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02.13
Wed
すでに3人の子どもが甲状腺がんになってしまったのに、
そして、今現在で「あと7人もがんの疑いがある」というのに、

鈴木眞一という人は「事故が原因かどうかは分からない」というのではなく、
もともとあった甲状腺がんが発見された」と、
まだ、原発事故による放射能の影響を否定されています。





新たに2人から甲状腺がん=福島
時事ドットコム 2013/02/13-13:44

東京電力福島第1原発事故を受け、福島県が当時18歳以下の子供を対象に実施している甲状腺検査で、
新たに2人から甲状腺がんが見つかったことが13日、県民健康管理調査の検討委員会で明らかになった。
 
2011年度の甲状腺検査で見つかった。
11年度の検査では、これまでに1人から甲状腺がんが見つかっている。
県立医大は、原発事故の影響の可能性は低いとしている。



福島、新たに2人が甲状腺がん 放射線による影響否定
47News 2013/02/13 13:45

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福島県の県民健康管理調査の検討委員会で報告する福島県立医大の鈴木真一教授=13日午前、福島市

東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査の検討委員会が
13日、福島市内で開かれ、18歳以下(震災当時)の2人が新たに甲状腺がんと確定したと報告された。
昨年9月に判明の1人と合わせ、3人となった。

福島県立医大の鈴木真一教授
甲状腺がんは最短で4~5年で発見というのがチェルノブイリの知見。
今の調査はもともとあった甲状腺がんを把握している
」と述べ、
福島第1原発事故による放射線の影響を否定
一方で「断定はできない。これからきっちり検討していく」とした。
鈴木教授によると、3人とも手術を受け、経過は良好という。
【共同通信】



福島県甲状腺検査 3人が甲状腺がん、7人に疑い
FNN 02/13 13:19 福島テレビ

福島第1原発事故を受けて、福島県が進める甲状腺の検査で、
3人が甲状腺がんと診断され、また7人に疑いがあると報告された。
福島市では、医師などが出席して、原発事故の健康への影響について検討する会議が開かれている。
2013021311.jpg

この会議で、福島県内の3人の子どもが、甲状腺がんと診断され、7人が、その疑いが強いと報告された。
福島県は、18歳以下の子どもを対象に、甲状腺の検査を進めている。
13日の会議でも、3人の甲状腺がんについて、
原発事故の影響とは考えにくく、もともとあった、がんを発見したという見解が示された。


2013021312.jpg 2013021313.jpg


新たに2人が甲状腺がん 福島の18歳以下、計3人 放射線による影響否定
産経ニュース 2013.2.13 12:50
<一部抜粋>

報告によると、2011年度に1次検査を約3万8000人を対象に実施。
うち186人が、2次検査が必要と判定された。
2次検査で細胞検査が必要とした76人のうち、10人にがんの疑いがあるとされ、
このうち3人が甲状腺がんと判明した。


ーーー



「鈴木教授によると、3人とも手術を受け、経過は良好という」ことで、
如何にも甲状腺がんは「手術すれば大丈夫な病気」のような印象を与えられていますが、
甲状腺を摘出してしまうという事は、この先一生ホルモン剤を飲み続けなければ生きていけないという事です。


スイス発信・・低線量被ばくを考える「被爆からの発病と遺伝子変異」
<一部抜粋>
ヴァルター :
そもそも子どもの甲状腺がんは普通は存在しないものだ。
以前ウクライナでは住民5000万人に対し3人の甲状腺がん患者がいただけだ。
それがチェルノブイリ以降、2000~4000人の子どもがこのがんにかかった。
しかし、早期に発見し、甲状腺を摘出すれば大丈夫だ。
また、たとえ甲状腺が摘出されても、その後ずっとホルモン剤を飲み続ければ
それで元気に大人になり普通に一生を送れる。

<甲状腺がん>チェルノブイリ小児病棟「5年目の報告」その2(動画&内容書き出し)
<一部抜粋>
ミンスク第一病院 ビクトル・レベコ部長:
私たちは、放射能が人間に与える影響というものは、
事故後10年から15年経って出てくるものだと思っていました。
しかし、実際には1988年から89年にかけて、子どもたちの甲状腺がんが急激に増えてきました。

事故から2~3年しか経っていないのですから、私たちの考えは間違っていたのです。
過去にこうした経験がないのですから仕方がないといえばそうなのですが、
医師として不注意でした。
どう対応したらいいかが分からなかったことが悔やまれてなりません。

甲状腺を摘出するとホルモンの分泌が無くなってしまいます。
この少女はこれから一生ホルモン剤を飲み続けなければなりません。





「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加
医師の菅谷松本市長が警鐘9/27東京新聞


またひとり「甲状腺検査の1次検査で、がんの疑い」
2012/11/17
判定されたのは16~18歳(同)の女性で、細胞や血液を詳しく調べる2次検査中。


「日本の子どもはチェルノブイリとは違ってヨウドが過剰だから大丈夫!」
県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 11/10鈴木眞一氏質疑応答(内容書き出し)





「”市をあげての人体実験”南相馬・甲状腺がんは”38人中一人”・”命より便益”文科省の資料」
めぐちゃん10/17新橋駅前(スピーチ書き出し・参考)

<一部抜粋>
事故から1年7ヶ月経って36万人のうち何人検査が終わったと思いますか?
一次検査が終わったのが8万人です。
8万人のうち二次検査にどういう子どもたちが進んだか?
425人は二次検査を受けます。
二次検査を受けたのは何人か?60人です、今のところ。
そして二次検査の結果が判明したのは何人か?38人です。

ですから425人というのは、
しこりまたはのう胞の一定以上の大きさがある、そういう母集団ですけれども、
そのうち二次検査を受けて結果が判明したのが38人。
つまり、38人中1人に甲状腺がんが見つかったという事なんです。

だから対象の単純計算で言えば、
425人の二次検査が終われば、その中に10人以上の甲状腺がんが見つかるかもしれない。



ーーー

疑いがある人を含めればすでに10人

今回は、1次検査を約3万8000人を対象に実施。
うち186人が、2次検査が必要と判定された。
2次検査で細胞検査が必要とした76人のうち、10人にがんの疑いがあるとされ
このうち3人が甲状腺がんと判明


社団法人 日本臨床検査約協会 JACRI
Q3. 放射線被曝と甲状腺がんの関係は?
より

●チェルノブイリ原発事故と小児の甲状腺がん

1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故後はチェルノブイリ地方で小児、
特に女児に多くの甲状腺がんが見られたことが報告されています。
一般に小児の甲状腺がんの発生は100万人当たり1~3人といわれていますが、
原発事故の2~3年後から急な増加が見られます。




一般 100万人→1~3人
今回 3万8000人→10人に疑い・3人が甲状腺がん


ーーー


<甲状腺がん>
「今回の調査結果で過去に書かれた論文・発表が、かなり覆される可能性がありますが…?」
山下俊一氏質疑応答2/13(文字起こし)


<甲状腺がんの頻度>「超音波検診」と「潜在癌」
鈴木眞一氏質疑応答2/13(文字起こし)


この日の質疑応答の全て↓
第10回「県民健康管理調査」検討委員会2013.2.13 <質疑応答文字起こし・ほとんど全部>



ーー

<甲状腺がん>
原発の事故の話しが無ければ、「原因不明の多発」です
3/6津田敏秀教授OurPlanetTV (文字起こし)


津田:
他の問題は全部そうやっているのに、
この問題だけは一生懸命「因果関係は無い」とか言い張ったり、
因果関係が無い理由を探して、
何もしない理由を探しているかのように私からは見えるんですよね。

これが多くない、多発でないという事になったら、
いろんなものの因果関係が消えちゃうわけですね。

放射能とか原発の事故の話しが無ければ、「原因不明の多発」ですよね。
それこそ「拡大調査」という話になるんですよね。


白石:もし事故前からだったとしたら、事故前の何の原因だったのか?・・・っていう、


津田:
そうですね、それは調べないといけなくなりますね。
公衆衛生学的な重要な問題になりますね。
重大な問題。


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comment 2
コメント
最近の甲状腺の手術方法は進化しているそうなので、全摘出にならなければ、ホルモン剤を飲む事もないそうです。
武蔵小杉 | 2013.02.14 14:07 | 編集
ブログ:福島 フクシマ FUKUSHIMA
「「大丈夫」とくり返す甲状腺説明会」より引用
http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-70.html

ウクライナやベラルーシで実際に発症している小児甲状腺がんの実態について、IAEAとWTOによる健康被害の隠ぺいを告発し続けるミッシェル・フェルネックス博士が、次のように告発している。

「(小児甲状腺がんは)小児の病気ですが、以前には存在しなかったといってよいものです。西ヨーロッパで普通に見られる甲状腺癌とはまるで反対で、たいへん悪性のものです。80%の症例では、最初の診断の時に、既に転移があるんです。リンパ節とか、肺とかにです。・・・・
 実際には、この癌はとても悪性のもので、患者本人にも家族にも実に大変なことになっていくわけです。それが、診断を受けたその日から始まるのです。どれだけ手術がうまくいき、処置が適切だったとしても、子供は健康にはなりません。この腫瘍に関しては手術や沃素131の投与が、どういう予後になっていくのかということは、本当には分からないですよね。まだ検証ができるほどの時間が立っていないですから。内分泌に関して言えば、何らかの代替物質を注入する処置を、一生続けていくしかありません。患者たちが子供だからといって、自分たちの将来が分からずにいるわけではありません。ベラルーシのいろいろな病院で調査をして、ミンスクの小児科専門病院で分析したものによりますと、『私たち、大人になっても、子供を作ることってできるの?』というのが、子供たちの一番の心配事です。患者の三人に二人は女の子です。彼女たちのこの質問に『正しく』答えるなんてできやしません」
海外在住 | 2013.02.15 17:22 | 編集
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