3.「白血病は増えている。甲状腺がんは小児だけの問題じゃない」崎山比早子氏11/24(内容書き出し)

国会事故調から見た放射能問題
-20ミリシーベルトは安全かー

2012年11月24日「フクシマ・アクション・プロジェクト決起集会」より
動画はこちら↓
1.「という事は、線量が低い方が癌を引き起こしやすい、ということなんです」
崎山比早子氏11/24(内容書き出し)




白血病は増えている

それから後、チェルノブイリの事故処理者。

崎山24

チェルノブイリ事故の後ですね、現場を処理して放射性物質何かを綺麗に片づけた人ですね、
事故処理者。
そういう人たちの中に白血病が増えているということが、
これもまた最近、今年の11月に出た論文です。
こういう事故処理者の線量を推定して、どのくらい白血病が増えているか?という事を言ったのが
なんですけれども。

崎山25

これは去年福島で国際専門家会議というのがありまして、去年の夏。
いつでしたっけ、9月でしたっけ?
それでこの馬淵さんという人がいらして、東京新聞にコメントを書いているんですけれども、

認められているのは小児の甲状腺がんが増えたという事だけだ」という事を言っているんですね。
今後、白血病が増えていくことが分かっても驚かない」というような事を、去年の新聞で言ってらした。

馬淵さんという方は、ずーっと広島の放影研で、原爆被爆者の追跡調査をずっとやっていらした方で、
だからずっと論文を書いていられて、その論文の中には癌以外のですね、
広島の被爆者の中に、心臓血管系の病気だとか呼吸器系の病気だとか
いろいろながん以外の病気が増えているという事を知っている人なんです。この人は。


そういう事を知っていながら、この福島で行われた国際会議の時に、
「チェルノブイリで増えたのは小児甲状腺がんだけ」という事をおっしゃった。
で、「白血病が増えてくることが分かっても驚かない」という事をおっしゃったんですね。



それで、この甲状腺がんのことだけえをみてるんですね。

崎山26

これは、この黒いのが小児です。子どもです。
これ(グレー)が青年ですね。
白い棒は40歳以上のがんです。

確かに早く増えたっていうのは、この小児ですね。
鈴木先生がよく「4年後ぐらいから増えた」なんて言う事をおっしゃっていますけれども

崎山27

チェルノブイリで甲状腺の手術をずっとしていらした菅谷先生は、
「もう次の年から甲状腺がんが増えている」という事をおっしゃっています。


で、甲状腺は小児甲状腺がんだけではなくて、これをみると、
これは45歳以上です。
ですから当時、20歳以上ですね。
当時20歳以上の人の甲状腺がんが増えている。


この甲状腺がん一つとってみても小児だけではないという事がよく分かると思うんです。


これは今お話しした馬淵先生の論文の共同者になって

崎山28

今年出たんですけれども、去年この結果を知っていた筈なんです。
だから、ww・・「増えるという事が分かっても驚かない」なんていうふうにおっしゃったんだけど、
「増えている」というふうにおっしゃればいい訳なんです。
自分でやっている研究なんですから。

で、全ての白血病も、事故処理者に増えているという事です。


今度は、イギリスの自然放射線ですね。

崎山29

土の中に何%か持つ、いろいろなラドンが多いですか、イギリスなんかでは。
ラドンで何%か被ばくをすると言っていますけれども、
こういうところの子どもたちに白血病が増えているという事が、最近、
これも本当に最近わかった事です。

これは上が白血病で下が全がんですけれども、
これが5ミリシーベルト、

崎山30

10ミリシーベルト、15ミリシーベルト。

だから自然放射線でも
こういうふうに5ミリシーベルトや10ミリシーベルトぐらいでも
コントロールの・・相対係数1と書いてあるところが、コントロールです。対象群です。
それよりも増えているという事が、これを見ればわかると。





つづく


ーー東京新聞の記事を探しましたーー



馬淵5k93d



被ばくリスク 具体的な説明を
東京新聞 2011年9月

専門家会議 馬淵清彦座長に聞く

国際専門家会議に座長として参加した馬淵清彦・米国立がん研究所チェルノブイリ研究ユニット長に
原発事故の影響についての考えを聞いた。

Q:チェルノブイリと福島との違いは。

馬淵:
放射性物質の方ぢゅつ量がかなり違い、しかも一部は海に流れている。
住民の被ばく量はずっと少ない。

Q:最近チェルノブイリでは膀胱がんが増えているという研究が出たが。

馬淵:
癌はいろいろな原因で増える。
膀胱がんに関しては、高齢化が進んでいるためかもしれない。
現在のデータからは何とも言えない。
認められているのは小児の甲状腺がんの増加だけだ。
ただ、白血病などに関して今後の研究で増えているという事が分かっても驚かない。


Q:福島住民のために今後できる事は。

馬淵:
個人個人に対しては、自分の被ばく量を知ることで不安を減らすことができるだろう。
その際、根本的に確立を理解してもらうように、説明を工夫しなくてはならない
たとえば喫煙や車の運転など、他のリスクと比較するとわかりやすい。
リスクを説明する専門家の応援が必要になるかもしれない。
「心配するな」というのではなく、データを示して本人に判断してもらう方がいい。


会議で米国の研究者が指摘したように心の健康にも留意しなくてはならない。
福島県では200万人の健康調査をする計画がある。
長期間、継続的な調査研究が重要である。



まぶち・きよひこ
2000年から米国・ワシントンの国立がん研究所で研究。
チェルノブイリ周辺の甲状腺がんや白血病の疫学研究が専門。
阪大卒。
広島市の放射線影響研究所疫学部長などを経て渡米。
70歳。


ーーー


「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加
医師の菅谷松本市長が警鐘9/27東京新聞

<一部抜粋>
菅谷市長が注目するのは、ベラルーシの場合、
86年には2例だった小児甲状腺がんが、翌年には新たに4例、
88年には5例、89年には7例と増加している点だ。

今回の福島県での結果(検査対象は18歳以下)について、
検査を担当する県立医大の鈴木眞一教授は
「チェルノブイリ事故でも、甲状腺がんが見つかったのは最短4年」と説明したが、
同市長は
「事故後、早い時期に甲状腺がんが発症する可能性は否定できない。
現段階では『わからない』としか言えないはずだ」と即断をいさめる。


福島の子どもひとりに”甲状腺がん”
「原発事故が原因の可能性は低い」福島県立医科大学鈴木教授9/11たねまきJ(内容書き出し・参考あり)

<一部抜粋>
その理由を福島県立医科大学の鈴木眞一教授は、
「チェルノブイリでも甲状腺がんは発症まで最も短くて4年かかっている
福島では広島・長崎のような外部被ばくやチェルノブイリのような内部被ばくも起きていない」
と話しています。



「日本の子どもはチェルノブイリとは違ってヨウドが過剰だから大丈夫!」
県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 11/10鈴木眞一氏質疑応答(内容書き出し)


「”市をあげての人体実験”南相馬・甲状腺がんは”38人中一人”・”命より便益”文科省の資料」
めぐちゃん10/17新橋駅前(スピーチ書き出し・参考)


千葉の小児科医の声「子どもの甲状腺がんについては非常に珍しいので医学部でも学ばない」
10/12金曜デモ文科省前(内容書き出し)






関連記事

コメント

非公開コメント