スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガラスバッジの積算線量は信用できる?10/28おしどりマコさん・ケンさん(内容書き出し)&事故前の線量

おしどりマコさん・ケンさんの放射線内部被 東村山より

2012年10月28日


積算線量のお話も聞いたんですよね。
なんと言うか、子どもたちはガラスバッジを持って、
福島県の頃もたちはちゃんと線量が管理されていると、県外にいると思いがちなんですけど、
実はそうではなくて、あれは門カ所の予算がついただけなんですね。
なので自治体によっては、ガラスバッジを配っていないところは多々あるんです

で、その理由は、
「ガラスなので、ずっと付けて遊んでいて、コケたらガラスが割れて怪我をするからあぶない」とか、
「子どもたちが遊ぶ時に、線量の事を気にしながら、
被ばくを気にしながら遊ぶと、のびのび出来ないので、うちは積算線量計は渡さないと決めた」
自治体の首長とかもおって、

飯館村もその一つなんですね。

で、保護者のお母さんがすごく、積算線量計を要求している人たちがいらっしゃったんですけど、
結局、去年ずーっと線量計を渡されないままで、
業を煮やした保護者のお一人が今年1月に飯館村で仮置き場、
汚染廃棄物の仮置き場に関する説明会があった時に、
国の環境省の人とかが説明に来ていたので、思いあまって、
がれきとか、汚染廃棄物の話より、
「うちの子供に積算線量計を渡してくれ」と、
「文科省から予算が付いている筈なのに、なぜうちの子供に無いんだ」という事を直接環境省に訴えて
で、それから、翌日からすぐに線量計を配る準備がされて、
27から欲しい人には渡すという事に変わったという事を聞きました。


ケン:でもやっぱりあれやな、村の人に言ってもちゃんと伝わらなかった

マコ:
そうそう、もう役場に言っても無理なので、直接国に言わなくちゃっていう事でおっしゃっていました。
だから、ガラスバッジとかの積算線量計を調べていくとやっぱり、不思議なことがいっぱいあって、

渡している地域でも、首から下げるタイプの積算線量計だと、
保育園とか、幼稚園の使い方だと、
その、通園はね、付けているんですよ。
お母さんが子どもにつけて。
あんまり外に触れないように車から降りて、お子さんをくるんで、バーッと保育園に入って、
で、保育園につくと、
「はーい、おはようございまーす」って首から線量計を取って壁に掛けるんですよ。

ケン:意味無いよね

マコ:
そうそう、というのは、ひも付きの線量計だと、
遊んでいる時になにかに引っかかって、滑り台とかジャングルジムとか、
引っかかって首が閉まると窒息するかと危ないという事で、
園に入ると、とりあえず積算線量計は全部壁に掛ける。
なので、「うちの子どもは付けておいてほしい」とお願いしても、
「園のやり方で付けることができないんです」というお話もうかがいました。

ケン:むちゃくちゃな理由が

マコ:
だから「積算線量計で福島の子供たちはちゃんと線量を管理しているから大丈夫です」っていうのは、
「ほんとかな?」ってすごく思いますね。

で、最近、郡山市の知り合いが情報開示請求をして、お願いして、
去年、昨年3回ぐらい積算線量をガラスバッジで測ったのを出してもらったんですけど、
その0.5m以上被曝している子どもたちの線量とどこの小学校か?を全部出してくれっていうと、
108人でしたね、計出てきたんですけど、
郡山市はちょっと広いんで、やっぱり、積算線量計で測って線量の高い子どもたちっていうのはね、
すごく1カ所にかたまっているんですよ、小中学校が。
でも一方、郡山市でも猪苗代に近いところとかはすごく線量が低くて、
なのに一括で郡山市の小中学校の全ての学校の校庭の、空間線量の平均値で判断して、
今年度から屋外活動制限が解除されたんですね。
去年までは1日3時間だったんですけれど、今年からは解除されて、
でも郡山市の公立の幼稚園と保育園では
0歳から2歳児までは1日15分。
3歳から6歳までは1日30分の屋外活動制限は今でもしています。
でも小中学校は解除されて。

その判断の理由が積算線量の平均値と、
あと、市内のすべての小中学校の平均値で判断したという事だったので、
私がね、その担当に電話して取材していた時に、
「平均値で判断ですか?」って聞くと、
普通に聞いたんですよ、なのに、
「そりゃあね、平均なんで高いところもありますよ」と逆切れされて、
「いやぁ…分かってるんじゃないか」って思ったんですけれど、

第1回、第2回、第3回と測定して、
ニュースログというサイトの私の記事を見ていただければ、
郡山市で開示請求して出てきた子どもたちの、
どこの小学校で何ミリか?っていう線量は全部公開してあるんですけれど、
それを調べた時に気になったのは
測定対象期間の自然放射線被ばく線量等で0.6ミリシーベルトを除いた数値なんですね。
で、ここは0.1ミリを除いて、こっちは0.09ミリを除いてっていう事で、

この3回目の51日間が一番高くて、
51日で1.83ミリシーベルトっていうのが最高値の子供だったんですけど、

その自然放射線被ばく相当量が抜かれてるんですよね。

で、それはどういう事かというと、
発表されている数値、郡山市は割と…
私は10個ぐらいの市町村の学校線量管理課に全部電話して、
ガラスバッジの積算線量の運用を聞いているんですけど、
公表されている、発表されている子どもたちの線量数値は、
全部自然放射線被ばく相当量は抜かれています。

ケン:引いた数字

マコ:
引いた数字。
だから、郡山市は割と良心的でね、
唯一、今までの私調べですけど、
唯一、自然放射線被ばく相当量を事前に書いています。

だから、ガラスバッジの積算線量が0.06足した数字なんですよ。

そこから自然環境放射線を抜いて、
出ているのは原発事故による追加被ばくの線量だけなんですね。

この自然環境放射線被ばく相当量というのを、どういうふうに考えているか各市町村に全部聞いてみて、
それはガラスバッジの事業を委託している会社の考え方によって違うという事が分かって、

大体福島県内の線量計を委託されているところは
千代田テクノルとか…あと…ど忘れした何とかランダウアというところなんですよ。
何とかランダウア…そこの二カ所で、※長瀬ランダウア株式会社

その自然放射線の線量を千代田テクノルは、つくば(茨城県)に事業所があり、
つくばの線量を自然環境放射線と考えて、同じ時期に測定して、
郡山の線量からつくばの線量を引くんです。


それが追加被ばくの線量だという考え方をしています。

で、郡山市内は長瀬ランダウアなんですけど、

もともと放射線技師さんはガラスバッジを使って、事故前から普通に線量管理をしているんですね。
自分がレントゲンとか撮ったりする時にどれ位被ばくするか。
なので、その放射線技師さんに教わったんですけど、
自分が常に仕事をしている時につけているガラスバッジと、後コントロールバッジというのがあって、
同じものなんですけど、それが事業者が持っているんですね。
事業者というのは線量計をガラスバッジで測定している事業者が持っているんです。
なので、そのコントロールバッジ、
放射線技師さんが被ばくした被爆線量から、事業者が持っているコントロールバッジの線量を引くと、
放射線技師さんが病院の中で医療による追加被ばく。
レントゲンをしたり、いろんな治療をしたりする時に、浴びてしまう追加被ばくが出るので、
もともとガラスバッジの考え方は、
「コントロールバッジをどこに置いているかが問題だったよ」というふうに伺っていて、

子どもたちの線量計のコントロールバッジは、どこに置いているんだろう?と、
どういう考え方をしているんだろう?とずっと考えてたんですね。

だって、なんて言うか…
事故前でしたら、そういう考え方だったら、
レントゲンによる被ばくとそうじゃない普通の自然環境放射線による追加被ばくっていうのは
すごく分かりやすいですけど、

今、いまの東日本で、
原発事故の影響を受けない、自然環境放射線だけの追加被ばくをどこで測定できるんだろう?と思って、

そうするとそのランダウアの方は、
市によっては市役所の建物の中だとか、
教育関係の建物の中にコントロールバッジを置いて、
それと子どもたちのガラスバッジでの実測から引いた量を原発事故による追加被ばくとして出しています。

で、仕事による医療被曝と違って、
子どもたちの場合は自然環境放射線であろうが、原発事故の被ばくであろうが、
同じ放射線による被ばくなので、私は合算して考えていただきたいなと思うんですよね。

ケン:だって、それは身体に影響するっていう事だもんね

マコ:そう、
自然環境放射線は身体に影響しないですよっていう事ないですから。
細胞が、これは自然によるものだなとか、これは福島によるものだなとか見分けてるわけでもないし、
同じ影響を与えるので、合算して欲しいし、
で、どれ位自然環境放射線の被ばく相当量を
子どもたちのガラスバッジの線量から抜いているのか?っていうのは、
やっぱりきちんと明らかにしていただきたいです。

私は実際にいろんな自治体をあちこち調べていて、
すごくね、もうね、ビックリするくらい感じが悪い人と書いて面白いんですけど、

ケン:ああ、あったねぇ

マコ:
普通にすらっと教えてくれる人とね、
で、その人はガラスバッジとコントロールバッジの概念とかをご存じなかったので説明すると、
「うちはちゃんとやってますよ、なんですか、あなた、いちゃもん付ける気ですか」みたいになって、
「わぁ、ビックリした」と思ったんですけど、
結局なんか、「そんないちゃもん、仕事の邪魔するんだったらねあなた訴えますよ」とかになったので、
「わ、びっくりした」と思って、
「すみません申し遅れましたが、私自衛のために、そして取材で書き起こすためなんですけど、
毎回電話取材は音源を全部とってるんです」っていうと、
「○×▲ウニャムニャムニャニャ・・・ガチャン!」って切れたんですけど・・w

でもまァ、その方から後でちゃんと連絡があって、
「自分がきちんと事業者に確認したら、
あなたのおっしゃる通り、自然環境放射線被ばく相当量は抜かれていた」と、
「うちの市ではこれだけの線量を、抜いたものを発表している。
で、これは暗に隠ぺいしたわけではなく、これをきちんと説明するのが難しいので、
混乱を招く恐れがあるのであえて出さなかった」と言われて、
「それ、隠蔽っていうんじゃないのかな?」って思ったんですけどw

ケン:説明責任を果たしてない訳やね。

マコ:
そう、そういう事を言われてちょっと驚きましたね。
で、これがガラスバッジのね、
なんていうか、きちんと子どもたちが守られているんじゃないかなと思いながら、
実はそうじゃないような気がするという話です。



甲状腺がんと積算線量「避難指定地域の道一本挟んだ隣」
おしどりマコさん10/1(内容書き出し)



ーーー

「自然放射線被ばく相当量が抜かれてる」
と言いながら、茨城県つくばの線量を引いたり、市役所などの線量を引くのは間違っている。
茨城は福島第一由来の放射線量で高濃度に汚染されている地域だから。
自然放射線を引くならば、事故前のそれぞれの地域の放射線量を引けばいいのでは?
3月11日以降の各地の放射線量はもう、自然放射線だけではないのは誰が考えても明らか。

なので、ちょっと調べてみました。

ーーー


福島市のホームページ
個人線量計(ガラスバッジ)測定結果について

福島市では、子どもと妊娠中のかたへ個人線量計(ガラスバッジ)を配布し、
9月から11月までの3カ月間、積算線量の測定を実施しました。
このたび、個人線量計(ガラスバッジ)の測定結果がまとまりましたのでお知らせします。

なお、今回の結果については、福島市医師会の医師及び福島市放射能アドバイザー等で構成された
「福島市健康管理検討委員会」からの見解をいただいております。

1回目 平成23年9月1日から9月30日
2回目 平成23年10月1日から11月30日の結果が報告されています。

福島市ガラスバッジ測定結果
ガラスバッチ11

この資料一枚のみです。
ちゃんと一番下には福島市健康管理検討委員会の見解が書かれています

平成24年1月4日(水)に開催された福島市健康管理検討委員会において検証が行なわれ、
今回の結果からは、将来、放射線によるがんの増加などの可能性は少ないと判断されます。
との見解をいただきました。


とても分かりにくい不誠実な資料だと思います。
じゃあ、たとえば郡山市の事故前の放射線量はどの位だったのか?



福島第一原発事故前の日本全国の環境放射線量マップ

文部科学省が貸し出している簡易サーベイメーター「はかるくん」に添付されている資料。
この中に平成2年~10年度までの全国の計測値の平均値マップが掲載されている。
下のマップは、この資料を元に分かりやすく色づけしたものである。
事故前の放射線量


郡山市はガラスバッジから自然放射線量として0.06引かれているというけれど、
事故前の線量を見てみれば、0.03~0.04位。


やっぱ、引きすぎでしょ!!Σ(♛益♛)



これ以外にも、ガラスバッジは
0.1ミリシーベルトの単位までしか測定できない。
例えば0.06ミリシーベルトは「0.1ミリシーベルト」の表示となるが、
0.04ミリシーベルトは「0」となるという。
※↑10月6日 福島県各市町村:ガラスバッジの測定結果の対処に困惑
【文科省は市町村独自の取り組みには支援しない】
の記事より抜粋。

つまり、0.04ミリシーベルトは無かったこととなる?
モニタリングポストもガラスバッジも信用するのは難しい・・・





ネステレンコさんと福島を周って
10/28おしどりマコさん・ケンさんの放射線内部被(内容書き出し)


関連記事

コメント

非公開コメント

No title

放射線技師です。
まず、被爆に閾値はなくどんな微量被爆でも影響ある
ということは前提にします。
ですが、皆さんものすごく詳しいというか
びっくりしました。

No title

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。