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<前半>「自民党政権・津波対策」脱原発サミットin茨城12/24(動画・内容書き出し)

第二回 脱原発サミット in 茨城
2012.12.24 月祝日  会場 東海文化センター

東海村村長 脱原発をめざす首長会議世話人 村上達也
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
湖西市市長 脱原発をめざす首長会議世話人 三上 元




37:44~第二部
2012122411.jpg


司会者:
今回の責任者の一人でございまして上田と申します、よろしくお願いいたします。
去年の12月5日に小出先生にメールをいたしまして、「茨城にきてくれ」という事で、
一年がかりで夢が実現いたしました。

三上さんにはそれに合わせて、村上村長は何をおいても行くという事で、来ていただきまして、
お詫び申し上げなければならないのは今日は村長の話がちょっと短かったんじゃないかと思っております。
また私たちが村長とジョイントしてこのような会を企画したいと思っております。

私たちのスタッフの中で、自由民主党が今回の選挙で非常に大きな議席を占めている
それでその中で脱原発運動はどういうふうにして行ったらいいのか、
自由民主党はどのような原子力政策を打ち出してくるのか、
そういうことをぜひ聞いて欲しいと、そういうふうに言われましたので、
先ずその事をお伺いしたいのですがいかがでしょうか?村上村長から。

村上:
もうすでに自民党がどういうふうにしたいのかは、先程のあいさつの中でも申し上げましたが、
今回の選挙は、脱原発という世論は60%~70%、あるいはもっと80%もあったと思うんですけれども、
しかし、その票が分かれててしまったと、あるいは民主党への失望もあって、
民主党の中にはじつは原発ゼロを目指すロードマップの会というのもありまして、
それには80名ぐらいの国会議員がおったんですね。
そういう点では福島原発事故を踏まえての新しいエネルギー政策、
原子力政策という物を一生懸命探ってきたわけですが、
しかし残念ながら政権内で意見の統一が出来ないで、
今年の9月14日のエネルギーと環境の戦略、革新的エネルギー戦略というものを、
ちっとも革新的じゃありませんでしたが、あれを立てていたんだけども、
9月19日には閣議決定見送りという、あの失望があったと思うんですが、

ま、自民党は明らかに原発推進という事、これは体質的にそうだと思っております。
ですから、その事とこれから我々は対峙していかなければならないと思っております。
しかし、福島原発事故のインパクトはいかに自民党といえども無視はできない。
我々は原発の問題につきましては、あるいは原発事故の事につきましては
相当な知識を持つ国民となっておりますので、
私はおいそれと3年半前に戻るという事は出来ないだろうというふうには見ております。
まさに自民党が目指すものと、我々が脱原発を目指すものは違っているわけだけれども、
しかし我々の方の脱原発の意識というものは崩壊しているとは思っておりません。
今日の会場の雰囲気を見てもそうです。
原発政策は変わるか?と言えば変わるだろうけれども、
元には戻らないだろうと私は思っております。


司会:それでは、つい先日自民党を退けられましたピカピカの市長さん、

三上:
でもね、全部の得票の中の55対45でしたから、
僕を100にするとですね、相手候補は81.5を取っているんですね。
100対81.5です。
だから、それなりに向こうさんはやっぱり票を集めているんですね。

そんな事がありますので油断はできないと思いますが、
今日のブログの話をさっきの私の話しの中でしたと思いますが、
5つの行動を是非していただきたいと思います。
第一はやはり、自民党の中で脱原発派がいます。
その人が今度の選挙で、うちの区がまさにそうですけれども、
全体の58%を取っちゃったんですよ。
第二位は3分の1にも達しなかったんですよ。民主党が。
民主党は3分の1すら取れなかった。

という事はね、ここに自民党支持の人がいるかもしれませんが、
自民党支持で脱原発を訴えますと、圧勝する人が多いという事は
自民党が政策を脱原発に切り替えたらですね、超政権になる可能性があるという事です。
しかし、そういう事を考えないのが自民党なんですよ。

だからね、多分自民党はね、再開をしようというふうに思うし、同時に新設もしよう、だろう。
大間のマグロで有名な、マグロじゃなくて原発で有名にしちゃうんだと。
青森の一番北をですね。
函館の市長がダメだと言っていますけれども、ひょっとするとそういう可能性がある。
浜岡を稼働させたい。
東海村を稼働させたい。
大間の工事を再開したい。
という事を自民党は言いかねません。

その辺をですね、河野太郎あたりを動かして、自民党の中から変える。
連立を組むと言われている公明党は、うちにも議員がいますから、
公明党の議員には「脱原発でしょ、自民党にハッキリ言ってよ」という形で言っています。
農協と漁協もそうですから、農漁協にも僕はよく話をしますが、
町という場所、農地が汚され、海が汚されて、日本で良い訳がありませんから、

コストの件について言うのは経営者に対してです。
けれども、そうでない所へは、人によって変えるんですね。
経営者に対しては「あなた勉強すればわかるでしょ?」って言ってですね、
分からない連中をバカ呼ばわりするんですね。
馬鹿か、勉強嫌いかと言って迫っちゃうわけですね。
まだこれが分からないの?だって保険に入って御覧なさい。
あなたの会社は保険に入っているでしょ、火災保険に入っているでしょ、
何故原子力発電所はその保険に入らないの?変でしょ?
って言えばね、「そうだよな」って、分かってくれるはずなんですね。

だから人によって言い方を変える。
僕はね、元は軍人志望ですからね、
軍事的に見たって、北朝鮮がミサイルを持っているんでしょ?
日本に原発があるんでしょ?
そしたら右翼に対してですね、
「戦争がはじまったら、原発を抱えて戦争なんてできない」と言ってですね、
右翼の方にはそういうんですよ。
だから人によって言い方を変える。
説得していただきたいともいます、以上です。


司会:小出先生どうでしょう?

小出:
はい。
私は、…もうずっと、政治には絶望したし、
政治には一切かかわらないとずっと言い続けてきていますので、
今のこの場で発言する事はあまり正しくないと思いますし、
すでに村上さんと三上さんが基本的な事をお話し下さっています。

やるべきことはもちろんあるわけです。
自民党が大勝するという厳しい状況になっているわけで、
自民党はこれから次々と再稼働させると私は思っています。
場合によっては、新しい原発まで彼らはつくろうとするのではないかと、私は思っていますが、
そのような事は決して許したくないと思いますし、
私自身は原子力発電所というものは、
エネルギーが足りようと足りなかろうと、電気が足りようと足りなかろうと、
即刻やめなければいけないものだと思っています。
「即刻やめる」と言わない候補者には絶対に入れないという事をみなさんがー拍手ー


司会:
小出先生に確認をしたいのでございますけれども、
福島の事故の事につきまして、今、たとえば東海でも浜岡でも、
堤防のかさ上げとか水門の対策をどうするかという事をやっております。
福島の事故はあれは津波が起こしたのであるというのが一つの意見でございますね、
それからもうひとつは地震で配管が破れたという説もありますが、
これは似ているようで全然違いますね。


小出:
今、日本の国、あるいは電力会社がどこで彼らの防御線を引こうかとしているか?といえば、
福島の事故は全て津波が悪かったと、津波さえ来なければ大丈夫だった。
という所で彼らは闘いをしようとしているのですね。

ですから浜岡だったら、高さ18mの防潮堤をつくればいい、
いや、それじゃあちょっと足りなそうだから22mにすればそれでいいんじゃないかという、
そんな事の議論しか彼らはしていないのです。

しかし、福島第一原子力発電所の事故には、
多分地震によることの破壊という事もあっただろうと私は思います。
その事は福島第一原子力発電所の事故の調査をした国会事故調査委員会の結論にもなっています。

そしてもし地震が事故の大きな要因になっていたとするのであれば、
津波だけではなくて、もう日本中地震から逃れられる原子力発電所は無くなってしまうのですから、
ほとんどもう再稼動できないというところに行ってしまうわけです。
ですから、彼らの方では、なんとしてでも地震を無視するということで、彼らはやろうとしています。

ただし、私は津波や地震がもし問題ないという事が出来たとしても、
それでも原子力発電所はダメなんだと思っています。
人類はこれまで原子力を沢山やってきましたけれど、
過去4回炉心が沢山溶けてしまったという事故を経験しました


一番初めはイギリスのウインズケイルという軍事用の原子炉でした。
二番目は米国のスリーマイル島原子力発電所。
三番目が旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所。
そして四番目が福島第一原子力発電所です。
原子炉が溶け落ちてしまうという事になったのですが、
その4つの原子炉のうち、地震あるいは津波でそうなったというのは福島だけです。
ウインズケイルもスリーマイル島もチェルノブイリも、
地震も津波も何にも関係なくて、原子力発電所という機械の性質で壊れてしまっているのです。

機械というものは必ず壊れるし、
それを動かしている人間というのは必ず間違いを犯すという存在な訳で、
地震が来なくても、津波が来なくても、
場合によっては壊れてしまうと覚悟しなければいけないということを、
きちっと過去の歴史が教えてくれている訳ですから、
「地震・津波の対策が出来たら再稼働」なんて言う事を私は許したくないし

機械である限りは全てー拍手ーしたいと思います。


司会:三上さんはいかがでしょうか?浜岡の現状を見ながら。


三上:
全くその通りでございまして、石橋克彦先生、地震のですね、
まさに30数年前に、「浜岡が危険だよ」と言われた元祖なんですね。
その時は東大の地震学者の中で若かったから、「若造がそんな事を言っている」という事だったんですが、

私は気象庁に訪問したんですね、市長になってまもなく。
そうしたら、世界でね、地震予知が出来るというように可能性があると思って、
地震予知の機械を何十ヶ所にも置いて地震予知をしようとしているのは、
駿河湾だけ」なんだそうです。
他の地震学者は全部諦めているんです。
予知なんてできないと。
けれども、「最も地震が起きる確率が高いのがこの浜岡周辺だから」と言って、
予知しようという機械が何十ヶ所にも置いてあってですね、
「出来たら予知したい」って言っているわけですね。

そんな浜岡でですね、
危険極まりないところに原子力発電所の稼働だなんて、全くとんでもないと思いますし、
もう一つですね、今、小出先生は遠慮した形で言ったんでしょうが、
「エネルギーが足りようが足りまいが」と言ったんですけど、
原子力発電所が必要なのは、夏の昼間のピーク時だけなんですよ。
夏だけが2割で良いんですよ。
だから、夏だけ2割節電すれば済む事なんです。
直ちに可能なのは2割るぐらいの節電でもね、それはね、まずね、
夏の昼間だけでも電気料金を2と言わずにですね、5割とか倍ぐらいにあげちゃうんですよ、
そしたらまず、一般市民はかなり使わなくなるでしょう。
これで1割減りますよ。
その次にですね、工場は2週間連休取れと、
日本人はね有給休暇を消化しないんだから、2週間消化すればいいんですよ。
交代で休む。交代で。
そしたら大体2ヶ月で10週間位ある間の2週間づつを、だって、10週間ですから2週間の2でしょ。
工場で1割減って一般市民で1割減ったらそれで十分じゃないですか。
もう原子力発電所は直ちにいらないという形で簡単なんです。

うちの市役所はそれやったんですよ。
ピーク時の1時から3時の一番暑い時に市役所のクーラーを全部止めたんですよ。
暑くて病気になりそうな奴は図書館は止めないから図書館に行けと。
あるいはね、有給休暇を時間で取って良いから、
2時間有給休暇を取って海水浴へ行けというふうにしまして、
市役所を2時間止めたんですよ、クーラー。
直ちに無くしても何の問題もありません。


客席:沖縄には原発はないよー!沖縄には一台もないよ!


三上:
沖縄に無いのはね、
原発がもし沖縄にあったら、あそこはですね、巨大な基地があるわけですから、
北朝鮮や中国ともし何かがあったら、沖縄が狙われてですね、直ちに沖縄が滅ぶから、
米軍の理由でつくらせないんですよ。
そういう事です。


司会:
現在浜岡は停止という事で、民主党政権のもとで止められている訳ですが、
東海第二については政府のお墨付きというか、そういうものがない状況の中で、
村上さん、どういう、ま、政府からの働きかけとか、経済界からの動きとか、
そういうのはどういうふうに感じておられますか?


村上:
働きかけはありません、私のところには。
直接的な圧力もありませんですが、
原電はあの通りに盛んに「津波対策それから地震対策をやっていますよ」という事で、
対外に新聞記者を呼んだりして発表をしておりますし、
まぁ、意欲満々だろうと思いますね。

自民党が勝ったという事で「さぁ大丈夫だ」という事なんでしょうが、
一方では「原電をどうするんだ」という議論も始まっているようであります。

それは敦賀1号機の方はもう40年過ぎているわけですし、
そして2号機の方には「直下に活断層がある」と言う事になってきたという事。
そして、東海第二の方も言われるんですが、
「東海第二は地元の村上村長が反対しているから再稼働は難しい」と。
で、原電は結局3基しかございませんので、
そうしてまた3号機4号機を敦賀でつくろうと考えているわけですが、
これはまた、ま、民主党政権下では3号機、4号機の新設はしないという事で言われていました。

そういう中で今探しているのは、実は日本経済新聞の記事なんですが、12月6日かな、
「経済産業省を中心として、原電の今後のあり方というものについて検討し始めている」
というような記事が載っておりました。
それは原電を中心として原発の廃炉機構というものをつくって、
原電を廃炉ビジネスの中心にしていこう
というようなこともいって、
「検討している」というような事が日本経済新聞には出ておりました。
そういうことで、原電の問題についてはいろいろと、今後も紆余曲折があるのかなという事で
探していましたが、今記事がとうとう出てきておりません。

それとやはり今後は各地域地域で覚悟を激化していかなければならないんじゃないかなと、
脱原発をという時に、日本全体に広げるにはですね。
たとえば東海第二は極めて危険だ。
地震の起こる可能性も極めて高い地域だと。
そしてまた、東海第二は異常な立地であると。

先程小出先生からお話がありましたが、100万人も30km圏内に住んでいる
で、東京から110kmという、
こういう立地条件で、果たして避難なんていう事は考えられないし、損害賠償も出来やしない。
そしてこれは茨城県民の、ここの周辺の人達の、私は責任だと思っていますし、
そして浜岡は、これは静岡県民の責任ですね。
あれもまた、さっきから言われている様に異常な立地でありますし、
それから敦賀だって私は同じだろうと思いますし、
六ヶ所村とか東通りなんていう所も同じだろうと。
いろんなところで、
その地域地域でやむを得ないから日本全体で一気に脱原発というふうにできないとするならば、
私ども立地周辺の、立地地域と言いますか、
その中で、今後の政府方針の転換についてやっていくということになろうかとおもいます。

(さっきから探していた経済新聞の記事)ありましたね、11月28日。日本経済新聞で。
これは「日本原電 発電ゼロ続く 経営も問題に発展の恐れ」で、
経産省は水面下で経営再建策を練っている。
他の電力会社と統合したり、廃炉専門会社にしたりする案が出ている模様だ。
ある電力会社の幹部は「国は日本原電を核に廃炉機構をつくるのである」と
これは日本経済新聞の記事でありました。以上です。



この続きはこちら↓
豆腐の上の原子力発電所・走り出したらもう止められない12/24小出裕章氏in茨城(書き出し)

<後半>脱原発サミットin茨城12/24小出裕章氏・三上元市長・村上達也村長(動画・内容書き出し)


ーーー
東京新聞で記事になりました。

【茨城】
東海村で「サミット」 「脱原発」の灯消えない

東京新聞 2012年12月25日

原発のない社会を目指して市民や有識者らが集う
「脱原発サミットin茨城」が二十四日、東海村の東海文化センターで開かれた。
村上達也村長、京都大原子炉実験所の小出裕章助教、
「脱原発をめざす首長会議」世話人の三上元(はじめ)静岡県湖西市長の三人がパネリストとして出席。
原発に頼ったエネルギー政策の問題点や自民党政権移行後の「脱原発」活動のあり方など、
さまざまな角度から語り合った。 (永山陽平)

市民団体「茨城の環境と人を考える会議」の主催で、
前福島県知事の佐藤栄佐久氏らを招いた十月の開催に続いて二回目。
会場には村内外から約800人が集まり、
小出助教と三上市長の講演に続いてパネルディスカッションが行われた。

原発の危険性を専門家の視点で訴えている小出助教は、
五十基もの原発が建てられた経緯や東京電力福島第一原発事故による汚染状況などを説明。
原発の安全神話が崩れて多くの日本人がだまされたと思ったとしても
「だまされた側にも責任はある」と断じ、
「この事態を起こした大人として、子どもを被ばくから守らなければならない」と強調した。

中部電力浜岡原発から約六十キロの距離にある湖西市で脱原発活動をしている三上市長は
元経営コンサルタントの経験を生かして
「東海村で原発事故が起こると、土地の買い上げなどで76兆円が必要になる」との試算を打ち出し、
「原発はコストが安いと言われているが、廃棄物の処理などで結果的に高くつく」と主張した。

パネルディスカッションで三上市長は、再稼働に前向きな自民党政権下での脱原発活動について
「自民にも河野太郎さんら脱原発の議員がいる。彼らとともに自民を中から変えたい」と具体策を紹介。
村上村長は
「脱原発の国民運動は消えない。
原発に依存しない社会をつくるには覚悟がいるが、
カネをくれるものにぶら下がっているだけでは日本に将来はない」と訴えて締めくくった。

三回目のサミットは来年四月七日に同センターで行われる予定。


ーーーー

第二回脱原発サミットin 茨城 前半
村上村長・小出裕章氏・三上市長(途中まで)の動画






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