、「復興再生の全ては除染」という総理の言葉にも引っ掛かります。
小出先生は、あの総理の視察と、それからこの総理の言葉を、
どのような思いで受け止められたんでしょうか?
小出:
私はもとから、「政治には全く期待をしない」というように公言してきましたし、
今度の野田さんの行為という事も、単なるパフォーマンスにしか見えませんし、
全く「問題の深刻さ」というんでしょうか、
「何をしなければいけないかという事が初めから全く分かってい」ないという、
そういう人だという事が、私にあらためて分かりました。
ー除染
石森:
この、「復興再生の全ては除染だ」と総理は言っておりましたけれども、
小出先生は除染については否定的な見方をされていましたよね。
小出:
そうです。「除染というのは出来ない」のです。
除染というのは汚れを除くという意味ですけれども、
放射性物質は除くことはできない、消すことはできないのです。
ある場所にある放射性物質を別の場所に移すという事は出来ます。
ですから、どうしてもこの場所にあっては困るというものを移すという作業はそれなりに必要ですけれども、
いずれにしても放射性物質は消すことができませんので、
「除染、除染」と言ったところで、結局は大した効果にはならないのです。もともと。
それが何か唯一一番大切なものだと言うのであれば、始めから間違った考え方です。
石森:
では先生、政府がこの問題に対して、復興に対して取り組むのに
一番大切なことは、除染でなければ何なんでしょうか?
小出:
まずはこれ以上の放射性物質の拡散を防がなければいけませんので、
そのために4号機の中では沢山の労働者が被ばくをしながら苦闘しているのです。
野田さんが何分間か視察したそうですけれども、
ー重装備でたった5分・収束宣言取り消しは?
吉田:5分でしょ、あれね。
石森:そうですね。
吉田:すごい重装備で、あの方収束宣言を撤回してないですよね。
小出:そうですね。
吉田:ひどいですよね。
小出:
はい、もう日夜、今の時間だって、労働者たちが被ばくをしながら働いているわけで、
もうすでに一年半以上そういう苦闘が続いているのですね。
で、その作業も、いったい、放射性物質の本体、つまり、
融けた炉心がどこにあるのかが分からないという、そういう状態の下で作業をしているわけで、
野田さんがあえて、4号機の使用済み燃料プールに行ったということは、
4号機の使用済み燃料プールの中にもまだ危機が残っていて、
それをどうするのかという事が、ま、
東京電力あるいは政府としても問題があるという事を認識しているからいってる訳で、
事故が収束などは全くしていないのですね。
その事をまずは言わなければいけないと思います。
吉田:そうですよね、まずは謝ってからですよね。
●大間原発建設再開について
石森:
ほんとうですね。
ま、あの状況を見て、収束宣言を撤回しないというのがよく分かりませんけど、
それからですね、政府の姿勢なんですけれども、それに関連しましてね、
福島第一原発の事故を受けて建設を中止していたJパワー電源開発の青森県の大間原発をめぐっては、
Jパワーの北村社長が今月1日に建設を再開した事を明らかにしました。
まずですね、この大間原発なんですけれども、
これは国内で初めてとなるフルMOX燃料の原子力発電所という事なんですが、
小出:そうです。
ー大間はプルトニウム使用のフルMOX燃料原発
石森:
これは「ウラン燃料よりも不安定で危険だ」とも聞きました。
先生どういう事なんでしょう?
小出:
もちろんそうですね、
これまではウランという物質を燃やして原子力発電に使ってきた訳です。
ところがそのウランという燃料を使って原子炉を運転してしまうと、
どうしてもプルトニウムという物質ができてしまうのですね。
それを日本はこれまで、「出来てしまったプルトニウムを高速増殖炉という原子炉で燃やす」と言って、
日本の全体の原子力計画を進めてきました。
ところがその高速増殖炉の実験炉というか、まだまだちいちゃな段階の、もんじゅという原子炉が、
いっこうに動かないのです。
だから、もんじゅ、高速増殖炉で使うと言ってきたプルトニウムが、
使い道が無くなってしまって、大量に日本に溜まってしまったという状況になりました。
そしてそのプルトニウムというのは長崎原爆の材料になった物質で、
今現在日本が懐に入れているプルトニウムで、長崎型の原爆を作ろうとすると
4000発も出来てしまうという、
そういう状況にまですでになってしまいました。
そんな状況が国際的に許される道義も無いので、
日本としては何としてもそのプルトニウムを燃やさなければいけないと、
消してしまわなければいけないと、そういう状況になってしまいました。
そのためにプルサーマルというバカげた計画もやらざるを得なくなってきました。
そのプルサーマルというのは、現在の原子力発電所。
つまりウランを燃やすために設計された原子炉で、
ウランではないプルトニウムという物質を燃やそうとしてしまう計画ですので、
石油ストーブでガソリンを燃やすという、
それに等しいような無謀な計画なのです。
それはあまりにもまずいという事で、
プルトニウムを燃やすために設計した原子炉として出来たのが大間です。
ただし、プルトニウムという物質はウランに比べると
数万倍・数十万倍も生物毒性が高いという、そういう物質ですので、
それを使う事はますます原子力発電所を危険なものにしてしまいます。
-2030年代に原発ゼロ?
石森:
そもそも政府のエネルギー環境戦略では、「原発の新増設はしない」という原則を明記していますよね。
しかし枝野経産大臣はこの大間原発など着工済みの2基については建設続行を容認しています。
これ、原発の危険回避のためのエネルギー環境戦略なのに、
一部を容認するというのは、どう考えてもおかしいと思うんですが、
先生はこれ、どうお考えになりますでしょうか?
小出:
民主党の原子力政策というのが基本からきちっとしていないのですね。
土台が無いまま、あっちがこう言った、こっちがこう言ったという事で
ぐらぐらぐらぐら、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてきた。
最終的には2030年代にはゼロを目指すと言った事。
その事自身私は随分詐欺だと思うのですけれども、
パブリックコメントを求めた時は2030年にゼロか15か25とかって聞いたのに、
2030年代という一つの「代」という言葉を付けた事によって、
2039年12月31日までという、そういう期限にすり替えてしまったのですね。
あっという間に10年間もサバを読むという、とってもインチキなやり方だと思うんですけれども。
吉田:詐欺だらけですよね、ほんとにね。
●日本の政党は民主党と自民党だけ?
小出:
そのインチキな決定といいますか、こうしますと言った発表自身も、
米国からの横やりが入ったら、直ちに閣議決定すらが出来ないという事になってしまっているという、
民主党という政権の基本の無さというのが露呈したのだと思います。
石森:
で、ですね、
じゃあ、次の政権はどうあるべきか?って言うのを伺いたいんですが、
小出:笑・・はい
吉田:(ノ∀≦。)ノぷぷ-
石森:
今民主党政権に関しましてですね、痛烈に批判なさいましたけれども、
じゃあ、自民党ならどうなのか?という事ですけれども、
自民党の安倍総裁ら党幹部と経団連の米倉会長が、今月9日に懇談会を開きましたよね。
この今おっしゃっていた「2030年代に原発ゼロを目指す」という野田政権の方針について、
「これは無責任じゃないか」という認識で一致したというんですね。
で、安倍総裁は野田政権の方針を否定する形で
「原発の比率は下げるが、30年代にゼロにする考え方は取らない」と強調しているんです。
一方ですね、これは昨日のニュースなんですけれども、
元原発事故担当大臣で、今民主党の政調会長である細野さんは、
「次の衆議院議員選挙のマニフェストに2030年代の原発ゼロ方針を明記する」と、
今小出さんが「詐欺」だとおっしゃった考えを強調しました。
これ、もし自民党が政権を奪回したら、
この「30年代ゼロ」というのは撤回される可能性があると思うんですね。
小出:もちろんですね。
ー自民党が政権を取ったら?
石森:
で・・・・ま・・どっちが、っていう話なんですけれども、
あの、小出先生は長い事原子力の研究をされてきましたから、
長期政権だた自民党の原子力政策についてもご存じだと思うんですけれども、
もし自民党が政権を奪回したら、日本の原子力政策はどうなるとお考えでしょうか?
小出:
もちろん2030年代にゼロにもならないで、
どんどんどんどん続いていくことになると思います。
石森:・・・ひとこと、そのひとことでww
吉田:まぁそうでしょう、だってねぇ。
石森:
これが、だから他に選択肢をどうすればいいんだという事になってくると思うんですけれども、
民主も自民も当てにならないとすると、我々はどうすればいいのでしょうか?
小出:
申し訳ないけれども、良く分かりません。
なんか今は二大政党制とか言われていてですね、
自民にするのか民主にするのかという、そういう選択しか
吉田:そういう二択だけじゃないよね、でもね。
小出:はい、もうあまりにもひどい選択で。
吉田:
でも一応言っている事は、「国民の生活が第一」はそっちのあたりは
一応やるんであれば、民主党寄りは程度がいいんじゃないですかね?
小出:もちろんそうですね。
吉田:小沢さんのところがね。
小出:はい、どこまで本気かと言われてしまうと私は分かりませんが、
吉田:はっきり、それを本気でやればね。
ー偏った報道
石森:
総理が口にした収束宣言、これを頭から信じる方は多くはないと思うんですね。
で、メディアは本来権力の監視役でなければいけないと思うんで、
この番組なんかではね、その
吉田:
監視役でなければいけないのはそうなんだけど、
おかしいのは第3党である国民の生活が第一の情報を全く出さないという、
今の新聞テレビのありようは非常におかしいと思うよ。
小出:はい、そう思います。
●原発に関する関心の持ち方の変化
石森:
で、確かにメディアによってスタンスに差があると。
で、じゃあ、我々はどうしたらいいのか?という事なんですが、
一方で、SNSとか、ツイッター上ではいろんな主義主張があふれているんですが、
誰をフォローするか、フォローの仕方で入ってくる情報も変わってきてしまうと思うんですね。
おそらく人々は迷ったまま決めかねていて、
怖いのは人々が迷ったままよく分からなくなって、次第に関心を失っていくことじゃないかと思うのですが、
小出先生、各地で講演を続けられていますけれども、
震災発生以来、人々の原発に対する受け止め方とか、関心の持ち方に変化というのは感じていますか?
小出:
もちろん3.11があったという事でかなりの大きな変化が起きたと私は思っていますし、
首相官邸前に、
吉田:そうですよね金官デモなんていうのもね、起こるようになったわけですし、
小出:
はい
人々が自発的に集まってくるというような事も、
「ああ、こういうふうになったんだな」と、私は大変感慨深く受け止めました。
それでもやはり、持続するというのは大変なことなのであって、
政治も全く変わらない、
事故も収束しないでこのまま行くしかないということになると、
「これを受け止めるしかない」というような雰囲気というんでしょうか、
「あきらめ」というんでしょうか、
そういうものが出てきてしまっていると見えますし、
それもまた、今の状況では仕方のない事なんだろうなと、私は思います。
残念ですけれども。
石森:
関心だけは持ち続けなければいけない、
問題意識は持ち続けなければいけないという事なんでしょうね。
小出:とおもいます。
石森:もっともっと聞きたかったんですけれどもお時間がきました。
吉田:そうですね、お時間がきまして、小出先生本当の朝早くからありがとうございます。
小出:いいえありがとうございました。
吉田:またよろしくお願いいたします。
小出:こちらこそよろしくお願いします。
続きを読むに
<参考>
<参考>

ペテン首相 原発爆発現場 視察の茶番
【政治・経済】
ゲンダイネット 日刊ゲンダイ 2012年10月9日 掲載
<コケ威しの白い放射能防護服で全身を覆い、たった5分福島4号機内に入った臆病男の無意味邪悪な愚行>
その姿を見て、ハラワタが煮えくりかえった国民も多いのではないか。
とっくに「収束宣言」を出しておきながら、今さら原子炉建屋内を初視察した野田首相のことだ。
白い防護服とマスクで全身を守り、
使用済み燃料プールのある4号機の屋上に滞在したのは、たったの5分間だけ……。
それも、小さく背中を丸めて東電の説明に「ウン、ウン」とうなずくばかりで、逃げるように原発を後にした。
そのくせ、視察後は「廃炉へ向け着実に進んでいると実感できた」なんて涼しい顔で言うのである。
許せない。
こんな無意味で醜悪なパフォーマンスをやる前に、やるべきことは山ほどあるだろう。
原子炉格納容器を設計していた元技術者の後藤政志氏はこう憤慨する。
「放射能を封じ込めることもできていないのに、野田首相は何を言っているのか。
冬になり寒くなるこれからは、
原子炉建屋内と外気の圧力差が増すため、ますます放射性物質が大気中に漏れ出します。
地下水への汚染水流出も深刻。原発から離れた場所で、いつ高濃度汚染水が染み出しても不思議ではない。
事故後、地表に落ちた放射性物質が雨に流され、
川や海に濃縮してたまるのは2~3年後がピークともいわれている。
政府、東電はこうした数々の問題に対する調査さえロクに進めようとしていないのです」
4号機の使用済み燃料棒の取り出し作業も、始まるのは来年12月。
国際社会からは「遅すぎる」「3分の2は今すぐにでも取り出せるはずだ」と非難ゴウゴウだ。
野田は、長浜環境相に「福島の除染加速」を指示したが、
これにも地元から「フザケルナ!」の声が上がっている。
「本格除染までの時間がかかりすぎたせいで、
環境省が昨年策定した除染ガイドラインが早くも陳腐化してしまっています。
ガイドラインに従って放射性物質が付着した落ち葉や雑草を取り除いた結果、
地中に染み込んだ放射性物質をさえぎるフタがなくなり、かえって放射線量がハネ上がったケースもある。
費用も全然足りないのが実情です。今のまま除染作業だけを急いでも意味はありません」(現地関係者)
大至急、実態に即した除染スキームを作り直すのがスジだ。
「この政府はパフォーマンスばかりです。
第2、第3のフクシマを生み出さないことが大前提なのに、
大間原発の建設再開や原発再稼働をめぐり、『政府は関与しない』と言っている。
『原発ゼロ』は口先だけで、本気で考えていないのです」(前出の後藤氏)
野田がイの一番にやるべきは、総理のイスを明け渡し下野することだ。
でなければ国民は命がいくつあっても足りない。
<大間原発>
地元の本音・規制庁責任逃れ・地元の反対・活断層・Jパワー大間誘致の裏側(内容書き出し)
・函館からわずか23キロ 大間原発…驚きの別世界 大間の本音 2011年5月放送
・大間原発が建設再開 2012年9月28日報道ステーション
・大間原発建設開始に反対する函館市
・大間原発活断層 渡辺満久教授 2012年9月30日
・大間原発建設の真実 Jパワー原発誘致とあさこハウス 2011年9月19日
上記の5つの番組の内容書き出し。
これだけ読めば大間原発の事が大体分かります。
「原発ゼロは無責任」自民と経団連が一致
産経ニュース 2012.10.9 22:53
自民党の安倍晋三総裁ら党幹部と経団連の米倉弘昌会長らが9日、都内で懇談会を開き、
2030年代の原発ゼロを目指す野田政権の方針について、無責任だとの認識で一致した。
安倍氏は「エネルギーについては責任ある対応をしていく必要がある。
原発の比率は下げるが、30年代にゼロにする考え方はとらない」と強調した。
安倍氏と米倉氏はデフレ脱却と円高是正が必要だとの認識でも一致した。
安倍氏と経団連幹部の会談は、安倍氏の総裁就任後初。
経団連側が内閣改造を終えたばかりの野田政権より先に、野党第一党の自民党新執行部と会談するのは異例だ。
衆院選後の政権交代をにらんだ対応とみられる。
自民党側にも経団連の要望を今後の政策に反映させることで、
衆院選で財界の支援を得たいとの思惑があるようだ。
米倉氏は冒頭、「中国との関係悪化は経済界に影響を及ぼしている」と懸念を示した。
安倍氏は「日本に断固として領土を守るという意志がないと思われる間違ったメッセージを発することが、
日中関係をあやうくする」と指摘。
さらに「政治と経済界が意志をひとつにしていくことが結果を出していく」と述べた。
ー除染
ー重装備でたった5分・収束宣言取り消しは?
●大間原発建設再開について
ー大間はプルトニウム使用のフルMOX燃料原発
-2030年代に原発ゼロ?
●日本の政党は民主党と自民党だけ?
ー自民党が政権を取ったら?
ー偏った報道
●原発に関する関心の持ち方の変化
吉田照美ソコダイジナトコ「原発問題の今」 小出裕章
2012年10月15日
石森則和記者:
この番組でもおなじみの京都大学原子炉実験所の助教、小出裕章さんに電話をつなぎまして、
ここ最近の原発関連のニュースについてお話しを伺いたいと思うんです。
朝早いですけれどもね。
吉田照美:
そうですね、相当早いです。
過去電話で繋がせていただいたのは、もうちょっと、7時台だったですね。
石森:ちょっと申し訳ありませんけどね。
吉田:そうとう申し訳ないですね。
石森:呼び掛けてみましょう。小出先生おはようございます。
小出裕章:おはようございます。
吉田:すみませんメチャクチャ早くて。
小出:いいえ、お世話になります。
吉田:また今日もよろしくお願いいたします。
石森:小出先生はこの番組でも、もう何度も電話などで登場されていらっしゃいますが、照美さんともね、
吉田:ええ、何度も。お邪魔させていただきましたけれども。ありがとうございました。
石森:
私は文化放送の記者で石森と申しまして、
「はじめまして」になりますけれどもよろしくお願いいたします。
小出:はじめまして、よろしくお願いします。
●野田総理大臣の福島第一原子力発電所視察について
石森:
私は主に文化放送では政治の取材をしておりますので、
まずはそちらの方向からお話を伺いたいと思うんですが、
野田総理大臣、今月7日なんですけれども、東京電力福島第一原発を訪れて、
最も多くの核燃料が保管されている4号機の原子炉建屋を、
去年の9月の就任以来初めて視察しました。
で、野田総理は、原発や除染作業と仮置き場を視察した後こう言ったんですよね、小出先生。
「復興再生の全ては除染だ。スピードアップしないといけない」というんですが、
小出先生、あの、「いまさら何よ」wwという感じがしてしまうんですけれどもね。
小出:( ´艸`)★。、::。ほんとですね、マンガのような話ですね。
石森:
ほんとですよね、震災から一年半が過ぎても、復興予算も被災地以外で使われているという状況ですから、
復興に政府が真剣に取り組んでいるとは思えないですし、
また、「復興再生の全ては除染」という総理の言葉にも引っ掛かります。
小出先生は、あの総理の視察と、それからこの総理の言葉を、
どのような思いで受け止められたんでしょうか?
小出:
私はもとから、「政治には全く期待をしない」というように公言してきましたし、
今度の野田さんの行為という事も、単なるパフォーマンスにしか見えませんし、
全く「問題の深刻さ」というんでしょうか、
「何をしなければいけないかという事が初めから全く分かってい」ないという、
そういう人だという事が、私にあらためて分かりました。
ー除染
石森:
この、「復興再生の全ては除染だ」と総理は言っておりましたけれども、
小出先生は除染については否定的な見方をされていましたよね。
小出:
そうです。「除染というのは出来ない」のです。
除染というのは汚れを除くという意味ですけれども、
放射性物質は除くことはできない、消すことはできないのです。
ある場所にある放射性物質を別の場所に移すという事は出来ます。
ですから、どうしてもこの場所にあっては困るというものを移すという作業はそれなりに必要ですけれども、
いずれにしても放射性物質は消すことができませんので、
「除染、除染」と言ったところで、結局は大した効果にはならないのです。もともと。
それが何か唯一一番大切なものだと言うのであれば、始めから間違った考え方です。
石森:
では先生、政府がこの問題に対して、復興に対して取り組むのに
一番大切なことは、除染でなければ何なんでしょうか?
小出:
まずはこれ以上の放射性物質の拡散を防がなければいけませんので、
そのために4号機の中では沢山の労働者が被ばくをしながら苦闘しているのです。
野田さんが何分間か視察したそうですけれども、
ー重装備でたった5分・収束宣言取り消しは?
吉田:5分でしょ、あれね。
石森:そうですね。
吉田:すごい重装備で、あの方収束宣言を撤回してないですよね。
小出:そうですね。
吉田:ひどいですよね。
小出:
はい、もう日夜、今の時間だって、労働者たちが被ばくをしながら働いているわけで、
もうすでに一年半以上そういう苦闘が続いているのですね。
で、その作業も、いったい、放射性物質の本体、つまり、
融けた炉心がどこにあるのかが分からないという、そういう状態の下で作業をしているわけで、
野田さんがあえて、4号機の使用済み燃料プールに行ったということは、
4号機の使用済み燃料プールの中にもまだ危機が残っていて、
それをどうするのかという事が、ま、
東京電力あるいは政府としても問題があるという事を認識しているからいってる訳で、
事故が収束などは全くしていないのですね。
その事をまずは言わなければいけないと思います。
吉田:そうですよね、まずは謝ってからですよね。
●大間原発建設再開について
石森:
ほんとうですね。
ま、あの状況を見て、収束宣言を撤回しないというのがよく分かりませんけど、
それからですね、政府の姿勢なんですけれども、それに関連しましてね、
福島第一原発の事故を受けて建設を中止していたJパワー電源開発の青森県の大間原発をめぐっては、
Jパワーの北村社長が今月1日に建設を再開した事を明らかにしました。
まずですね、この大間原発なんですけれども、
これは国内で初めてとなるフルMOX燃料の原子力発電所という事なんですが、
小出:そうです。
ー大間はプルトニウム使用のフルMOX燃料原発
石森:
これは「ウラン燃料よりも不安定で危険だ」とも聞きました。
先生どういう事なんでしょう?
小出:
もちろんそうですね、
これまではウランという物質を燃やして原子力発電に使ってきた訳です。
ところがそのウランという燃料を使って原子炉を運転してしまうと、
どうしてもプルトニウムという物質ができてしまうのですね。
それを日本はこれまで、「出来てしまったプルトニウムを高速増殖炉という原子炉で燃やす」と言って、
日本の全体の原子力計画を進めてきました。
ところがその高速増殖炉の実験炉というか、まだまだちいちゃな段階の、もんじゅという原子炉が、
いっこうに動かないのです。
だから、もんじゅ、高速増殖炉で使うと言ってきたプルトニウムが、
使い道が無くなってしまって、大量に日本に溜まってしまったという状況になりました。
そしてそのプルトニウムというのは長崎原爆の材料になった物質で、
今現在日本が懐に入れているプルトニウムで、長崎型の原爆を作ろうとすると
4000発も出来てしまうという、
そういう状況にまですでになってしまいました。
そんな状況が国際的に許される道義も無いので、
日本としては何としてもそのプルトニウムを燃やさなければいけないと、
消してしまわなければいけないと、そういう状況になってしまいました。
そのためにプルサーマルというバカげた計画もやらざるを得なくなってきました。
そのプルサーマルというのは、現在の原子力発電所。
つまりウランを燃やすために設計された原子炉で、
ウランではないプルトニウムという物質を燃やそうとしてしまう計画ですので、
石油ストーブでガソリンを燃やすという、
それに等しいような無謀な計画なのです。
それはあまりにもまずいという事で、
プルトニウムを燃やすために設計した原子炉として出来たのが大間です。
ただし、プルトニウムという物質はウランに比べると
数万倍・数十万倍も生物毒性が高いという、そういう物質ですので、
それを使う事はますます原子力発電所を危険なものにしてしまいます。
-2030年代に原発ゼロ?
石森:
そもそも政府のエネルギー環境戦略では、「原発の新増設はしない」という原則を明記していますよね。
しかし枝野経産大臣はこの大間原発など着工済みの2基については建設続行を容認しています。
これ、原発の危険回避のためのエネルギー環境戦略なのに、
一部を容認するというのは、どう考えてもおかしいと思うんですが、
先生はこれ、どうお考えになりますでしょうか?
小出:
民主党の原子力政策というのが基本からきちっとしていないのですね。
土台が無いまま、あっちがこう言った、こっちがこう言ったという事で
ぐらぐらぐらぐら、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてきた。
最終的には2030年代にはゼロを目指すと言った事。
その事自身私は随分詐欺だと思うのですけれども、
パブリックコメントを求めた時は2030年にゼロか15か25とかって聞いたのに、
2030年代という一つの「代」という言葉を付けた事によって、
2039年12月31日までという、そういう期限にすり替えてしまったのですね。
あっという間に10年間もサバを読むという、とってもインチキなやり方だと思うんですけれども。
吉田:詐欺だらけですよね、ほんとにね。
●日本の政党は民主党と自民党だけ?
小出:
そのインチキな決定といいますか、こうしますと言った発表自身も、
米国からの横やりが入ったら、直ちに閣議決定すらが出来ないという事になってしまっているという、
民主党という政権の基本の無さというのが露呈したのだと思います。
石森:
で、ですね、
じゃあ、次の政権はどうあるべきか?って言うのを伺いたいんですが、
小出:笑・・はい
吉田:(ノ∀≦。)ノぷぷ-
石森:
今民主党政権に関しましてですね、痛烈に批判なさいましたけれども、
じゃあ、自民党ならどうなのか?という事ですけれども、
自民党の安倍総裁ら党幹部と経団連の米倉会長が、今月9日に懇談会を開きましたよね。
この今おっしゃっていた「2030年代に原発ゼロを目指す」という野田政権の方針について、
「これは無責任じゃないか」という認識で一致したというんですね。
で、安倍総裁は野田政権の方針を否定する形で
「原発の比率は下げるが、30年代にゼロにする考え方は取らない」と強調しているんです。
一方ですね、これは昨日のニュースなんですけれども、
元原発事故担当大臣で、今民主党の政調会長である細野さんは、
「次の衆議院議員選挙のマニフェストに2030年代の原発ゼロ方針を明記する」と、
今小出さんが「詐欺」だとおっしゃった考えを強調しました。
これ、もし自民党が政権を奪回したら、
この「30年代ゼロ」というのは撤回される可能性があると思うんですね。
小出:もちろんですね。
ー自民党が政権を取ったら?
石森:
で・・・・ま・・どっちが、っていう話なんですけれども、
あの、小出先生は長い事原子力の研究をされてきましたから、
長期政権だた自民党の原子力政策についてもご存じだと思うんですけれども、
もし自民党が政権を奪回したら、日本の原子力政策はどうなるとお考えでしょうか?
小出:
もちろん2030年代にゼロにもならないで、
どんどんどんどん続いていくことになると思います。
石森:・・・ひとこと、そのひとことでww
吉田:まぁそうでしょう、だってねぇ。
石森:
これが、だから他に選択肢をどうすればいいんだという事になってくると思うんですけれども、
民主も自民も当てにならないとすると、我々はどうすればいいのでしょうか?
小出:
申し訳ないけれども、良く分かりません。
なんか今は二大政党制とか言われていてですね、
自民にするのか民主にするのかという、そういう選択しか
吉田:そういう二択だけじゃないよね、でもね。
小出:はい、もうあまりにもひどい選択で。
吉田:
でも一応言っている事は、「国民の生活が第一」はそっちのあたりは
一応やるんであれば、民主党寄りは程度がいいんじゃないですかね?
小出:もちろんそうですね。
吉田:小沢さんのところがね。
小出:はい、どこまで本気かと言われてしまうと私は分かりませんが、
吉田:はっきり、それを本気でやればね。
ー偏った報道
石森:
総理が口にした収束宣言、これを頭から信じる方は多くはないと思うんですね。
で、メディアは本来権力の監視役でなければいけないと思うんで、
この番組なんかではね、その
吉田:
監視役でなければいけないのはそうなんだけど、
おかしいのは第3党である国民の生活が第一の情報を全く出さないという、
今の新聞テレビのありようは非常におかしいと思うよ。
小出:はい、そう思います。
●原発に関する関心の持ち方の変化
石森:
で、確かにメディアによってスタンスに差があると。
で、じゃあ、我々はどうしたらいいのか?という事なんですが、
一方で、SNSとか、ツイッター上ではいろんな主義主張があふれているんですが、
誰をフォローするか、フォローの仕方で入ってくる情報も変わってきてしまうと思うんですね。
おそらく人々は迷ったまま決めかねていて、
怖いのは人々が迷ったままよく分からなくなって、次第に関心を失っていくことじゃないかと思うのですが、
小出先生、各地で講演を続けられていますけれども、
震災発生以来、人々の原発に対する受け止め方とか、関心の持ち方に変化というのは感じていますか?
小出:
もちろん3.11があったという事でかなりの大きな変化が起きたと私は思っていますし、
首相官邸前に、
吉田:そうですよね金官デモなんていうのもね、起こるようになったわけですし、
小出:
はい
人々が自発的に集まってくるというような事も、
「ああ、こういうふうになったんだな」と、私は大変感慨深く受け止めました。
それでもやはり、持続するというのは大変なことなのであって、
政治も全く変わらない、
事故も収束しないでこのまま行くしかないということになると、
「これを受け止めるしかない」というような雰囲気というんでしょうか、
「あきらめ」というんでしょうか、
そういうものが出てきてしまっていると見えますし、
それもまた、今の状況では仕方のない事なんだろうなと、私は思います。
残念ですけれども。
石森:
関心だけは持ち続けなければいけない、
問題意識は持ち続けなければいけないという事なんでしょうね。
小出:とおもいます。
石森:もっともっと聞きたかったんですけれどもお時間がきました。
吉田:そうですね、お時間がきまして、小出先生本当の朝早くからありがとうございます。
小出:いいえありがとうございました。
吉田:またよろしくお願いいたします。
小出:こちらこそよろしくお願いします。
続きを読むに

<参考>


ペテン首相 原発爆発現場 視察の茶番
【政治・経済】
ゲンダイネット 日刊ゲンダイ 2012年10月9日 掲載
<コケ威しの白い放射能防護服で全身を覆い、たった5分福島4号機内に入った臆病男の無意味邪悪な愚行>
その姿を見て、ハラワタが煮えくりかえった国民も多いのではないか。
とっくに「収束宣言」を出しておきながら、今さら原子炉建屋内を初視察した野田首相のことだ。
白い防護服とマスクで全身を守り、
使用済み燃料プールのある4号機の屋上に滞在したのは、たったの5分間だけ……。
それも、小さく背中を丸めて東電の説明に「ウン、ウン」とうなずくばかりで、逃げるように原発を後にした。
そのくせ、視察後は「廃炉へ向け着実に進んでいると実感できた」なんて涼しい顔で言うのである。
許せない。
こんな無意味で醜悪なパフォーマンスをやる前に、やるべきことは山ほどあるだろう。
原子炉格納容器を設計していた元技術者の後藤政志氏はこう憤慨する。
「放射能を封じ込めることもできていないのに、野田首相は何を言っているのか。
冬になり寒くなるこれからは、
原子炉建屋内と外気の圧力差が増すため、ますます放射性物質が大気中に漏れ出します。
地下水への汚染水流出も深刻。原発から離れた場所で、いつ高濃度汚染水が染み出しても不思議ではない。
事故後、地表に落ちた放射性物質が雨に流され、
川や海に濃縮してたまるのは2~3年後がピークともいわれている。
政府、東電はこうした数々の問題に対する調査さえロクに進めようとしていないのです」
4号機の使用済み燃料棒の取り出し作業も、始まるのは来年12月。
国際社会からは「遅すぎる」「3分の2は今すぐにでも取り出せるはずだ」と非難ゴウゴウだ。
野田は、長浜環境相に「福島の除染加速」を指示したが、
これにも地元から「フザケルナ!」の声が上がっている。
「本格除染までの時間がかかりすぎたせいで、
環境省が昨年策定した除染ガイドラインが早くも陳腐化してしまっています。
ガイドラインに従って放射性物質が付着した落ち葉や雑草を取り除いた結果、
地中に染み込んだ放射性物質をさえぎるフタがなくなり、かえって放射線量がハネ上がったケースもある。
費用も全然足りないのが実情です。今のまま除染作業だけを急いでも意味はありません」(現地関係者)
大至急、実態に即した除染スキームを作り直すのがスジだ。
「この政府はパフォーマンスばかりです。
第2、第3のフクシマを生み出さないことが大前提なのに、
大間原発の建設再開や原発再稼働をめぐり、『政府は関与しない』と言っている。
『原発ゼロ』は口先だけで、本気で考えていないのです」(前出の後藤氏)
野田がイの一番にやるべきは、総理のイスを明け渡し下野することだ。
でなければ国民は命がいくつあっても足りない。
<大間原発>
地元の本音・規制庁責任逃れ・地元の反対・活断層・Jパワー大間誘致の裏側(内容書き出し)
・函館からわずか23キロ 大間原発…驚きの別世界 大間の本音 2011年5月放送
・大間原発が建設再開 2012年9月28日報道ステーション
・大間原発建設開始に反対する函館市
・大間原発活断層 渡辺満久教授 2012年9月30日
・大間原発建設の真実 Jパワー原発誘致とあさこハウス 2011年9月19日
上記の5つの番組の内容書き出し。
これだけ読めば大間原発の事が大体分かります。
「原発ゼロは無責任」自民と経団連が一致
産経ニュース 2012.10.9 22:53
自民党の安倍晋三総裁ら党幹部と経団連の米倉弘昌会長らが9日、都内で懇談会を開き、
2030年代の原発ゼロを目指す野田政権の方針について、無責任だとの認識で一致した。
安倍氏は「エネルギーについては責任ある対応をしていく必要がある。
原発の比率は下げるが、30年代にゼロにする考え方はとらない」と強調した。
安倍氏と米倉氏はデフレ脱却と円高是正が必要だとの認識でも一致した。
安倍氏と経団連幹部の会談は、安倍氏の総裁就任後初。
経団連側が内閣改造を終えたばかりの野田政権より先に、野党第一党の自民党新執行部と会談するのは異例だ。
衆院選後の政権交代をにらんだ対応とみられる。
自民党側にも経団連の要望を今後の政策に反映させることで、
衆院選で財界の支援を得たいとの思惑があるようだ。
米倉氏は冒頭、「中国との関係悪化は経済界に影響を及ぼしている」と懸念を示した。
安倍氏は「日本に断固として領土を守るという意志がないと思われる間違ったメッセージを発することが、
日中関係をあやうくする」と指摘。
さらに「政治と経済界が意志をひとつにしていくことが結果を出していく」と述べた。
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コメント
★【リトアニアも62%が原発反対に!見直し必至、共同通信10月15日】リトアニアで14
日、日立が事実上受注した「ビサギナス原発」の建設の是非を問う国民投票が・・・建設
反対票が62・07%・・・巨額の建設費が財政に重荷とみる国民が多い上、東京電力福
島第1原発事故を受け、安全性への懸念が高まったことが反対派優勢の背景にある。
★JA全中「脱原発宣言」全国大会決議へ 自民と一線】(東京新聞2012年10月5日)
全国農業協同組合中央会(JA全中)が、十、十一の両日に開く全国大会で、「将来的な
脱原発」を活動方針に決める。・・支援してきた自民党は原発維持路線だが一線を画す。
★公明「速やかに原発ゼロ」=重点政策案を発表(時事2012年9月22日)公明党は22
日の党大会で、次期衆院選の政権公約の骨格となる「重点政策案」を発表・・・エネルギ
ー政策では「可能な限り速やかに原発ゼロを目指す」との方針・・・
★連合「脱原発」決定(時事2012年9月21日)連合は21日の中央執行委員会で・・・
連合としての新しいエネルギー政策も正式決定・・・原発に依存しない社会の実現を目指
す方針を打ち出した。・・・
★新経連「脱原発依存」を政府に提言へ(産経2012年10月3日、フジサンケイビジネス
アイ)新経済連盟の三木谷浩史代表理事(楽天会長兼社長)・・・・発足時の会員企業は
779社に上り、1494社(11日現在)の経団連の半数を超える。
日、日立が事実上受注した「ビサギナス原発」の建設の是非を問う国民投票が・・・建設
反対票が62・07%・・・巨額の建設費が財政に重荷とみる国民が多い上、東京電力福
島第1原発事故を受け、安全性への懸念が高まったことが反対派優勢の背景にある。
★JA全中「脱原発宣言」全国大会決議へ 自民と一線】(東京新聞2012年10月5日)
全国農業協同組合中央会(JA全中)が、十、十一の両日に開く全国大会で、「将来的な
脱原発」を活動方針に決める。・・支援してきた自民党は原発維持路線だが一線を画す。
★公明「速やかに原発ゼロ」=重点政策案を発表(時事2012年9月22日)公明党は22
日の党大会で、次期衆院選の政権公約の骨格となる「重点政策案」を発表・・・エネルギ
ー政策では「可能な限り速やかに原発ゼロを目指す」との方針・・・
★連合「脱原発」決定(時事2012年9月21日)連合は21日の中央執行委員会で・・・
連合としての新しいエネルギー政策も正式決定・・・原発に依存しない社会の実現を目指
す方針を打ち出した。・・・
★新経連「脱原発依存」を政府に提言へ(産経2012年10月3日、フジサンケイビジネス
アイ)新経済連盟の三木谷浩史代表理事(楽天会長兼社長)・・・・発足時の会員企業は
779社に上り、1494社(11日現在)の経団連の半数を超える。
【国民の90%を占める原発0派】 | 2012.10.15 16:46 | 編集
いつもありがとうございます。
気になったところが2カ所あってメールします。
>2030年代という一つの「代」という言葉を付けた事によって、
>2030年12月31日までという、そういう期限にすり替えてしまった
ここは小出先生が言い間違えられているようですが、
2039年12月31日ではないかと思うのですが……
最後の照美さんのごあいさつですが、
>吉田:そうですね、お股間きまして、小出先生本当の朝早くからありがと>うございます。
吉田:そうですね、お時間きまして、 ですよね?
気になったところが2カ所あってメールします。
>2030年代という一つの「代」という言葉を付けた事によって、
>2030年12月31日までという、そういう期限にすり替えてしまった
ここは小出先生が言い間違えられているようですが、
2039年12月31日ではないかと思うのですが……
最後の照美さんのごあいさつですが、
>吉田:そうですね、お股間きまして、小出先生本当の朝早くからありがと>うございます。
吉田:そうですね、お時間きまして、 ですよね?
りんた | 2012.10.15 18:04 | 編集
教えて下さって、ありがとうございます。
Σ(=o=;)何という間違いでしょうwww
Σ(=o=;)何という間違いでしょうwww
きーこ | 2012.10.15 20:16 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| 2012.10.15 23:04 | 編集