「突然報道されたメタンハイドレート問題」裏側にはなにがあるの?【青山繁晴】インサイドSHOCK 10/10内容を書き出ししてから考えた

NHKが突然メタンハイドレートを、明治大学が発表したと言って大きく報道したので、
そういえばあの青山さんはどうしたのかな?と思って探していたら
10月10日にメタンハイドレートに関してお話しされていましたので、内容を書き出しました。


【青山繁晴】インサイドSHOCK
メタンハイドレートで資源大国 2012.10.10





中西:独立総合研究所の青山繁晴さんです。
青山さん日本を久しぶりに読んでいましたら、
「日本の海底資源はものすごい有望」という事をお書きになっていらっしゃいましたが、
特にメタンハイドレード。
今日は、そのお話なんですって?

青山:
ええ、その話なんですが、
中西さん、このコーナーはインサイドショックっていうタイトルが付いていますが、
今日はあえて本当にインサイドの話をしたいと思います。
今まで公共の電波ではインサイドし過ぎて言わなかったことも含めて、
短い時間ですが、申したいと思います。

で、まず入り口はですね、
話の入り口は実はインサイドじゃなくて、
ノーベル賞を受けられたばかりの山中伸弥教授の受賞後の最初の方のインタビューで、
それをお聞きしていて驚いたことが二つあったんです。

一つは、山中先生は学生とか講師とか、つまり門下生であったり後輩であったり、
そういう人たちの業績をたたえられましたね。
これ実は、これはハッキリ言って申し訳ないですけれども、
特に自然科学系の日本の大学教授には極めて珍しい事です。

実は学生とか講師とか、今は無名な人たちの業績も、
全部自分の業績にしてしまう先生が、実は相当に多いんですね。
だから山中先生は全く例外中の例外の人であって、

中西:非常にフェアーな人っていう感じがしますね。

青山:
ええ、本当にフェアーですね。

それからもうひとつ驚いたことというのは、
このiPS細胞を巡る特許について、インタビュアーに聞かれた時、
そのインタビュアーが
「特許使用料というのを取ってないそうですね、どうしてですか?」という趣旨の事を聞きましたら、
山中先生の答は、「特許には二種類あるんだ」と、
「一つは民間企業が独占して利益を生み出したいために取る特許と、
京都大学のような公共機関が、むしろその独占を避けるために、
誰でも使えるようにと特許を取っておく、というのが二つあるんです」とお話しされまして、
実はこの山中先生と同じ考え方を
私たちの研究所ではメタンハイドレートに関して当てはめて取り組んでいるんです。

というのは今中西さんが冒頭少し言っていただいたように、
日本は今や世界では、私たち日本国民の普通の思いこみ、常識と違って、
隠れた資源大国として扱われています。

メタンハイドレード11

それは日本の領海の底に、あるいは排他的経済聖域を含めて、
日本の海の底に沢山の自前の資源があって、
たとえば日本海にはメタンハイドレート。
これは天然ガスが凍っているものですけれども、燃える氷と言われていますが、
その真っ白な塊が大量に存在して、毎日新しく生み出されている。

中西:ほぉー

青山:
これに取り組んできたんですが、
それを魚群探知機、つまり漁船が使っている何でもない安い機材を使って、っていうか活用しまして、
極めて安価に正確に探索する方法で、
私たちの研究所の自然科学部長が、日本の特許と、
それからアメリカ、オーストラリア、ロシア、中国、韓国の特許をすべて持っているんです。
しかし特許使用料は一円もとっていません。

これについて例えば名古屋で先月私が講演した時に、
お聞きになっていた経済人から激しく非難されたんですね。
「特許費用は取って当然だ」と、「取らないからお金ができなくて開発が進められないんだ」というふうに、
まさしく避難されたんですが、

この自然科学部長は何故特許費用を取らないか?というと、
「これは誰でも簡単に使える方法だから、
必ず中国韓国が、これは日本海も含めて日本の周りで使うでしょう」と。

現に使ってます。

「その時、中国韓国は、日本は戦争責任のある国だから、日本はむしろ使っちゃいけない。
日本人の自分が発見した方法なのに、『使っちゃいけない』ときっと言ってくるから、
それを阻むために特許を取ったんであって私たちの研究所のためじゃない。
祖国のためにとったんです」という事を言ったんです。

ところがそれが、
僕は名古屋の経済人の批判をしたんじゃなくて、
むしろその経済人の方がおっしゃったような考え方が普通で、
ずっと理解されないで、私たちなりに苦しんできたわけです。

で、それやこれやで日本政府は今まで日本海側について動きませんでしたし、
そういう事があったので、自治体と連携して、
秋田県から島根県までなんと自治体の知事さん達は、「日本海連合」というものを新しく作ってくれて、
その代表、つまり自治会長でもあるところの京都府の山田知事が
先頭に立って、この間経産省に申し入れもしてくれたんですね。
「日本海のメタンハイドレートをちゃんとやりましょう」と、

メタンハイドレード12

従って、報道はそこまでで、今まで私たちもそれ以上申しませんでしたから、
「うまくいってるんじゃないか」という期待感が強まっているように感じるんですが、
ところが道のりは本当に険しくてですね、
以下は京都府の話では全くありません。
どこの県が、という特定の話でもありません。
しかし、その知事は積極的でも、当然その役所の、つまり県庁は現場におろさないといけないですね。
おろしてそこで実行予算を決めないといけないですね。

そうすると先程の特許の話も含めて、私たちが事前に、
「私たちは民間会社であっても利益は追求しません」
「祖国を資源大国にするためにやっているんです」という事を申していますから、
そうすると県庁の現場の方々は、すると
「もう実費も出さなくていいんですね」
「全部私たちの研究所の負担でやってくれるんですね」
「自治会と連携といっても議会に予算などを上程しなくてもいいんですね」という、
ま、ハッキリ言って、こう無茶なことがずっと続いていてですね、
それで、本当はものすごく苦しんでいるわけです。

で、これも僕は県庁の人達がどうのこうのというんじゃなくてですね、
やっぱり今までの思い込みがすごく影響してて、
「民間会社だったら公的な役割はしないだろう」とか、
あるいは「日本の自前資源だなんて夢物語だろう」というような思い込みが根っこにあるから、
こういう事になっているんであって、

たとえば山中先生がおっしゃった特許についての考え方、
「そうか!利益のためじゃない特許っていうのがあるんだな」というように、
関心を持っていただきたいんです。
もちろん、山中先生は「今までの例によって京大みたいな公共機関だから」とおっしゃったんですが、
それはもちろん正しいんですけれども、
実は私たちのような民間でも、そういう「祖国のために特許を取る」という考え方がある事を、
ちょっと理解していただきたいですね、

その上でですね、今日はもうひとつ違う話をしますと、
先日、秋田県でシェールオイルという新しい、これも自前資源の一つですが、
「見つかりました」という話が出て、
もちろんこれを僕は高く評価しています。
何故かというと、なによりも、
もう資源を海外から買うんじゃなくて、日本が本当の独立国になるためには、
何より「自前の資源を持とう」という事に繋がりますから高く評価しますが、

メタンハイドレード13

同時に、テレビ見ていてビックリしたのが、
テレビのリポーターが、「これは埋蔵量が日本の一日分あるんです」って言ったんです。
これは「素晴らしい」という口調で言ったんですが、
これはもちろん話が逆で、ここの埋蔵量は500万バレル。
油が500万バレルというのは日本がたった1日で使い切ってしまう分です。
この秋田県全体でも日本が1年間使っている分の1割弱しかありません。
従ってそういう事は正確に考える上に、
シェールオイルというのは今までよりも深いところを掘りますから、環境に悪影響が出て、
現にアメリカで出ている。

メタンハイドレード14

中西:そうですね、

青山:
従って、そのまんま進めていいのか?という事は日本はまさしく独自に考えなければいけない。
そしてメタンハイドレートは、私たちがやっているからじゃなくて、
申している通り、私たちの利益ではもちろんなくて、
何故重視するか?というとですね、
日本海のメタンハイドレートは海底から柱になって立ちあがっているんです。
それが海面近くで消えています。
という事はメタンガスがとけて大気中にも出ていっている可能性が強いです。
メタンガスは放っておくと、実はCO2よりも環境に対して非常に悪いんですね。
むしろとって燃やした方が環境にはまだマシであるという、初めての埋蔵資源なんです。

メタンハイドレード15

私が言っている事が偏っているかどうかも含めて、皆さんがネットも活用して
どうぞ、研究していただきたいと思います。

中西:
はい、本当ですね。
メタンハイドレートという資源がある。
その活用をどうするか?
政府の動きはどうなのか?ということを我々も興味を持ちたいですよね、

青山:はい

中西:ありがとうございました。


ーーー関係ブログ


なぜ?今頃突然大きく報じられるメタンハイドレード

「経産省はなぜメタンハイドレートも発表しないのか」
青山繁晴6/20アンカー(動画・内容書き出し)


経産省・メタンハイドレートの公的な妨害工作と官僚の保身のために「新潟沖に油田」と発表!?
青山繁晴インサイドSHOCK6/20(内容書き出し


佐渡島沖にあるメタンハイドレートに関する経産省の文書


ーーーNHKが突然報道したことと、今、10月10日の放送を書き出してみて

私は、青山さんのメタンハイドレートの今年の6月の番組を見て、
経産省が完全に黙殺している姿など、
日本にとってこれほど未来が明るい大事な資源なのに、
何かが変だ、どうなっているんだろう?と単純に不思議に思ったので、
青山さんのメタンハイドレート関係ををここまで書きだしてきました。

そして、検索してみたら気になるところが多々見えたので
ん・・・?と思って、単純にまず、青山繁晴さんという方をWikipediaで見てみたら・・・
この方の本当の中身が分からなくなってしまいました。


青山繁晴
(あおやま しげはる、1952年7月25日 - )は、独立総合研究所代表取締役社長。
近畿大学経済学部総合経済政策学科客員教授(国際関係論)。
2006年から2011年まで原子力委員会専門委員。
夫人は水産学研究者、水産学博士で、独立総合研究所取締役、自然科学部長の青山千春。

交友関係
安倍晋三と親交があり、
渋谷の安倍邸を訪問したり、安倍の首相時代には総理官邸で一対一の昼食懇談などを経験した。

公職など
公職として経済産業省の総合資源エネルギー調査会専門委員を無給で務めるほか、
海上保安庁政策アドバイザーを担当

2006年から2011年まで内閣府の原子力委員会原子力防護(核セキュリティ)専門部会専門委員

主張
国民防衛を主眼とする「国民軍」の創設を主張している。
また、軍隊をコントロールするためには、普通の市民社会とは違うルールの適用が必須だとして、
軍法会議の必要性も併せて主張している。

戦いに無関係である一般市民を無差別に殺傷する核兵器の使用には、
「世論が核保有に傾き、核保有反対が少数意見になろうとも、私は命ある限り核(兵器保有)に反対する」

一方で通常兵器の強化
ミサイル防衛導入や北朝鮮の核施設・人民軍基地への限定的空爆を支持している。
また、核をエンジンとして用いる(原子力潜水艦等)ことにも肯定的であり、
軽空母の保有も提唱している。
これは一般市民を巻き込むことのない、軍事基地に向けた核技術の使用であることによる。

海洋基本法と領海
安倍内閣がはじめて立法化した海洋基本法を高く評価している。
19条については「極めて大切」とし、後半部分の記述
「排他的経済水域などにおける我が国の主権的権利を侵害する行為は防止する」を特に評価している。


ーー私が思ったことーー

青山さんのお話を聞いていると、ご自分の金銭欲は全く抜きにして、
日本の未来のために、活動していらっしゃる素晴らしい方に思えましたし、
こんなふうに我欲を捨てて生きていく方がいらっしゃるという事に感動もしました。
だけど、今回、どうしても私の中に疑問が生まれてしまいました。

福島第一原発事故時に原子力委員会専門委員を務められていて、
なおかつ、経済産業省の総合資源エネルギー調査会専門委員を無給で務めていたのにもかかわらず、
経産省にメタンハイドレートの件では無視されていた?

私はWikipediaの文章を全部読んでみて、青山さんという方が良く分からなくなりました。
この方の考え方では同意できる部分も若干ありますが、
憲法第9条の書き換えに肯定的な部分や、軍法会議を肯定されているところ、
核の使用概念、福島第一事故に関する原因など、
どうしても納得できない部分の方が私には多いです。

日本が資源がある国だということは、何もない国だと思っていただけにもろ手を挙げて喜びたいところですが、
他国との関係や、欲にまみれた人間たちの群がる姿を想像すると、怖くもなります。

メタンハイドレートという資源がこれからどのように活用されていくことになるのか、
その使用のされかたや方向によっては、
恐ろしく危ない事も起こるような気もしています。

それから、
NHKが、突然大々的に報じた理由は
安倍晋三がらみのような気もしてきました。

メタンハイドレート問題には鳥肌が立つ位、きな臭いにおいを感じました。
これからは慎重に注視していかなければいけないことだと思っています。


ーーーここまでは完全に私個人の考えですーーーおわり。


※文章は難しい・・・「きな臭いにおい」というのは、青山さんの事ではなくて、
裏でうごめいていそうな政治家やお金儲けを考えている人々の動きの事を言ったつもりです。
「これから慎重に注視していく」のも、国やメディアの動き方のことを書いたつもりですので、
誤解のないようお願いいたします。


続けて内容書き出しました ↓
日本海側の調査に対して「国賊」と言った経産省エリート官僚
10/12青山繁晴氏(内容書き出し)




関連記事

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No title

こちらも一緒に見てみて下さい
http://www.youtube.com/watch?v=pcM2FH7Dbd0

「経産省にメタンハイドレートの件では無視されていた?」

はじめまして。
興味深く拝読いたしました。

「経産省にメタンハイドレートの件では無視されていた?」について、下記動画は参考になりませんでしょうか。4:30あたり~エネ庁における過去のエピソードが語られます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10434000
(アカウントをお持ちでなければ→ http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nicovideo.jp/watch/sm10434000 )
+今回報道の松本良教授は、これまで青山氏らとともに日本海側の調査・研究をされてきた方のようですから、この件がトピックとして挙がったこと自体大きな動きといえるかもしれません。少なくとも数年前までとは隔世の感すらあります。

歴史的に見ても資源にはキナくさい問題がつきものですし、注意深くウォッチしつつ、皆でじっくり腰を据えて考えていかねばなりませんね。

No title

twitterにあなたの記事が広まっているようですが、青山さんに直接うかがったらどうですか?

憲法の改正は必要ですよ。

戦争に勝ったというだけで、敗者に自前の憲法すら作らせなかったアメリカの態度は完全に国際法違反でした。
そして交戦権を認めないという9条は、いまだに日本は占領され続けているという証です。

メタンハイドレード十数年前から注目されていました。
青山さん始め草の根活動を続ける方々の「日本に自前の資源を」という声が、ようやく「日本が強くなっては困る」国や団体の圧力を跳ね返しつつある。ということだと思います。

No title

メタンハイドレートで検索しているうちに、こちらにたどり着きました。
書き起こし、読ませていただきました。
日本の資源が、どこかの利権にならずに国民のために活用されることを願ってやみません。
特に、東北で多く発見されているのですから、雇用の創出、光熱費の大幅削減など、被災地救済に役立ててほしいと思います。

また、ご意見の中で1点だけ気になった部分がありましたので書かせていただきますと、軍法会議と言うのはいわば軍隊の法律です。
世界中、どこの軍隊でも必ず存在します。
逆に、軍法会議が無いと軍人が罪を犯しても罰せません。
裁判所や警察のようなものなので、無い方が危険なのです。

余談ですが、官公庁は権威主義ですので、無給で仕事をするような“良い人”は平気で見下します。
青山繁晴氏が無給で公職を努めていること自体、官公庁が青山繁晴氏を軽んじている証拠です。
これは、公共事業に関わるような中小企業で働いている人なら、大なり小なり思い当たる節があると思いますよ。

No title

日本がエネルギーの自立するのを米国いやがっています。
今までも、自立しようとした政治家は米国につぶされています。