岩上:
いいように鉄砲玉にね、今されつつあって、とても危ない状況ですよ。
で、この話はこの話でしたいんですけど、
いまのちょっと、エネルギーの話ね、聞きたいんですけど、
これ、シェールガス革命って、まず一つ一つ聞きましょう。
シェールガス革命って言いますが、これは本当に革命なんですか?
これは何が利権があるんですか?デメリットがあるんですか?
武田:
えっとね、もともと油というのは地下3000mのところにあって、
これは大体3000年分ぐらいあるんですよ。
で、その上に今まで取っていた油田がある。
これはね、シェールガス層から漏れた油が溜まっているところ。
今まではね、漏れたものしか取ってない。
岩上:地上に染み出たものだったんですね
武田:
地上の温泉に入っているだけ。
ところが、1000m温泉を掘ってみたらどこにでもあるっていうね、
アルゼンチンの大体3分の1ぐらいは全部シェールガスなんですね。
岩上:
だから、もうエネルギーって、要するに少なくても化石燃料っていう意味では、
無尽蔵に近い位あるっていう事。
まずそもそも、枯渇する可能性があるっていうのが、まず嘘だったんだと。
武田:
そうそう。
なんで嘘かっていうとね、たとえば1970年位にNHKが「枯渇枯渇」ってあれ全部ウソ!
何で嘘か?って言うと、あの頃からメジャーは代替エネルギーに投資していないんですよ。
なんで代替エネルギーに投資しないか?って言うと、シェールガスがあるから。
シェールガスの掘削パイプをやってた。
それで掘削パイプをやってて、変な報道がありましたよ、この前ね。
あれどこの放送局だか忘れたけど、
「オイルが高くなったので、シェールガスが出ると言う事が分かった」
「分かった」何故そんな時に分かったのか?
もっとずっと前、30年前にわかってるのに、
だって、地下3000m垂直に掘って、
油層にぶつかったら90度に曲げて、
手が8本にわかれて、
3000m下で自動的に掘っていくんですから、ずーーっと。
岩上:それは機械の話?


武田:
機械の話し。
その機械を作るには30年かかりますよ。今はアメリカ独占。
岩上:あ、そうなんですか。
武田:
だから、シェールガスはアメリカが「買え」ということで、これはちゃんと理屈通り。
これはね、もう30年前から資源学者はみんな分かっている。
それでリーマンショック、
岩上:昨日今日の話じゃない
武田:
だってね昨日今日の話で、なんで3000mも深いところで自動的に掘れるか?とね、
それはもう、20年や30年研究にかかるわけですよ。
しかも2000年の時にはもう持っていたと。
試掘してたんですよ。
ところが、掘るとガソリン価格が安くなる。
あの当時ガソリンがまだ25ドルとかそういう時代。
これはダメだ。
岩上:
そうですね、安くなる。
これを知られちゃうと、儲からないですからね。
武田:
地下資源と言うのは、もともと山師だからね、
地下資源っていうのはもともとタダなんですよ。
一番いい例が金。
金は50年前からずーーっと19年の寿命なんです。
岩上:えぇ・・・19年でなくなるってねw
武田:
何故か?って言うと、金が溢れるほどあると、
たとえば金っていうのは面白いもんでね、地面が全部金だったら、金ってゼロになっちゃうんですよ。
岩上:そうですね、価値がゼロになっちゃうんですよね。
武田:
資源の価値がゼロになっちゃう。ということで、
資源というのは掘ったら出てくるものですから、
結局掘る量をコントロールする以外に値段を確保できないんですよ。
だからこれはね「正当なビジネス行為」って言ってるんですよ、僕は。
だから、「石油が無い石油が無い」と石油会社が発表するのは正しいと。
岩上:
これはまあ、自分たちの私的な欲求というか、利益のために「ない」という嘘をついているんだけど、
それは仕方がないと。
武田:
商売上の事だから。
ところがそれが分かっている日本の資源学者とマスコミが、
資源会社の言う通りを伝えるというのが、
これね、デモがそうなの。
国会デモね、主催者発表15万、警察発表1万5000。
この二つが出てるんですよ。
岩上:そうですね。
武田:
でもね、「あなた取材したの?」って、マスコミ。
「あなたが目で見たんだからわかるじゃないの」と言ってね。
それはつまり、伝聞しか伝えていないの。伝聞しか。
そうすると主催者側を伝えれば15万人になる。
警察側を伝えれば1万5000人になる。
それを選んでいるだけで、
岩上:なるほど。
武田:
そうじゃなくてあなたの役割は自分の目で見て、
このデモが何人だったという事を書かなきゃいけない。
それが、同じ事が石油についても行われている。
岩上:なるほど。
武田:
だから、そうすると石油の場合は、石油がうんとあると言っているのは、僕ら学者だけ。
だからこれは報道しない。
岩上:なるほどね。
武田:
それともう1個は、警察とデモ隊の主催者みたいに両方とも力が強いというんじゃなくて、
メジャーは
岩上:
桁違いですからねww
桁違いに金持ってるし、コントロールしてるし、
情報と金持っているんですよね、
武田:
だからそっちだけ報道する。
それで30年だって言って、1970年代に30年だって言って大騒ぎして、
みんなに大騒ぎさせて、
構造が分かっているのに、
岩上:1900何年代ですか?
武田:
1970年に30年って言ったんですよ。
それが、2000年に無くなったか??
岩上:特にローマクラブで、成長の限界とか、大騒ぎしていたあのイメージと
武田:あの裏にはアングロサクソンのメジャーがいるわけだ。
岩上:なるほどね
武田:
アングロサクソンのメジャーが放送しているという事をNHKは十分わかっているのに、
日本国民を裏切る方が平気なんです、ね。
メジャーが大切なんだ、彼らは。
だから、結局メジャーの言う通りにやって、日本国民を騙すと。
しかも、2000年になって、さらに石油連盟があと43年って発表すると、
そのまま発表するだけで、また、石油連盟の発表をする。
それで、「私たちは30年前には誤魔化しました」という事をやらない。
岩上:延びていくんですね、これが。
武田:延びていくww
岩上:
延びていくんですよ。
それで日本は1920年代30年代にも石油がなくなるんじゃないかと思って、
そして油を入れてもらえないから追い詰められて戦争にまで出ていって、
大馬鹿なことをやっているわけですけど、
結局その事の繰り返しで70年代も大騒ぎさせられて、
で、結局今実は静かに、これはずっと前から進んでた。
そして、結局、その何なんですか?
その層に到達出来て、それは採算可能なレベルで、掘りだすことができた。
試掘のレベルじゃなくて、本格的稼働ができるようになったという事は、
武田:
2000年位で大体実用化できるという事は分かっていた。
あとは油が、
だから2009年から、シェールガスっていうのは本格的に出てるんですよ。
これをちゃんと説明せねばいけない、テレビは。
なんで2009年か?って。
2000、その前にリーマンショックがあったからなんですよ。
岩上:
ちょっと待って下さいね、リーマンショックが確かに2008年にありました。
その後にシェールガスが本格的にクローズアップされる、というのはどういう関係なんですか?
武田:
100ドルを定常的に超えるようになったからだと私は思います。
もう相場がしっかりしてきた。
ようするに石油相場が、たとえば日本ですと、
最初リットル100円から120円ぐらいまで上がってきた時に、
みんなが「どうだどうだ」って心配する。
ところが今は150円で平気になる。
それを見てポンと出す。
岩上:あぁぁーーー
武田:
それはもう、それをよーく計算しています。
だってね、アングロサクソン族はね、ものすごくアメリカはね、
シェールガスを掘るにあたっては、サウジアラビアと検討したと思いますよ、ものすごく。
そして、「どのタイミングで掘り出していいか」という事については、
アメリカとサウジアラビアは合意していると思います。
何回もそういう書類をね、名古屋大学でも見たんですけど、
ものすごく綿密に提携していますよ。
だからサウジアラビアの王権が崩れずにイスラエルの関係もある。
岩上:
そうですよね、
イスラエルに入るシェルという事と、
それからそう言ったサウジのような王家と、これはこれで密接なつながりがあって、
で、自分たちはこれまで投資してきた、メジャーが投資してきた利権もある。
でもイスラエルのね、これはたとえばイランとやりたがったりするわけですよね。
このあたりを、バランスを取らなければいけないわけですよね。
武田:
そうそう。
ま、サウジアラビアはイスラエルという点でも非常に重要なんで、
サウジアラビアとアメリカの関係というのはユダヤは反対しますよ、ね。
ですからそこのところもしっかりとやる。
それでアメリカとしてはサウジアラビアの利権を守りつつ、シェールガスをいつ掘れるか?と、
そういうことになりますとね、タイミングは2009年かなと。
ちゃんとそれでやっている。
岩上:
で、それでもう12年ですよ。
いよいよもう本格稼働と。
で、これは、今度売りつけると。
武田:そうです。
岩上:売りつけ先としては日本だと。
武田:そうです。
岩上:
日本だけじゃないけれども、
日本はこんなに高値で買ってくれて、言う事を聞くイエスマンな国は無い。
武田:
エネルギーからいえばこう言えるんですね。
オーストラリアだとかアルゼンチンだとか、そういうシェールガスと石炭が豊富なところと、
日本がもし、ちゃんと力があって外交力があって、日本のためを考えれば、
マルチ契約をしてアメリカをその輪の御膳にしておけばいいんだけど、
岩上:そうですね。合い三つを取るみたいなもんでね、それで価格を下げてもらえばいい。
武田:
そうそう、それでね、
オーストラリアの石炭もそうですし、アルゼンチンに今度たとえば日本の、
シェールガス掘削装置はまだないけど、それを納めてやってたら、
その二つの国は日本に供給しますよ。
それとアメリカとでやるならいいですよ。
ところがこっちをやらないでアメリカだけとやったらね、
もう「止めるよ」って言われたらおわりだw
岩上:そうですね、
実際そのアミテージレポートにも、ハッキリ書きこまれていますし
彼らは講演も行っていますしね、
それを公開されているのを見るとね、もうもう、ものすごくあからさまなんですよ。
自分たちがその輸出をするセクションの政府当局、
それがアメリカのエネルギー安全保障のために、
良くない、ためにならないとなったらば、
たとえ投資をされていても、たとえ契約があってもキュッ!と止めると。
武田:そうそう。
岩上:
こういうね、エネルギー安全保障って聞こえはなんだかアレですけど、
意味が分かりませんよね。
武田:そうそうそう。
岩上:
アメリカの機嫌一つで首絞められることになる。
合法的な契約を結ばれても、輸出しません。
だからアメリカにもう全部握られちゃうと。
武田:そうそう
岩上:
でもそれを堂々と書いているんですよ、堂々と言ってるんですよ。
なんですかこれ?
武田:
だから日本はね、エネルギー政策のセキュリティーを持つためには、
アメリカの敵性国ともなるし、アメリカともするって、多角にしておかなきゃダメなの。
岩上:
そうですよね、これを全てにおいてアメリカにおんぶで抱っこ。
で、かつ、これとワンセットで全部。
いや安全保障問題に結び付けられて、
日本は軍隊もないし、で…ま、自衛隊はあるんだけど、自衛隊は実際にはやらなきゃいけないけど、
武田:そう、尖閣位でちょっと騒動を起こして、
岩上:
騒動を起こして、それで日本がパニックを起こして、
それで大騒ぎさせておいて、
「ほら、日米安保が無いと困るだろう」と、
武田:そうそうそう。
岩上:
「だからお前ら武器を買え」。
そして、「シェールガスはうちで」っていうことで、
「イランに掃海艇出せよ」と、
「今度はアメリカと一緒に組んでどこにでも行けるようにしろよ」と、
「集団的自衛権もしろよ」みたいな話になって、
いいようにアメリカの、
米軍の、世界中に展開する米軍の下請け会社みたいにさせられつつあるわけですよね。
武田:だからもうずっと、日本はアメリカの召使みたいなもんですよ。
岩上:ヒドイですよね
武田:ヒドイですよ
岩上:ちょっと待って下さいよ、でも、先生
武田:えっ?
岩上:
ずっとね、そりゃまだね、
高度成長期とかいうのは、これはアメリカの保護下みたいな状態ににあってもね、
日本が豊かになったからそれでいいと思っていたんです。
でも結局冷戦が終わっちゃって、アメリカにライバルが無くなったら、
あとはもう、自分たちの陣営に日本やドイツを引きとめておく必要はない。
特に日本は。
あの、引きとめておく必要はないっていういい方はおかしいな、
引きとめておくために機嫌を取る必要がない。
だから今度これを絞り取るという事になって、
ずーーっとお金を取られ続けているじゃないですか。
武田:
そう、もう搾り取られて、続けていますよ。
だからさっきの男性の若い人、
「私は真面目に働いていますが、何のために生きてるの?」と、ね。
この実感はまさに現在の日本人がアメリカとか日本の官僚とか電力会社のために家畜になっているという、
岩上:うん、奴隷ですよね
武田:それがちゃんと分かっているという事ですよね。
岩上:
そうですよね、
そのじゃぁ官僚がね、ものすごく主体性を持った暴君として生きているのか?というと、
これもアメリカの顔色をうかがって、
ワシントンがなんか言うと、すっとんで行ってその機嫌を取るようになっているじゃないですか。
武田:
日本の官僚はね、年間1億円取ろうと思ってないんですよ。
それがいけないんですよ。
1億も10億も取ろうと思ったらね、自分で頑張るんだけど、3000万とか5000万でいいわけ。
岩上:アハハ・・
武田:それはね、おこぼれ。
岩上:おこぼれ・・・
武田:
よくあるじゃないですか、
殿様と庶民の間に立って、適当に威張り散らして、あの、楽しく人生を送る。
岩上:代官みたいなものですよね、
武田:
そうそうそう、全部こうなのよ政治家も。
だから変になっちゃうんですねー。
岩上:
そうするとね、どこまでも日本人というのは低落して行かざるを得ない、このままだと。
吸い取られ続けですよ。
武田:
それはだって岩上さん、魂のある日本人が多くならなきゃダメですよ、これは。
岩上:
そうですね。ええ、いやいやそう思います。
あの、僕はそれを実践しているんですけれども、
魂はあるんですけれども、ちょっと会員が、お金がないw
武田:アハハハハ…ッ
岩上:これは毎度のことなんですけど、w
武田先生へのインタビュー↓
1「福井県民はB級国民である」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
動画はこちらにあります↑
2「日本は財政赤字だという大嘘」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
3「今、目の前で溺れている人の事を報じているか?」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
4「家畜化された日本人とアングロサクソン人」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)
↓武田先生のインタビュー直前に福井県で行われた岩上氏のスピーチ
「原発にはね、地震のリスクと戦争のリスクがあるんだ」岩上安身氏
11/11福井Walk in PEACE(内容書き出し)
米 世界最大の産油国になる見通し
NHK 11月13日 8時48分
IEA=国際エネルギー機関は、世界のエネルギー需給について、地下深い岩盤の層に閉じ込められている油、
「シェールオイル」を取り出して生産する技術を確立したアメリカが、
今後、5年以内に世界最大の産油国になるとする見通しを明らかにしました。
これはIEAが12日、発表した世界のエネルギー需給の見通しに関する報告書の中で明らかにしたものです。
報告書では、地下数千メートルにある固い岩盤の層に閉じ込められている油、
「シェールオイル」や、同じように閉じ込められている天然ガス、「シェールガス」に注目しています。
アメリカが、こうした油やガスを地中から取り出す技術を確立して商業生産を始めたことで、
現状では国内のエネルギー需要の20%を輸入に依存しているアメリカが、
石油の生産では、5年後の2017年までにはサウジアラビアなどを抜き、
世界最大の産油国になるとしています。
さらに報告書では、アメリカが「シェールオイル」や「シェールガス」の生産を進めることで、
2035年までには、国内全体のエネルギー需要をすべて自給できるようになると説明しています。
IEAの関係者は、「アメリカがエネルギーを自給できれば、
中東など原油やガスを産出する地域に関心を示さなくなって、
今後、アメリカの中東政策などにも大きく影響してくる可能性がある」と分析しています。

武田先生のブログ
「石油は無くなるか?」武田邦彦氏1/27(音声&内容書き出し)
小出裕章氏も「石油が後何年で無くなるというのはウソだ」とおっしゃっています
下記講演会の内容から一部転記します。
小出裕章氏講演会@台東2011/8/27(内容殆ど書き出しました)
まず、化石燃料が無くなっちゃうって私も驚かされたし
皆さんはいまだに脅かされ続けているのですが
それが本当かどうかを検証してみようと思います
石油はあと何年もつのだろう?
化石燃料のうち、今一番私達が使っているのは石油ですけれども
「石油はあと何年で無くなるか」というこれまでの推測が
歴史的にどんな風に変わってきたかを見ていただきます。
一番最初は1930年です
1930年の人達が石油が後何年あると考えたかというと
18年
本当に石油は少ししかないと思ったんですね。世界中
前年の1929年に世界大恐慌が起こったので、世界中の経済が崩壊しました
世界各国が石油権益を獲得しないといけないと思ったんですね
日本はどうしたか
大陸の資源を抑えようと、満州の侵略を始めた
何千万もの人々を苦難のどん底に落として戦争を始めた訳です
そして10年経った1940年
10年戦争を続けて、石油はあと何年あると思ったかというと
まだ、23年あると
もし、1930年の推測が当たっていて、18年しか石油が無いと言うなら、
10年後の1940年には後8年しかないという所に降りて来なければいけないけれど、
ナント、23年あると、・・・そんな推測です
この時には日本は、すでに中国本土にも侵略を開始していました
世界中から忌み嫌われていた国でした。
世界が「何とか日本をやっつけなければいけない」と思ったのですね
そして長い戦争を続けて1945年に日本は負ける訳ですね
そしてじゃぁ、1950年になった時には何て言ったかというと
石油はまだ20年あるという。そういう推測になりました。
20年前の1930年に18年しかないと言いいながら
20年経ったら、まだ20年あるという
全くバカらしいとこの時に気がつかなければいけないと思います
石油は無くなっちゃうぞと脅かされて、自国の命運を決める、
他国の人を大量に虐殺するような選択をしてしまうという
本当に愚かな選択をしたという事に、この時にすでに気が付かなければいけなかったと思います
それでも気がつかなかったんですね。
これ以降も、「石油があと何年あるか」という事をみんなが心配して
朝鮮戦争などもこの頃に戦っていますが、
ずーっと、「石油が何年」という事を考えていました
1960年になったら、何と今度は
石油は30数年あると言いだした
1960年代前半、ずーっとそうです
後、30年だと言われた
私はこの頃中学校で、
「石油があと30年出なくなったら大変だ。だから、原子力だ」と、思いこんだ人間です
特に、1964年には東京オリンピックというのがあって
どんどんエネルギーを沢山使って便利になるんだという事を、この頃からやったんですね。
でも、そうやって、エネルギーを膨大に使っても
何時まで経っても石油は30年。
オイルショックというのがありました
2回ありましたけれども、それでも石油は30年位はあると、言い続けてきたんですね
10年経っても20年経っても、それはその後も変わりません
ずーっと石油は30年という時代が続く
1990年になったら、次は何て言いだしたかというと
石油は45年あると言いだした
ソ連が崩壊したり、米国が攻撃を受けた911という日がありながらも
石油の可採年数というのは全然減らないんです。
まだ、「40年50年はあるぞ」という時代が今続いている
私はこう思いました
石油が20年で無くなると言われた時代が約20年続いた。1930年から50年位まで。
その後石油が30年といいだした。その時代が30年続いた。
今、石油は50年と言われ出した。
1990年から、この時代(あと石油は50年ある)が50年続くと。いうのが私の予言です。
みなさん笑っているけど、当たります。これは。
1990年からそう言いだした訳で2040年まで、
あと30年後ぐらいまではきっとそう(あと石油は50年ある)言い続けると思います。
石油が後何年で無くなるというような説はインチキだった
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