今週のニュース 2012年12月11日
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
FoE Japan原発チーム
フクロウ・FoEチャンネル(FFTV)
http://www.ustream.tv/recorded/27644939
フクロウの会阪上さん
FoE Japan満田さん
今週のアクション
規制庁前ヒューマンチェーン12月7日
借り上げ住宅署名提出・県と交渉12月10日
2:11~
県外避難者の借り上げ住宅打ち切り問題 署名提出
県外避難者の借り上げ住宅についての打ち切り撤回を求める署名という事で、
要請書を福島県に提出し、1時間ほど県と交渉してきました。
結局署名の方は8000筆以上。
団体署名として300団体位の署名が集まりました。
あと署名サイトに、郡山に住んでいる野口さんが署名を呼び掛けたところ、
こちらがすごくてですね、、なんと9万筆近い署名が集まりました。
すごい短い期間で2週間もたっていないと思います。
県側は避難者支援課というところの課長の野地さんという方が対応したんですが、
結論から言うと、対応は非常に柔らかだったんですが、
「決まった事なので」というような感じだったと思います。
「県の災害対策本部によって、もはや決定されている」と。
やはりですね野地さんは国側が去年の段階から、
「これは災害救助法に基づく対応だ」という事で打ち切りを何度も求めてきたと。
で、県は押し返したというような、
ちょっと責任を国になすりつけるような言い方をされていたんですが、
ただ聞いてみるとやはり県としても
「もはや現行の制度で継続するのは難しい」という判断に至ったという事だったんですね。
私たちとしては、
「沢山、まだ避難を考えている人がいる」と、
「減少傾向にあるといったって、まだいるんだ」と、
それから健康面でもいろいろと不安を抱えている人もいるし、
そして何よりも「支援法はまだ実施に至っていないでしょ?」と。
で、「現行法を今すぐ打ち切る理由はなにかあるんですか?」という事を重ね重ね聞いてみたんですが、
明確な答えはいただけませんでした。
何とか「検討する」と言わせたいと思って、かなり攻め込んだんですね。
今回は、“原発事故子ども被災者支援法市民会議”のメンバーと、
あと“子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク”のメンバーでかなり強く交渉したんですが、
子ども被災者支援法というのは選択肢、人が選択する自由というのを重視してつくられた法律で、
とどまる権利、避難する権利、そして帰還する権利、その3つの選択肢のうち
「何故避難の選択肢だけが奪われなければならないのか?」
あと「被災者支援法というのは国の責任を定めている。何故だかわかりますか?」と。
原発事故は国が責任がある、
今まで原発を進めてきた国の責任を明記してあるんですね。
しかしながら県にはその責任がないと言いきれますか?
と言ってですね、向こうも「責任がない」とは言いませんでした。
「避難者を支援する責任は感じています」というお答えだったんですが、
それでも「現行制度に基づく支援は打ち切り」という結論は変わらないみたいです。

悔しいです。
12月18日までなので、最後まで抗議し続ける。
という事でみなさん避難の権利ブログにですね、電話番号なども載っておりますので、
是非、抗議の声を県に届けて下さい。
電話FAX攻撃を続けていこうという事ですね。
福島県生活環境部避難者支援課
TEL: 024-521-8046
FAX: 024-523-4260
厚生労働省社会援護局災害救助・救援対策室
TEL: 03-5253-1111(内線2817) / 03-3595-2614(直通)
FAX: 03-3503-3099
7:22~チエコの選挙突撃日誌

7:53
とにかく、今あまりにも危ないのは、国防軍とか、徴兵制とか、言っているところには絶対に入れるな!
というのが私は昨日も友達に会ってあちこちに言ってきたんですけど、
「まさか国防軍とか徴兵になっても自分は行かないだろう」、
「戦争にはならないだろう」とか思っている人がいるかもしれませんが、
そんな事はありません。
宇都宮さんの応援に来ていた弁護士さんが
「自分は戦争の直後に生まれたんだけれども、
大人に対してどうしてあの時戦争を止めてくれなかったのかと思いながら今弁護士をやっています」
と言ってて、
だから今私たちは今の子どもとか将来生まれてくる子どもたちに
「どうしてあの時止めてくれなかったんだ」と言われないように、この選挙を頑張りましょう
と言っていたので、まったくその通りだと思っております。
あとみなさん、鉛筆ではなく自分のボールペンを持って投票に行きましょう。
今週のニュースクリップ
9:48~フクロウの会阪上さん
敦賀原発運転認めず 直下の活断層と判断

原発直下に活断層という事で、廃炉の可能性も高いのではないかと
田中委員長もそんなことを示唆する発言をしたということです。
ただこれについては、
日本原電が掘って「ここに破砕帯があるんではないか」と言ったところと
ちょっとずれたところに本体らしきものがあって、
それを委員全員が活断層と認定した、という事になっているんですけれども、
まず廃炉というのを誰がどう手続きを踏むのか?というところで、
結局なんか、規制委員会としては「事業者にお願いをする」しかないみたいなですね、
これはちょっと変な話なんですけれども、
そんな事はないはずで、やっぱりそれはきちんと、
原発をそもそも動かす許可を与えたところが、
そこの権限が規制委員会に移るということなんで、厳しく対応してほしいなというところと、
あと大飯原発ですよね。
大飯原発については、なんかね、新聞報道上では
「意見が分かれてそれで調査が継続」みたいなやり方をしているんですけれども、
事実上は渡辺先生もおっしゃるように、委員の中で別に意見が割れている訳ではなくて、
「地滑り」の可能性を示唆した委員も確かにいたことはいたんですけれども、
基本的には活断層という事で、それを明確に否定する人は誰もいないという。
ま、そういう意味では委員の意見はそろっているんですよね。
そういう意味では島崎さん含めて5人の意見が
「活断層を否定できない」という点では一致していますので、
敦賀と同様にですね、再稼働はできないところを
きちんと規制委員会としても態度表明をすべきではないかなというふうに思いますね。
再調査は28,29日
再調査があるという事で今緊急に大飯を止めなさいという事で署名が
関西、福井、それから岐阜の方から呼び掛けられていますのでこちらもご協力をお願いしたいなと、
美浜の会のブログとかホームページに載っています。
12:59~満田さん
福島県民健康管理調査 弁護士会「調査不十分」

県民健康調査について、福島の弁護士会が「調査不十分」という事で、
協力を断ったというニュースです。
「よくぞ!」という感じですね。
これは問題になっていた健康管理調査・秘密会とかが開かれていて、
県があっという間に内部調査を行って、
「準備会は開かれていたが、実際の委員会に影響を与えるものではなかった」というような、
スピード調査をまとめたんですね。
ところがその後、毎日新聞がその内容をすっぱ抜いて、
「実際問題影響を与えているじゃないか」という記事を載せていたわけです。
私たちもこれについては、
特に内部被ばくとか尿検査とか重要な決定に影響を与えるような秘密会が行われていたということを
特集でお伝えしたところです。
この県民健康管理検査については改善策というのが発表されて、
議事録署名人をつくるだとか、そんなような話になっていたと思うんですが、
そのうちの一つとして弁護士会に委員の派遣を求めたという事らしいんですけが、
弁護士会は断ったと、
で、この県の弁護士会と日弁連は委員会は
「委員会に対して市民の代表を加えるなど抜本的な改善を求める」と。
いいぞぉー。
で、準備会に関する県の内部調査も不十分で、県の運営にも問題があるとしているという事です。
全くその通り、素晴らしい。
※県民健康管理”秘密会議”での尿検査のやりとり~消えた議事録~
「福島老朽原発を考える会」会見10/18(内容書き出し)
14:47~満田さん
自主避難の親へ高速料金補助へ 新潟県

自主避難の親へ高速料金補助へという事で、
国がぐずぐずしている間に新潟県が独自にですね、
自主的避難者に対して、高速料金を補助という朗報ですね。
新潟県頑張っています。
国も続けという事ですね。
阪上:
そういう意味では県独自の政策というものは
やろうと思えばできるという事が新潟県が示したものですね。
だから福島県もぜひ、やれるものはやって欲しいとおもいます。
チエコ:
なんか、他のどこかの県も検討しているというのが前、出ていましたよね。
是非増やしてほしいですね、山形だったかな?
※新潟県は素晴らしい
新潟県泉田裕彦知事に繋がる政治家を!がれき広域処理に関しての県議会での答弁12/10
15:34~満田さん
で、次です。
これも由々しき問題ですね、
規制庁再稼働手続き前倒しへ 来夏の運転に現実味

これは私たちが、かねがねちょっと恐れていた事なんですが、
とにかく基準作りを急いているのみならず、
プロセスも基準の最終案が固まる前に、骨子段階でですね、
既存の原発が新基準に適合するかどうか事前調査に入る。という事なんです。
なんか、本当にスケジュールあり気ですよね、
スケジュールあり気どころか、そのスケジュールあり気をさらに短縮しようとしているという感じです。
これは、あってはならない事ですね。
チエコ:
そうですよ、5年かかるって言っていた事ですよね。
それなのに、なに前倒しをまたしているのかな!?みたいな。
満田:
5年かかると言われたのを来年の7月までに決めるというのも、相当無理がある話なのに、
それなのに、その骨子段階で調査に入るというのは、
これは本当に、手続き的には大問題ですね。
チエコ:大問題ですよね。
16:42~
その次です。
放影研が二つ相次いで発表していますね。
残留放射線は「誤差範囲」放影研が見解

同じ12月8日の記事なんですが、残留放射線は「誤差範囲」放影研が見解という事で、
被ばく者の健康を日米が共同で調査していた放影研が、
原爆の爆発から遅れて発生する「残留放射線」による被ばく線量は「誤差の範囲内」で、
被ばくによるリスク算出には影響しないという見解を発表したというのが最初のニュースです。
で、その後のニュースとして、黒い雨がんリスク増えず 放影研というニュースが流れていまして、
黒い雨、がんリスク増えず 放影研1万3千人

これは一連のアンケート調査のデータの解析の結果なんですが、
1万3000人分のデータを解析して、
黒い雨に遭った事で癌になるリスクというものを検証して、
「リスクの増加は見られなかった」と発表したということなんですね。
これは放影研のレポート、発表資料らしきものをちょっと、ざざっと見てみたんですが、
ちょっとなんか詳細が良く分からなくって、
一体なぜ、今のタイミングで、どういう手法でこういう事を発表しているのかな?
という気がしましたが、一応ご紹介までという事で。
チエコ:なんかちょっと気になったかなというのはありますよね。
18:02~
で、IAEAのニュースです。
これについては今日の9時から特集をしますが、
線量測定など3分野で共同研究 県とIAEA

「線量測定など3分野で共同研究 県とIAEA」という事で、福島県ですね、
福島県がIAEA国際原子力機関と進める共同研究プロジェクトで、
来年からモニタリング、除染、汚染廃棄物管理の3分野で研究に着手する。
福島医大は放射線が健康に影響を及ぼす影響やリスク管理についてIAEAと共同研究に取り組む。
という事で、きた!という感じですね。
特にこの健康リスクに関してはですね、IAEAを呼び込む事は羊の群れに虎を、オオカミですか?
を投げ入むような、本当に恐ろしい事だと思います。
チェルノブイリでなにが起きたか、福島でそれが繰り返される事が、なんか目に見えていて、
本当に恐ろしいなと思っています。
チエコ:これはちょっと「何とかしたい」という事で特集を見て下さい。
19:18~おしらせ

皆さん、本当に残念なお知らせが一つ。
今週、チェルノブイリウクライナで、ずっと現場で頑張って、
IAEAに対抗してチェルノブイリの真実を訴え続けた
医師のアンゲリーナ・ニャーグさんが来日予定だったんですが、
急病のため来日ができなくなりました。
昨日メールがきて、急きょ病院に運び込まれてしまったという事なんですが急病で、
そのあとご本人は回復されたらしいんですが、
病院側が「旅行はまかりならん」という事で、来日は取りやめになってしまいました。
ただし急きょ、IAEAがやってくる!をやります。

まさにIAEAの基準が、原子力規制委員会が日本に持ち込もうとしているんですね、
とんでもない基準を持ちこもうとしていまして、
それについてこれから、もう重点的に私たちは全力をあげて阻止していく活動をするんですが、
その最初の一歩という企画です。
ーーー
まだお知らせは続きますが書き出しはここまでにさせていただきます。
大きく報じなければならない出来事が、そーっと隠れるように報道されている事があります。
見逃してしまう位に小さく出ている大切な事もあります。
そんな中、このようにまとめて解説して下さって、大変うれしく思います。
早く解決しなければならない事は、全く着手せず、
再稼働など問題外の悪事に関しては事の進み方が異常に早い。
さっさとやろうと思えば、いくらでも早くできるんじゃん!って言う感じです。
政府には
一刻も早く高線量地帯に住む人々を救い、
一刻も早く正しい方向へ舵を取ってもらいたい。
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
FoE Japan原発チーム
フクロウ・FoEチャンネル(FFTV)
http://www.ustream.tv/recorded/27644939
フクロウの会阪上さん
FoE Japan満田さん
今週のアクション
規制庁前ヒューマンチェーン12月7日
借り上げ住宅署名提出・県と交渉12月10日
2:11~
県外避難者の借り上げ住宅打ち切り問題 署名提出
県外避難者の借り上げ住宅についての打ち切り撤回を求める署名という事で、
要請書を福島県に提出し、1時間ほど県と交渉してきました。
結局署名の方は8000筆以上。
団体署名として300団体位の署名が集まりました。
あと署名サイトに、郡山に住んでいる野口さんが署名を呼び掛けたところ、
こちらがすごくてですね、、なんと9万筆近い署名が集まりました。
すごい短い期間で2週間もたっていないと思います。
県側は避難者支援課というところの課長の野地さんという方が対応したんですが、
結論から言うと、対応は非常に柔らかだったんですが、
「決まった事なので」というような感じだったと思います。
「県の災害対策本部によって、もはや決定されている」と。
やはりですね野地さんは国側が去年の段階から、
「これは災害救助法に基づく対応だ」という事で打ち切りを何度も求めてきたと。
で、県は押し返したというような、
ちょっと責任を国になすりつけるような言い方をされていたんですが、
ただ聞いてみるとやはり県としても
「もはや現行の制度で継続するのは難しい」という判断に至ったという事だったんですね。
私たちとしては、
「沢山、まだ避難を考えている人がいる」と、
「減少傾向にあるといったって、まだいるんだ」と、
それから健康面でもいろいろと不安を抱えている人もいるし、
そして何よりも「支援法はまだ実施に至っていないでしょ?」と。
で、「現行法を今すぐ打ち切る理由はなにかあるんですか?」という事を重ね重ね聞いてみたんですが、
明確な答えはいただけませんでした。
何とか「検討する」と言わせたいと思って、かなり攻め込んだんですね。
今回は、“原発事故子ども被災者支援法市民会議”のメンバーと、
あと“子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク”のメンバーでかなり強く交渉したんですが、
子ども被災者支援法というのは選択肢、人が選択する自由というのを重視してつくられた法律で、
とどまる権利、避難する権利、そして帰還する権利、その3つの選択肢のうち
「何故避難の選択肢だけが奪われなければならないのか?」
あと「被災者支援法というのは国の責任を定めている。何故だかわかりますか?」と。
原発事故は国が責任がある、
今まで原発を進めてきた国の責任を明記してあるんですね。
しかしながら県にはその責任がないと言いきれますか?
と言ってですね、向こうも「責任がない」とは言いませんでした。
「避難者を支援する責任は感じています」というお答えだったんですが、
それでも「現行制度に基づく支援は打ち切り」という結論は変わらないみたいです。

悔しいです。
12月18日までなので、最後まで抗議し続ける。
という事でみなさん避難の権利ブログにですね、電話番号なども載っておりますので、
是非、抗議の声を県に届けて下さい。
電話FAX攻撃を続けていこうという事ですね。
福島県生活環境部避難者支援課
TEL: 024-521-8046
FAX: 024-523-4260
厚生労働省社会援護局災害救助・救援対策室
TEL: 03-5253-1111(内線2817) / 03-3595-2614(直通)
FAX: 03-3503-3099
7:22~チエコの選挙突撃日誌

7:53
とにかく、今あまりにも危ないのは、国防軍とか、徴兵制とか、言っているところには絶対に入れるな!
というのが私は昨日も友達に会ってあちこちに言ってきたんですけど、
「まさか国防軍とか徴兵になっても自分は行かないだろう」、
「戦争にはならないだろう」とか思っている人がいるかもしれませんが、
そんな事はありません。
宇都宮さんの応援に来ていた弁護士さんが
「自分は戦争の直後に生まれたんだけれども、
大人に対してどうしてあの時戦争を止めてくれなかったのかと思いながら今弁護士をやっています」
と言ってて、
だから今私たちは今の子どもとか将来生まれてくる子どもたちに
「どうしてあの時止めてくれなかったんだ」と言われないように、この選挙を頑張りましょう
と言っていたので、まったくその通りだと思っております。
あとみなさん、鉛筆ではなく自分のボールペンを持って投票に行きましょう。
今週のニュースクリップ
9:48~フクロウの会阪上さん
敦賀原発運転認めず 直下の活断層と判断

原発直下に活断層という事で、廃炉の可能性も高いのではないかと
田中委員長もそんなことを示唆する発言をしたということです。
ただこれについては、
日本原電が掘って「ここに破砕帯があるんではないか」と言ったところと
ちょっとずれたところに本体らしきものがあって、
それを委員全員が活断層と認定した、という事になっているんですけれども、
まず廃炉というのを誰がどう手続きを踏むのか?というところで、
結局なんか、規制委員会としては「事業者にお願いをする」しかないみたいなですね、
これはちょっと変な話なんですけれども、
そんな事はないはずで、やっぱりそれはきちんと、
原発をそもそも動かす許可を与えたところが、
そこの権限が規制委員会に移るということなんで、厳しく対応してほしいなというところと、
あと大飯原発ですよね。
大飯原発については、なんかね、新聞報道上では
「意見が分かれてそれで調査が継続」みたいなやり方をしているんですけれども、
事実上は渡辺先生もおっしゃるように、委員の中で別に意見が割れている訳ではなくて、
「地滑り」の可能性を示唆した委員も確かにいたことはいたんですけれども、
基本的には活断層という事で、それを明確に否定する人は誰もいないという。
ま、そういう意味では委員の意見はそろっているんですよね。
そういう意味では島崎さん含めて5人の意見が
「活断層を否定できない」という点では一致していますので、
敦賀と同様にですね、再稼働はできないところを
きちんと規制委員会としても態度表明をすべきではないかなというふうに思いますね。
再調査は28,29日
再調査があるという事で今緊急に大飯を止めなさいという事で署名が
関西、福井、それから岐阜の方から呼び掛けられていますのでこちらもご協力をお願いしたいなと、
美浜の会のブログとかホームページに載っています。
12:59~満田さん
福島県民健康管理調査 弁護士会「調査不十分」

県民健康調査について、福島の弁護士会が「調査不十分」という事で、
協力を断ったというニュースです。
「よくぞ!」という感じですね。
これは問題になっていた健康管理調査・秘密会とかが開かれていて、
県があっという間に内部調査を行って、
「準備会は開かれていたが、実際の委員会に影響を与えるものではなかった」というような、
スピード調査をまとめたんですね。
ところがその後、毎日新聞がその内容をすっぱ抜いて、
「実際問題影響を与えているじゃないか」という記事を載せていたわけです。
私たちもこれについては、
特に内部被ばくとか尿検査とか重要な決定に影響を与えるような秘密会が行われていたということを
特集でお伝えしたところです。
この県民健康管理検査については改善策というのが発表されて、
議事録署名人をつくるだとか、そんなような話になっていたと思うんですが、
そのうちの一つとして弁護士会に委員の派遣を求めたという事らしいんですけが、
弁護士会は断ったと、
で、この県の弁護士会と日弁連は委員会は
「委員会に対して市民の代表を加えるなど抜本的な改善を求める」と。
いいぞぉー。
で、準備会に関する県の内部調査も不十分で、県の運営にも問題があるとしているという事です。
全くその通り、素晴らしい。
※県民健康管理”秘密会議”での尿検査のやりとり~消えた議事録~
「福島老朽原発を考える会」会見10/18(内容書き出し)
14:47~満田さん
自主避難の親へ高速料金補助へ 新潟県

自主避難の親へ高速料金補助へという事で、
国がぐずぐずしている間に新潟県が独自にですね、
自主的避難者に対して、高速料金を補助という朗報ですね。
新潟県頑張っています。
国も続けという事ですね。
阪上:
そういう意味では県独自の政策というものは
やろうと思えばできるという事が新潟県が示したものですね。
だから福島県もぜひ、やれるものはやって欲しいとおもいます。
チエコ:
なんか、他のどこかの県も検討しているというのが前、出ていましたよね。
是非増やしてほしいですね、山形だったかな?
※新潟県は素晴らしい
新潟県泉田裕彦知事に繋がる政治家を!がれき広域処理に関しての県議会での答弁12/10
15:34~満田さん
で、次です。
これも由々しき問題ですね、
規制庁再稼働手続き前倒しへ 来夏の運転に現実味

これは私たちが、かねがねちょっと恐れていた事なんですが、
とにかく基準作りを急いているのみならず、
プロセスも基準の最終案が固まる前に、骨子段階でですね、
既存の原発が新基準に適合するかどうか事前調査に入る。という事なんです。
なんか、本当にスケジュールあり気ですよね、
スケジュールあり気どころか、そのスケジュールあり気をさらに短縮しようとしているという感じです。
これは、あってはならない事ですね。
チエコ:
そうですよ、5年かかるって言っていた事ですよね。
それなのに、なに前倒しをまたしているのかな!?みたいな。
満田:
5年かかると言われたのを来年の7月までに決めるというのも、相当無理がある話なのに、
それなのに、その骨子段階で調査に入るというのは、
これは本当に、手続き的には大問題ですね。
チエコ:大問題ですよね。
16:42~
その次です。
放影研が二つ相次いで発表していますね。
残留放射線は「誤差範囲」放影研が見解

同じ12月8日の記事なんですが、残留放射線は「誤差範囲」放影研が見解という事で、
被ばく者の健康を日米が共同で調査していた放影研が、
原爆の爆発から遅れて発生する「残留放射線」による被ばく線量は「誤差の範囲内」で、
被ばくによるリスク算出には影響しないという見解を発表したというのが最初のニュースです。
で、その後のニュースとして、黒い雨がんリスク増えず 放影研というニュースが流れていまして、
黒い雨、がんリスク増えず 放影研1万3千人

これは一連のアンケート調査のデータの解析の結果なんですが、
1万3000人分のデータを解析して、
黒い雨に遭った事で癌になるリスクというものを検証して、
「リスクの増加は見られなかった」と発表したということなんですね。
これは放影研のレポート、発表資料らしきものをちょっと、ざざっと見てみたんですが、
ちょっとなんか詳細が良く分からなくって、
一体なぜ、今のタイミングで、どういう手法でこういう事を発表しているのかな?
という気がしましたが、一応ご紹介までという事で。
チエコ:なんかちょっと気になったかなというのはありますよね。
18:02~
で、IAEAのニュースです。
これについては今日の9時から特集をしますが、
線量測定など3分野で共同研究 県とIAEA

「線量測定など3分野で共同研究 県とIAEA」という事で、福島県ですね、
福島県がIAEA国際原子力機関と進める共同研究プロジェクトで、
来年からモニタリング、除染、汚染廃棄物管理の3分野で研究に着手する。
福島医大は放射線が健康に影響を及ぼす影響やリスク管理についてIAEAと共同研究に取り組む。
という事で、きた!という感じですね。
特にこの健康リスクに関してはですね、IAEAを呼び込む事は羊の群れに虎を、オオカミですか?
を投げ入むような、本当に恐ろしい事だと思います。
チェルノブイリでなにが起きたか、福島でそれが繰り返される事が、なんか目に見えていて、
本当に恐ろしいなと思っています。
チエコ:これはちょっと「何とかしたい」という事で特集を見て下さい。
19:18~おしらせ

皆さん、本当に残念なお知らせが一つ。
今週、チェルノブイリウクライナで、ずっと現場で頑張って、
IAEAに対抗してチェルノブイリの真実を訴え続けた
医師のアンゲリーナ・ニャーグさんが来日予定だったんですが、
急病のため来日ができなくなりました。
昨日メールがきて、急きょ病院に運び込まれてしまったという事なんですが急病で、
そのあとご本人は回復されたらしいんですが、
病院側が「旅行はまかりならん」という事で、来日は取りやめになってしまいました。
ただし急きょ、IAEAがやってくる!をやります。

まさにIAEAの基準が、原子力規制委員会が日本に持ち込もうとしているんですね、
とんでもない基準を持ちこもうとしていまして、
それについてこれから、もう重点的に私たちは全力をあげて阻止していく活動をするんですが、
その最初の一歩という企画です。
ーーー
まだお知らせは続きますが書き出しはここまでにさせていただきます。
大きく報じなければならない出来事が、そーっと隠れるように報道されている事があります。
見逃してしまう位に小さく出ている大切な事もあります。
そんな中、このようにまとめて解説して下さって、大変うれしく思います。
早く解決しなければならない事は、全く着手せず、
再稼働など問題外の悪事に関しては事の進み方が異常に早い。
さっさとやろうと思えば、いくらでも早くできるんじゃん!って言う感じです。
政府には
一刻も早く高線量地帯に住む人々を救い、
一刻も早く正しい方向へ舵を取ってもらいたい。
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コメント
きーこさん、いつも書き出し、リサーチどうもありがとうございます。
投票日もう少しですねー。
宇都宮健児さんをブログで紹介してくださって、ありがとうございました。
私は今まで弁護士に対してあまり良い印象はなかったんですよね。
特に私はアメリカ在住なので、弁護士っていうとお金を儲ける為なら誰でも弁護したり(お金の為なら悪魔でも弁護)、無駄な訴訟を起こすと思ってたんですよね。
宇都宮健児さんはそんな私の考えを払拭してくれました。
あーこういう弁護士というか人もいるんだって何だか希望が湧きました。
宇都宮健児さんのことを知れば知る程、東京都知事になって欲しい!って言う気持ちが強くなってきます。
宇都宮さんほど社会問題を理解されてる東京都知事選候補者、政治家はいないと思います。
東京都の問題を良く把握されてて、具体的な策も考えていらっしゃってます。
特に高齢者、医療、貧困の問題についてしっかりとした政策を話されてます。
(すでにブログで紹介されてたらすいません。)
高齢者がゆったり暮らせるまちに
http://www.youtube.com/watch?v=WK-mUzKUyKQ&feature=plcp
医療について
http://www.youtube.com/watch?v=Wzry6AJfzt4&feature=plcp
「住む事」は人権
http://www.youtube.com/watch?v=FcCXteG25ys&feature=plcp
投票日もう少しですねー。
宇都宮健児さんをブログで紹介してくださって、ありがとうございました。
私は今まで弁護士に対してあまり良い印象はなかったんですよね。
特に私はアメリカ在住なので、弁護士っていうとお金を儲ける為なら誰でも弁護したり(お金の為なら悪魔でも弁護)、無駄な訴訟を起こすと思ってたんですよね。
宇都宮健児さんはそんな私の考えを払拭してくれました。
あーこういう弁護士というか人もいるんだって何だか希望が湧きました。
宇都宮健児さんのことを知れば知る程、東京都知事になって欲しい!って言う気持ちが強くなってきます。
宇都宮さんほど社会問題を理解されてる東京都知事選候補者、政治家はいないと思います。
東京都の問題を良く把握されてて、具体的な策も考えていらっしゃってます。
特に高齢者、医療、貧困の問題についてしっかりとした政策を話されてます。
(すでにブログで紹介されてたらすいません。)
高齢者がゆったり暮らせるまちに
http://www.youtube.com/watch?v=WK-mUzKUyKQ&feature=plcp
医療について
http://www.youtube.com/watch?v=Wzry6AJfzt4&feature=plcp
「住む事」は人権
http://www.youtube.com/watch?v=FcCXteG25ys&feature=plcp
雪 | 2012.12.13 09:02 | 編集
>あとみなさん、鉛筆ではなく自分のボールペンを持って投票に行きましょう。
自前のボールペンを用意していったのですが、エンピツで書くよう説得されてしまいました。
エンピツでないと無効票という決まりでもあったんでしょうか?
自前のボールペンを用意していったのですが、エンピツで書くよう説得されてしまいました。
エンピツでないと無効票という決まりでもあったんでしょうか?
gam | 2012.12.16 23:52 | 編集