10.23
Tue
荒川静香さんが金メダルを取った2006年トリノオリンピック時の
最強のライバル イリーナ・スルツカヤ選手。
ジャンプで転倒して、金メダルは荒川静香さんのものとなった。
私はその時、テレビにかじりついて見ていました。
アナウンサーが「スルツカヤは難病を抱えている」と言っていた言葉をなぜか突然思い出し、
昨日から気になって仕方がありませんでした。

どんな病気なんだろう?と。
誰もチェルノブイリ事故との関係は言わないけれど、もしかしたら関係があるのではないか?と。
1979年2月9日生まれ。もともと体は弱かったそうです。
1986年4月に起きたチェルノブイリ原発事故当時は7歳。
2003年(事故から17年後)母親が重い腎臓病で倒れる。スルツカヤも難病に罹る。
スルツカヤ選手の病気に関する記事を集めてみました。
突然の発熱。
足と腕がむくみ、体中にあざ。
けん怠感、筋肉や関節の痛みに加え、喘息、アレルギー、
特定のタイプの白血球の増加。
ひどい頭痛に三叉神経痛。
ぬまゆさんの症状に似ているような気がしました。
ぬまゆさんは今でも突然発熱し、体は痛く、あちこちにアザができるようです。
スルツカヤ選手の病気が原発事故由来の放射能のせいだとは言いませんが、
せっかく調べたのでブログに残しておきます。
ーーー
イリーナ・エドゥアルドヴナ・スルツカヤ
ロシア語: Ирина Эдуардовна Слуцкая、
ラテン翻字: Irina Edwardovna Slutskaya、
1979年2月9日生まれ
ロシアモスクワ出身の元女子フィギュアスケート選手。身長160センチ。ロシアでの愛称はイーラ。
幼少期
モスクワ市内の病院でロシア人の母ナタリアとユダヤ人の父エドゥアルトの長女として誕生した。
生来身体が弱く、医者に外でのスポーツを勧められた。
2002-2003シーズン、
2003年にロシア・サンクトペテルブルクで開催された
グランプリファイナルのショートプログラム (Victory) が終了した夜に、
母が重い腎臓病を患っていることを知らされる。
母は意識不明の重体に陥るが、チームドクターの適切な処置のおかげで、奇跡的に一命を取り留めた。
しかし長期療養が必要だという事実は、彼女に大きな衝撃を与えた。
同年彼女自身も自己免疫疾患(アレルギー性肉芽腫性血管炎)にかかり、気管支炎を併発、
一時期は歩行も困難になった。トイレには這って行かねばならず、「ストレスで毎日泣いていた」という。
自己免疫疾患(アレルギー性肉芽腫性血管炎)
全身の動脈に炎症が生じる病気
国際的には、チャーグ・ストラウス症候群(Churg-Strauss syndrome)の名称が一般的である。
アレルギー性肉芽腫性血管炎は全身の動脈に壊死性血管炎を生じる病気。
結節性多発動脈炎(PN)は肺動脈を侵さないが、本症は肺動脈を侵す。
病態
好酸球増多を伴う全身性血管炎であり、
病理学的には好酸球浸潤を伴う壊死性血管炎や血管内外の肉芽腫を生じる。
疫学
症例数が少ないため、大規模な臨床研究を行いにくく、
診断指針、治療指針はまだまとまっているとはいい難い
症状
血管炎症状の前に気管支喘息や副鼻腔炎などのI型アレルギー性症状が先行する事が多い。
血管炎症状として多彩な臓器症状を呈する。
多発性単神経炎を主体とする神経症状が頻度が高く、全症例の70%以上で認められる。
その他、関節炎、肺、心臓(冠動脈疾患)、皮膚(発疹)、消化管(潰瘍)、腎症などが起こる。
Yahoo!知恵袋
2006/2/24 23:01:26
イリーナ・スルツカヤの病気は、自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)です。
本来は細菌・ウイルスや腫瘍などの自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、
自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を来す疾患の総称である。
自己免疫疾患は、全身にわたり影響が及ぶ全身性自己免疫疾患と、
特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患の2種類に分けることができる。
関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)に代表される膠原病は、全身性自己免疫疾患です。
頑張れ、スルツカヤ!
2006-02-23 05:09:58
なんとスルツカヤ選手は難病患者だったのだ。
病気の母、家族の生活支え「金」挑む(イリーナ・スルツカヤ)
どうやら彼女の病気は壊死性血管炎。
自己免疫疾患。
膠原病。
自己免疫疾患ってSLEと一緒じゃないか。
症状も記事を見る限り、やはり似ている。
その事実を知って、いろいろな記事を読んでみたが、
「体が動かなくなり、トイレに這っていった」などと闘病の記録があり、
全く同じ経験をした私としてはスルツカヤに何か同じものを感じざるをえない。
病気の母、家族の生活支え「金」挑む【読売新聞】
※2006/05/10投稿
地元ロシアで開かれた2003年2、3月のグランプリ(GP)ファイナル。
観戦に来ていた母の体調が、突然悪化した。腎臓病だった。
その日に限って同じ部屋に泊まっていたスルツカヤが、チームの医師に救いを求めた。
看病を優先し、直後の世界選手権の出場を取りやめた。
「スポーツは数年。でも、家族は一生」との思いがあった。
その年、今度はスルツカヤを、原因不明の症状が悩ます。
突然の発熱。手足のむくみ。痛み。内出血。
練習を再開しては、体調を崩した。
何人もの医師と病院を渡り歩いた末、免疫システムが自分自身を攻撃する
「自己免疫疾患」という難病だと分かったのは、翌年のことだ。
治療は今も続いている。炎症がひどくなると、薬を増やす。
副作用のめまいなどを抱えながら、歯を食いしばってジャンプを跳ぶ。並大抵の気力ではない。
三叉神経痛
2006年10月17日
ISFF > New Tour Dates/Schedule for Nov-Dec 2006
She has had really severe headaches for a long time but I(wvgal57) read that this nerve(trigeminal nerve) causes severe facial pain.
イリーナ・スルツカヤ(Irina Slutskaya)は、
長い間ひどい頭痛に苦しんでいるうえ、新たに三叉神経痛にかかっているようです・・・
メルクマニュアル家庭版 > 三叉神経痛
稲妻に例えられる、耐えがたい刺すような痛みが、
顔の下半分のどこにでも起こりますが、最も多いのは鼻の横のほほとあごです。
普通は顔の片側だけに起きて、数秒間から長くて2分間ほど続きます。
発作が1日に100回も繰り返すため、痛みのために何もできなくなります。
強い痛みに顔をしかめることから、疼痛性チックと呼ばれることもあります。

Olympian bounced back after illness【The Record】
Ирина Слуцкая Форум > Ирина > Champions On Ice - 2006
2006年08月08日
イリーナ・スルツカヤ(Irina Slutskaya)が病気について語ったインタビューが
カリフォルニア州Stocktonの地元紙に出ました。
Champions on Ice in Stockton の翌日発行です。
Q: お国は?
A: ロシア、モスクワ。家族と一緒に住んでます。
Q: 健康運動に関わるようになった経緯は?
A: 数年前、とても深刻な病気(脈管炎)になりました。
その前には(?)喘息と心膜炎にかかってました。
今、私は皆さんに、
「自分には起こらないだろう」と思うでしょうが、誰にだって起こり得るのだということを伝えたいのです。
健康に気をつけて下さい。心臓を大切にして下さい。医者に診てもらって下さい。
これら全てのことを して、正しい食事をすれば、大丈夫です。
Q: ご自身の心臓病をどのように知りましたか?どんな気持ちですか?
A: 私の病気は脈管炎です。
数年前は本当に具合が悪かった。今は錠剤を飲んで、血液検査をしています。
この病気も他の病気とほとんど同じです。(兆候が現れるまで)数か月かかります。
嫌だったのは喘息です。
足と腕がむくみ、体中にあざができました。
Q: 職業上の生活はどう変わりましたか?
A: 私の職業生活はすばらしいものでしたが、変わってしまいました。本当に苦しかった。
発病中は、スケートができなかったのですから。
Q: 私生活はどうでしたか?
A: これは私の人生です。一度きりの人生です。
自分の人生を、ファンを、両親を、私の周りの全てを愛さなくてはいけません。
発病中は、歩けませんでした。数歩しか動けませんでした。
自分の生活が恋しかった。今、私は医者の管理のもとにあります。
もう何も起こらないことを知っています。
Q: 競技のトップに戻ってくるのに何が助けになりましたか?
A:スケートへの情熱です。
そしてもちろん両親、夫、コーチが私を助けようとしてくれたからです。
健康とスケートのどちらかを選ばなければならないとしたら、健康を選びます。
Q: 演技や練習方法を加減しなければいけなかったですか?
A: 今は、あまり激しくしないようにする必要があります。
Q: ストックトンで伝えたいメッセージは?
A: 人は、働かず、家に座っているだけでは、死んだも同然だと思います。
病気にかかわらず、普通の生活をするべきです。
買い物に行き、友達と会って下さい。生きていることを実感するために何でもして下さい。
Q: 有名人であることも活動の動機になってますか?
A: もちろん。私は皆さんのお手本のようなものです。
忙しい私ですら、何でもやれているということをお見せできます。
魔法なんかじゃありません。私はこの病気を持つ一人に過ぎません。
私の医者によれば、多くの人がこの病気にかかっているそうです。
私は皆さんに、可能だということを見せたいのです。普通に生活することは可能なのです。
重要なのは、普通の人たちと同じなのだということを理解することです。
Q: 病気によって謙虚になりましたか?
A: かもしれません。そうなってしまえば(?)、
「オッケー。次は?」と考えはじめます。たくさんの新しい道が開けています。
病気にかかったことは良くないことですが、
しかし自分の人生に、新しい道、新しい場所、新しい事を発見しました。
Q: 一人の人間が、世の中を変えることができますか?
A: そう望みます。私の目標はそんなにすごくはないですが、そう望みます。
Q: これら全てを通して学んだことは?
A: 私たちは病気を選べません。病気が私たちは選ぶのです。
人生では何でも起こります。私は今はとても健康ですが、明日何が起きるかは分かりません。
私はすべてうまくいくと信じています。
'Champions on Ice' stars skating for the fun of it【Star-Telegram】
the Star-TelegramJul. 07, 2006
ツアーがダラスに立ち寄ることは、2つのオリンピックで銀・銅メダルを得たスルツカヤの胸を打つ出来事だ。
ダラスにはアメリカ心臓病協会の本部があり、スルツカヤはその「Go Red For Women」運動に参加し、
心臓病への関心を高めようとしているからだ。
2003年、スルツカヤは「心膜炎」(心臓を囲む嚢の炎症)と診断されたが、
その後「血管炎」、血管に炎症を起こす病気だと分かった。
薬物療法と約1年の休息により、彼女は競技に戻ることができた。
「人々を助けたいのです」と、チャンピオンズオンアイスに参加して10年になるスルツカヤは言う。
「正しい食事をし、心臓を大切にして欲しい。」
Olympic skater promotes healthy hearts for women【Chicago Tribune】
イリーナ・スルツカヤ(Irina Slutskaya)のインタビュー
2006年06月20日
Olympic skater promotes healthy hearts for women
オリンピックスケート選手が女性の心臓の健康を推進する
By Julie Deardorff
Tribune health and fitness reporter
Published June 20, 2006
ロシア人フィギュアスケーター、イリーナ・スルツカヤは、
病気が彼女の人生を台無しにしてしまうと信じたことはない。
心臓が血管炎と呼ばれる珍しい血管の炎症になって3年が経た今、
スルツカヤは自分が正しかったと確信している。
「誰もが、なぜ自分が病気になったのかと疑問に思いますが、答えはありません」
とスルツカヤは、スターバックスでグリーンティフラペチーノをすすりながら言った。
「病気を選ぶことはできないのです。人生の全てをコントロールしなくてはいけません。」
「女性は、自分自身のことを考えようとしないと思います」とスルツカヤ。
「恋をしたら、男性が全てに優先し、子供ができたら、子供が全てに優先します。」
彼女のアドバイスは?「自分の数字を調べること」(←健康診断?)
最初の症状が表れたのは、オリンピック金メダルを目指していた時だった。
咳と熱が続き、足はむくんであざができ、そして喘息。
血流障害は、足の動きに影響を及ぼした。「変だなとは感じていました」と彼女。
医者は結局、数十種類以上ある血管炎の一つ、
チャーグ・ストラウス症候群(アレルギー性肉芽腫性血管炎)と診断した。
発熱、けん怠感、筋肉や関節の痛みに加え、喘息、アレルギー、
特定のタイプの白血球の増加などの症状が生じる。
この人生の急転を受けて2003-2004シーズンのほとんどを棒にふったが、
彼女は、運動を止めるようにと言う医師を無視して、病気をコントロールするための努力を続けた。
医者が試合への出場を許可すると、彼女は2005年のロシア選手権とヨーロッパ選手権で優勝し復活した。
今年のトリノでは2つめのオリンピックメダル、銅メダルを持ち帰った。
「彼女は、病気になってもやりたいことができるという好例です」と心臓内科医。
「彼女のレベルに達するのは並大抵ではありませんが、彼女の性格と、スポーツを続けたことが、
それを可能にしたのだと思います」
スルツカヤの主な治療方法は、
プレドニゾン薬(※プレドニン又はプレドニゾロンのことか?。副腎皮質ステロイド剤)と、
症状の進行を予防するために用いられるMedipredという薬の軽いバージョンのものだ。
彼女はまた、「アメリカ人のように食べ」ないよう心がけている。
すなわち、新鮮、丸ごと、未加工の食べ物や運動を好み、
オリンピック選手のための新しくて厳しい練習をどの程度にとどめるべきか分かっている。
彼女のアドバイスはシンプルだ。
「自分自身のことを忘れないで」「自分自身を愛して。自分の心臓を愛して」
ーーーでは、チェルノブイリ事故でモスクワはどの位汚染されたのだろうか?

この地図を見るとモスクワは汚染されていない。
汚染地図自体、大きな都市であるモスクワの数値は正確なのか?
そんな疑問もよぎります。
モスクワの放射線(ガンマ線量)実際に測ってみました。
ブログ 2011-04-18 18:41:13
早速、オフィス内で測ってみると、 0.15マイクロシーベルト
モスクワの街中は、0.100マイクロシーベルト
今日の東京新宿区の放射線量は、0.076マイクロシーベルトと発表されていますね。
モスクワの方が、高い!
ーー
チェルノブイリ原発事故から25年後でこの数値がある。
ただこの方はモスクワでガイガーカウンターをプレゼントされて測っているので、
小出先生もおっしゃっているけど、数値は目安にしかならないのかも…とも思う。
なんて事を考えていたら、下記の報道があった。
ーー
東京の放射線量はモスクワの半分…露調査
読売新聞 2011年4月15日20時33分 読売新聞
放射線障害などを研究するロシアの政府機関、
医学生物学庁のウラジーミル・ウイバ長官は15日、都内の大使館で記者会見し、
同館敷地内の放射線量が毎時0.07~0.10マイクロ・シーベルトで、
モスクワの水準(同0.17~0.20マイクロ・シーベルト)の約半分にとどまるとの調査結果を公表。
「東京の放射線量は人体に悪影響はない」と述べた。
これを受けウイバ長官は、観光を目的にした日本への渡航制限を解除するよう
ロシア外務省に勧告する意向を明らかにした。
福島第一原発の事故を受けロシア政府は同庁の専門家グループを東京に派遣、
15日までの1週間、放射線量の測定と大使館員や在住ロシア人約200人の健康調査を行った。
この結果、甲状腺の放射性ヨウ素の値が基準を上回った例はなかった。
ーー
何が本当かはやっぱりわからないけれど、
モスクワはやっぱり線量が高いようだ。東京の倍あるらしい。
25年経った今でも。セシウム134(半減期2年)がほとんどなくなった現在でこの数値ならば、
もしかしたらとても汚染されていたのかもしれないと思ってしまうのです。
大都市の人々の事は避難させられないでしょうから・・・
最強のライバル イリーナ・スルツカヤ選手。
ジャンプで転倒して、金メダルは荒川静香さんのものとなった。
私はその時、テレビにかじりついて見ていました。
アナウンサーが「スルツカヤは難病を抱えている」と言っていた言葉をなぜか突然思い出し、
昨日から気になって仕方がありませんでした。

どんな病気なんだろう?と。
誰もチェルノブイリ事故との関係は言わないけれど、もしかしたら関係があるのではないか?と。
1979年2月9日生まれ。もともと体は弱かったそうです。
1986年4月に起きたチェルノブイリ原発事故当時は7歳。
2003年(事故から17年後)母親が重い腎臓病で倒れる。スルツカヤも難病に罹る。
スルツカヤ選手の病気に関する記事を集めてみました。
突然の発熱。
足と腕がむくみ、体中にあざ。
けん怠感、筋肉や関節の痛みに加え、喘息、アレルギー、
特定のタイプの白血球の増加。
ひどい頭痛に三叉神経痛。
ぬまゆさんの症状に似ているような気がしました。
ぬまゆさんは今でも突然発熱し、体は痛く、あちこちにアザができるようです。
スルツカヤ選手の病気が原発事故由来の放射能のせいだとは言いませんが、
せっかく調べたのでブログに残しておきます。
ーーー
イリーナ・エドゥアルドヴナ・スルツカヤ
ロシア語: Ирина Эдуардовна Слуцкая、
ラテン翻字: Irina Edwardovna Slutskaya、
1979年2月9日生まれ
ロシアモスクワ出身の元女子フィギュアスケート選手。身長160センチ。ロシアでの愛称はイーラ。
幼少期
モスクワ市内の病院でロシア人の母ナタリアとユダヤ人の父エドゥアルトの長女として誕生した。
生来身体が弱く、医者に外でのスポーツを勧められた。
2002-2003シーズン、
2003年にロシア・サンクトペテルブルクで開催された
グランプリファイナルのショートプログラム (Victory) が終了した夜に、
母が重い腎臓病を患っていることを知らされる。
母は意識不明の重体に陥るが、チームドクターの適切な処置のおかげで、奇跡的に一命を取り留めた。
しかし長期療養が必要だという事実は、彼女に大きな衝撃を与えた。
同年彼女自身も自己免疫疾患(アレルギー性肉芽腫性血管炎)にかかり、気管支炎を併発、
一時期は歩行も困難になった。トイレには這って行かねばならず、「ストレスで毎日泣いていた」という。
自己免疫疾患(アレルギー性肉芽腫性血管炎)
全身の動脈に炎症が生じる病気
国際的には、チャーグ・ストラウス症候群(Churg-Strauss syndrome)の名称が一般的である。
アレルギー性肉芽腫性血管炎は全身の動脈に壊死性血管炎を生じる病気。
結節性多発動脈炎(PN)は肺動脈を侵さないが、本症は肺動脈を侵す。
病態
好酸球増多を伴う全身性血管炎であり、
病理学的には好酸球浸潤を伴う壊死性血管炎や血管内外の肉芽腫を生じる。
疫学
症例数が少ないため、大規模な臨床研究を行いにくく、
診断指針、治療指針はまだまとまっているとはいい難い
症状
血管炎症状の前に気管支喘息や副鼻腔炎などのI型アレルギー性症状が先行する事が多い。
血管炎症状として多彩な臓器症状を呈する。
多発性単神経炎を主体とする神経症状が頻度が高く、全症例の70%以上で認められる。
その他、関節炎、肺、心臓(冠動脈疾患)、皮膚(発疹)、消化管(潰瘍)、腎症などが起こる。
Yahoo!知恵袋
2006/2/24 23:01:26
イリーナ・スルツカヤの病気は、自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)です。
本来は細菌・ウイルスや腫瘍などの自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、
自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を来す疾患の総称である。
自己免疫疾患は、全身にわたり影響が及ぶ全身性自己免疫疾患と、
特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患の2種類に分けることができる。
関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)に代表される膠原病は、全身性自己免疫疾患です。
頑張れ、スルツカヤ!
2006-02-23 05:09:58
なんとスルツカヤ選手は難病患者だったのだ。
病気の母、家族の生活支え「金」挑む(イリーナ・スルツカヤ)
どうやら彼女の病気は壊死性血管炎。
自己免疫疾患。
膠原病。
自己免疫疾患ってSLEと一緒じゃないか。
症状も記事を見る限り、やはり似ている。
その事実を知って、いろいろな記事を読んでみたが、
「体が動かなくなり、トイレに這っていった」などと闘病の記録があり、
全く同じ経験をした私としてはスルツカヤに何か同じものを感じざるをえない。
病気の母、家族の生活支え「金」挑む【読売新聞】
※2006/05/10投稿
地元ロシアで開かれた2003年2、3月のグランプリ(GP)ファイナル。
観戦に来ていた母の体調が、突然悪化した。腎臓病だった。
その日に限って同じ部屋に泊まっていたスルツカヤが、チームの医師に救いを求めた。
看病を優先し、直後の世界選手権の出場を取りやめた。
「スポーツは数年。でも、家族は一生」との思いがあった。
その年、今度はスルツカヤを、原因不明の症状が悩ます。
突然の発熱。手足のむくみ。痛み。内出血。
練習を再開しては、体調を崩した。
何人もの医師と病院を渡り歩いた末、免疫システムが自分自身を攻撃する
「自己免疫疾患」という難病だと分かったのは、翌年のことだ。
治療は今も続いている。炎症がひどくなると、薬を増やす。
副作用のめまいなどを抱えながら、歯を食いしばってジャンプを跳ぶ。並大抵の気力ではない。
三叉神経痛
2006年10月17日
ISFF > New Tour Dates/Schedule for Nov-Dec 2006
She has had really severe headaches for a long time but I(wvgal57) read that this nerve(trigeminal nerve) causes severe facial pain.
イリーナ・スルツカヤ(Irina Slutskaya)は、
長い間ひどい頭痛に苦しんでいるうえ、新たに三叉神経痛にかかっているようです・・・
メルクマニュアル家庭版 > 三叉神経痛
稲妻に例えられる、耐えがたい刺すような痛みが、
顔の下半分のどこにでも起こりますが、最も多いのは鼻の横のほほとあごです。
普通は顔の片側だけに起きて、数秒間から長くて2分間ほど続きます。
発作が1日に100回も繰り返すため、痛みのために何もできなくなります。
強い痛みに顔をしかめることから、疼痛性チックと呼ばれることもあります。

Olympian bounced back after illness【The Record】
Ирина Слуцкая Форум > Ирина > Champions On Ice - 2006
2006年08月08日
イリーナ・スルツカヤ(Irina Slutskaya)が病気について語ったインタビューが
カリフォルニア州Stocktonの地元紙に出ました。
Champions on Ice in Stockton の翌日発行です。
Q: お国は?
A: ロシア、モスクワ。家族と一緒に住んでます。
Q: 健康運動に関わるようになった経緯は?
A: 数年前、とても深刻な病気(脈管炎)になりました。
その前には(?)喘息と心膜炎にかかってました。
今、私は皆さんに、
「自分には起こらないだろう」と思うでしょうが、誰にだって起こり得るのだということを伝えたいのです。
健康に気をつけて下さい。心臓を大切にして下さい。医者に診てもらって下さい。
これら全てのことを して、正しい食事をすれば、大丈夫です。
Q: ご自身の心臓病をどのように知りましたか?どんな気持ちですか?
A: 私の病気は脈管炎です。
数年前は本当に具合が悪かった。今は錠剤を飲んで、血液検査をしています。
この病気も他の病気とほとんど同じです。(兆候が現れるまで)数か月かかります。
嫌だったのは喘息です。
足と腕がむくみ、体中にあざができました。
Q: 職業上の生活はどう変わりましたか?
A: 私の職業生活はすばらしいものでしたが、変わってしまいました。本当に苦しかった。
発病中は、スケートができなかったのですから。
Q: 私生活はどうでしたか?
A: これは私の人生です。一度きりの人生です。
自分の人生を、ファンを、両親を、私の周りの全てを愛さなくてはいけません。
発病中は、歩けませんでした。数歩しか動けませんでした。
自分の生活が恋しかった。今、私は医者の管理のもとにあります。
もう何も起こらないことを知っています。
Q: 競技のトップに戻ってくるのに何が助けになりましたか?
A:スケートへの情熱です。
そしてもちろん両親、夫、コーチが私を助けようとしてくれたからです。
健康とスケートのどちらかを選ばなければならないとしたら、健康を選びます。
Q: 演技や練習方法を加減しなければいけなかったですか?
A: 今は、あまり激しくしないようにする必要があります。
Q: ストックトンで伝えたいメッセージは?
A: 人は、働かず、家に座っているだけでは、死んだも同然だと思います。
病気にかかわらず、普通の生活をするべきです。
買い物に行き、友達と会って下さい。生きていることを実感するために何でもして下さい。
Q: 有名人であることも活動の動機になってますか?
A: もちろん。私は皆さんのお手本のようなものです。
忙しい私ですら、何でもやれているということをお見せできます。
魔法なんかじゃありません。私はこの病気を持つ一人に過ぎません。
私の医者によれば、多くの人がこの病気にかかっているそうです。
私は皆さんに、可能だということを見せたいのです。普通に生活することは可能なのです。
重要なのは、普通の人たちと同じなのだということを理解することです。
Q: 病気によって謙虚になりましたか?
A: かもしれません。そうなってしまえば(?)、
「オッケー。次は?」と考えはじめます。たくさんの新しい道が開けています。
病気にかかったことは良くないことですが、
しかし自分の人生に、新しい道、新しい場所、新しい事を発見しました。
Q: 一人の人間が、世の中を変えることができますか?
A: そう望みます。私の目標はそんなにすごくはないですが、そう望みます。
Q: これら全てを通して学んだことは?
A: 私たちは病気を選べません。病気が私たちは選ぶのです。
人生では何でも起こります。私は今はとても健康ですが、明日何が起きるかは分かりません。
私はすべてうまくいくと信じています。
'Champions on Ice' stars skating for the fun of it【Star-Telegram】
the Star-TelegramJul. 07, 2006
ツアーがダラスに立ち寄ることは、2つのオリンピックで銀・銅メダルを得たスルツカヤの胸を打つ出来事だ。
ダラスにはアメリカ心臓病協会の本部があり、スルツカヤはその「Go Red For Women」運動に参加し、
心臓病への関心を高めようとしているからだ。
2003年、スルツカヤは「心膜炎」(心臓を囲む嚢の炎症)と診断されたが、
その後「血管炎」、血管に炎症を起こす病気だと分かった。
薬物療法と約1年の休息により、彼女は競技に戻ることができた。
「人々を助けたいのです」と、チャンピオンズオンアイスに参加して10年になるスルツカヤは言う。
「正しい食事をし、心臓を大切にして欲しい。」
Olympic skater promotes healthy hearts for women【Chicago Tribune】
イリーナ・スルツカヤ(Irina Slutskaya)のインタビュー
2006年06月20日
Olympic skater promotes healthy hearts for women
オリンピックスケート選手が女性の心臓の健康を推進する
By Julie Deardorff
Tribune health and fitness reporter
Published June 20, 2006
ロシア人フィギュアスケーター、イリーナ・スルツカヤは、
病気が彼女の人生を台無しにしてしまうと信じたことはない。
心臓が血管炎と呼ばれる珍しい血管の炎症になって3年が経た今、
スルツカヤは自分が正しかったと確信している。
「誰もが、なぜ自分が病気になったのかと疑問に思いますが、答えはありません」
とスルツカヤは、スターバックスでグリーンティフラペチーノをすすりながら言った。
「病気を選ぶことはできないのです。人生の全てをコントロールしなくてはいけません。」
「女性は、自分自身のことを考えようとしないと思います」とスルツカヤ。
「恋をしたら、男性が全てに優先し、子供ができたら、子供が全てに優先します。」
彼女のアドバイスは?「自分の数字を調べること」(←健康診断?)
最初の症状が表れたのは、オリンピック金メダルを目指していた時だった。
咳と熱が続き、足はむくんであざができ、そして喘息。
血流障害は、足の動きに影響を及ぼした。「変だなとは感じていました」と彼女。
医者は結局、数十種類以上ある血管炎の一つ、
チャーグ・ストラウス症候群(アレルギー性肉芽腫性血管炎)と診断した。
発熱、けん怠感、筋肉や関節の痛みに加え、喘息、アレルギー、
特定のタイプの白血球の増加などの症状が生じる。
この人生の急転を受けて2003-2004シーズンのほとんどを棒にふったが、
彼女は、運動を止めるようにと言う医師を無視して、病気をコントロールするための努力を続けた。
医者が試合への出場を許可すると、彼女は2005年のロシア選手権とヨーロッパ選手権で優勝し復活した。
今年のトリノでは2つめのオリンピックメダル、銅メダルを持ち帰った。
「彼女は、病気になってもやりたいことができるという好例です」と心臓内科医。
「彼女のレベルに達するのは並大抵ではありませんが、彼女の性格と、スポーツを続けたことが、
それを可能にしたのだと思います」
スルツカヤの主な治療方法は、
プレドニゾン薬(※プレドニン又はプレドニゾロンのことか?。副腎皮質ステロイド剤)と、
症状の進行を予防するために用いられるMedipredという薬の軽いバージョンのものだ。
彼女はまた、「アメリカ人のように食べ」ないよう心がけている。
すなわち、新鮮、丸ごと、未加工の食べ物や運動を好み、
オリンピック選手のための新しくて厳しい練習をどの程度にとどめるべきか分かっている。
彼女のアドバイスはシンプルだ。
「自分自身のことを忘れないで」「自分自身を愛して。自分の心臓を愛して」
ーーーでは、チェルノブイリ事故でモスクワはどの位汚染されたのだろうか?

この地図を見るとモスクワは汚染されていない。
汚染地図自体、大きな都市であるモスクワの数値は正確なのか?
そんな疑問もよぎります。
モスクワの放射線(ガンマ線量)実際に測ってみました。
ブログ 2011-04-18 18:41:13
早速、オフィス内で測ってみると、 0.15マイクロシーベルト
モスクワの街中は、0.100マイクロシーベルト
今日の東京新宿区の放射線量は、0.076マイクロシーベルトと発表されていますね。
モスクワの方が、高い!
ーー
チェルノブイリ原発事故から25年後でこの数値がある。
ただこの方はモスクワでガイガーカウンターをプレゼントされて測っているので、
小出先生もおっしゃっているけど、数値は目安にしかならないのかも…とも思う。
なんて事を考えていたら、下記の報道があった。
ーー
東京の放射線量はモスクワの半分…露調査
読売新聞 2011年4月15日20時33分 読売新聞
放射線障害などを研究するロシアの政府機関、
医学生物学庁のウラジーミル・ウイバ長官は15日、都内の大使館で記者会見し、
同館敷地内の放射線量が毎時0.07~0.10マイクロ・シーベルトで、
モスクワの水準(同0.17~0.20マイクロ・シーベルト)の約半分にとどまるとの調査結果を公表。
「東京の放射線量は人体に悪影響はない」と述べた。
これを受けウイバ長官は、観光を目的にした日本への渡航制限を解除するよう
ロシア外務省に勧告する意向を明らかにした。
福島第一原発の事故を受けロシア政府は同庁の専門家グループを東京に派遣、
15日までの1週間、放射線量の測定と大使館員や在住ロシア人約200人の健康調査を行った。
この結果、甲状腺の放射性ヨウ素の値が基準を上回った例はなかった。
ーー
何が本当かはやっぱりわからないけれど、
モスクワはやっぱり線量が高いようだ。東京の倍あるらしい。
25年経った今でも。セシウム134(半減期2年)がほとんどなくなった現在でこの数値ならば、
もしかしたらとても汚染されていたのかもしれないと思ってしまうのです。
大都市の人々の事は避難させられないでしょうから・・・
- 関連記事
-
- 「橋下徹は参院選を前に自民党にハメられたんじゃないか」とふっと思ったので5/13慰安婦問題橋下徹囲み取材丸ごと文字起こし
- 驚愕の事実! 日本の総理大臣は小学校4年生の漢字が書けない!!! 安倍晋三くん
- 未来が見えない
- 大勢の友達を見殺しにした夜
- 堂々とN95マスクをして外へ出られる日は近い
- はじめてちゃんと小沢一郎の話を聞いてみた11/30大竹まことゴールデンラジオ(内容書き出し)
- スターウォーズのわき役が気になる
- イリーナ・スルツカヤ選手(フィギアスケート)が何故か突然気になった
- わたしはメディアが一斉に叩く出来事に関しては一瞬離れて考えてみる習慣を付けたいと思う
- 500円玉大の放射性セシウムを3万3千円で買う人が17人もいることの驚きw(゜o゜*)wマジ!?計18個(計約61万円相当)
- 日本触媒姫路製造所爆発「アクリル酸と製造所内に保存している核燃料物質」
- たね蒔きジャーナル最終回後 「ありがとう」を水野さんと千葉さん、スタッフへ~♪(動画紹介)
- むっちゃ幸せ♪
- 赤い羽根ボラサポから頂いたコメントに関して思ったこと
- これは悪質
コメント
原因不明だということは、チェルノブイリ事故が原因かもしれない、ということですね。
いつも貴重な書き起こしありがとうございます。釈迦に説法とは思いますが書き込みさせてもらいます。
当時、そのままではモスクワにも高濃度の放射能プルームが到達する恐れがあったため、その前に化学弾を使用して周辺地域に人工雨を降らせたという説があります。「緑色の雨、銀色の雨が降った」という複数の住民証言からそのことが疑われていますが、当局は今にいたるもそのような事実は認めていません。汚染地図で、汚染分布がきれいに(不自然に)モスクワを避けているのも、かえってその疑いを強めているようです。もちろんそれによってモスクワがまったく汚染を免れたとも想像しにくいですけれど。
当時、そのままではモスクワにも高濃度の放射能プルームが到達する恐れがあったため、その前に化学弾を使用して周辺地域に人工雨を降らせたという説があります。「緑色の雨、銀色の雨が降った」という複数の住民証言からそのことが疑われていますが、当局は今にいたるもそのような事実は認めていません。汚染地図で、汚染分布がきれいに(不自然に)モスクワを避けているのも、かえってその疑いを強めているようです。もちろんそれによってモスクワがまったく汚染を免れたとも想像しにくいですけれど。
roma | 2012.10.23 22:43 | 編集
はじめまして。
いつも貴重な資料書き出ししていただいて感謝してます。
モスクワと東京の空間線量より土壌汚染の方見なくてはいけないのかなとジャーナリスト木下黄太さんのブログ見て思いました。
いつも貴重な資料書き出ししていただいて感謝してます。
モスクワと東京の空間線量より土壌汚染の方見なくてはいけないのかなとジャーナリスト木下黄太さんのブログ見て思いました。
あき | 2012.10.24 19:23 | 編集