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「マスコミが伝えない福島の現実・被害の現状」柳原弁護士1/18ふくしま疎開裁判会見(内容書き出し)

ふくしま集団疎開裁判 緊急記者会見
2013年1月18日



01:18~
柳原敏夫弁護士:

おはようございます。
朝早くから皆様ありがとうございます。

昨年の秋からずさんな福島県の県民健康管理調査、
あるいはずさんな除染の実態等が次々と明らかにされてきて、
今福島の子どもたちが極めて危険な区画の中に置いておかれている事が、ますます明らかになってきました。
来週月曜日の疎開裁判の3回目の裁判は、これが最後になるかと思われます。
仙台高裁で行われますが、その最後となあると思われる裁判の前に、今改めて
マスコミが伝えない福島の現実・被害の現状をここで報告させていただきまして、
福島の子どもたちの即時の集団避難の必要性を皆様にご理解いただきたいと思っております。

「福島集団疎開裁判 記者会見レジメ」に沿ってご説明させていただきます。

最初は、放射能汚染とその対策についてです。


放射能汚染とその対策

いま、福島で起こっている放射能汚染(低線量被ばく)と対策の真相についてというものです。

最初は福島の 「大気中における放射能汚染の深刻化」という問題がありまして、
これについては私の左におります南相馬市の吉田さんから報告させていただきます。

つぎは「除染対策の破綻」ということですけれども、これは先日裁判所に提出させていただいていまして、
郡山市の武本さんという方がいらっしゃいまして、彼の報告書。
ここに除染対策の事を詳しく書いてあるんですが、
簡単に申しますと、今除染で、
子どもたちを避難させないで福島に置いたまま
何とか除染が出来るんだということでずっとやってきているんですが、
現実にはまだ効果的な除染技術が確立していないままに、試行錯誤を繰り返していて、
殆どいまだにですね、効果的な除染結果は出ていないと。
しかも除染で生じた汚染土壌につきましては、
これをちゃんとまとめて管理する中間貯蔵施設の設置がまだ決まっておらず、
現状は各自が自分の敷地内に保管させておいて、
それがかなり長期にわたって続いておりまして、
きわめて不十分で悲惨な管理の実態が明らかいなってきます。
それに何よりも今郡山でやっている除染に関しましては、
住宅の子ども部屋に隣接する屋根、ベランダ、バルコニー等は、除染の対象から除外されています。
で、親たちは子どもたちの安全にとって極めて重要な屋根やなバランダ、バルコニーの除染を
再三郡山市に求めてきましたが、郡山氏は首を縦に振らず、除染対策から外すなど、
初めから除染が意味の無い事を自ら告白するような形で除染の作業を行っています。
これが除染作業の破たんを示す動きです。
詳細は近々武本のレジメの下にあります、このサイトにUPさせますので、ぜひそちらをご覧ください。

<※参考>
武本泰氏の報告書(3)
○ 第一 略歴
○ 第二 はじめに
○ 第三 外遊びが出来ない郡山市の子どもたち
○ 第四 本来の目的を見失った除染
○ 第五 矛盾だらけの子ども施策
○ 第六 知る権利を侵害した県民健康管理調査
○ 第七 終わりに



3番目は「屋内遊び対策の破綻」ということで
これは当市郡山市では屋外で遊んではいけないということでですね、
その子どもたちの健全な発育のためには屋内の遊び場が不可欠ということで、
福島県で一番大きな、ペップキッズ郡山(PEP Kids Koriyama)という屋内建物を作ったりして
屋内遊びを推奨してきましたが、
この間ですね、その事をやっても子ども達の健全な精神的な発育は改善されないと。
肥満の問題、あらゆる運動機能の障害等、あらゆる問題がここに来て明らかになってきまして、
むしろこのペップキッズ郡山をつくった人々の中から、小児科の菊池慎太郎医師なんかも、
「屋内遊び場は使える期間や時間は限定的であって
原発事故前の気軽にできる運動関係とは比較にならない」と、自ら屋内遊びの限界を表明しています。

にもかかわらず、政府と福島県は引き続き中通りに大型の屋内運動場やプールなどを建設予定でいまして、
これらもゼネコン、
こちらのために、子どもたちの健康のことは二の次にして、
そういう公共事業のために屋内施設を作っているというのが現状で、
屋内遊び対策は今や破たんが明らかになってきています。

第二は、そうした放射能汚染の深刻な実態の中で、
健康被害がますます深刻になってきています。その実態と対策に関してです。


健康被害とその対策



1、甲状腺に多数ののう胞が発見された事。
これは福島県や東日本から滋賀県に避難した子どもたちを去年の夏エコー検査した結果、
過半数の子どもたちに、
これは福島県だけではなくて東日本の東京、神奈川、千葉等から避難している子どもたちの甲状腺に
過半数の方にのう胞結節がみられたと。
しかも大変びっくりした事は、そののう胞の数が多数あることで、
この多数ののう胞の件については、非常に検査した医師はこれを憂いています。
これについては間もなく、
北海道の松崎道行というお医者さんが、甲状腺の意見書を質問されて書いているんですが、
彼が繰り返し述べるコメントをですね、作成中で、間もなく完成しますが、
彼自身ものう胞を少なくなく沢山つくられたということは、やはりこれは非常に由々べき問題であって、
被ばくとの関係が大変高まるという事を引用しております。
実は福島県は子どもたちの甲状腺結果の写真をなかなか見せようとしない事実があるんですが、
私たちは、それを見れば子供たちに多数ののう胞があるんじゃないか?ということを非常に心配しています。


<※参考>
甲状腺に多数ののう胞(検査を担当した医師の陳述書)
福島県や東京都などから滋賀県内に避難している人々の17歳以下の子どもの検診を実施した結果
検診日時2012年8月9日

2013011814.jpg




2、血液疾患と血液検査結果の公表のボイコット

これはおしどりマコさんが従来からずっと主張しているんですが、
福島県はすでに沢山の子どもたちの血液検査をしているにもかかわらず、
それはもう、当初からしているにもかかわらず、
いまだにずーっとこの結果を発表していません。
血液検査をすれば、子どもたちに異変があったかどうかは
かなり詳しいデータが分かるということはもうすでに知っている事なんですけれども、
にもかかわらず、福島県でのこの血液検査の公表をしないということは、
むしろ問題を隠しているのではないか?ということが疑われて、
この点についても、今すぐにでもいいから、すでに検査済みのもう分かっている血液検査の結果について、
福島県が直ちにこの結果を発表するように私どもは改めて要望するものです。


<※参考>
福島:検討委員会「血液検査の現状報告」(おしどりマコ)
2012年11月17日 おしどり マコ
福島県、県民健康管理調査検討委員会の血液検査、白血球の分画についての取材まとめ。




3、循環器疾患と取手市で小中学生の心電図異常の増加

これは昨年12月25日に取手市の市民団体3団体が、
情報公開制度をされている取手市内の情報結果を入手しましたところ、
取手市の子どもたちの心電図の異常が2.5倍から3倍にわたって増えているということが明らかになり、
これも松崎医師が、非常にこれを憂慮していまして、
実はチェルノブイリでも心臓疾患というのは大変増えているというのが知られている事実で、
これを考えると、全くおかしくないと。
まして、取手市という福島県原発事故から遠い市で、
一番茨木県の南のところで起きた異常の事実なものですから、これを


ーー動画2--

実は、大変危険な状態が発生する事を政府も福島県も知っていて、それに対する対策として、
癌等の病気になっても、子どもたちは無料でで病気を診るから心配ないという形で対応をしているということに思わざるを得ないということに武本さんと感じていて、
それをするんであれば、今すぐにでもいいから子どもたちを安全な場所に逃がして欲しいと
病気になってから治療費を猶予するので遅すぎると、
いのちはお金でかいえないという事をつよく訴えています。
この件についても福島県が子どもたちが危険であると認めたものと理解して、
今すぐ被ばくから逃げる事を私たちは改めて強調するものです。


<※参考>
茨城・小中学生の心臓に異常が認められるケースが急増


4、知る権利を侵害した県民健康管理調査


5番目は森少子化担当大臣の就任直後のインタビューで、
福島県産のリンゴの販売促進のための法整備を今から検討すると。
福島県の農産物が風評被害で売れないので、
法律でこれを強制的にお店に置くことを求めるような、法律を作りたいと。
これによって福島県民は自分で安全なものを、福島県外の商品を買うことが出来なくなって、
否応なしに福島県産だけしか買えなくなるような事態に追い込まれる可能性があります。

これは要するに福島県産の販売促進という名のもとに、
福島県民に被曝を強要するような、本当に人権侵害と言わざるを得ない
ような、
大変ひどい考えで、これは抗議するとともに、改めて
福島の子どもたちをこのような被ばく強要から守るためにも、
今すぐ集団避難する必要性を改めて強調したいと思っています。





最後はこれを受けて今後の対策です。


第3、結論
武本さんらが言っているんですが、
国や福島県の行政政策という、これによって目に見えない鉄条網で囲まれた
「ふくしま収容所」を、今福島県はつくっていると。
そこから今、子ども達の命を救うために何をしたらいいかを真剣に考える必要がある。

1、「ふくしま収容所」による自主避難者いじめ
人口流出現象とその防止策(県外への自主避難の家賃補助の新規受付の打ち切り)
で、福島県はたとえば自主避難者いじめをやっています。
昨年人口流出を、
郡山市は今全国で日本一人口流出が多い市町村になっていますが、
こういう事態を食い止めるために、
県外へ自主避難をする人たちに対する家賃の援助を打ち切る政策を出しています。

2、井戸川双葉町長不信任決議
あるいは、命の復興を第一に掲げる双葉町の井戸川町長の不信任決議という問題が起きて、
こう言った命の復興を第一に考える人間に対する、いわゆる「いじめ」のような問題が、
いま起きています。

<※参考>
「井戸川双葉町長不信任決議を全会一致で可決」について


3、自主避難の限界と集団避難の必然性
このような中で今子供たちがバラバラにされずに、
それを回避しながら、なおかつ被ばくを避ける方法を実現させるには、
自主避難という方法ではもう限界がありまして、
学校ごと、クラスごと、そういった集団の単位で子どもたちを集団避難させるしか、
この問題は解決させる方法はありません。
この問題について今、裁判のみならず、
市民自身がさまざまな形でこの問題に取り組むことをはじめています。

4、集団避難に向けて各界での取組み  宗教界の取組みの紹介
今これについては宗教界でも避難に向けての取り組みが始まっておりまして、
この後、東京の大河内さんという方が、宗教界の取り組みを報告させていただきます。




今、疎開裁判が来週の月曜日最後の裁判となるものを迎えていますが、
先日アルジェリアの日本人が拉致された問題で、
安倍内閣は「人命第一」をかかげました。


自分から危険な場所に行った人ですら、安倍内閣は「人命第一」を掲げるのならば、
原発事故に、責任もなにも、非難される理由もない福島の子どもたちの命を守る事こそ、
「人命第一」として掲げるべき
であって、
そのことを改めて安倍内閣に強く求めるものです。

以下、さらに詳しいお話を吉田さんの方からしていただきます。
以上私の話でした。どうもありがとうございました。

4:48まで



5:15
福島瑞穂参議院議員


ーーー

<衣服の放射能汚染>「中学生一人で500ベクレル超を着ている」
吉田那博さん1/18ふくしま疎開裁判会見(内容書き出し)



「危険かもしれない」と分かっていながら対策を取らずにいて「やっぱり危険だった」はあり得ない
“ふくしま集団疎開裁判緊急記者会見” 1/18医師柳沢裕子さん(内容書き出し)





続きを読むに会見の動画

ふくしま集団疎開裁判 記者会見
2013年1月18日
1.

Video streaming by Ustream




2.

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コメント

非公開コメント

95%同意

柳原弁護士の指摘で唯一の疑問は、双葉町の井戸川町長に対する評価くらい。
これまでの言動から、井戸川の関心は「双葉町」という“自治体”の存続だけで、住民を含めた人間そのものを尊重しているのではない。
本音を隠すために、柳原弁護士に便乗、利用しているだけのように思われる。

たとえばこの発言
「放射性セシウムの半減期が約30年であることから、町への帰還居住は暫定的に30年後とする」
本当に住民の安全を考えるなら、核種をセシウムだけに限るのは意味がないし、帰還を望む住民(高齢者が多いと思われる)の何人が30年後に生き残っているだろうか?

双葉町民は日本国民である。日本国民は、憲法によって移動、移住の自由を保証されているのではなかったか?井戸川の発言は、
「自治体の復興のために、双葉町民は日本の法律で保証された権利を返上すべきである」
と、言っているに等しい。

関係ないかもしれないけど

アルジェリアについての「自分から危険な場所に行ったにも関わらず」というセリフは2009年のアフガニスタンの際の「自己責任」と同じく、非常に全体主義的な印象の言葉ですね。記事の内容を読むと福島の子供達の現状には心が痛みます。しかし福島の子供達のことを思うならファシズム的な言葉の使用は避けた方がいいかと。「自分から危険な場所に行ったにも関わらず」と言えば、誰かから「自分たちの意思で引っ越しもせず、危険な所に住み続けているくせに」と言われかねないですから。

Re: 関係ないかもしれないけど

ありがとうございます。
私も自分で題名をつけながら、なんとなく心に引っかかっていました。
表題を変えさせていただきました。
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