福岡でテルル132が検出されていた(2011年4月6日)

魚の汚染でも調べてみようかなと思ってネットを見ていたら、
下記のようなものを見つけました。

第53回環境放射能調査研究成果論文抄録集 (平成22年度)">第53回環境放射能調査研究
成果論文抄録集 (平成22年度)


407ページもあります。
平成22年度と書いてありますが、
内容を読んでいると、この発表は2011年3月11日以降に行われたようです。
ですので、事故前の状況と事故後の状況を知ることが出来ます。

この会議がどのようなものなのか私にはよく分からなかったので、ちょっと調べてみたら、
文部科学省が開催している発表会でした。

文部科学省 第53回環境放射能調査研究成果発表会の開催について

概要
本発表会は、我が国の環境放射能調査に関する情報交換及び測定技術の向上等を目的として、
平成22年度に実施した環境放射能調査研究について研究成果の発表を行うものです。

日時 平成23年12月1日(木曜日)10時30分~17時00分
場所 文部科学省講堂(中央合同庁舎第7号館東館3階)


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2011年12月に53回が行われていたという事は
2012年の12月には54回環境放射能調査研究成果発表会が行われていたのかな?
ちょっと見てみたけれど、文部科学省には54回の発表会については何も書かれていませんでした。
一番大事な時に、やらなかったようです。



日本全国の原発近くの海域の海の汚染や土壌の汚染、食品、とにかく多種にわたり、
セシウムだけではなくストロンチウム、プルトニウムその他各種も詳しく調べられています。
また、再処理工場の六ヶ所村付近の放射能汚染の状況や、魚貝類など、
いろいろなところがそれぞれの研究結果を報告しています。
福島第一原子力発電所の事故が起こる前には
セシウムだけではなく、他の核種だって、聞いた事もない核種だって、
日本では調べていた事が分かります。
これを見てしまうと、故意的に今はセシウムの結果しか出していないんだなと実感してしまいます。

時間がある時に、少しずつでも読んでいきたいなと思いました。

その中から九州の福岡県についての汚染報告の部分です。


13ページ

Ⅰ - 3 福岡県における福島第一原発事故の初期的放射能影響評価

楢崎幸範, 有田明人, 松本源生, 田上四郎,黒川陽一, 竹村俊彦, 天野光, 石川徹夫, 藤高和信
1 福岡県保健環境研究所, 2 九州大学,3 東邦大学, 4 放射線医学総合研究所

緒 言
福島第一原子力発電所から放出された放射性物質は,
福島県を始めとする関東以北を中心に, 各地の環境放射線レベルを上昇させた。
本研究は, 放射能( 線) レベルの分布と推移から
事故後の3月~ 5月に検出した放射性物質の大気中濃度と移流・拡散について検討した。

大気浮遊じん中のその他の人工放射性核種
大気浮遊じん中のヨウ素131 , セシウム134 及びセシウム137 が
最大値を示した4 月6日に検出された核種は
ヨウ素131 : 4 . 5 m B q / m 3 ,
セシウム134 : 8 . 0 m B q / m 3 ,
セシウム136 : 0 . 2 2 m B q / m 3 ,
セシウム137 : 7 . 3 m B q / m 3 及び
テルル132 : 0 . 1 2 m B q / m 3 であった。

翌4 月7 日には
ヨウ素131 : 0 . 3 1 m B q / m 3 ,
セシウム134 : 0 . 2 3 m B q / m 3 及び
セシウム137 : 0 . 1 9 m B q / m 3 に減少した。

ヨウ素131セシウム134 及びセシウム137 以外の放射性核種を検出したのはこの1日間だけであった。

大気拡散シミュレーション
全球大気微粒子輸送モデルS P R I N T A R S を用いて計算した
大気拡散シミュレーションによる微粒子濃度分布を
原発近傍の微粒子濃度を1 として, その相対値を図2 に示す。

2013011412.jpg

原子炉から放出された放射性物質を含む蒸気あるいは粒子は
周囲に拡散しながら,一旦海上に抜けた後,西日本に輸送され
4月6 ~ 7日には比較的高濃度の放射性物質を含む空間規模の大きい放射性雲(プルーム)が
九州を包み込む様子が再現された。
これは福島県から放射性物質が福岡県に移流してきたことを示すものである。


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東日本の放射線管理区域~どのように日本が汚れたのか?~小出裕章氏12/22(内容書き出し)

ひとつ前のブログでは、東日本の汚染状況を文部科学省が公表した航空地図がありました。
私も途中まで文部科学省の地図が公表されるのを追跡していましたが、
九州地方も出ているのかな?と思って探してみました。


文部科学省 放射線モニタリング情報">文部科学省 放射線モニタリング情報
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/6000/5197/24/191_0511.pdf
">2013011413.jpg

ぜーんぶ茶色だけど、
10k~30kベクレル/平方mの茶色なのか、10kベクレル/平方m以下の茶色なのか、
分かりにくかったので地図の上にのせてみました。

2013011414.jpg

上記の発表の地図を見ると九州の雲の色は濃いように思えましたが、
文科省調べだと、10kベクレル/平方m以下でした。

よかった(。◡ .◕)♡  ←信じてみる??

<注意>
この文科省の九州地方航空機モニタリングの結果は、
天然核種の影響を詳細に考慮したうえで作成されたものです。





昭和34年から平成22年に行われた発表会で頒布した環境放射能調査研究成果論文抄録集



いつのまにか塗りかえられていた
「文部科学省(米国エネルギー省との共同を含む)による航空機モニタリング結果」




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