核融合「D-D実験」ってなぁに?岐阜で実験開始!パブリックコメント受付中

ーー追記1月26日ーー
パブリックコメントが「延期になった」と書きに書きましたが、
実は・・・多治見市と土岐市の2カ所でやっていたようです。
多治見市が2/14まで 土岐市は1/31までということですので、
私が最初に見たのは土岐市のパブリックコメントだったかもしれません。

土岐市は1/31までで専用フォームはこちらです↓
【土岐市パブリックコメント意見等提出専用フォーム】

また、「核融合研究所 核実験反対運動に関するまとめ(最新版)」
↑こちらのブログに、署名や公聴会(多治見市2月7日(木)19:00多治見市文化会館)の事など
詳しく書かれています。

ーーー追記ここまでーーー 





岐阜で核融合の実験が行われることについてのパブリックコメントをしているという話がありました。
内容がとても難しく、応募期間も半月余りしかなかったので、「困ったな」と思っていただけでしたが、
このパブリックコメントの提出期限が延長(締め切り1月31日→2月14日)になりました

自分で少しでも理解できるように順を追って調べてみました。


ーーー

先ずはパブリックコメントの募集のページから

案件名
核融合科学研究所周辺環境の保全等に関する協定書等の締結について

募集期間 平成25年1月15日~平成25年2月14日  

■ 募集の趣旨、概要
核融合科学研究所の研究施設(土岐市下石町地区内)の周辺環境の保全に努めるとともに
市民の安全を確保し、関係自治体と核融合科学研究所の責務を明らかにするために協定を締結するものです。
また、重水素実験の開始に当たり、
あらかじめ確認しておくべき事項を協定書と同じ効力を有する覚書として締結します。
 
お寄せいただいたご意見は、整理したうえで公表いたします。
ただし、個々のご意見には直接回答はいたしませんので、あらかじめご了承ください。


核融合科学研究所周辺環境の保全等に関する協定書等の締結
および重水素実験の同意に対するパブリックコメントの募集

1 募集期間 平成25年1月15日(火)~2月14日(木)

2 概要
研究施設の周辺環境の保全に努めるとともに、市民の安全を確保しかつ不安を払拭し、
関係自治体と核融合科学研究所(以下「研究所」とします)の責務を明らかにするなどの理由から
協定を締結するものです。
 
また、D-D実験を含む重水素実験の開始に当たって
あらかじめ確認しておくべき事項を協定書と同じ効力を有する覚書として締結します。

3 核融合科学研究所等の説明
核融合とは、
2つの原子核が原子核の間に働く反発力に打ち勝って1つに融合し新しい原子核が生まれることであり、
将来の代替エネルギーの1つとして現在研究が進められています。
研究所は、核融合科学に関する総合研究を推進することを目的に設立され、
全国の大学の研究者に開かれた大学共同利用機関です。
また、大学院生の教育を行う大学院大学でもあります。

重水素実験は、重水素を燃料として超高温(1億℃以上プラズマを生成する実験です。
なお、この重水素実験には反対の意見も出されています。

4 これまでの経緯
1.多治見市、土岐市、瑞浪市(以下「3市」)は、平成23年3月11日に起きた東日本大震災を契機に、
市民の安全および周辺環境の保全を一層確保できる協定内容であるかを再確認することとし、
協定締結について慎重に検討、調整を行ってきました。

2.研究所も市と同様の危機感から平成24年2月に安全管理計画を見直し、
同年7月から8月にかけて市内13校区14会場で市民説明会、
同年10月区長会および市議会全員協議会でそれらの内容を説明しました。

3.今年度に入り、研究所に対して
滝呂地区から重水素実験に反対しない旨の書面が再度提出されるなどの状況を見る限り、
かつてのように研究所の研究活動に反対するような態様は見られない状況であると判断しました。

4.市議会・市民の意見を踏まえ、
今年度内の協定および覚書の締結並びにD-D実験を含む重水素実験に同意するよう現在調整しています。

5.なお、協定書(案)および覚書(案)の内容について3市で再度検証し、
また、研究所による安全管理計画見直しを踏まえ、平成23年2月公表の覚書(案)に文言を追加しています。


ご意見の提出方法 窓口への書面の提出、郵便、ファクシミリ、電子メール
ご意見の提出先とお問い合わせ先

企画部企画防災課企画調整グループ / 担当:内山
電話番号:0572-22-1111(内線1413)
FAX番号:0572-24-0621
Eメール:kikaku@city.tajimi.gifu.jp


D-D実験を含む重水素実験開始の同意書(案)

核融合11

D-D 実験を含む重水素実験開始について、
核融合科学研究所周辺環境の保全等に関する協定書第9 条の規定↓

核融合14

(D-D実験)
第9 条
丙(大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所)は、
D-D 実験の開始に当たっては、
甲(岐阜県)及び乙(土岐市、多治見市及び瑞浪市)の同意を得るものとする。

核融合科学研究所周辺環境の保全等に関する覚書
核融合12



ーーー



まず、
核融合科学研究所周辺環境の保全等に関する協定書の第1条に

核融合13

3 丙は、トリチウムを使用した核融合実験は行わないものとする。」と書いてある事を知った上で



D-D 実験ってなに?



核融合科学研究所 の 公開質問状に対する回答書 2004年1月16日より

(4)トリチウムと中性子の発生量について
1 D-D実験によるトリチウムの年間最大発生量を1.5キュリー以内に抑制するとした理由について
調停委員会の場において、申請人側の
「(受忍量として)中性子及びトリチウムの発生量を計画の10分の1まで下げる。
または、現在の日本原子力研究所での発生量を超えない範囲ということを検討している」との意見を踏まえ、
研究所においてこれを基準として検討することとなり、真摯な検討の結果、以下の工夫により、
日本原子力研究所のJT60並の基準をクリアできると判断し、当初計画を譲歩して受諾しました。
即ち、10キュリーを予定していた最終年の実験を3年間に分けて行えば
実験結果を入念に解析して解析結果を次年度の実験計画に活かせること、
また、中性重水素粒子入射加熱装置運用の短期集中化を図ること等によって、
当初計画と同等な成果が得られると判断したためです。



ーーー


私には難しい事はわかりませんが、
こちらの説明からD-D実験によってトリチウムが発生する事は確実で、
しかも単位がキュリーという大きなものである事が分かります。
また読んでいくと「記」の部分に重要な事が書いてありそうなので転記しておきます。


ーーー



標準D-D実験
イオン温度、電子温度        5,500万℃(今回は1億℃以上と書いてあった)
密度                47兆個/cc
中性重水素粒子入射加熱装置パワー  2万キロワット
中性重水素粒子入射加熱装置加速電圧 250キロボルト
放電時間              10秒

トリチウムの年間平均生成量について
調停案に従って、最初の6年間のトリチウムの年間最大発生量は1キュリー
中性子は2.1×1019個以内で、
残り3年間の年間最大発生量は1.5キュリー
中性子は3.2×1019個以内となるように実験を行う予定です。

D-D実験1回10秒間で発生箇所の中性子線量は500シーベルト」について
変更ありません。
この値は、 に示した標準D-D実験を1回行った場合にプラズマ発生箇所に生じる中性子線量です。

(5)「周辺環境に影響を及ぼすおそれのある事態」とは何かについて

調停案に書かれていますように「地震等災害の発生その他」と考えております。
このような事態が発生した場合には、調停案に沿った措置をとります。


(6)中性子により発生する放射性物質と放射性廃棄物について

新たに生成される放射性物質の放射能量についてこの資料には、いくつかの数字の誤りがあります。
例えば、その中で特に結果に大きな影響を与えているのが、
表2のヘリカルコイルのCo-60の値で二桁大きな値になっており、
その結果、頂いた資料では、10年後の方が、放射能が多いという間違った結論になっています。
総括的な正しい評価としましては、
「10年後には全体でも1キュリー程度の放射能しかない」となります。
作業者の被ばくに関しましては、法令に従って管理していきます。

重水素実験後のヘリカル装置の構造材、
ヘリカル装置本体室のコンクリートの取り扱い及び放射性廃棄物の最終処分について


ヘリカル装置の構造材は、低レベル放射性廃棄物です。
1年以上の冷却期間後、再利用が可能なものは再利用します。
それ以外の部分は、低レベル放射性廃棄物として敷地内に保管した後、
日本アイソトープ協会に処理を依頼する予定です。

ヘリカル装置本体室のコンクリート中の放射能は、
10年後、元々コンクリートが天然に持っている放射能のレベルに戻ります。
万一、本体室を解体して、放射性濃度の高い部分が残った場合には、
その部分だけ低レベル放射性廃棄物として敷地内に保管した後、
日本アイソトープ協会に処理を依頼する予定です。


(7)調停案では、D-T実験は将来にわたって禁止、
D-D実験に伴い必然的に起きるD-T実験容認していることについて


D-D実験重水素を「燃料」に用いる実験、
D-T実験重水素とトリチウムを「燃料」に用いる実験と世界的に認識されており、
研究所の行うD-D実験に伴い派生的に僅かに起こるD-T反応は、
D-T実験ではないことをこれまで調停委員会の場において説明してきました。
このことが調停委員会において認められたもので、
調停案は、D-D実験は容認し、D-T実験は本件地域で禁止としており、矛盾していないと考えます。

ーー


核融合科学研究所に下記のような計画書がありました。震災後の改訂版です。
178ページありますが、ちゃんと読むと勉強になりそうです。(今、ざっくり見てみました)

大型ヘリカル装置における重水素実験の安全管理計画<改訂版>
安全管理計画<改訂版>  平成24年2月
より


重水素実験中に発生するトリチウム P39
LHD実験時および放電洗浄時の真空排気ガスは、
核融合科学研究所が開発した高分子膜を使った除去装置でトリチウムをリアルタイムで除去する。
しかし、実績がないことから、
実績のあるモレキュラーシーブを使った従来型の装置も設置し、互いに切り替えて使用できるようにする。
従来型は、サージタンクに真空排気ガスを一次貯留後、一定流量で連続処理をする。
この方式では、トリチウム取扱施設で実績のある触媒酸化装置と
モレキュラーシーブ吸着塔を組み合せた除去装置を用いてトリチウムを除去する。
両方式とも性能として95 %以上のトリチウム除去率が達成されているため、
年間のトリチウム放出量としては3.7 GBq以下を十分確保できる。
捕集できなかったトリチウムは、水の形態で空気中に放出されるため、排水には含まれない。
捕集されなかったトリチウムは
研究所の管理値 0.0002 Bq/cm3 3ヶ月平均(法令値:0.005 Bq/cm33ヶ月平均)以下であることを確認の上、
排気塔から放出される。
回収したトリチウム含有水は、日本アイソトープ協会指定の容器に入れて保管し、
定期的に日本アイソトープ協会に処理を依頼する。
また、次節のメンテナンス中に回収されるトリチウム含有水も同様に、
日本アイソトープ協会に処理を依頼する。

トリチウムの除去方法 P55
核融合19

トリチウムの回収率95% P58
パージ空気流量として300 Nm3/h を想定し、年間のトリチウム排出量を55.5 GBq、
除去装置での回収率を95 % とした時のトリチウム濃度バランスの評価例を示した。


(※年間排出されているトリチウムの55.5 GBq、の量の大きさが私にはよく想像できない)

保管容器 P61

核融合20

トリチウム含有水の搬出計画 P64
トリチウム含有水は、前述のように、保管容器にいれてRI保管施設に保管する。
日本アイソトープ協会への引き渡しは、この容器でもって行われる
核融合21
アイソトープ協会が指定する場所まで配送←指定場所が不明

他、トリチウムの人体への危険や作業員の被ばくについても書いてあります。




ーーー



全くの素人で核融合に関してはほとんど無知な私がなんとなく分かった事は
最初の第1条で禁止している「トリチウムを使用した核融合実験は行わないものとする。」という、
この禁止されている核融合実験はトリチウムを使用したD-T実験といわれるもので、
今回のパブリックコメントの「重水素実験の同意」の重水素実験は、
トリチウムを使用せず重水素同士をつかったD-D実験といわれるものだという事。

そして、D-D実験であっても、実験をすればそこからトリチウムが自然発生するという事。
トリチウムが発生するがゆえにD-D実験をしていても結果的にはD-T実験と同じ現象が起きるという事。

「D-T核融合を起こしてしまうと、大量の中性子が出てくる」
「トリチウムは水素なので環境に出たら回収する事は全く出来ない」
などの問題がある事は、たね蒔きジャーナルなどの小出先生の話から知っていました。(続きを読むに抜粋)



そして、思った事は、トリチウムはもちろん、論外で危険だしつくりだして欲しくはないけれど、
1億度以上の温度って、な…なんなんだろう?
ちらっと考えてみただけでも怖い。1億度の温度を人間が操る事が出来るとは思えない。




あれ(。◔‸◔。)??太陽は何度なんだっけ?


学研なぜなぜ110番に答えがありました
太陽の温度は何度くらいなの?
太陽の表面の温度は、約6000度です。
表面でも非常に高い温度をもっているのですが、内部はもっと高くなり、
中心部は約1500万度とされています。
この太陽の熱を、遠くはなれた地球で受けて、わたしたちは生きているのです。
おうちの方へ
太陽表面で一番温度が低いのは、約4400度の黒点です。
また、日食のときに見ることができるコロナの温度は100万度以上もあります。


つまり、見やすく数字を並べてみるとこんな事↓

核融合18
太陽の図は学研より




太陽よりも高温になるという、今回の実験をする予定の場所はこちら↓
核融合15

核融合科学研究所は森の中の様だけど、すぐ近くには住宅が密集しています。

核融合16

地形はこんな感じ
トリチウムは水の中に入ると水素なので全く取り除くことが出来ない。
そして、水道水の水質検査でトリチウムは調べられていない。
ここから水となって外へ出たトリチウムがどのように動いていくのかが想像できる気がする。

核融合17



パブリックコメントご意見の提出方法 
窓口への書面の提出、郵便、ファクシミリ、電子メール
ご意見の提出先とお問い合わせ先

企画部企画防災課企画調整グループ / 担当:内山
電話番号:0572-22-1111(内線1413)
FAX番号:0572-24-0621
Eメール:kikaku@city.tajimi.gifu.jp

電話とファックスじゃんじゃんして、
「いやだ」とハッキリ言い、分からない事はどんどん聞いちゃおう(○`ε´○)ノおぅ♪
黙っていると、
「かつてのように研究所の研究活動に反対するような態様は見られない状況」等と勝手に言われてしまいます。


続きを読むに核融合って本当はどうなの?小出先生の説明









ー核融合とは?ー


【ペイフォワード環境情報教室】
岐阜県核融合科学研究所重水素実験「研究そのものをやるべきではないと私は思っています」
2/6小出裕章先生(文字起こし)



<3完>「核融合・海洋汚染・ストロンチウム」小出裕章氏
12/14報道するラジオSP(文字起こし)

<上記より一部抜粋>

ウランを核分裂させたものは原爆です。
ですから、原爆に使った技術をエネルギーを取り出すために使おうとしているのが、現在の原子力発電所です。
では、核融合というのは何か?と言うと、水爆です。
原爆はウランの核分裂だったのですけれども、
水爆というのは水素、あるいはリチウムというような特殊な元素があるのですけれども、
そういうものを分裂させるのではなくて、
今度は融合させてエネルギーを取り出すという、
水爆のエネルギーを取りだそうという試みが核融合というもので、熱核融合、あるいはレーザー核融合、
あるいは常温核融合というようないろんな事は言われてきましたけれども、
言われてきただけで、全く実現の見通しがありません。


<ひどすぎる!>復興予算が核融合研究に9/16東京新聞&小出先生の解説




たねまきJ「玄海1号定期検査入り・給食の基準40Bq・核融合の将来性」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)12/1

<上記ブログより一部抜粋・>

小出:
はい、
この技術は途方もなく難し過ぎて、実現しないと私は思います。
現在、唯一現実可能だと思われている核融合は、D-T核融合というのですが、
水素の中の重水素と三重水素を核融合させようとする、そういう技術です。
そして、
「核分裂反応は核分裂性物という放射能を生むけれども、核融合反応は放射性物質を生まない」という、
そういう、なんか宣伝が広くいきわたってきましたが、
燃料に使う三重水素自身が放射能です。
ですから、反応を起こす前から放射性物質を取り扱うという技術ですので、
わたしは、決してやるべきではないと思っています。
そのうえで、D-T核融合を起こしてしまうと、大量の中性子が出てきてしまいますので、
核融合炉という、ま、それも鋼鉄を中心としたもので出来るのですけれども、
それが膨大な放射能の塊になってしまうのです。
並大抵な技術ではありませんし、おそらく実現もしないし、
やるとまた、大変な放射能汚染を引き起こすだろうと私は思います。
(ブログ内には核融合関係の簡単な説明もあり)


たねまきJ「トリチウム・雪・福島講演」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)2/2
<一部抜粋>

小出:
そのために核融合が出来れば「クリーン」だと言ってきたのですね。
ところがその核融合というのは、実はトリチウムを燃料にするんです。
自然界にあったものの何百倍というようなもののトリチウムを、
毎年毎年、燃料に使うという様な技術が核融合という技術でして、
なんか、皆さんは夢のエネルギー源だと思われているかもしれませんけれども、
そんな事をやったら、もう、地球が放射能まみれになってしまうと私危惧してきました。


千葉:えっ、じゃ核融合をやるためには大量のトリチウムを作らなければいけない訳ですよね。
小出:そうです。それが燃料なんです。
千葉:ええええぇぇぇ!!!
まず、そのトリチウムありきで核融合が行われるということなんですね。

小出:
まずは、てんかする前にはトリチウムを集めておかなければいけませんし、
一度核融合をてんかした後は自分でトリチウムをどんどん、どんどん生み出しながら、
それを燃料にするという、そういうシステムにしなければいけないのですが、
水素というのは閉じ込める事が大変難しいので、多分大量に漏れてくる事になりますし、
核融合という事をやれば、トリチウムが最大の放射能の被ばく源になるだろうと私は思います。

千葉:そうですよね、環境に出たら水と同じだから回収する事は全然出来ないという事なんですものね。

小出:そうです、はい。

藤田:トリチウムというのはかなりの有毒物質であるという事は間違いがないんですよね。

小出:
放射性物質というのは山ほどあるのですけれども、
放射性物質の中の毒性でいうとあまり高くはないのです。
ただし、他の放射性物質は閉じ込める技術がさまざまにあるのですけれども、
トリチウムは水素ですので、水になってしまう。
そうすると、もう、水の中からいくら放射性物質を取り除いて、綺麗にしたつもりでも、
水そのものが、要するにトリチウムで汚れているわけですから、
閉じ込めようがないのです。
ですから、六ヶ所再処理工場というのが、今、動くか動かないかの瀬戸際にあるのですけれども、
トリチウムに関する限りは、全量放出するという事になります。


千葉:うわぁ~





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コメント

非公開コメント

核融合・・・

いまいま拝見していました。
とても僕らには難しくて(^^)

頑張って下さい。

No title

たくさんの情報をまとめてくださってありがとうございます。
渦中の多治見市民・・・それも研究所が見える1.5km圏内に住んでいます。
この1.5km圏内には小学校も幼稚園もあります。
しかも施設が山の上にあるため、遮るものがありません。
小学校にもモニタリングポストが設置されています。
本当に阻止したいです!

もしよろしければ、重水素実験反対署名の拡散協力をお願い致します。
http://oka-chan.net/ooimaman/shomeitoki.pdf
署名欄に多治見市とありますが、全国からの署名を受け入れています。
署名は井上代表まで郵送して頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いします。

D-T反応? 何じゃらほい?

 いつも頭が下がります。貴重な情報をありがとうございます。

 「D-D実験に伴い派生的に僅かに起こるD-T反応」であっても、発生する中性子が天文学的な数量になるのは明らかです。「僅かに起こる」というのが胡散臭いです。たぶん実験の過程で、重水素の中にも、中性子を取り込んでトリチウムになってしまうものが出てくるのが避けられないのでしょう。

 中学生レベルの理科の知識しかありませんが、D-T反応を以下のように考えます。

 水素というのは、陽子1個と電子1個でできていて、元素記号はH。

 水素の原子核に中性子1個が入ると、これが重水素。デュートリウムとも呼ぶので、「D」という略号で表す。これは自然界にもごくわずかに存在し、無害らしい。

 ところが、水素の原子核に中性子2個が入ると、これが三重水素で、別名トリチウム。略号は「T」。こいつは放射性物質で、ベーター崩壊して、半減期は12年。

 D-T反応というのは、重水素とトリチウムの核融合で、ちょっと重い水素(D:中性子1個)と、もうちょっと重い水素(T:中性子2個)を強引にくっつけると、ヘリウム(中性子は2個)が生まれることになり、その過程で余った中性子1個を放出する。これは太陽が燃えているのと同じ現象なのだから、同時に莫大なエネルギーも放出する。

 ベーター線どころか中性子を放出するのだから、これも立派な核実験であり、安全な訳がありません。「核融合は、核分裂ではないし、ウランを使ったりしないので、クリーンで安全」というのが核融合推進派の言い分。しかしこれも、中学生でも分かる真っ赤な嘘。

 ところでこのトリチウム。実は、普通の原発の排気塔からも常時排出されているらしいです。事故なんか起こさなくても。

 冷却水の普通の水が、中性子線をガンガン浴びて、H2Oが分解し、水素原子が中性子を2個取り込んでトリチウムになるらしいです。つまり冷却水自体の自己放射化。

 トリチウムが大気中に放出されると、どうなるのか? もともと水素なのだから、酸素と結合して水に戻りそうなことが、素人でも容易に想像できます。おそらく放出以前に? だから、小出先生がおっしゃるように、水自体が放射性物質になってしまう。そして、雨に含まれて、地上に降り注ぐ。

 トリチウムが常時排出されていることは、東電幹部だった榎本聰明氏(元柏崎刈羽原発の所長/NHKのドキュメンタリーにも出てきた短い白髪の人物)も、自分の著書『わかりやすい原子力発電の基礎知識』の中で、公然と認めています。「…トリチウムからの放射線はベーター線なので、ガス状のトリチウムは人体への影響は他の核種に比べると無視できるくらいです」 と。(P. 90。同書は反原発派にとっても良書。)

 ほんとかよ、と思います。ここでも内部被曝が無視されています。

 統計学者にして疫学者だったジェイ・M・グールドによる、アメリカの核施設所在地と乳癌死亡率の相関関係を表した有名な分布図には説得力があります。事故など起こしていない「健全な」原子炉からも、常時トリチウムのような放射性物質が当たり前のように排出されていると考えれば。

 改めて核の平和利用など絶対にあり得ないと心底思います。多治見の核実験に、断固反対!

核融合小論

核エネルギーってのは率直にいえば、質量欠損をエネルギーとして取り出すものです。質量欠損とはなにか?原子核は陽子と中性子からできていて、これがくっついているのですが、陽子と中性子がばらばらで存在するよりもわずかに軽い。この差が質量欠損というわけで、核を変化(壊したりくっつけたりする)させると、この重さのわずかの差がエネルギーとなるわけです。この結合エネルギーは強い核力といって、湯川秀樹の中間子が接着剤の役目を果たしていて、電子と陽子が電気的にひきあっている化学エネルギーとはちがいます。陽子はプラスの電気をもっていて、同じ電極をもっているのでクーロンの力がはたらくので反発しますが、ごく近い距離では陽子と中性子がくっつく力のが強い。だけれども陽子が多くなると、電気の力のほうが大きくなって、不安定になる。ウランやプルトニウムが不安定なのもこういう理由というわけです。では小さい側はどうか。元素の記号表をみて、鉄より原子番号が小さい元素では、原子番号が増えるほど、強い核力は大きくなるのですね。核力の差が大きいほど、取り出せるエネルギーも大きくなる。

さて、ここで本論に入りましょう。核融合で使われる反応について。水素といっても、中性子の数が違うものが大きく3種類。普通のものと、デューテリウム(重水素)とトリチウム(三重水素)です。DT反応というのはこれらの頭文字をとってます。これが物理的にもっとも簡単といわれてますが、まだ商用発電機ができるほどではない。さらに、そもそもトリチウムを生産するのが難しい。トリチウムってのは核分裂におけるプルトニウムのような物質です。DD反応というのはデューテリウムすなわち重水素同士を反応させます。実験ではこっちでしょうか。こちらはDT反応よりも更に難しい。ただ、重水素自体は水の中に大量にありますから、トリチウムはいりません(ただ反応としてでできるとは思います)。DD反応を引き起こすと、トリチウムもできるので、DT反応も起こります。これはウランを核分裂させてもプルトニウムがわずかにできるのに似ている。

更に温度について。核融合を起こすにはローソン条件というのを満たす必要があります。これはものすごい高温・高圧が必要で、原子爆弾を爆発させて、それでローソン条件を満たして核融合を起こしたのが水素爆弾というわけです。核融合というのは恒星(太陽のなかま)のほしのエネルギーとなっていて、こういう星の中では圧力はすごいので、温度はそんなに高くはなくてよいんですが、地上で実現するには温度を高くしないといけない。温度をそんなに高くして溶けないのか?それはプラズマ(ここではものすごい温度の高い物質とでも思って下さい)はコントロールができるから、核融合は実現できるのだといっているわけですが、これも簡単ではない。

プラズマはまだなんとか物理的にコントロールするのは不可能ではないんですが、中性子や放射能をコントロールするのはすごく難しい。現在の人類の物理学では不可能といっていいでしょう。DDやDT核融合でもこれらが生じてしまうので、仮に核融合が実現できたとしても、指摘されているトリチウム問題もありますし、核融合炉を廃炉にするときには中性子があたって炉心が放射能で汚染されたままで、結局放射性廃棄物は生じてしまうというわけです。まあ、核分裂と違って、これらの半減期は短いとされていますが、それでも核廃棄物がでる。実は中性子がでない核融合反応として、ヘリウム3とデューテリウムを使っものが提唱されているのですが、これはDDやDTにくらべてもものすごく難しい。だから簡単に実現できそうだが、放射能もたくさんでるDTやDD反応の核融合を先に実現しようと躍起になっているのです。

と、かなり粗いので論理の隙間もあるでしょうが、高校レベルの内容は一通りおさえましたが、山本義隆の新物理入門の最終章はわかりやすいのでおすすめですよ。最近は物理教育も破壊され、もはや中学では全くやらず、高校でも1割の高校生もこういうことを習わないので、原子力や核融合といわれても、物理的にピンとこない方が多いと思われます。1960年代ぐらいは、高校の理科は全部必修だったのですが。教育の破壊によって思考力を奪って、メディアで洗脳する。こういう手法を使ってきます。市民の側が物理学をちゃんと勉強していく必要がある。本当に物理学がわかる人が少ない。

「実験」は口実、本当の目的はほかにある

土岐市泉町河合にある「東濃鉱山」は、日本ではトップレベルの埋蔵量を誇るウラン鉱床でしたが、
可掘鉱量が少ないことから閉山になり、あとに核燃・東濃地科学センターが置かれ、“坑道を利用した地層科学研究”が続けられました。
東濃地科学センターHP
http://www.jaea.go.jp/04/tono/index.htm

が“研究”の終わった坑道が、使用済み核燃料の廃棄施設に転用されるのではないか?という疑惑が、住民に根強く残っています。

○「東濃鉱山坑道での研究の終了」は東濃鉱山の閉鎖ではない
tp://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/heisaka.htm
>大学や資源エネルギー庁およびNUMO(高レベル放射性廃棄物処分実施主体・原子力発電環境整備機構)の委託を受けた、研究機関が坑内で高レベル放射性廃棄物地層処分のための研究を行うことになる。(ごく一部に他の利用目的も含む。)

「プロメテウスの罠」第17部で紹介されたNUMOが登場。
ご存じのようにこの組織の目的は、「核廃棄物の最終処分場をつくる」ことです。

かつて、「首都を東京から東濃へ」というスローガンで、土岐市、多治見市、瑞浪市への首都機能の移転が検討されましたが、実際にやってきたのは核の研究施設でした。
首都機能の移転はあくまで建て前、研究施設をそのまま核廃棄物の貯蔵施設に転用するつもりで、廃鉱になったウラン鉱山に目をつけた、と考えられます。
早い話が、土岐、多治見、瑞浪の地下を、「日本のオンカロ」にしちゃおう、ということです。

原発の廃棄物の処理問題は避けて通れません。
再稼働するためには、なおさらのこと各原発に山積みの“核のゴミ”をどうにか始末しなければなりません。
国外投棄や海洋投棄は外国から厳しく監視されていて、いよいよ国内の地下に埋めるよりほかなくなったのではないでしょうか?
地下に“研究施設”のある地区なら、搬入した放射性物質を線量計が感知しても、「実験」を隠れ蓑にできます。

No title

太陽より温度が高いからもっと危険とは言えません
例えば百度の一滴の湯と、プールいっぱいの八十度の湯では後者の方が持っているエネルギーははるかに大きいですよね

物理はさまざまな概念が編み出されそれを組み合わされたものです

人が考えた概念ですので、前提や理屈を理解し数式に書ける位でないと、よくわからないで扱うととんでもない数字をだしてしまいます

ブログの内容を多くの人は良くわからないまま鵜呑みにしてしまうでしょう
しかし、情報を、メッセージを発信する側もよくわかっていないというのは無責任で、正しい理解・認識がなければなりません
本気の訴えならしっかり勉強をなさってください
 人々を扇動する人間の責任と義務です