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「嘉田さん、橋下さん、小沢さん、そしてがれき問題」飯田哲也氏インタビュー11/28岩上安身氏(一部分書きだし)

2012年11月28日


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岩上:未来の党のようなサプライズの構想はいつごろだれによって寝られたものなんですか?

飯田:
いろんな人がそれぞれの思いでずっとこの間動かれていて、
政治は政治でオリーブの木という構想がそれはそれでいろんな方向からありましたし、
市民サイドも「脱原発」と書くだけで言いそういう投票行動ができるような集まりを。とか
それからみどり関係もいくつかあって、「一つにまとまった方がいいんじゃないか」とか、
政治全体がだんだん「脱原発」色が消えて、
そしてかなりタカ派的で男くさいとなっていくなかで
脱原発を目指していく政治軸というものが散り散りになっていく状況の中で、
やはりそれはひとつにまとまった方がいい。
もちろんそれは脱原発だけではなくて、もう少し平和な未来とか、
今非常に猛々しい言葉で危機をあおるような、敵対心をあおるような、
そういう勇ましい言葉だけが闊歩しているのに対して、
「それは知っと違うだろう」という思いを持つ人がかなり多かった。
そういう流れがぶくぶくといろんな形で合流し、しかも実を結ばず。
でもそれがまた次に繋がるという事があって、最後に時間切れというタイミングで、
時間が凝縮を呼んでいろんな流れが最後のところで凝縮して来て、
たまたまそこで嘉田さんと私が、何かボールが高々と持ち上げられたという,
そういう感じだと思うんですよね。


岩上:
飯田さんと嘉田さんの結びつき。
これは関西で大阪府市のアドバイザーをやっていらっしゃるという事から
関わりがあったのは想像がつくんですが、
大阪府市という事から言えば、橋下さん、松井さんとの関係の方が深かっただろうし、
そちらサイド、維新との方が近いというイメージを多くの人が持っていると思うんですね。
その飯田さんが嘉田さんと組まれて維新とは離れたサイドに立ったというのは
どういう成り行きなんですか?

飯田:
維新との距離感というのはずーーっと等距離で今もそんなに変わってないです。
もともとそんなに近くもないし、そんなに離れてもいない。
この前の山口県知事選挙の時もそうだったんですが、
繰り返し繰り返しその質問を有権者やメディアから聞かれて、
私は大阪府と市の行政職としての特別顧問で、
維新の会という政治活動には全く協力した事もないし、協力も要請されていないと。
そこにはそんなに深い溝ではないけれども、ちょっとした隙間というか、間があった。
大阪府と市という行政の中で関西電力、大飯再稼働に関しての活動をしていたということですので、
その等距離外交関係というのは今も変わらない。


岩上:嘉田さんとの出会いと関係の道筋は?

飯田:
もともと嘉田さんは環境社会学者で、古いお付き合いではあるんですけど、
でも大阪府市として電力需給問題を詰めていって、
あれが関西広域連合のベースになったし、国の需給検証委員会のベースにもなって、
滋賀の方は滋賀県自前の放射能拡散予測があって、コラボレーションがあった。
もともと関西広域連合はダムを止めるという活動で、嘉田さんと橋下さんと山田さんでダムを止めたと。
その勢いで今度は原発の共闘という流れがあったわけです。
関西広域連合という場の相方でもあって、
それが最後大飯原発再稼動容認という、
夏季限定という限定つきでしたが結局は限定は飛ばされて、そのままズルッといっちゃったと。
でも電力需給の論理的な詰めをしていくなかで、
あまりに国に中身がないと、まともじゃないという事が共通認識としてあって、
その間に山口県知事選挙があって、嘉田さんも初めて県外に選挙応援に来るという、
意図せぬコラボレーションもあって、
それが終わって今度は原発ゼロ政局になって、
また国はいい加減な事をやっているなという事で、嘉田さんとも時々会って、
「この国の政治はどうしようもない」と、「何とかしなきゃ」という話は、
今度は原発ゼロ政局の中で定期的に話していくなかで、
だんだん、民主党が怪しくなり、自民党で安倍さんが総裁になり、
これは原発ゼロを目指す政治勢力がほとんど消えていったなということに危機感を持った
地域から国を変えていくという文脈で嘉田さんとは問題意識を共有しながらきた。

岩上:嘉田さんという方はどういう人?

飯田:
まず私と共通しているところは環境科学者であるという所で、
それからさらに、非常にしたたかに物事を変えていくと。
派手な激情型をして裏は官僚がやっているというこれまでの自民党の政治家ではなく、
あるいは民主党のような表で政治家が一人で踊っていて、
官僚は勝手に好き勝手やっているというのではなくて、
しっかりと滋賀県のの、たとえば新幹線の駅の話にしても、ダムにしても
派手な大立ち回りをして止めたとか、派手ではないけどしっかりと結果を出して、
上手く県の官僚を自分の懐方にして使いこなしている。
現代の日本の中に欠けている女性的存在価値がある。
そこが科学者であり、仕事であり、そういうバランスが取れている非常に希有な政治家で、
昨日の結党宣言で菅原文太さんが寄せてくれたメッセージの最後に
「日本のメルケルになって下さい」と。
まさにメルケルも物理学者ですね、手堅い仕事をして、
いわゆる左翼でもなく、かといって極右でもない、バランスの取れた前向きの保守ですね。

岩上:
この間濃いお付き合いそしていた橋下さん。
橋下さんは遠くから見る限りは非常に原発に対しては揺れて、
肝心かなめのところで特だわらを割ったようなところがあり、
脱原発といいながらも実のところは原発推進側におもねったんではないかとみられるところがあり、
さらにはその他の政策も自民党や民主党とそう変わらない方向にいってるんじゃないか。
もともと持論でTPPもあるし、
さらに石原さんと一緒になって、タカ派色がより強くなり、
領土問題が持ち上がり急にきな臭くなってきましたしね、
自民党は改憲を掲げ、国防軍創設等といい、アメリカがその背中を押すようなところもある。
これは原発1個の問題ではなくなってきて、
さらに核保有という話も飛び出してくる。
そういうきな臭さの中で橋下さんは石原さんと手を結んでいく訳ですよね。
はたから見ててずっとおつきあいをしてきた橋下さん、期待をかけてた部分もあると思うんですけど、
どんなふうに見えていたんですか?
変わって行ったんですか?
それとも、もともとそういう人が地金が出てきたんですか?

飯田:
どうなんでしょうね?
僕はそんなに橋下さんと深く付き合ってないので、
直接会うのも片手ぐらいしかないですね。
エネルギー戦略会議は私と古賀さんがある程度方向性を出していって、
時々橋下さん達と方向性を確認するという関係性で、
特に橋下さんとの接点は古賀さんに主にお願いしてたんで、よく分からない所がある。
むしろ、橋下さんに脱原発の必然性をちゃんと理解してもらおうと、

岩上:
アドバイザーしていくなかで期待をかけたとか、聞いてくれるという、
そういう耳を持っている人だと思ったから引き受けた?

飯田:
そこは、いってみないとわからないと思いましたけど、
関電の節電しろという一方的な命令に対して、ファイトを燃やして闘い始めましたから、
しっかりと正面切って闘っていくなかで橋下さんの力で
脱原発や発送電分離などをすすめる力学は生まれそうだなと、
それが最終的には大飯の再稼働政局まで来れたという事は
橋下さんはしっかりいい役回りをしてくれたとは思っています。
ただ大飯の最後の辺になって、再稼働の最終ステージ、そして山口県知事選でおよそ2カ月不在していて、
戻って来てから原発ゼロの議論をすると、
ま、確かに変わったなという部分があって、
大飯の再稼働には企業からかなりの突き上げがあったという部分で、半歩譲ったんだ
という説明を私は古賀さんにはされました。
関西広域連合の元締めが兵庫の井戸さんで、兵庫の井戸さんは経産省と組んだ
再稼動イケイケドンドンのような最初のペーパーをつくって、
それを一生けん命嘉田さんと山田さんと橋下さんで、引っ張り戻して、
で、何とか限定再稼働という所まで持ってきた。
そこまで引っ張り戻したものを「やっぱり再稼働はダメだ」というと今度は関西広域連合の枠が壊れるので、
それはしたくなかったというのが一つ。
さらに関西電力が「再稼動できなかったら停電だ」と計画停電脅しをして、
その脅しで、地場の企業から橋下さんや嘉田さんを突き上げるというやり方で脅した。
という話も聞いていて、
それで細野さんに対して、「これは暫定安全基準で安全ではないけれども動かす」という事を認めさせて、
それはそれで一つの成果なんだと。
「安全ではない」という事を国が認めたという成果をとって
夏だけ限定というふうに詰めていったながれなんで、
そこは特だわらからちょっと外に踏み出した感じではあるけれども理解できなくはない。
という話は夏前にいろいろと語ったんですけれど、
そこから原発ゼロの話しになってきて、
橋下さんは電気料金を非常に気にするようになっていて、
それでも私の原発ゼロにしていくメカニズム論「ゼロからゼロへ」というのは何回かレクチャーして、
それでかなり納得して、今維新で言うルール論というのはまさにそれなんですけど、
橋下さんは特に経済への影響、「電気料金が大変なんだ」という事が随分前に出過ぎているという事と、
「原発ゼロという事は必然なんだ」という事が、
私や古賀さんはそこからスタートするんですけれど、
それは核のごみの行き場がない。これをこれ以上生み出しちゃいけないと。
もちろん合意の範囲内でこれでとにかく終わりなのか?あと5000トンなのか?
とにかく打ち止めにしなければいけないと。
それから原発は事故が起きたら何十兆円ととんでもない。
いくら安全性を高めてもそのリスクは消えないから、
その費用も保険でカバーしようとしたらとてつもなく高いものになると。
そういう事を考えていくと原発というのは必然的にゼロしかないんだと。
原発ゼロ必然論」に立つ私と古賀さんに対して、
橋下さんはルール論までは理解されたんですけど、
ルールをすればいずれはゼロになるだろうと。
だから「ゼロになるだろう論」なんですよね。
そこにちょっと幅があって、
ましてや石原さんは「原発残す論」ですから、お話しにならないっていう感じですけど。

岩上:
石原さんと橋下さんがくっついたのはタカ派的な肌合いを持つという所では
とっても理解可能なんですけれども、
原発のところで診るという事が全然違っていた人という事が出来ますよね。
特に飯田さんは原発の事に一番関心があると思いますし、
あの二人がくっつく時にどう感じましたか?
橋下さんの変節だなと受け取ったんですか?

飯田:
その一歩前の話で「小異を捨てて大同に就く」という、
原発は小異だと思われているところが石原さんにしろ橋下さんにしろね。
今原発は小異ではないだろうと。
311という世界的歴史的な大事故を起こして、
この国の歴史を大きく変える転換点の根源に原発政策があって、
そこにこの国の闇というか病理がそこにあるわけで、
それを小異と言ってのける部分のところにもギャップがある。

岩上:
それはかなり深いギャップ。
これは組んではいけないなというふうにお感じになった?

飯田:
いや、組んではいけないとは、そこのところはもともと維新の会とは私は距離はあって、
組んではないし、政治的に組むつもりも、最初から今日にいたるまで一貫して無いので、

岩上:
昨日、おとといまでは嘉田さんと二人だけで、
これで国政に出ようと思ったって勝負をかけられないじゃないですか。
先程嘉田さんの正確は見た目の派手さじゃないと、だけど今回は大博打ですよね。
国政にたけていて、なれていて経験があって、かつ全国にネットワークがないとやっぱり国政は戦えないでしょ。
だからそういう組織と結ぶという話になってくる。
今回雪崩打って生活と亀井さん達が合流しすぐに加わっていくが、
こういう仕掛けというかこういう接点はどうやって出来たんですか?

飯田:
それはこれまでいろんな文脈の中で繋ごうとして、最後はつなぎきれなかったけれども、
でもリンクは残っていると。
それが最後に重なって、それがまとまるツボといいますか、そのタイミングと坪がちょうど重なった。
最後のステージでは嘉田さんは各党とも電話や実際に会って話をされた部分もあるし、
それもビジネス契約のようなものでなくあくまでも阿吽の呼吸と腹の探り合いのようなものと、
そういう微妙な空気の中で昨日私と嘉田さんが記者会見したんですね。
結局のらずにスカに終わる可能性ももちろんあったわけで。

岩上:そうですよね。

飯田:その空気感の中でここでたった時に雪崩打つのではないかという所まで状況が煮詰まってきたんですね。

岩上:パイプ役はどちら?

飯田:それぞれです。

岩上:
しかし、嘉田さんを代表に担ぐと小沢さんは無役という事ですよね。
何かポジションはつかないという事ですよね?

飯田:
今日届け出たのは7人だけなので、そこに嘉田さんと私という7+2だけの組織なので、
最終的に全員入られた時に役員を確認して
12月2日に嘉田さんが東京に出てこられるので公表する予定なんですけれども、
人事の事なので最後の最後までどうなるかは分かりませんけど。
合流される時に嘉田さんが、
いろいろ嘉田さんの周辺から見ても国民から見ても小沢さんのカギを心配している人が多いと、
小沢さんは代表をおりて一平卒となった場合の国民の生活さんと話をしたいと。
いうことを条件に代表を自分は、一度呼びかけに立とうという約束をされたということなので、

岩上:
一回しか会っていなくてそんな約束ができるのか?と思いますし、
今回、解党というすごい決断で、組織としてすぐに変えたと。
そんなにすぐにできるのかとビックリしたんですが。

飯田:
やっぱりこの間の積み重ね積み重ね。
ベースにあるのはこのまま散り散りになって闘う事のリスク。
それぞれが討ち死にするんじゃないかという衆議院選を目の前に控えて、
それが日に日に危機感が高いというなかで、大きな旗がしらができたら戦えるんじゃないかという期待感と。
そのリスクと期待感が両方煮詰まっていって、
共通認識が高まっていって、戦える看板が出来ればまとまれる機運が高まっていたので、
そういう積み重ねがあったので阿吽の呼吸でなった。
たとえば小沢さんが強権的に「俺の言う事を聞いて全部」という事じゃなくて、
その思いがみんなに共有されていたから、しかもおしりの時間が切れていて、
「このままいったらもう、離散戦になってせすね、これは」という。

岩上:
結集しようというその中心には原発を止めなければという
脱原発への思いというのが強いという事だったんですか?

飯田:
必ずしもそうではないですね。
まず直面するのは選挙で負けるという、まず、リアリティーな。
もちろんそれだけではなくて皆さん国政に出ておられるので、
このまま行くとすごい野合勢力ができると。
自公民と、それからひょっとしたら維新の会もくっつくという、
このとんでもない野合連携ができると。
あと残るリベラルは、
もちろん社民と共産は主張する政党として残るでしょうけれど、
でも、全然影響力を及ぼせる規模にはならない事ははっきりしているので、
ここの巨大な空洞の部分が散り散りになると、
自公民+維新がガーッとまとめてしまうんではないかと。
そうすると、憲法改正からなにから、どんどん、どんどん押し進む
と。
それに対する危機感も皆さん共有してたんじゃないですか。
その象徴として原発がありという事だと思うんですよね。

岩上:飯田さんはね、小沢さんとはあんまり親しくないように思うんですよ。

飯田:全然親しくないです(笑)会ったことないですよ。

岩上:そうですか?あったことないの?

飯田:この前初めて会いましたけどね。

岩上:どこでお会いしたんですか?

飯田:この前の日曜日かな

岩上:その時に初めてこの話をしたんですか?

飯田:小沢さんとはね、はい。

岩上:
飯田さんから見て小沢さんは
そういう会った事もない人で、マスコミからも非常に叩かれているじゃないですか、
そういう所から見ても一歩も二歩も引いてしまうような人を信用して、一緒に手を組んで行こうと思うのは、
なにか、理由がないといけないと思うんですけれども、
たとえば脱原発に対して
「この人はただ選挙のために利用しているんじゃないか」とかだと組めないと思うんですよ。
どこかで「真剣なのかな」「本気なのかな」「手を組んでもいいのかな」と思った局面がないと、
とても組めないと思うんですが、そう思うきっかけはあったんですか?

たとえば、ドイツの視察とか見て、

飯田:
ま、そうですね。それもひとつありますね。
それこそ河合弁護士ね、日弁連の。
一緒にいかれていろいろと話も聞きましたし、

岩上:河合さんとはお付き合いがあるのね?

飯田:
河合さんとはもう、10何年以上長いおつきあいで。
で、明らかに全体としては中道からちょっと保守にかかってリベラルの、ソフトな、
かつ、原発を真剣に止めていこうという勢力なので、
もちろん全てが分かるわけではないので、
そういった中でのまとまり軸として、まさに包摂の論理というか、
自分との重なりがちょっとでもなければ排除していったら、小さくなりますけれども、
共通項を見出しながらですね、嘉田さんの言い方で言うと、
「小異を生かして大道をつくる」と。
明らかに違う部分もあるけれども、そこも理解しながら大道をつくるという、
そういう緩やかな連合体なので、そこは繋がっていける。

岩上:
他方で国民の生活が第一というものは消費税政略の時に小沢代表が飛び出して生まれていますよね。
この時点から実は国民の生活が第一という党でやっていくんじゃなくて、
どこかの党で合同するという可能性はあったという人もいるんですね。
だから小沢さんや、あるいはそれ以外の人達、亀井さんもそうかもしれません。
仕掛けようと思っていたのかもしれない。
その時すでに、嘉田さんや飯田さんの存在が視野に入っていたのかな?と、
そういうふうに勘ぐる人もいるんですけれども。

飯田:流石にそれはないでしょ、あり得ないと思いますね。

岩上:じゃ、本当にここにきての話し、

飯田:
最後の最後にいろんな模索をみなさんして、消えていったものが、
消え去ったのではなくそれが何かを残して積み重なり、
最後にも凝っていたのが嘉田さんと私という事ですね。

岩上:古賀さんは入らないんですか?

飯田:
古賀さんもずっと話していましたが、
古賀さん自身は政治のプレーヤーとして表に出るという事はしない主義で、

岩上:ああ、そうなんだ

飯田:
だから、たとえばこれでいつの日か政権が取れた場合には、
古賀さんはたとえば電力システム担当大臣というのは喜んで引き受けて下さると思いますよ。
民間大臣としてね

だけども政治家として売って出るという事は古賀さんはしない主義なので、
そこでもうすでに知事になっている嘉田さんと、
専門家でありるという立場を持ちながら政治家にも挑戦する革命児飯田哲也と、
その線は絶対に超えない古賀さんと、
そこはちょっとスペクトルが重ならないで

岩上:
それぞれの小異を生かしてと。
古賀さんは、この夏以降時々お電話を下さる事がありまして、
関西のエネルギー戦略会議が非常に冷やかな扱いを受けるというようになった時に、
IWJで中継してほしいと、電話をくれて、
いわれなくてもしてたんですけど、よりやってくれと言って下さったりとか、
「官邸前に行ったんだけど岩上さんどこにいるの?」って電話がかかってきたりとか、
やっぱり関西で一生懸命エネルギーを使ってね、
「橋下さんもいい人なんだよ、会ってみれば」という話をしているんだけれども、
行き場がないというか、ここでは思いを成就出来ないという、
焦りを感じる事が多々あったんですよ。
飯田さんは落ち着いている感じがしますけど、古賀さんの焦りは非常に僕は感じていたんですけど、
やっぱりさっきチラッと話しがあったような、
「橋下さん変わったな」と、空気が変わってきたなという事がおありになったんじゃないですか?

飯田:
まだ、大飯の時は特だわらを割ったけれどもそれなりに闘う姿勢というのがあった部分が、
原発ゼロの時には電気料金にすごくこだわっていた。
それはある意味経済界ロジックにちょっと頭が染まっちゃったかな、と
だから我々とはまた別の角度の話を聞く機会が多いのかなと、いうふうに思いますね。

岩上:
もう告示まで1週間ですよね。
だから、今ここにきて第3極と言われていた自民、民主、公明以外の諸政党。
これが二つにほぼ色分けされたかなと。
片方に第3極右派という形で日本維新の会が中心であり、
こちら側に中道でリベラルの日本未来の党がほぼ結集軸になる。
これから以降はこの大きな二つの枠組みは崩れないと思いますか?

飯田:いや、まだまだあるでしょう。

岩上:あります?

飯田:
それは選挙後なのか選挙前なのか、
選挙前はもう、多分

岩上:行ったり来たりが?

飯田:
たとえば民主党から人が出てくる部分もあるかもしれませんし、
あと、みんなの党とは合流はありませんけど、協力関係を結ぼうという話は嘉田さんがずっと続けていますから、
私も古賀さんもそれぞれ両方に非常に親しいので、親和性は高いという意味では、
日本未来の党の左には社民党があり、右にはみんながあると、
そこも共同関係を結びながらという関係はありますよね。

岩上:
今、左には社民党がありとおっしゃいましたが、
その左の共産党とは結ばないんですか?

飯田:
いやいや、一応連携の文章を送っていますけれども、
共産党は大体独自の路線ですから、

岩上:
いつもそうですよね。
今回の件でも結ばない?
彼らは乗ってこないんですか?

飯田:
でしょうね、もう今朝の番組でも隊通で結ばないと早速批判の矢を飛ばしてきましたから、
それはいいんですけど、
まぁ、まぁ、あの、共産党は独自路線でやられたらいいんだろうと、

岩上:
社民党は解党して入るという事はないでしょうけれども、
ちょっと前の民主党と社民党が連立政権を組んでいたような、
そういう間柄みたいな事がイメージされているんですか?

飯田:
そうですね。
一番期待しているのは民主党の中の、本当に良識派といえる、
ま、原発に関する良識派とかの人達がもっともっとですね、雪崩打ってくれればいいんですが、
それにはちょっと時間が足りないかなという感じですよね。

岩上:
なんで、出てこない人たちがいるんでしょうね?
変な言い方ですよ、実は腹の中を聞いている人がいるわけですよ、民主党の中で。
我々は「あの消費税政局で残留したけれど、だけれども必ず出る」というふうに言った人は
一人二人じゃないんですね。
ところが、たとえば今回山田さんが出たでしょ、
「一緒に出る筈だったんじゃないのあなた」っていう人がいるんですが出てこない。
なんでなんですかね?

飯田:
人それぞれいろんな事情があると思いますが、
一つには小選挙区、個々の選挙区の事情があると思う。
自分の後援会さらに連合とか、組織が、支持をするのかしないのか
国会内では風に野つしかないので風に乗るのか、連合という組織に乗るのか、
そうすると連合だけはとっておこうと言うふうにどうしてもなってしまうんですよね。


ー略ー

がれきに関して

岩上:
がれきの話
北九州には申し入れをしているが大阪の方には阻止をするという話をあまり聞かないという、
これは、どういうこと?
がれきについてはどういうふうにお考えなのか?
北九州と大阪で対応が違うように見えるのは、これはなにか真意があるのか?

飯田:
大前提として、がれき問題によるリスク認識が
ツイッターで質問を寄せてくれる方とか、
北九州市も山口県内で私も活動していますが、
一応原子力と放射線を学んだものとして、
山口県知事選の時にも言っていたのは、
山口県の原子力の問題は3プラス1だと。
上関原発と、伊方、玄海の再稼動問題と、中国電力の株主としての山口県と。
これは私の政策論から言うと大山な訳ですね。
大きな柱です。
で、プラス1というのはがれきなんですけれど、

がれきからの放射能漏えいのリスクは、
これは福島から今も出ている部分とか、
あるいは万が一メルトダウンする可能性がある原発から引き起こされる物と比較をすると、
やっぱり桁違いであるという大前提があって、

がれきももちろん100%OKというわけではないけれども、
もっといろいろと注意しなければいけない食べ物のサプライズチェーンで紛れ込んでくる放射能とかですね、
そういう数ある放射線リスクの中でのひとつで、
原発問題そのものの大山よりは、もちょっと端っこの問題だというリスク感覚が僕の中にあって、
それがひとつですね、

さらにもうひとつがれきの中を組み立てていくと、
北九州で申し入れをしたのは「危険だから止めろ」じゃなくて、
山口県の方で不安に感じている人がいますよと。
それに対する説明責任がないですね、と。
北九州市民に対してもたいして説明していないんですが、
「すぐ向かいの僅か4kmしか離れていない所に対する説明責任を果たして下さいよ」ということを、
山口県知事選挙に出て18万5000票頂いたネットワーク特別顧問として
説明責任を果たして下さいというのが申し入れだった訳です。、

それに対して大阪は僕は選挙民を代表している訳ではないので、
表だってそういう事を要求する立場にもなくて、
ただ別途、政策論としてがれきの話しは電子メールで橋下さんと何回かやりとりしたんですけれども、
それはちょっと後で話しますが、

一つは説明責任の事で、あちらは行動したと。
しかも山口県民の私の支援者の声が後ろにあると。

二つ目は、説明責任を超えて何が追求できるか?というと、
放射能以前の問題として、経済合理的じゃないよねと。
わざわざ運んでトン当たり7万円の処理費がかかる。
現地でやったらせいぜい1万ぐらいで済むと。
そこそこそんなところまで持って来てやる政策合理性があるのか?
というのがまずベースとしてありますね、それは大阪も一緒なんですけど。

で、さらにその次もいきなり放射能汚染に行く訳じゃなくて、
日本の子役人というのは、そうは言っても緻密に管理しているので、
北九州で燃やすごみは
この一角の絶対に放射能汚染されていないことを確認されているここしか燃やさないんだと、
「だから汚染されている筈がないんだ」というのが彼らの説明なんで、
それに対する反論というのは、それで放射能リスクというのは直結するのはなかなか難しくって、

言える事の一つは「不安」ですよね。
その事に関して市民が不安に思って、ストレスを感じると。
いわゆる風評被害の逆版ですね。
不安を感じてストレスに思うという事はそれなりのリアルな実態なので、
そういう不安を及ぼすような事で経済合理性にも合わない事を無理してやる必要があるのか?と。

そしてもうひとつは不確実性。
「絶対大丈夫だ」と言っても万が一紛れ込む可能性もあるじゃないかと。
それに対して彼らは、「全数きっちり測っているから問題ないんだ」ということで反証していく訳ですね。

「でも政策合理性が合わないよね」って言ったら、
「それはそうかもしれないけれども、それは国が、環境省が決めた枠の中でやっているわけで、
それを言うなら、環境省にいってくれ」と。
いう話でなかなかこう・・、そういう議論の組み立てをやっていくという事で、

単に「放射能が怖い」という話だけではやっていくと、
野球で言うとバックネットの場外へ投げるような話になっちゃうわけですね。
やっぱり、相手の胸元をかすめるボールとか、あるいはアウトコースのスライダーとか、
我々政策プロとしては投げないといけないので、

その「放射能は危ないじゃないか」という批判は出来ない訳ですね。

岩上:それだけじゃしょうがない。相手が振ってくれないと。

飯田:そうですね。
それでもかみ合わない訳ですね、
でもそれはベースとしては山口県民のそれだけの指示を得た、
ある意味政治代表として「説明責任を果たせ」という事がベースにあって、
こっちはアドバイザーとして橋下さんに、
「こんなに政策的に合理に合わないものは止めた方がいいですよ」という事は何度か言っているんですが、

岩上:先程後で言いますといった電子メールのやり取り、それはどういうこと?

飯田:
で、橋下さんはなんて言うか、ああいう性格だから、
まず一つは、これは北九州も言っていましたけれど、
「圧倒的な府民、市民が支持しているんだ」と、
「その支持に支えられてやっている」という事を、

岩上:それは自分自身がという事ですよね、政策が、って言う事ですか?

飯田:
がれき処理っていうことですね。
で、それと、要は「それが復興支援に役立つんだ」という、
これは浪花節的なよくある、ま、根拠にもならないんですけど、
でも、ああいう対応の人はそれを結構。
で、「それが政治判断なんだ」という事でですね、
我々はアドバイザー、でもかつそれは我々のテリトリーではないんですので、
なかなかそれ以上は詰め切れない、というようなかたちで、
あの…ま、なかなか、こう…がれきの方に関しては、
橋下さんの方向性には影響力を及ぼしがたいというのが現実があるということですね。



岩上:
総選挙、たまたまなのか狙ってそうなったのかはわかりませんが、
同じ日に東京都知事選があります。
もし都知事選を応援することになるとなれば、
これは個人としてではなく日本未来の党としてという事になると思うんですが、
どなたを応援するんでしょうか?

飯田:
もともと私は宇都宮さんを個人で推薦になっていて、
あと国民の生活も支持を出していて、
で実は先程寸前に、告示日なんですよね、今日は。
直前バタバタで、嘉田s何の確認をとって、日本未来の党は宇都宮さんウィ指示と。

岩上:
あ、そうなんですか。

飯田:それは刷りものに入る事に、なんとか間に合いました。



ーーー

途中までですが・・おしまい。


嘉田滋賀県知事の女傑伝説【政治・経済】
ゲンダイネット 2012年11月28日 掲載

第三極受け皿で時の人
 
脱原発の受け皿として、一躍、衆院選の台風の目となった「日本未来の党」。
代表の嘉田由紀子・滋賀県知事(62)は、東日本ではなじみが薄いが、関西では名物知事だ。
「もったいない」をキャッチフレーズに行政のムダを追及、
新幹線の新駅建設や3つのダム建設凍結などを実現した。
穏やかなイメージとは裏腹に、素顔は女傑そのもの。数々の“伝説”がある。

<森喜朗元首相と大ゲンカ>

「07年には森喜朗元首相とのバトルが話題になりました。
新駅の凍結問題をめぐり、森元首相が講演で『女のひとは視野が狭い』とイチャモンをつけたのですが、
嘉田知事は『公共事業の決定に男女は関係ない。
言葉尻をとらえて女性蔑視と言うことは控えたい』と冷静に財政論で反論。
森元首相が男を下げるかたちになりました。
また、『長崎のようになりたくなければ新駅をつくれ』と、
長崎市の伊藤一長市長射殺事件(07年)をにおわす恫喝電話も受けたが、
脅しに屈せず、公約を通した。知事3年目には元京大教授の夫と“熟年離婚”し、県政に没頭しています」
(県庁関係者)
 
嘉田知事は埼玉県本庄市の養蚕農家出身。
京大農、京大大学院を経て、81年から滋賀県の職員。
06年に社民党の推薦を受け、民自公が担いだ現職を破って、全国5人目の女性知事となった。
10年に再選。意外に政局勘があり、選挙に強い。

「知事就任当初は、最大会派の自民党の抵抗で議会がニッチもサッチもいかなかった。
それを打開するため、嘉田知事派で結成した地域政党が07年の県議選で大勝、自民党を過半数割れさせた。
一昨年の知事選では、次点候補にダブルスコアの大差で圧勝しています。
嘉田知事は今年6月の時点で『次の衆院選は重要な選挙になる』と、
反原発俳優の山本太郎に出馬を勧めている。なかなかどうして、深謀遠慮の人です」
(県政に詳しいジャーナリスト)

<選挙にはめっぽう強い>

橋下徹と共闘していた大飯原発問題では、再稼働容認にかじを切ったことで批判も受けた。
「しかし、嘉田知事はのちに、
関西電力が地元企業に“停電すると大変だぞ”とローラー作戦で圧力をかけていたこと、
慌てた地元企業からの突き上げで再稼働を認めざるを得なかったことを明かしています。
それ以降、原発政策がブレ始めた橋下氏と違い、嘉田知事の『卒原発』はすごみを増した。
橋下氏の脱原発ブレーンだった飯田哲也氏が山口県知事選に出馬したときも、
橋下氏が応援に入らなかったのに対し、嘉田知事は現地入り。
飯田氏と一緒に、半日近くも脱原発ビラを配って歩き回りました」
(前出のジャーナリスト)
 
嘉田知事は以前、橋下について、「あちらは劇薬、こちらは漢方薬」と言った。
口先だけの橋下と違って、派手さやハッタリはないが、じわじわ効く――。
それが嘉田の強みだが、考えてみると、滋賀県は近江の国。
安土城を拠点にして暴れたオンナ信長を髣髴させる。西の女傑の参戦で、衆院選が一気に面白くなってきた。





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<掴め!東京都民>「これまで宇都宮は誰もやらないことばかりやってきた」
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