武田邦彦氏インタビュー
2012年11月11日より
音声のみ
岩上:
で、今日の話は日本が財政赤字だという大嘘これがひとつ。
財政赤字の多嘘の上にですね、消費税増税するという暴挙がなされた。
これも民意を無視したもんでした。これも7割反対なんですよ。
でも、押し通してしまった。
民自公の野合ですよね。
大政翼賛会みたいな事をやって通してしまって、強行してしまった。
今度、その後原発再稼動。
これも、先程先生が言われたように7割が反対しているというのに、
これも、国会がどうであろうと何であろうと、これは強行してしまう。
それからさらに規制委員会の人事というもの。
この人事も国会同意人事というんですが、国会でも諮らずに、
閉会後首相がですね一任で決めてしまいました。
武田:そう、閉会に持って行ってからやると。
岩上:
やってしまった。
ひどい話なんですが、
これ、いくつもいくつもひどい話があります。
さらに温暖化の話が今チラッと出た。
最近のブログで「温暖化の動きがまた出てきた」というお話があります。
ちょっとこの温暖化のお話もお聞きしたいんですけど、
まずその前に、この規制委員会の人事。
この人事はですね、少し前の話のように聞こえますけれども、今もひびいていると思うんですね。
5人中4人ですか、3人ですか、原子力ムラの人間だと言われる人がなったと。
ご存じの方もね、いらっしゃるんでしょ?
武田:
そうです。田中さんなんかもよく知っています。一緒の委員会でしたからね。
ま、「原子力ムラでは良い方」って言ったら変ですが、
それはね、少しはまともな方でありました。
岩上:あ、そうですか。
武田:
体制べったりな人ではありません。
体制完全べったりは一応下がりましたからね。
だから、まぁ中間派が出ていたという感じですね、全体としては。
岩上:
どういう人であの人事、
でもあの人事の決め方というのは民主的だとは到底思えない。
武田:もちろんもちろん、やましいからああやっているだけで。
岩上:ああ、やっぱりね。
武田:当然ですよね、ちゃんとやったらもうダメだから。
岩上:ダメだからね。
あの規制委員会というのは、結局規制をするための委員会ではなく、
原子力推進委員会になりますよね。
武田:
なりますね、
それは原子力安全委員会が何故機能しなかったのか?と。
原子力安全委員会が機能しなかったのは、まわりに官僚がいたからですよ。
ある特定の。
だから、原子力安全委員会でも規制委員会でも名前はどうでもいいんだけど、
今度のみたいに、保安院という推進部隊と安全委員会をごっちゃにした体制。
つまり、安全委員会からぜーんぶ手を取っちゃうんですよ、ね。
そして保安院に全部あるわけ。
そうすると、安全委員はそれでもちろん言うべきですよ、
「俺たちはちゃんと働かなきゃならないのになんだ!」っていうのを、
なにしろ東大の先生ですからね。
勲章が前にぶら下がっていますからね。
やりませんよあんなこと。
これがもう最大の問題で、誰も言わない。
そうすると、実際の手は全部保安院が握っているので、結局何もできないという、
こういう体制にしたんですが、
今度の規制委員はさらに安全委員のメンバー、安全委員会の官僚が全部規制委員に移りましたからね。
ますます悪いと。
岩上:
ますます悪い。
ハーッ…何でかくまで続けなきゃいけないのか?ということですよね。
武田:それはもう、役人に利権が来るからですよ。
岩上:うん、まず目の前の話としてはそういう話。
武田:
これは、役人に利権が来るのは、田中文科相大臣が大学設置審の時の異議を言ったのも同じで、
全て、その、財務省もそうですから。
私の見解ではね、これ違うかもしれませんが、私の見解では
消費税増税を決めて特例を作るという事になると、
特例に利権が付いてくるんですよね。
だから彼らにしてみれば増税して特例を設けるというのが、一番もうかるっていうかね、
利権がね、甘い汁を吸ってるわけです。
岩上:
そうですね、かつ権力の源泉になる、今回は新聞、大手メディア。
その新聞業界って、新聞ってついていますけれども、テレビもラジオも全部入っていますから、
全部全ての。
め、要するに記者クラブメディアというところがここに全て入っているわけですから。
134社。
日本中の大手新聞、大手テレビ、ラジオ。
そして地方紙、地方テレビ全部入っているんですけど、スポーツ紙も入っていますよね。
ここに今回貸しを作って、だから日本新聞協会は借りを作ってしまって、
さんざん旗振ってみっともない真似をして、自分たちは軽減される。
そういう事によって恩を売られてしまって、言い値になっちゃった。
もぉ~ダメです。もうダメですね。
武田:
あのね、今日僕ね、
「自分が悪い事と思って稼いでいる人は、アウトローなんだ」って言った。
アウトローという、まずは角度をハッキリと社会に言わなきゃいけない。
相撲の八百長問題がありましたね。
あれば長くアウトローと相撲がくっついていた。
それを切り離すというところまで日本のレベルが上がってきた。
つまりこれは庶民がアウトローはダメですよと、
要するにウソを言って稼ぐのはダメですよという事がハッキリした。
それで、今はお役所と、それからマスコミでアウトローをやっているところがね、
今アウトローですから、今がね。
自分たちだけが除かれる。それで除かれたお金で買われて、言論をゆがめると。
これはもうアウトローですから。
この「アウトローを許さない」っていうのはね、やっぱり国民側がしっかりしないとダメなんです。
岩上:
それで唯々諾々とね、世論を誘導されて、そっちに従ってって、
かつ彼らが、ま、濡れ手に粟みたいな事を。
その濡れ手に粟の資金は我々国民からの血税ですよ。
武田:
そうです、税金ですから。
それで電力は大体、僕の調査だとね、
大体年間1000億の広告費、つまりは工作費を出していた。
1000億。
これで、広告代が一番。
だから、公共広告機構の理事長を取る。
独占企業。
やらなくても売れるのにね、何やってたの?とね。
全部味方増やして、悪い事が起こっても不祥事が起こってもなにが起こっても、
不倫をやっても何でも全部もみ消すと。
これで我々の電気代を1000億払っているんだから。
岩上:むちゃくちゃですよ。
武田:むちゃくちゃ、ね~。
岩上:
何の宣伝の必要もないのに、
ただ単にそのお金というのがマスコミを手なずけるための金で、
受け取っているマスコミ側もいわば賄賂を受け取って、手心を加え続けて、共犯なんですよ。
武田:
そう、共犯なんです。
共犯に対してそれをアウトローであると言う事をやっぱり決定するのは国民です。
岩上:そうですよね。
武田:
だからやっぱりアウトローだという事をね、
相撲の八百長事件の時に分かったように、ちゃんとやっぱり国民がやらなければいけませんね。
岩上:
比較的にいくつかのメディア、セクシャメディアの中でも、
たとえば東京新聞みたいなところは、態度をもうすこし、
武田:そう。かなり修正しましたね。
岩上:
そう、まともな態度で、
東京新聞の友人や知り合いもいますけれどね、
「うちはそんなに大した広告が入っていないからやれるんだ」と(笑)
あと、MXテレビというですね、首都圏のテレビがあるんですけれども、
私は水曜レギュラーなんですけれども、
何を言っても、本当に何にも規制がかからないです。
ちゃんとVTRも僕が校正してやっているんですけれども、
やっぱりそこのスタッフが言うのはですね、
「うちは、ま、貧乏な局なんですよ、首都圏だけの。だから、うちはお金をもらっていないですから」と(笑)
分かりやすくて、だから金次第なんですよね。
マスコミがいかに金で買われてしまっているか、っていうことで。
武田:
皆さんね、東京新聞がものすごく伸びていますけどね、
とりあえず東京新聞を買うっていう事ですよ。
なぜか?っていったらね、
我々は正しい事が報じられるところを選択するという姿勢を出せばいいんです。
これはね、今は朝日新聞と読売新聞がものすごくね、体制側で変な報道をしているのは何故かというと、
今から去ること1933年ですから80年前。
松岡洋右(まつおかようすけ)という外務大臣が国際連合を脱退した。
これがある意味では戦争に結びついた。
その時に毎日新聞は批判的だった。
これに対して朝日新聞と読売新聞は、
その時は毎日が1位、朝日が2位、読売が3位だったんです。
それがね、逆転しました。
その時に新聞は、
あ、そうか。正義とか事実じゃなくて、とにかく国民の劣情というかね、そういうものをあおり立てる。
嘘ばかりなんですよ。
あのときヒットラーは日本人の事を「黄色いサル」って言ってたんですから。
岩上:言ってました。
武田:
それを隠しながらやるという、
そういう事で儲かるんだという事を覚えたんです。
ところが朝日新聞も、戦前まだ日本がアメリカと対抗している時は、
早稲田と慶応が野球の早慶戦をやったら、
「野球のような敵性スポーツをやるんだったら朝日新聞が早稲田と慶応をつぶしてみせる」と、
こう豪語した。
岩上:分かりやすいですねぇ~
武田:
その朝日新聞が、戦後アメリカに占領されると、
「野球こそ青少年の教育に役立つ」と言って、全国高校野球をやると。
だからこれはね、野球に対して朝日新聞が何か意見を持っているわけじゃないんですよ、ね。
岩上:その時の儲かる方に
武田:儲かる側に、親玉に付いているっていうだけですね。
岩上:
で、あれは事故が起こってしまいましたからね、
その事故を事後的に批判するという事は、
事後的に検証するというようなレポートはNHKでもやっています。
それはその番組は素晴らしい番組がある。
あとは「プロメテウスの罠」のような連載もあって、しっかりとした調査報道もなされている。
でもその調査報道というのは事後に振り返っているものなんですよね。
「あの人はあの時こうすれば良かった」みたいな感じで振り返るんで、
今、目の前で溺れている人の事を報じているか?
今国民が溺れそうになっているのに「いや消費税は上げた方がいいんです」とか、
こういった世論誘導をし続けているのが相変わらず変わらないんですよね。
ーーー
武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑
2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)
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2012年11月11日より
音声のみ
岩上:
で、今日の話は日本が財政赤字だという大嘘これがひとつ。
財政赤字の多嘘の上にですね、消費税増税するという暴挙がなされた。
これも民意を無視したもんでした。これも7割反対なんですよ。
でも、押し通してしまった。
民自公の野合ですよね。
大政翼賛会みたいな事をやって通してしまって、強行してしまった。
今度、その後原発再稼動。
これも、先程先生が言われたように7割が反対しているというのに、
これも、国会がどうであろうと何であろうと、これは強行してしまう。
それからさらに規制委員会の人事というもの。
この人事も国会同意人事というんですが、国会でも諮らずに、
閉会後首相がですね一任で決めてしまいました。
武田:そう、閉会に持って行ってからやると。
岩上:
やってしまった。
ひどい話なんですが、
これ、いくつもいくつもひどい話があります。
さらに温暖化の話が今チラッと出た。
最近のブログで「温暖化の動きがまた出てきた」というお話があります。
ちょっとこの温暖化のお話もお聞きしたいんですけど、
まずその前に、この規制委員会の人事。
この人事はですね、少し前の話のように聞こえますけれども、今もひびいていると思うんですね。
5人中4人ですか、3人ですか、原子力ムラの人間だと言われる人がなったと。
ご存じの方もね、いらっしゃるんでしょ?
武田:
そうです。田中さんなんかもよく知っています。一緒の委員会でしたからね。
ま、「原子力ムラでは良い方」って言ったら変ですが、
それはね、少しはまともな方でありました。
岩上:あ、そうですか。
武田:
体制べったりな人ではありません。
体制完全べったりは一応下がりましたからね。
だから、まぁ中間派が出ていたという感じですね、全体としては。
岩上:
どういう人であの人事、
でもあの人事の決め方というのは民主的だとは到底思えない。
武田:もちろんもちろん、やましいからああやっているだけで。
岩上:ああ、やっぱりね。
武田:当然ですよね、ちゃんとやったらもうダメだから。
岩上:ダメだからね。
あの規制委員会というのは、結局規制をするための委員会ではなく、
原子力推進委員会になりますよね。
武田:
なりますね、
それは原子力安全委員会が何故機能しなかったのか?と。
原子力安全委員会が機能しなかったのは、まわりに官僚がいたからですよ。
ある特定の。
だから、原子力安全委員会でも規制委員会でも名前はどうでもいいんだけど、
今度のみたいに、保安院という推進部隊と安全委員会をごっちゃにした体制。
つまり、安全委員会からぜーんぶ手を取っちゃうんですよ、ね。
そして保安院に全部あるわけ。
そうすると、安全委員はそれでもちろん言うべきですよ、
「俺たちはちゃんと働かなきゃならないのになんだ!」っていうのを、
なにしろ東大の先生ですからね。
勲章が前にぶら下がっていますからね。
やりませんよあんなこと。
これがもう最大の問題で、誰も言わない。
そうすると、実際の手は全部保安院が握っているので、結局何もできないという、
こういう体制にしたんですが、
今度の規制委員はさらに安全委員のメンバー、安全委員会の官僚が全部規制委員に移りましたからね。
ますます悪いと。
岩上:
ますます悪い。
ハーッ…何でかくまで続けなきゃいけないのか?ということですよね。
武田:それはもう、役人に利権が来るからですよ。
岩上:うん、まず目の前の話としてはそういう話。
武田:
これは、役人に利権が来るのは、田中文科相大臣が大学設置審の時の異議を言ったのも同じで、
全て、その、財務省もそうですから。
私の見解ではね、これ違うかもしれませんが、私の見解では
消費税増税を決めて特例を作るという事になると、
特例に利権が付いてくるんですよね。
だから彼らにしてみれば増税して特例を設けるというのが、一番もうかるっていうかね、
利権がね、甘い汁を吸ってるわけです。
岩上:
そうですね、かつ権力の源泉になる、今回は新聞、大手メディア。
その新聞業界って、新聞ってついていますけれども、テレビもラジオも全部入っていますから、
全部全ての。
め、要するに記者クラブメディアというところがここに全て入っているわけですから。
134社。
日本中の大手新聞、大手テレビ、ラジオ。
そして地方紙、地方テレビ全部入っているんですけど、スポーツ紙も入っていますよね。
ここに今回貸しを作って、だから日本新聞協会は借りを作ってしまって、
さんざん旗振ってみっともない真似をして、自分たちは軽減される。
そういう事によって恩を売られてしまって、言い値になっちゃった。
もぉ~ダメです。もうダメですね。
武田:
あのね、今日僕ね、
「自分が悪い事と思って稼いでいる人は、アウトローなんだ」って言った。
アウトローという、まずは角度をハッキリと社会に言わなきゃいけない。
相撲の八百長問題がありましたね。
あれば長くアウトローと相撲がくっついていた。
それを切り離すというところまで日本のレベルが上がってきた。
つまりこれは庶民がアウトローはダメですよと、
要するにウソを言って稼ぐのはダメですよという事がハッキリした。
それで、今はお役所と、それからマスコミでアウトローをやっているところがね、
今アウトローですから、今がね。
自分たちだけが除かれる。それで除かれたお金で買われて、言論をゆがめると。
これはもうアウトローですから。
この「アウトローを許さない」っていうのはね、やっぱり国民側がしっかりしないとダメなんです。
岩上:
それで唯々諾々とね、世論を誘導されて、そっちに従ってって、
かつ彼らが、ま、濡れ手に粟みたいな事を。
その濡れ手に粟の資金は我々国民からの血税ですよ。
武田:
そうです、税金ですから。
それで電力は大体、僕の調査だとね、
大体年間1000億の広告費、つまりは工作費を出していた。
1000億。
これで、広告代が一番。
だから、公共広告機構の理事長を取る。
独占企業。
やらなくても売れるのにね、何やってたの?とね。
全部味方増やして、悪い事が起こっても不祥事が起こってもなにが起こっても、
不倫をやっても何でも全部もみ消すと。
これで我々の電気代を1000億払っているんだから。
岩上:むちゃくちゃですよ。
武田:むちゃくちゃ、ね~。
岩上:
何の宣伝の必要もないのに、
ただ単にそのお金というのがマスコミを手なずけるための金で、
受け取っているマスコミ側もいわば賄賂を受け取って、手心を加え続けて、共犯なんですよ。
武田:
そう、共犯なんです。
共犯に対してそれをアウトローであると言う事をやっぱり決定するのは国民です。
岩上:そうですよね。
武田:
だからやっぱりアウトローだという事をね、
相撲の八百長事件の時に分かったように、ちゃんとやっぱり国民がやらなければいけませんね。
岩上:
比較的にいくつかのメディア、セクシャメディアの中でも、
たとえば東京新聞みたいなところは、態度をもうすこし、
武田:そう。かなり修正しましたね。
岩上:
そう、まともな態度で、
東京新聞の友人や知り合いもいますけれどね、
「うちはそんなに大した広告が入っていないからやれるんだ」と(笑)
あと、MXテレビというですね、首都圏のテレビがあるんですけれども、
私は水曜レギュラーなんですけれども、
何を言っても、本当に何にも規制がかからないです。
ちゃんとVTRも僕が校正してやっているんですけれども、
やっぱりそこのスタッフが言うのはですね、
「うちは、ま、貧乏な局なんですよ、首都圏だけの。だから、うちはお金をもらっていないですから」と(笑)
分かりやすくて、だから金次第なんですよね。
マスコミがいかに金で買われてしまっているか、っていうことで。
武田:
皆さんね、東京新聞がものすごく伸びていますけどね、
とりあえず東京新聞を買うっていう事ですよ。
なぜか?っていったらね、
我々は正しい事が報じられるところを選択するという姿勢を出せばいいんです。
これはね、今は朝日新聞と読売新聞がものすごくね、体制側で変な報道をしているのは何故かというと、
今から去ること1933年ですから80年前。
松岡洋右(まつおかようすけ)という外務大臣が国際連合を脱退した。
これがある意味では戦争に結びついた。
その時に毎日新聞は批判的だった。
これに対して朝日新聞と読売新聞は、
その時は毎日が1位、朝日が2位、読売が3位だったんです。
それがね、逆転しました。
その時に新聞は、
あ、そうか。正義とか事実じゃなくて、とにかく国民の劣情というかね、そういうものをあおり立てる。
嘘ばかりなんですよ。
あのときヒットラーは日本人の事を「黄色いサル」って言ってたんですから。
岩上:言ってました。
武田:
それを隠しながらやるという、
そういう事で儲かるんだという事を覚えたんです。
ところが朝日新聞も、戦前まだ日本がアメリカと対抗している時は、
早稲田と慶応が野球の早慶戦をやったら、
「野球のような敵性スポーツをやるんだったら朝日新聞が早稲田と慶応をつぶしてみせる」と、
こう豪語した。
岩上:分かりやすいですねぇ~
武田:
その朝日新聞が、戦後アメリカに占領されると、
「野球こそ青少年の教育に役立つ」と言って、全国高校野球をやると。
だからこれはね、野球に対して朝日新聞が何か意見を持っているわけじゃないんですよ、ね。
岩上:その時の儲かる方に
武田:儲かる側に、親玉に付いているっていうだけですね。
岩上:
で、あれは事故が起こってしまいましたからね、
その事故を事後的に批判するという事は、
事後的に検証するというようなレポートはNHKでもやっています。
それはその番組は素晴らしい番組がある。
あとは「プロメテウスの罠」のような連載もあって、しっかりとした調査報道もなされている。
でもその調査報道というのは事後に振り返っているものなんですよね。
「あの人はあの時こうすれば良かった」みたいな感じで振り返るんで、
今、目の前で溺れている人の事を報じているか?
今国民が溺れそうになっているのに「いや消費税は上げた方がいいんです」とか、
こういった世論誘導をし続けているのが相変わらず変わらないんですよね。
ーーー
武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑
2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
5「化石燃料枯渇の嘘とシェールガス革命」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)
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コメント
こんにちは。
電気代の半分は税金みたいなものととして原子力ムラに手渡していた様な感じですね。原発の電気は安いと未だにホラ付いているのも居るはずです。
で、どうするんでしょう。寝ていればいつの間にか自分たちの世代の世の中になるとか趣味で原発反対をやっていればいいとかのは。
こういうのは経験則で大概は緊張局面でこれはいよいよ嘘の体制がばれそうになるという時にムラからの五毛工作員が味方面して足を引っ張ろうとする手なんですよねぇ。
代々の若い世代がやって来た事も最近は自尊心教育とかゆとり教育とかで相当へたれになってやろうとしない。東京が政治とか情報発信の一極集中になっていて・・結果このざまですよ。
で、さあて総選挙です。嫌いだなんて贅沢やっていられるのかでしょうね。それも政治は数の力が正義ですから、汗掻かない連中は夢観てる間にゴミためにポイッが正義というものです。
予測が正確だとすると自民公明と野田の民主は選挙後に原発に関しても歩調をとって再起動をやり放射能の廃棄物を更に山の頂まで積み上げようとするはずです。第三キョクの石原や笑いのバラエティーのこわっぱなんて泡沫も良いところですよ、もし冗談が半分にでもなったら、極右排外主義の・・言うだけ馬鹿馬鹿しいか。
公示前だからですが10年後に廃止といいつつ再起動を前提にしていそうなところだって動き手次第では本当にそうなら無いとも限らないと思うしかない現実の世間というものでしょう。50人が100人くらいになってくれれば一応使い物になるのかなぁとは考えて少しは手を貸してやれればその分はプラスになるでしょうね。小出氏の政治嫌いの現実逃避説にはごまかされないように・・ですね。
では。
電気代の半分は税金みたいなものととして原子力ムラに手渡していた様な感じですね。原発の電気は安いと未だにホラ付いているのも居るはずです。
で、どうするんでしょう。寝ていればいつの間にか自分たちの世代の世の中になるとか趣味で原発反対をやっていればいいとかのは。
こういうのは経験則で大概は緊張局面でこれはいよいよ嘘の体制がばれそうになるという時にムラからの五毛工作員が味方面して足を引っ張ろうとする手なんですよねぇ。
代々の若い世代がやって来た事も最近は自尊心教育とかゆとり教育とかで相当へたれになってやろうとしない。東京が政治とか情報発信の一極集中になっていて・・結果このざまですよ。
で、さあて総選挙です。嫌いだなんて贅沢やっていられるのかでしょうね。それも政治は数の力が正義ですから、汗掻かない連中は夢観てる間にゴミためにポイッが正義というものです。
予測が正確だとすると自民公明と野田の民主は選挙後に原発に関しても歩調をとって再起動をやり放射能の廃棄物を更に山の頂まで積み上げようとするはずです。第三キョクの石原や笑いのバラエティーのこわっぱなんて泡沫も良いところですよ、もし冗談が半分にでもなったら、極右排外主義の・・言うだけ馬鹿馬鹿しいか。
公示前だからですが10年後に廃止といいつつ再起動を前提にしていそうなところだって動き手次第では本当にそうなら無いとも限らないと思うしかない現実の世間というものでしょう。50人が100人くらいになってくれれば一応使い物になるのかなぁとは考えて少しは手を貸してやれればその分はプラスになるでしょうね。小出氏の政治嫌いの現実逃避説にはごまかされないように・・ですね。
では。
単純な者 | 2012.11.18 12:47 | 編集