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<甲状腺がんの頻度>「超音波検診」と「潜在癌」鈴木眞一氏質疑応答2/13(文字起こし)

ちょっと前には
「日本人はヨウドが過剰だからチェルノブイリとは違う」と説明していた鈴木眞一氏。

3万8000人の検査で10人の癌または疑いが出た今回は、
鈴木眞一氏も山下俊一氏も「潜在癌」という言葉を出してきた。

今回は記者会見から鈴木眞一氏の説明部分を書き出しました。



<第10回「県民健康管理調査」検討委員会2013.2.13 記者会見より>
20130213県民健康調査13

3万8000人で10人

福島テレビ:
23年度3万8000人を調べて、10人が癌かその疑いという事なんですけれども、
先程の検討会の中でも時期的に考えて被曝の影響とは考えにくいという事でしたが、
この3万8000人で10人というのは、もしかするともう少し増えるかもしれないんですけれども、
それというのはその出現の頻度というか、割合からみるとこれは多いんですか?少ないんですか?

鈴木眞一:
当初この検査を行うにあたって、
「今まで小児の甲状腺腫瘍の疫学調査をされていない」というのが現実ですんで、
ストレートにそれを比較することはできませんが、
あの、たとえば成人例ですと、超音波検診をすると非常に、やり方によってはですね、
もう、今より機器が古い15年ぐらい前ですか、94~5年の報告でも、
乳がん検診の時に同時に超音波検診をすると、
えーー、実は「3.5%の人に甲状腺がんが見つかった」ということもあります。
で、えーーー、そういう事から、日本では実はどの位の、おー、大きさになったらちゃんと発見するかと、
もうひとつは、えっと、何度もこれも話しているかと思うんですけど、
潜在癌と言って、おうけんの時にも見つかる小さい癌が、一生臨床の癌にならない小さい癌があるというのを、
報告によっては20数%から10数%日本でも見つかっています。
で、そういうものもあるというのを踏まえて、我々はこの震災が起こる前から、超音波の診断基準等を作って、
それで適切な診断をするという事でやっています。
そういう事から、あの、この頻度というのは、検査の仕方によって相当違うという事がございます。
ですから一概に、ま、同じ年齢の子どもを比較している訳じゃないので、
えーー、ストレートには答えられませんが、
防止法としてはいろんな検査が、超音波検診を行うと、かなりの確率で小さいものが見つかるという事が、
可能性としてあるという事で、「医学的にはある程度許容できるものなのかな」ということで、
今後十分にそれを正確に検証しなくちゃいけないので、疫学調査をされていないという事ですので、
この先行調査を始めたというのはもともともたちあがりの理由ですので、
えー、ここで、えー、それを、うー、全て、その、あのー、結論を述べるという事はできませんが、
今の経過から見るとそういう事が想定されるという事です。


100万人に一人

質問:
昨年9月の会見では
子どもの甲状腺がんは大体100万人に一人ぐらいと先生のご説明がありましたが、
それに比べると高いように見えるんですが、その辺の違いを教えて下さい。

鈴木眞一:
ありがとうございます。
まさに、それはあの、疑問に感じられる事だと思いますけど、
最初にあの、先程ご質問された方と同じようにですね。
やはりこれは超音波検診でやっていますので、
いままでこういう事はされていませんので、単純に比べる事は出来ない。
ただ成人例で比べると、成人例で検診をしていなかった人を超音波検診すると、
先ほど言った様に3.5%も癌が見つかることもあるぐらいですので、
えーー、この超音波の精度から考えると、可能性は十分にあろうかと思いますけど、
えーー、今までそういうデータがないので、えー、今後これをちゃんと見ていかなければいけない。
で、えー、決して、あのー、想定が出来ないような、あの、頻度だというわけではないですけど、
この値っていうのは、やはりあの、先程も言った、超音波を使った検診
あの、韓国とかでもやってますけど、そういうものだとかなり見つかるという事を含めて、
えー、そういう可能性は十分にあるという事であります。

質問:ただ、子どもさんは大人よりもずっと頻度が低いわけですよね?

鈴木眞一:
えっと、「子どもが頻度が低い」という表現は、今まで、ですから見つかった甲状腺がんっていうのは、
えーっと、首が大きく腫れた人とか、肺に転移したとか、レントゲン写真で偶然に見つかったとか、
あとはリンパ節がいっぱい腫れてて、それで偶然見つかる。
いわゆる、えーー、検討委員会で申し上げました「症状のある方」です。
症状のある方で見つかる時期のものと、
症状のない時期の人は何時の時期で見つかるのか?

非常にゆっくり育つものですので、
場合によっては経過中に縮んでまた大きくなるというような事も言われている位の甲状腺の腫瘍ですので、
えー、この方も、今まで、えー、こういうことで、
子どもさん達を全員80数%も超音波をやっていますけれども、
この方はやらないで、えー、通常の状態でみていたばあい、
何歳になって、そういう症状が出て偶然に見つかるのか?という事は、まだ想定の範囲内ですので、
え、ここも十分に検討しなければいけないと思っております。



ーーー



新たに2人甲状腺がん7人に疑い「放射能の影響は否定」福島県立医大鈴木眞一教授2/13

<甲状腺がん>
「今回の調査結果で過去に書かれた論文・発表が、かなり覆される可能性がありますが…?」
山下俊一氏質疑応答2/13(文字起こし)

●使った機器、精度、技術者の度量、そういうものを含めますから、
 今の状況と当時の状況と比較することはできないというのは常識であります。

●今回の頻度が、全体的に見て多いのか少ないのか?言うようなご質問だと思います。
 単純に考えるとこれは非常に多いというふうに捉えやすいと思います。
 理由はこういう超過検査をした事がありませんでしたから。

●いずれそういう方は20代、30代、40代で癌が見つかった可能性があります。
 それがかなりの前倒しで、検診をやったが為に見つかるという事になりました

●検査をしなければこれは一生涯、ずっとそのまま持ち続けているということが往々にしてあります。

●普段は見つからないようなそういうしこりも沢山見つかってきたと、見つかるという事で、
 これは、おそらく全国どこでやっても同じような結果が起こるだろう

●ほとんどの甲状腺がんは潜在癌が多いと、
 一生涯そのまま持っているものが多いという事が分かっています。

この日の質疑応答の全て↓
第10回「県民健康管理調査」検討委員会2013.2.13 <質疑応答文字起こし・ほとんど全部>


ーー

<甲状腺がん>
原発の事故の話しが無ければ、「原因不明の多発」です
3/6津田敏秀教授OurPlanetTV (文字起こし)





「小児甲状腺がん事故無関係」危うい即断 チェルノブイリ翌年から増加
医師の菅谷松本市長が警鐘9/27東京新聞


またひとり「甲状腺検査の1次検査で、がんの疑い」
2012/11/17
判定されたのは16~18歳(同)の女性で、細胞や血液を詳しく調べる2次検査中。


「日本の子どもはチェルノブイリとは違ってヨウドが過剰だから大丈夫!」
県民健康管理調査『甲状腺検査』説明会 11/10鈴木眞一氏質疑応答(内容書き出し)


鈴木眞一:
この進行がチェルノブイリは何故除くかと言いたいのは、
ヨード欠乏地域で、その影響が強いっていう事が最近すごく分かってきているので、
あまりそこい論じないという事です。
で、ヨードが過剰な日本の甲状腺と形が違う。

ヨードの摂取量によって、甲状腺では分化度が分かるんです。
それを証明したのがアメリカで、ヨードが無かったところに食事に、食塩とかにヨードを入れたら、
低分化のかたちの癌が高分化になってきた。そういう事がだんだんわかってきたという事がひとつと、
私が甲状腺がんは若いほどいいといったのは、
確かにチェルノブイリのような甲状腺の時とは別と考えるべきだと思います。

一見進行して見える肺転移までしててもう、むしろ甲状腺がんが大変だなと思った時期がございますが、
実はその人たちも適切な治療をすれば長期の生存ができて、予後は良いというのは、
大人よりも予後がいいというのがわかっているということで、
ガイドラインにはそれを書いております。



ーーー




福島の子ども3人が甲状腺がん、7人に疑い
TBS 2013年2月14日18:57

福島県の子どもの甲状腺調査で3人が甲状腺がんと診断され、7人にその疑いがあると発表されました。
県側は原発事故の影響は考えにくいと説明しましたが、専門家からは疑問の声が上がっています。

福島県郡山市の添田いちよさん。15歳、12歳、そして1歳の子を育てる母親です。

「お米をとぐときもこれ(浄水器)を使う。みそ汁作るときも麦茶を作るときも使う」(添田いちよさん)

震災発生当時18歳以下だった福島県民およそ3万8000人
おととしから県が行っている健康管理調査で、3人が「甲状腺がん」と診断され、
7人が「甲状腺がんの疑いがある」と判断されたというのです。

TBS11.jpg

「私の子ども(長女と次女)は(検査で異常が)出なかったが、
親戚の子どもも中学3年だが(検査で)異常が出た。この先、どうなるのか不安」(添田いちよさん)

添田さんは震災当時、1歳の長男・吉樹くんを妊娠中でした。
そして、震災から半年後に出産。当事からずっと郡山市に住み続けています。

「乳幼児に関しては、震災のとき生まれてなかったといっても、
やっぱり、おなかの中にいた時点で影響を受けていると思うので、早急に検査をお願いしたい」
(添田いちよさん)

子を持つ親の不安な思い・・・。
一方で、福島県の検討委員会はこの結果について次のように説明しました。

TBS12.jpg

「今回の原発事故により生じた甲状腺がんとは考えにくい」

通説では子どもの甲状腺がんの発生率は100万人に1人といわれていて、
今回の調査結果は通説と比べると明らかに多いのです。

TBS13.jpg

ですが、チェルノブイリの原発事故の際、
甲状腺がんの発生が急激に増加したのが4年後だったことなどを理由に、
おととしの調査で見つかった甲状腺がんの原因が原発事故とは考えにくく、
以前からあったものが見つかった可能性が高いとしました。

これに対し、チェルノブイリに隣接するベラルーシで治療に当たった医師で、
現在、長野県の松本市長を務める菅谷氏は、こう疑問を投げかけます。

TBS14.jpg

「最初から『影響がない』と断定するのは慎重になるべき。『わからない』と言うのが本来ではないか」
(松本市 菅谷昭市長)

菅谷氏が入手したベラルーシ国立甲状腺がんセンターのデータを見ると、
確かに事故発生の4年後から患者が急増していますが、
事故直後から3年後までに見つかった患者も確かに存在し、その数は少しずつ増えています。


TBS15.jpg

福島でも同じことが起きている可能性があるといいます。
菅谷氏は、今後も調査を繰り返し、注意深く経緯を見守る必要があると話します。

TBS16.jpg

「チェルノブイリでは年2回チェックしている。(
日本の調査は)甘いな、どうしてできないのかな」(松本市 菅谷昭市長)

環境省は福島と他の地域の子どもたちを比較するため、
青森県などでおよそ4500人を対象に調査を進めていて、結果は3月下旬に公表する予定です。



ーーー
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コメント

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No title

少なくとも1967年代長野県で3万人甲状腺検査のうち0-19歳の癌は0でした。
1960年台といえば核実験後の日本です。それも考慮に入れても0でした。
https://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/bitstream/10091/7981/1/Shinshu_med16-6-07.pdf
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