「雪に疑いを持っていた人たちは、もともと那覇に住んでいた市民ではなく、 東日本大震災が起こってから、東京や神奈川から自主避難してきた人たちでした」北九州市にて・中村雅俊さん

ここに音声あり↓
●青森の雪 ジャンル / 震災関連/風評被害
 
こんにちは。中村雅俊です。
 
今年2月、沖縄県那覇市で、子ども向けの雪遊びイベントが突然中止されました。
雪がないからでも、雪が溶けてしまったからでもありません。
雪そのものを嫌がった人たちがいたからです。

那覇市では、海上自衛隊と協力し
「雪の降らない沖縄の子どもたちに雪と触れ合う機会を」
と、雪をプレゼントするイベントを行っていました。
2004年から続いていたこの催しは、毎年、
海上自衛隊第五航空群が訓練先の青森県で雪を集め、
飛行機で沖縄の児童館へ運びます。
雪の降らない沖縄の子どもたちにとって、雪と触れ合う数少ない機会です。
 
ところが、子どもたちも楽しみにしていたこのイベントが、突然中止されました。

「青森から持ち込まれた雪には放射性物質が含まれ、被ばくする可能性がある」。

一部の大人たちの、そんな声が相次いだことによる中止でした。
ただ、持ち込まれた雪は、飛行機への搬入・搬出の際に自衛隊員により
放射線量の測定が行われており、問題のない数値でした。
雪に疑いを持っていた人たちは、もともと那覇に住んでいた市民ではなく、
東日本大震災が起こってから、東京や神奈川から自主避難してきた人たちでした

 
科学的な数値や事実よりも、うわさ話やイメージが先行する。
東日本大震災から発生した風評被害は、被災地やその付近の農家や漁業関係者にも
大きな影響を与えています。国からの出荷制限を受けていない農作物や漁獲物までもが、
汚染されていると疑われ、店頭に並ばなかったり、手を伸ばされなかったりしています。

一方で、雪遊びイベントを中止した那覇市には
「風評被害につながる市の対応はおかしい」
と、イベント開催を求める電話が多数寄せられました。
那覇市は再度検討し、雪遊びを別途計画していた市内の学童保育施設にプレゼントすることを決めました。
生まれて初めて雪に触る子もいて、雪を手にした子どもたちには笑顔が広がりました。

風評被害だけではなく、差別問題などの根本は一人一人の意識から始まります。
情報網の発達した今、誤った情報や先入観に惑わされることなく、
正しい情報に基づき、事実を正しく認識することが大切です。


では、また。



ーーー

NHK 北九州放送局
中村雅俊さんが人権授業

12月06日 17時38分

東日本大震災の被災地・宮城県女川町出身で、
被災地の支援活動を行っている俳優の中村雅俊さんを講師に招いた特別授業が北九州市の中学校で開かれ、
中村さんは、「東日本大震災を忘れないでほしい」と生徒たちに呼びかけました。

この授業は、人権週間にあわせて北九州市教育委員会が開いたもので、
北九州市戸畑区の飛幡中学校の2年生の生徒134人が参加しました。

中村さんはまず、雪の降らない沖縄県に毎年、青森県の雪を運んで行われいた雪遊びのイベントが、
「放射性物質が心配だ」という一部の市民からの声を受けて、中止されたことを綴った文章を朗読しました。
そのうえで中村さんは、自身の出身地・宮城県の震災がれきの問題に触れ、
「県外で受け入れてくれないと処理が出来ないのが実態だが、風評被害でいまだにがれきが山積みのままです。
東日本大震災を自分の出来事ととらえてもらえば違う対応が出来るのではないか」と生徒たちに語りかけました。
そして最後に、
「東日本大震災が起こった当時、皆さんが抱いた”何かしてあげたい”という気持ちを忘れないでほしい」
と呼びかけました。

授業に参加した生徒は、
「もう一度震災について考えて思いやりの心を持ったり助け合うことが大事だと改めて感じました」
と話していました。



ーーー


確かに、青森の雪に関しては汚染は少なくて、雪も安全だったかもしれないと、
昨日作ったグラフを見るとそうだろうなと思います。
これが青森の雪でなくても、同じように中村雅俊さんは子どもたちに話すのでしょうか?
ただ、雪というものには大気中のチリが含まれていると思うので、
いまだに福島第一原発から放射能が漏れ続けていることを考えると、
風向きによっては100%綺麗だとは言いきれないと思います。

そして、私は非常に引っ掛かったので赤い文字にして強調しましたが、
「雪に疑いを持っていた人たちは、もともと那覇に住んでいた市民ではなく、
東日本大震災が起こってから、東京や神奈川から自主避難してきた人たちでした」

子どもたちへ向けてのこの言葉です。
差別するなとおっしゃっている中村雅俊さんはここで避難した方々を差別している言葉を発していると思います。

避難者はもともと沖縄に住んでいた方々よりも、
心が狭く、誤った情報や先入観に惑わされていると、差別的な発言をされています。

東京や神奈川から沖縄へ避難されるという事は、
事実についてしっかりと勉強され、事実を見極めたからこそ出来る事だと思います。
強制避難の指示が出ていない地域、しかも東京、神奈川からの避難するということは、
どれだけ大変なことか。そして、どれだけ放射能について勉強された事かと私は察します。
しっかりと学び、考えたからこそできる避難という選択だからだと思うからです。

私にもしも小さな子どもがいたら、
もうとっくにここには住んではいないと思っています。
自分の生活を犠牲にしても子どものために避難されている方々に対しての暴言でしかありません。

そしてもうひとつ、
「“何かしてあげたい”という気持ちを忘れないで」とおっしゃっていますが、
“してあげたい”のではなく“したい”と思っているのです。
沖縄に避難された方々はもちろんそう思っているのです。
北九州でがれきを反対している方々ももちろん“してあげる”のではなく“したい”と思っているのです。

でもそれは、がれきを受け入れてるという痛みを分かち合うマイナス面での助け合いではなく、
前向きに、将来のために、綺麗な日本の大地を少しでも多く残し、
安全な食物をつくる事、避難できる場所を残すことの助け合いです。

4基もの原発がぶっ壊れたのに、日本の全ての大地が汚染されなかったという事は奇跡なのかもしれません。
その事を重く考えて、行動してく事が大切だと思うのです。

中村雅俊さんの事は嫌いじゃありませんでしたが、
この軽率な行動には、その人間性を疑いたくなりました。残念です。



情報網の発達した今、誤った情報や先入観に惑わされることなく、
正しい情報に基づき、事実を正しく認識することが大切です。


この言葉をそのまま中村雅俊さんにお返しします。



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コメント

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カースケにガッカリ

ショック、昔好きでした。遠い昔のことになってしまいました。彼がいつまでも渡辺謙さんレベルになれない理由がわかってしまい残念。
避難している人達がどんな思いで聞いたことか。

No title

きーこさん、いつもありがとうございます。

中村雅俊さんのように、「難民」である避難者を責め、その「難民」を生み出した原子力政策に寛容な人々の言動は、差別を通り越して、一種の犯罪だと思います。

娘は、事故により大阪から沖縄にやむなく移住しました。
それでも、今は結婚を考えるウチナー(沖縄人)の彼氏もでき、楽しく暮らしているようです。
これまで避難したことを白眼視するウチナーには出会ったことがないと娘は言います。
それが何よりの救いです。

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No title

きーこさんへ

大きな地震がテレビで報道されていましたが、大丈夫ですか?
一瞬、福島第一の4号機燃料プールが崩れたのではないかと思わずこころが凍りつきましたが、
まだ、大丈夫のようですね。
不発弾が野ざらしの状態で放置してある事実を、マヌケな政治家達は認識しているのでしょうかねぇ~。
鈍感を絵に描いたような野田と安倍がテレビの討論番組に出ていましたが、
あの感覚は私には耐えられません。

北九州の歪んだ人権教育のニュースを取り上げてくれてありがとうございました。
正しい放射能、放射線の知識を子供達が身につけて健康被害の予防に、
備えなければならないのに行政の立場は未だに逆転した状態です。

今回の様なタレントを使った講演会が繰り返されれば、
今後、ガンや白血病が北九州地区で多発しても、
北橋市政では瓦礫受け入れが原因とは絶対に認めないでしょう。
放射能が原因で体調不良で一生苦しむ事になっても
知らん顔するのは目に見えています。

中村雅俊が言っている正しい情報とは一体何が根拠になっているのでしょうか?
低線量だから瓦礫や食品や空気、水が人体に影響ないと何故言えるのでしょうか?
現実問題として汚染された食品を今でも給食で食べさせられている多くの子供達が存在する事を
中村雅俊は解っているのでしょうか?

とにかく、まともな政治家を国政の場に一人でも多く送り出して、
野田政権が行った放射能拡散瓦礫ばら撒き絆政策を止めさせなければなりません。

きーこさんが言うように
「前向きに、将来のために、綺麗な日本の大地を少しでも多く残し、
安全な食物をつくる事、避難できる場所を残すことの助け合いです。」

その通りだと思います。

どの党が実権を握れば、こうした問題にまじめに対処してくれるのかを
真剣に考えて、一票を投票する必要があります。
その一票一票をしっかり束ねて戦える政治家が出てくる事を願いながら・・・

では、サラバデゴジャル

中村雅俊よ おまえもか。。

きーこさん、いつもありがとうございます!

中村雅俊は、自分の頭でちゃんと考えたのだろうか?

私も津波被災3県の県民ですが、放射能やアスベスト
他の重金属汚染の可能性のある瓦礫を、遠方へ
巨額の運送費を掛けて、さらに通常の委託焼却代金の
5~6倍も支払を発生させる広域被災がれき焼却には
大反対です。   他の方策をとらず、受け入れて焼却して
放射能やその他のリスクを分かち合うのが”絆”??


瓦礫利権に加担する事になってる意識は
無いのか?   残念ながら、原発推進側の
人なんですね。

だけど、放射能がらみのこの話
長年の中村雅俊ファンの友人には、絶対話せません。

放射能、被曝問題は  「危険を訴える情報はには、見ざる、言わざる、聞かざる」状態です。
皆、子どもが何より大切な人達です。  それなのに、調べなくても、聞かなくてもいいのか。  

福島県は、御用が大挙して
毎日新聞TVで安心安全、復興を連呼して
洗脳されまくっています。

住民自身も、安全よりの情報を聞いて
それにすがっている状態です。  悔しくてなりません。(怒)